■本日の資料
心房細動週間・脈の日
https://www.jsa-web.org/citizen/94.html
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
3月9日の「脈の日」から始まる「心房細動週間」にちなみ、心房細動による脳梗塞のリスクや、早期発見の重要性について解説された内容を要約します。
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**【テーマ】心房細動と脳梗塞:自己検脈で命を守る**
**1. 心房細動と「心原性脳塞栓症」の恐ろしさ**
心房細動自体が即座に命を奪うわけではありませんが、最大の合併症である「脳梗塞」の大きな原因となります。脳梗塞全体の中で血管が詰まるタイプの2〜3割を占めるのが「心原性脳塞栓症」です。これは心臓内でできた血栓が脳の太い動脈に飛んで詰まるもので、梗塞範囲が大きくなりやすく死亡率が高い上、寝たきりなど重篤な後遺症が残りやすいという厄介な特徴があります。そして、この心原性脳塞栓症の原因の4分の3が心房細動とされています。
**2. 予防と早期発見における課題**
適切な抗凝固療法(血液をサラサラにする薬の服用)を受ければ、心房細動に起因する脳梗塞の約6割は予防可能です。しかし実際には、心房細動患者の約半数はこの治療を受けていません。その最大の理由は「無症状」の人が半数を占めているためです。自覚症状がないため、健診の心電図や自己検脈でしか発見の機会がありません。また、普段は正常で時折起こる「発作性心房細動」は短い健診時間では見逃されやすいため、近年はスマートウォッチ等のデバイスによる不整脈検知も早期発見に大きく貢献すると期待されています。
**3. 治療の進歩と「自己検脈」の実践**
現在では血栓予防の薬物療法だけでなく、不整脈の原因となる異常な電気信号の発生源を直接焼灼する「アブレーション治療」も広く普及しており、早期に発見すれば進行を止め、根治も目指せる病気となっています。
だからこそ、日常的な「自己検脈」が強く推奨されます。手首の親指側(橈骨動脈)に指を当て、脈が規則正しく打っているかを確認してください。「トン……トン、トン……トン」と明らかに不規則な間隔を感じた場合は心房細動の疑いがあるため、早めの受診と心電図検査が必要です。