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2025-11-23 08:43

《1398》心療内科医が『緊張』を診る方法教えます☝️

【本日のご質問】

いつも楽しく聴かせていただいています。ありがとうございます。

みんなの心療内科読ませていただきました。質問です。

心療内科の診察について、身体診察で噛み締めた歯の痕、舌の先端の歯痕などとありますが、これも緊張状態を評価するためなのでしょうか?教えてください。


参考)

・たけお2号(ChatGPT)の回答

https://chatgpt.com/share/692223fb-ae0c-8001-9f35-c7003f737471


・Geminiの回答

https://gemini.google.com/share/0aabd0420ad9


★必見動画

https://youtu.be/crOknCVIIr4?si=S0Vzvj_4gaQBz1KH


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


内科医たけお先生による、心療内科特有の「身体診察」についての解説です。リスナーからの「噛み締めた歯の跡や舌の圧痕(歯の跡)は、緊張状態を評価するためのものなのか?」という質問に答える形で進行しました。


**【要約】**


心療内科の身体診察は、一般的な内科とは異なり、主に**「緊張」のサインを身体から読み取る**ことに重点を置いています。その評価ポイントは大きく分けて以下の2点です。


**1. 交感神経(自律神経)の過緊張**

「戦うモード」になっている身体の反応を確認します。

* **脈拍:** 頻脈になっていないか(バイタルサイン)。

* **発汗:** 特に「手に汗を握る」状態(手掌発汗)がないか。

* **瞳孔:** 交感神経の高ぶりによる散瞳(瞳孔が開くこと)がないか。

* **腹部のガス:** 消化器心身症の特徴として、痛みだけでなく、打診によって大腸などにガスが溜まっていないかを確認します。


**2. 筋肉の緊張**

無意識に入っている力の強さを確認します。

* **首・肩の筋肉:** 僧帽筋や胸鎖乳突筋の張りを確認します。本人が自覚していない「バキバキ」な状態も多いです。

* **口の中(質問への回答):** 頬の粘膜にある噛み締め跡や、舌の側面の圧痕(歯形)は、慢性的な食いしばりや筋肉の緊張を示す重要な所見として評価します。

* **アームチェアサイン(Armchair sign):** 患者の腕を持ち上げてからパッと手を離すテストです。力が抜けていれば自然に落下しますが、緊張が強いと腕が固まったままだったり、不自然にゆっくり落ちたりします。


このように心療内科医は、患者自身も気づいていない無意識の緊張状態を、脈、汗、お腹の音、筋肉の反射、そして口の中の状態など、全身の身体所見から総合的にフィードバック・評価しています。

サマリー

心療内科医のたけおが緊張の評価方法を解説しています。身体診察の一環として、特に自律神経や筋肉の緊張をチェックするためのさまざまな検査方法が紹介されています。

心療内科の独自診察
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
放送では色々にまとわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、今日も質問回答をやっていこうと思いますけれども、
今日も特命の方から、先週ですかね、
先週ご質問いただいております。ありがとうございます。
質問はいつも楽しく聞かせていただいています。ありがとうございます。
みんなの心療内科読ませていただきました。
いや、誠にありがとうございます。
そこで質問です。ということで、心療内科の診察について
身体診察、カイラの診察ですね。
噛み締めた歯の跡、舌の先端の歯の跡などとありますが、
これも緊張状態を評価するためなのでしょうか。教えてください。
ということで、ご質問いただいておりましたので、
ずばり、著者、自ら回答したいと思います。
まずは、本当に呼んでいただいてありがとうございます。
私自身、心療内科に転校して、一番驚いたのが、
この心療内科の診察なんですよね。
心療内科の診察って、結構独特な診察をするんですよね。
これは、一般的な内科でやる診察では、
ほぼやらないからという診察が結構あるんですよね。
そのうちの一つが、口の中の症状を見るということなんですけれども、
その理由が、緊張を見るというのが、
心療内科の診察において、かなり重要な位置を占めるんですよね。
ただ、緊張の見方って結構難しくてですね、
大きく二つの要素を、緊張を見るためにやってるんですね。
一つが、交換神経の過緊張というふうに、我々は言いますけれども、
自律神経の評価
いわゆる自律神経ですね。
自律神経で交換神経と不交換神経ってあるのは、
皆さんご存じだと思いますけれども、
その中で、交換神経要素ですね。
具体的に言うと、人と戦うときに有意になる自律神経ですけれども、
そういうのが、体の要素として現れてないかどうかというのを見るというのが一つと、
あともう一つが、筋肉の緊張ですね。
その一つが、今回のご質問の中にあった噛み締めとかなんですけれども、
そういった筋肉の凝りとか緊張とかですね、いうのを確認するという、
この二つの要素がですね、その緊張を見るので大事かなというふうに思います。
その前者のですね、自律神経の中でも特に交換神経部分を見る診察としてはですね、
まずは脈を見るっていうことですね。
脈ってバイタルサインっていうのの一つなんですけれども、
特に脈が早くなっていないかどうかっていうので、
実際にね、漢方でもですね、脈診というので脈を見る診察しますけれども、
そうじゃなくても診療内科医も結構ね、脈を見て脈が早くなってないかどうかとかっていうのを確認します。
あとはですね、交換神経が高ぶってくるとですね、汗かいてくるじゃないですか。
特に手に汗握るって言いますけれども、
手のひらの発汗とかですね、こういうのもないかどうかっていうのを確認したりします。
あとはですね、特に消化器の心身症の方に特徴的なんですけれども、
お腹にですね、ガスが溜まるっていうのは結構あってですね、
そういうのをお腹横になっていただいてですね、
そのお腹にガスが溜まってないかっていうのを打診で確認するっていう、
お腹ポンポンやる診察って普通の内科でもやると思うんですけれども、
あれって一般的にはその痛みがないかどうかとかですね、そういうのを確認してるんですけれども、
特に診療内科においてはガスの溜まり具合、特に大腸のガスの溜まりっていうのをポンポンやりながらですね、
筋肉緊張の確認
ポンポンって打診って言うんですけれども、やりながら確認するっていうのをやったりします。
この辺りがですね、だいたい身体診察、診察でわかる肛関神経の過緊張かなというふうに思います。
で、続いてその筋肉の緊張なんですけれども、
これはですね、いろんなところの緊張があって、一番よくされるのが僧帽筋の緊張とかですね、
いうのを見る、僧帽筋とかあと強さ乳突筋っていう、要は首周りの大きな筋肉ですね、
こういうところが張っていないかどうか、張っている凝っているがないかどうかっていうのを見たりします。
で、これはですね、結構ご本人気づいていないことが多くて、特にね、肩こり持っている方ってバキバキにカチカチなんですけれども、
それをね、ご自身ではあんまりよくわかっていないっていう方とか結構いるんですよね。
それがその筋肉の緊張から、緊張が多数の原因になったりとかもするので、
その辺をですね、診察しながらフィードバックするみたいなこともやったりします。
これ、YouTube動画があるので、後からちょっと説明欄のところに貼っておこうと思いますけれども、
そういった感じの診察を首周りの筋肉に関してはやるという感じですね。
で、あと口の中ですね、口の中に関しては、先ほどのご質問者さんにあったようにですね、
その歯のかみ締めですね、シコンっていうのがですね、その強粘膜っていう、
その口をグッとかみ締めるとですね、その粘膜が歯に当たるじゃないですか。
で、それが慢性的に続いていると、そのシコンが強粘膜についたりとか、
あと舌ですね、舌に歯の跡がついたりとかっていうことがあったりするので、
その辺りで口の口周りのかみ締めとかっていうのを評価したりします。
で、あとは全身的な緊張を評価するのに、我々よくやるのがアームチェアサインっていうですね、
いうのをやったりするんですね。で、これちょっと口頭で説明するの難しいんですけれども、
その手をですね、その医者が患者さんの手を持ってですね、ちょっと上に上げるんですね。
頭の辺りぐらいまで上げてですね、で、力抜いてくださいって言ってダランダランってやるんですけれども、
で、それであの医者が持っている手をパッと離すと、ちょっと伝わりますかねこれ。
伝わってるか、ちょっと自信ないんですけれども、パッと離すとですね、その普通であれば手は落ちますよね。
当然重力によって手は落ちるんですけれども、それがですね、全然力抜けない方は、
その手がね固まってそのまま残る、もしくはなんか不自然にですね、ゆっくり落ちるみたいなことってあるんですよね。
これがね、アームチェアサインっていうやつで、アームチェアテストとも言いますけれども、
これがストーンと落ちれば全然問題ないんですけれども、ストーンと落ちない人は何らかの緊張状態というのがあるんじゃないかというふうに言われています。
これはね、結構診療内科独特な診療かなというふうに思いますね。
はい、というそんな感じですかね。
あとですね、ちょっと一個言い忘れてたのを思い出しましたけど、
ちょっと交換神経のね、その緊張で、あの動向も見ることありますね。
普通動向って、その三動とか宿動とかっていうのはですね、その自律神経の働きによって起こってくるんですけれども、
それが交換神経の過緊張、交換神経が高ぶってくるとですね、動向が開いてくるんですよね。
はい、そういうのを見たりすることもありますね。
という感じでしょうかね。
はい、そのあたりで緊張を身体診察としては評価しているという感じです。
はい、ご参考になりましたでしょうか。
はい、では最後、しんしんじゃんけんしたいと思います。
いきますよー、しんしんじゃんけん、じゃんけん、はっ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ワイター内科医の竹井でした。
興味津々。
08:43

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