医療をめぐる3つのピンチというタイトルにさせていただきましたけれども、
1つ目が看護師不足ですね。
看護師不足というか、看護学生不足ですかね。
2つ目が検体不足、3つ目が直尾増加ですね。
この3つが今週の記事でありましたので、それをセットで取り上げたいと思います。
まず1つ目は、これまたNHKの回し物ではないんですけれども、
昨日に引き続きNHKの番組を記事化したやつですね。
12月の4日の記事ですけれども、NHK1の記事でいいのかな。
看護師不足で病床を休止、学校は閉校。一体何が?ということで記事になっておりました。
これ実は動画です。おはよう日本だったかな。
動画もありますので、もしご興味あれば動画もご覧いただけたらなというふうに思うんですけれども、
取材したのは看護学校にフォーカスを当てられていて、
看護学校のいろんなところに調査して、全国49の家庭で、
今後、新入生の募集を停止するとか、停止を決めているとかというふうになっているらしいですね。
これですね、以前も1回ニュースで取り上げたと思うんですけれども、
いろんなところで問題になっていて、その下のグラフを見ていただくとですね、
棒グラフで2015年から2025年までの看護系大学と看護師養成所の受験者数をずっとグラフにしているんですけど、
2018年ぐらいはピークにずっと右肩下がりで、
一番多い時と比べるともう7割ぐらいになってしまっているという感じですね。
特に直近の2年間ですね、2024年、2025年の減り方が著しいという感じで、
5年で5万5千人減少したというような感じになっていて、
これはちょっと本当に有識時代かなというふうに思います。
その背景としてその下に行っていただくと、やっぱり給与が安い問題があるんですよね。
これ、はじめの診察の20代とかは、全産業上回っているんですけれども、
そこから給与が伸びていかない問題ですね。
だからもう30代前半ぐらいで給与が逆転されてしまうという、
そういうデータが示されていて、これは体感としてもそうですし、
今、診療報酬改定が来年どうなるかというのをまさに議論中ではありますけれども、
医療全体、介護もそうですね。
介護なんか臨時改定があるみたいなニュースもありましたけれども、
医療介護全体に給与が上がらない問題で、目指す人が少なくなったりとかですね、
あとは人材流出する。看護師さんから他の業種に転職するみたいなのも、
最近では全然当たり前になってきましたので、
そのあたりで非常に有識問題かなというふうに思っております。
というのが一つ目のニュースでした。
続きましてが二つ目、12月10日の朝日新聞のニュースですけれども、
減少する検体医師教育に危機、未来の患者救う制度、意義を発信ということになっておりまして、
ちょっと記事の冒頭だけ読ませていただきますが、
医療の発展のため、死後に自らの遺体を提供する検体、
千葉大医学部では検体の登録者が減少している、
検体は医学生の解剖実施を中心に、
外科医の技術向上や医療機器の発展にも役立てられている、
不足が続けば医療の根幹が揺らぐことにもなりかねず、
同大は改めて検体の意義や検体への敬意を持った取組を発信し、
協力を呼びかけているということになっておりまして、
これも以前何かのニュースで取り上げたと思うんですけど、
本当に検体って非常に大事で、特に我々医学部出身の方は分かると思うんですけど、
ご遺体の検体をいただいたやつを解剖するっていうのは、
大体2年生か3年生くらいの実習でやるんですよね。
3人とか4人に1体検体で、それを数ヶ月にわたって解剖させていただくっていうのをやるんですけれども、
それが不足してきているっていうような記事でした。
やっぱり検体って非常に大事ですし、
学校ごとに千葉博聞会みたいなのが団体としてあるんですけど、
各大学にこういう検体の会みたいなのがあって、そこに申し入れておくと、
ご自身が亡くなった後に検体ができるっていうような仕組みになっているんですけれども、
でもやっぱり検体の数が減ってきていてっていうのは、
医学生の学びの場合が減るという点でもそうですし、
後半で技術トレーニングみたいなのも書いてあるんですけれども、
そこでもこういった検体が活かされているんだっていうのを今回初めて知りましたけれども、
いずれにしてもやっぱり医学の発展のために一定の検体をしていただくというのは非常に重要かなというふうに思いますので、
今後検体数が減ってくる中でどういうふうにトレーニングを積むかとかっていうのも、
考えないといけない時代になっていくんじゃないかなというふうに思ったりもしました。
あとはですね、ここの記事には書いてないんですけど、
以前取り上げたと思うんですけど、教員も減っているんですね。
こういったことを教えられる教員が減っている問題とかっていうのもあって、
この辺もやっぱり難しいなというふうに思いました。
というのが2つ目のニュースでした。
3つ目は直美のニュースですね。
12月5日の産経新聞のニュースですけれども、若手医師が美容医療に直接進む直美。
国会で質疑、厚労大臣好ましくないということになっております。
冒頭だけ読ませていただくと、研修を終えた若手医師が直接美容医療に進む直美。
直美問題が相次いで国会で投げられた上野健一郎厚生労働大臣は、
多くの医師が特定の診療科を選択するのは好ましくないとの認識を示したということになっております。
これですね、ちょっと記事を見てですね、
直美、どういう質疑応答がされているのかわからないんですけど、直美のことだけ言っているのか、
診療科の偏在問題を言っているのかによって、だいぶ話が違うかなというふうに思うんですけれども、
これ、結局、医療法の改正は通過してですね、改正医療法って通ったんですけれども、
それがどうなったのか、ちょっと私もしっかり見れてないんですけれども、
ただ、この診療科偏在問題はですね、今に始まった問題ではないんですよね。
今回、厚生労働大臣がこういうふうに言いましたけれども、
でも実際、自由なんで好ましくないと言いつつも、
そこを何かの権力で縛るっていうのは、今の現状制度では無理なんですよね。
あと、加えてですね、ちょっと議論がね、保険診療と自由診療、実診療の議論とね、
ごっちゃになっているんじゃないかなと思って、
僕、個人的な意見としてはですね、直美はね、もう避けて通れないっていうか、
その医療やすき問題があるんで、直美に行くのはね、
医療全体のことを考えたら良くないんですけども、
でも個々のことを考えたらですね、医療やすき問題で、
こんな保険診療やってられるか、みたいな感じで、
美容医療院に行くみたいな先生はね、実際いるので、
ここはね、本当にシステム的に何か変えないと、直美に流れるのは、
それはどうでしょうっていう感じかなというふうに思いますし、
あとは、その診療科の偏在に関してもですね、
さっき言ったように、今はもう自由に診療科を選べるんで、
そこら辺もどれくらい縛っていくのか、
あと地域偏在の問題もありますけれども、
そこら辺で非常に複雑に絡み合って難しいので、
好ましい状況ではないっていうふうに言うのは簡単なんですけれども、
じゃあ、それの解決策は、みたいな感じになると、
結構難しいんじゃないかなというふうに思いますね。
あとは、これに関連してですね、
ちょっと医療系のサイトに直美だけではなくて、
例えば、直接在宅に行く直在とかですね、
あと直接緩和の道に進む直緩とかですね、
あと、直接診療内科がいいかどうか問題とかですね、
直診ですね、こういうのも結構議論に上がるんですけど、
ここはね、僕は全然いいと思ってるんです。
それで、自分に不足感を感じたら、
他のところに転校するっていうキャリアは全然ありかなというふうに思ってるんですけど、
ここに対しても結構厳しい面があるなと思っていて、
僕はこれは全然ありと思いますし、
もちろんね、医師に関してはね、
もう生涯勉強なんで、生涯勉強、生涯研鑽なんで、
不足している部分がね、どこかしらにあるっていうのはね、
致し方ないかなというふうに思っておりますし、
日々鍛錬っていう感じかなと思ってます。
はい、でした。では、最後、心身じゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
心身じゃんけん、じゃんけん、ぐっ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ワイトナイトカイノタケでした。
興味津々。
ご視聴ありがとうございました。