1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1374》脳卒中予防十か条2025
2025-10-26 10:47

《1374》脳卒中予防十か条2025

毎年10月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 そして10月29日は「世界脳卒中デー」


脳卒中予防十か条2025

https://www.jsa-web.org/citizen/85.html

https://youtube.com/playlist?list=PLmgIuznA6gk1dOoOtiCc-tninheohfvOl&si=Owr09VW-rzedJoxl


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお氏が、「世界脳卒中デー」(10月29日)および「脳卒中月間」(10月)にちなみ、日本脳卒中協会が発表した「脳卒中予防十か条 2025」を解説しました。これは2003年に作成されたものの改訂版で、脳卒中だけでなく、心筋梗塞や慢性腎臓病といった動脈硬化に起因する他の病気の予防にも通じる内容です。


以下に十か条の要点をまとめます。


1. **高血圧から治しましょう**

脳卒中の最大のリスク因子は高血圧です。血圧コントロールが予防の第一歩となります。


2. **糖尿病 放っておいたら悔い残る**

糖尿病も動脈硬化を促進し、脳卒中のリスクを高めるため、適切な治療と管理が重要です。


3. **不整脈 見つかり次第すぐ受診**

特に心房細動は、心臓内に血栓(血の塊)を作りやすく、それが脳に飛んで脳梗塞(心原性脳塞栓症)を引き起こす危険があるため、早期の受診が求められます。


4. **予防には タバコを止める 意志を持て**

喫煙は動脈硬化の大きな原因であり、禁煙することが強く推奨されます。


5. **アルコール 飲むならなるべく少なく**

2025年版で改訂された項目です。以前は「控えめは薬」とされていましたが、最新の知見では少量でもリスクがあるとされ、「飲むならなるべく少なく」という表現に変わりました。


6. **高すぎるコレステロールを見逃すな**

特にLDL(悪玉)コレステロールが高い状態は動脈硬化を進行させます。食事や運動だけでなく、必要に応じて薬物治療も検討すべきです。


7. **お食事の 塩分・脂肪 控えめに**

塩分の過剰摂取は高血圧に直結します。脂肪の摂りすぎにも注意し、バランスの取れた食生活を心掛けましょう。


8. **体力に あった運動 続けよう**

運動不足は脳卒中の危険因子の一つです。フレイルやサルコペニア予防のためにも、自分に合った適度な運動を継続することが大切です。


9. **万病の 引き金になる 太りすぎ**

肥満は脳卒中に限らず、様々な生活習慣病のリスクを高めます。


10. **脳卒中 起きたらすぐに 病院へ**

脳の細胞は一度ダメージを受けると回復が困難なため、治療は1分1秒を争います。脳卒中を疑う症状があれば、ためらわずに救急車を呼び、専門医療機関を受診することが極めて重要です。


最後に、日本脳卒中協会がこの十か条を解説するYouTube動画(全11本)を公開していることを紹介し、視聴を勧めました。

サマリー

このエピソードでは、脳卒中予防に関する重要な指針「脳卒中予防十か条2025」について解説しています。また、高血圧や糖尿病、不整脈、禁煙など、脳卒中予防に向けた具体的な対策が取り上げられています。重要な十か条が紹介され、特にコレステロール管理や運動、肥満対策が強調されています。

脳卒中予防の基本
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるみなさんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、
実は、今週の10月の29日の水曜日ですね、は何の日でしょうか。
という、いきなり質問から入りましたけれども、クイズ。
実はですね、これ世界脳卒中でらしいんですね。
これ全然僕知らなかったんですけれども、
なおかつですね、今月10月はですね、脳卒中月間だそうで、
これも全然知らなかったんですけれども、
なのでちょっと今日はですね、
今日はというか今週はですね、脳卒中にちなんだ笑いをいくつかご紹介しようかなというふうに思います。
で、何か言い笑いないかなというふうに思って探していたらですね、
まさにですね、今年ですね、この脳卒中のガイドラインが変わったんですけれども、
もともと2021っていうのは、
2025の改定版というのが出たんですけれども、
それと関連しているかどうかちょっと分からないんですけれども、
日本脳卒中協会というところが、
脳卒中予防10課上2025というのを発表していたので、
それをですね、まず手始めに一緒に読み解いていきたいなというふうに思います。
はい。で、もともとはですね、
これサイトの下の方に書いてありますけれども、
2003年、だから今から、
えーなんだ、22年前か、
に、この脳卒中予防10課上っていうのを作ったみたいなんですけど、
作って公開したみたいなんですけれども、
その因子の項目だけを今年の6月に修正して、
改たりしたということで、最後に2025っていうのがくっついてるっぽいです。はい。
ということで、えー10課上ありますんで、
まず、えー第1条からやっていきたいと思います。
まず第1条は、
手始めに高血圧から直しましょう。
ということで、
あ、これ全部ね線流みたいな感じになってるんですけれども、
はい、第1条は高血圧コントロールですね。
あ、高血圧のコントロールですね。はい。
ま、これはもう一丁目一番ちと言ってもおかしくない、
えー形ですけれども、やっぱりね、
高血圧が続くと脳にダメージが起こりやすいというよりは、
もうこれよく知られた事実で、
えー血圧が高い状態を放置しているのであれば、
えーそれの、あの対応、
ま、具体的にはその生活習慣の改善とか運動とか、
あと薬ですね、高圧薬を使って、
血圧のコントロールをしましょうというのが第1条ですね。はい。
続きまして、第2条。
えー、脳には病放っておいたらクイーン残る。
はい、おっしゃる通りでございます。
ということで、はい。特に糖尿病に関しては、
えー、ま、これ、あの、あ、というか今日お話するのはですね、
これ別に脳卒中に限った話じゃなくて、
ま、動脈効果に伴う病気一般に、
ま、ほとんど、おー、適用できるものだから、
えー、狂心症であるとか、あー、心筋梗塞、
あと慢性腎臓病もそうですね。はい。
こういった、えー、他の病気にも、
おー、同じようなことは言えるかなと思うんですけれども、
その、えー、最大のものがこの、
高血圧糖尿病ですね。
はい。ということで、
ま、糖尿病、当然ですけれども放っておいたら、
えー、大血管障害っていうのが起こってきてですね、
ま、合併症としての、おー、脳卒中が起こり得るということになっております。
生活習慣と脳卒中予防
はい。
はい。で、続きまして、第3条ですね。
えー、不正脈見つかり次第すぐ受診ということで、
あ、これすぐ受診なんだと思いましたけれども、はい。
ということが、一応第3条になっております。
で、特に、
ま、これは知っている方も多いと思いますけれども、
えー、心膀細胞というですね、
心臓の、おー、心臓って大きく、
上下で、
心膀と心室っていうのの、
おー、に分かれているんですけれども、
その上の方ですね、心膀っていうのがブルブル震えるような、
不正脈のタイプがあるんですね。
これ、心膀細胞というふうに言うんですけれども、
で、これはですね、あの、
あまりある不正脈の中でも、
すぐに命にかかるっていうわけではないんですね。
ないんですけれども、
一番の問題が、その血栓っていう血の塊ができて、
それが、心臓から脳に飛んで、
えー、脳梗塞になるっていう、
そういうのを、神経性脳側栓症というふうに言いますけれども、
はい、いうのが問題で、
で、そのために、ま、血のサラサラグスを、
えー、使ったりすることもあるんですけれども、
ただ、不正脈自体のね、治療が、
あー、できることもあるので、
ま、これはね、あの、自身していただく必要性があるかなというふうに思いますし、
あとは、ま、先ほど言った、
その心膀細胞に関しては、
特にね、年齢が高齢になればなるほど、
その発生率って上がってくるんですよね。
だから、若い方の心膀細胞って、
ま、ほぼいないんですけれども、
高齢者、で、ま、特に弁膜症を持っておられる、
あの、弁の異常ですね。
持っておられる方とかね、
非常に、あの、この、心膀細胞のリスクが高くなったりするので、
ま、そのあたりも含めて、
ま、一度受診していただくのがいいかなというふうに思いますね。
はい。
というのが第3条でした。
えー、このペースでいくと終わらないんで、
第4条ですね。
予防にはタバコを止める意思を持て。
はい。
これはもう言わずもがないですね。
ま、タバコに関しては今までも何回も扱ってきましたけれども、
ま、当然ですけれども、
効果の原因にもなるということで、
タバコはやめる。禁煙ですね。
はい。いうことになっております。
で、第5条ですね。
これがですね、今回改定された部分なんですけれども、
飲むならば、
なるべく少なくアルコールということになっていて、
これですね、9番は、
アルコール、控えめは薬、
過ぎれば毒という、
これなんかだいぶ字余りですけれども、
ということになっているんですけれども、
今回この2025の改定から、
飲むならば、
なるべく少なくアルコールということになった
ということになっていて、
で、これはですね、
健康に配慮した
飲食に関するガイドラインという、
これもご紹介しましたけれども、
その中から、
脳卒中予防の基本
飲まないに越したことはないんですけど、
飲むんだったら、
少量がいいよみたいな、
そういうので、
こういうふうに変わったということに、
下に注意書きで書いてあります。
はい。ということで、
続きまして、第6条ですね。
高すぎるコレステロールを見逃すな。
ということで、
高コレステロール結晶ですね。
これはもう当然ですけれども、
特にLDLコレステロールですね、
いわゆる悪玉コレステロールですけれども、
これが高いのが放置されている方って、
結構多いんですよね。
なんですけれども、
当然これも動脈効果のリスクになりうるので、
早めに対応というのが、
望ましいというふうにされていますし、
これいつも言っている話ですけれども、
食事だけで何とかなるものではないんですね。
特にこのコレステロールに関しては。
なので、
これはですね、あまりに高かったら、
薬物療法、お薬を検討していただいても、
いいかなというふうに思います。
もちろんね、食事とか運動も大事なんですけれどもね。
はい。
続きまして、
第7条。
お食事の塩分、脂肪を控えめに。
ということで、
これはそうですね。
という感じですよね。
特に塩分は、
血圧に直結しますからね。
ということになっております。
続きまして、第8条。
体力に合った運動を続けよう。
おっしゃる通りです。
という感じですね。
はい。
やっぱりフレールとかサルコペニアとかですね、
この辺も問題ですし、
運動不足は、
脳卒中の危険因子の1つということで、
よく知られている話なんで、
適度な運動ですね。
これは非常に大事となっております。
はい。
続きまして、第9条ですね。
万病の引き金になる太りすぎ。
ということで、肥満症ですね。
肥満はディスクです。
別にこれで脳卒中だけではないんですけれども、
はい。
肥満は様々な病気のディスクになりますので、
太りすぎは、
改善という感じですね。
肥満症に対する治療ってね、
いろいろ進んでるんで、
薬物療法、外科手術、
あと心理療法、
もろもろですね。
はい。いろいろありますので、
そういうので対応していくというような、
そんな感じかと思います。
はい。第10条ですね。
一番最後ですけれども、
治療と啓発
はい。これが一番大事なんですよね。
もう本当にね、脳卒中に関しては、
1分1秒争いますので、
これまあ、
強心症・心筋梗塞も同じですけれども、
特に心筋梗塞ですね。
はい。もう同じなんですけれども、
特に脳に関しては、
一旦ね、ダメージを受けてしまうところって、
機能を回復しないんですよね。
はい。なので、
もう本当に、
どんどんね、時間が経つと、
悪くなってしまったりするので、
なので、
すぐにでも、
こういう時には必ず救急車を使っていただきたいんですけれども、
はい。という感じで、
ちょっとしたことでも、
脳卒中かなっていうふうに疑ったらですね、
これは救急車で病院に行っていただきたいなというふうに思います。
具体的なところはね、
ちょっと明日以降また、
脳卒中の症状とかですね、
お話できたらいいかなというふうに思っております。
はい。ということで、
あ、でですね、
この脳卒中予防10過剰2025を動画で見てみようというのがありまして、
これね、
YouTubeで、
11本再生リストになっているやつが、
出ておりました。
えっと、
3ヶ月とか4ヶ月前ぐらいに
出ていて、ただ、
一番多いのは400再生ぐらいしか
いっていなくて、
これはちょっと非常にもったいないなと思っているので、
ぜひご覧いただけたらなというふうに思います。
すごいね、なんか、
これ多分わざとだと思うんですけれども、
すごいなんか昭和感あふれる動画なんですけれども、
はい。
それが11本ありまして、
多分全部見ても
30分もかかわないかな。
そうですね。
1本あたり長くて3分半ぐらいの動画になっているので、
全部見ても
30分もかかわないと思いますので、
ぜひ一気に見ていただけたらなというふうに思います。
はい。
それでは最後に
しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
じゃんけんじゃんけん
じゃんけん
ということで、
今日も幸せな一日をお過ごしください。
おはようございました。
しんしん
10:47

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