1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1198》点滴・注射のご質問に..
2025-03-31 08:40

《1198》点滴・注射のご質問にズバリお答えします☝️

【本日のご質問】

①点滴をしにくい患者さんて、一定いらっしゃるのですか。

②血管が細い人と血管が太い人、どちらが刺しやすいですか?

③たけお先生は点滴を初めて行ったとき、一発で成功しましたか?


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

『内科医たけお先生』の「竹の人身、健康ラジオ」では、リスナーからの質問や医療ニュース解説を行っています。今回の放送では、リスナーから寄せられた点滴に関する質問に答えました。


質問は、ドラマのシーンをきっかけに「点滴が難しい患者さんがいるのか」「血管が細い人と太い人のどちらが点滴しやすいのか」「たけお先生が初めて点滴を行ったときに成功したか」という内容でした。


たけお先生は、点滴が難しい患者さんとして、脱水状態や繰り返し点滴を受けている患者さん、血管が細い人などを挙げました。特に救急では、採血はできても点滴が難しいケースがあり、点滴の針は採血用の針と異なるため、技術が求められます。また、定期的に点滴が必要な患者にはCVポートを用いる方法もあると解説しました。


次に、血管が細い人と太い人のどちらが点滴しやすいかという質問については、基本的に血管が太い方がやりやすいと述べました。しかし、動脈硬化などで太い血管でも難しい場合があり、血管の固定方法が重要であるとも補足しました。


最後に、初めての点滴経験について、たけお先生は研修医同士で練習し、初回は成功したが、患者相手では失敗も経験したと語りました。点滴は技術が必要であり、失敗することもあるため、理解を求めました。


放送の最後には、たけお先生おなじみの「心身じゃんけん」で締めくくり、リスナーへの感謝と励ましのメッセージを送りました。

サマリー

このエピソードでは、点滴や注射に関する質問に回答しています。具体的には、点滴がしにくい患者について、血管の太さによる施術の難しさや、初めて点滴を行った際の経験が語られています。

点滴の難しさ
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、あ、最近ですね、ちょっと質問が少なくなっておりまして、
あの業務連絡ですけれども、ぜひ質問どんどんお寄せいただけたらと思うんですけれども、
今日もですね、質問回答していきたいと思いますけれども、
今日いただいたご質問は、先月の12日にいただいたご質問で、
ゆかりんりんさんからご質問をいただいております。
ドラマを見ていて疑問に思ったことを聞いちゃいます。
すっごくくらわない質問ですいませんということで、
全然くらわない質問ではございません。
先日、マドカ26歳研修やってますというドラマで、
999名に配属されたマドカさん。
点滴をさせるようになっていたのに、
99に回った途端、点滴は打てなくなるという事態に。
これはあれですかね、練習してできるようになってたのに、
っていうことですよね、たぶんね。
そこで質問です。
①点滴をしにくい患者さんって言っていらっしゃるのですか?
②血管が細い人と血管が太い人、どちらがさしやすいですか?
③噂では血管が太いとくねくね動いて、さしにくいと聞いたことがあり、興味です。
④竹代先生は点滴を初めて行った時、一発で成功しましたか?
ということで、回答していきたいと思います。
まず一番ですね、点滴をしにくい患者さんって言っていらっしゃるんですか?
っていうことで、これがたぶん一番医学的かなと思うんですけど、
これはね、むちゃくちゃいらっしゃいますね。
特にね、たぶんこれちょっとどういうシチュエーションなのか、この質問だけでは分からないんですけど、
特にね、やっぱり救急の患者さんってすごい脱水状態で来られる方とかいらっしゃるので、
採血はできても点滴はできないとかっていうことで結構ありますね。
これ結構一般の方はね、注射って採血するのと点滴と同じと思っている方結構いらっしゃるんですけれども、
これ全然二的になるものっていうか、使う針も違いますし、
しかも救急で入院するとかっていうことになると、
その一定期間、大体の場合は24時間点滴をずっとやらないといけないんで、
そのためのいわゆるルートキープっていうふうに言うんですけどね、
そのプラスチックの外灯っていう外の管がついた針をさしていかないといけないんで、
普通の採血する注射って金属だけじゃないですか。
なんですけれども、留置する用の、置いておく用のやつだったら、
ちょっと特殊な構造になっていて、外にもう一枚プラスチックの管みたいな、
ホースみたいなのがついていて、それを血管内に中に入れるっていうことになるので、
ちょっとやり方が違うんですよね。
なので、より難易度が上がるっていう、そんな感じになりますね。
なので、まず脱水の方は非常にルートキープっていう点滴の針の留置ですね。
針ではないんです、厳密には。
留置がしにくいっていうのはありますね。
あとは2番目にも書いてありますけど、やっぱり血管細い人ですね。
針のサイズもいろんなサイズがあるんですけれども、
特に一番小さいサイズ、通常24ゲージっていうのがある。
ゲージは変わらないな。
数字が大きくなればなるほど細くなるんですけれども、
サイズが細くなるんですけれども、それも入れにくいっていう方とかもいらっしゃったりするので、
やっぱり血管が細い人は、すごい血管選びが重要っていうのが言われますね。
これ準備がほとんどなんで、っていう感じです。
あとは、やっぱり何回も点滴してる方、あと採血してる方ですね。
そういう方は血管潰れていってしまうので、できるところが限られたりとか、
非常にピンポイントでここだけしかできないみたいな方とかもいらっしゃって、
私自身、外来の抗がん剤治療、外来化学療法の点滴討伐みたいなのやってた時期もあるんですけれども、
そこは、やっぱり患者さんの指定の場所でしか取れないみたいな患者さんとかもいらっしゃったりして、
そういう方はいっていらっしゃるっていう、そんな感じですね。
やっぱり点滴できないと医療行為ができないっていうのはその通りなんで、
やっぱり何とかして点滴を取る方法で模索するっていう場合もありますし、
あとは、本当に定期的に必要、点滴とか抗がん剤治療も含めてですけれども、
治療上必要な場合は、CVポートっていって、これは以前お話ししたような気もしますけれども、
中心乗脈っていう太い血管のところにカテテロを流地して、
そのポートっていう10円玉ぐらいのものを皮膚の下で埋め込むっていうような、
そういう方法があるんですけど、それで確実にそこから点滴をできるようにするっていう方法とかもあったりします。
定期的に、血管の確保が難しいんですけれども、定期的に点滴が必要な方に関しては、
そういう方法をされている方とかもいらっしゃったりしますね。
っていう感じでございました。
血管の太さと施術
後半2つですね。後半2つも結構面白い質問なんですけど、2番目。
血管が細い人と血管が太い人、どちらが指しやすいですか?っていうことで、
これは明らかに血管が太い人の方が指しやすいですね。
というか、先ほど言ったように、血管の中に入れていかないといけないんで、
当然、的が細い場合と太い場合で言ったら太い場合の方が明らかに指しやすいっていうのはありますね。
ただ、書いていただいている通り、動脈効果が強くって、
血管、もう明らかにリュウリュウ見えているのにできないみたいなこととかもあったりするんですね。
これは確かにあって、ただ、ちゃんと言葉で言うの難しいんですけれども、
針を指していくときに、ちゃんと固定するっていうのが非常に大事で、
固定の方法はいろんな固定の方法あるんですけれども、ちょっと声では伝えられないんですけれども、
ただ、動かないようにちゃんと固定するっていうのとか、
あとは血管選びで、Yの字の股になっているところのYの字の先端から指していくと、
血管が逃げないとかですね。
ちょっとこれいろんな小技みたいなのがあるんですけれども、
という感じで、動かないように固定するっていうのがやっぱり一つ非常に重要なポイントかなというふうに思います。
というのが二つ目でした。
初めての点滴体験
三つ目は、竹代先生は点滴を初めて行ったとき、一発で成功しましたか?ということで、
これは意外と知られてないかもしれないですけれども、
当然、患者さんにやる前に、今はシミュレーション教育って言ってですね、
要はお人形さんみたいな機械でそういうのがあって、
そこで練習したりとかする方法もあるんですけれども、
私は当時、シミュレーションの機械とかもなかったので、
研修員同士で練習をし合った。
で、患者さんにやるっていうような、そんなことをやってましたね。
研修員相手にやったのは、初めは成功しましたね。
初めは成功しましたけれども、やっぱり患者さん相手だと難しくなって緊張もあるのかもしれないですけれども、
何度となく失敗してますね。
だからこれ、やっぱり患者さんもですね、当然失敗はしてほしくないと思いますしっていうのはあるんですけれども、
ただやっぱり人間がいることなんで、失敗も一定あります。
今、今日お話したような、いろんな工夫を重ねながらやるんですけれども、
それでもね、一発でちゃんとうまいこといかないっていうこともあったりしますので、
そこらへんはね、ぜひ知っておいていただきたいですし、
それでね、星1評価とかにしないでいただきたいなというふうには思いますね。
はい、という感じでございました。
ご質問ありがとうございました。
はい、では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いではないかいのたけでした。
興味しんしん。
08:40

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