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2025-10-21 11:22

《1370》がんで困ったらがん相談支援センター‼️

がん相談支援センターで一緒に考えてみませんかがん相談支援センター活用ガイドブック国立がん研究センター中央病院 https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/physician_referral_service/support/cancer_soudan_guidebook2024_2.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、がん患者やその家族が抱える様々な悩みについて相談できる「がん相談支援センター」について、国立がん研究センター中央病院が作成した「活用ガイドブック」を元に詳しく解説しています。**【がん相談支援センターとは】**専門の相談員(医療ソーシャルワーカーや看護師など)が、がんに関する幅広い困りごとの解決をサポートしてくれる場所です。治療のことだけでなく、生活、仕事、お金、介護、そして心の辛さなど、あらゆる相談に対応します。**【相談できる内容】**1. **治療・緩和ケアについて** がんの3大治療(手術、薬物療法、放射線治療)や緩和ケアについて、また「標準治療」(科学的根拠に基づいた現時点で最善の治療)とは何か、といった基本的な情報から相談できます。医師の説明が難しいと感じた時や、自身の病状(病名、ステージなど)を整理したい時にも、相談員が一緒に考えてくれます。2. **気持ちについて** がんと診断された時の不安や落ち込み、治療中の気分の浮き沈みなど、心の辛さについても相談できます。適用障害や抑うつといった精神的なケアが必要な場合にも、専門的なサポートへと繋いでくれます。3. **生活について(お金・学業・仕事)** 高額療養費制度など治療にかかるお金の問題や、学生の場合は学業との両立について相談できます。特に「仕事と治療の両立」は重要なテーマであり、すぐに仕事を辞めてしまう「びっくり離職」を避けるためのアドバイスも受けられます。病院によっては、社会保険労務士やハローワークと連携した専門的な相談窓口も設けています。4. **生活について(介護・福祉・家事・育児)** 介護保険や福祉サービスの利用方法、療養中の家事や育児をどうするかなど、生活全般のサポート体制について相談できます。5. **療養生活について** 訪問診療や訪問看護、リハビリなど、在宅で受けられる医療・介護サービスについての情報提供を受けられます。6. **もしもの時の備え** ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)など、将来の医療やケアについて自分の希望を考え、家族と話し合うための手伝いもしてくれます。**【利用方法】**・全国のがん診療連携拠点病院などに必ず設置されています。・**その病院にかかっていなくても、誰でも無料で相談できます。**がんと診断されてどうしたら良いか分からない時、治療や生活で困った時、一人で抱え込まずに、まずは「がん相談支援センター」に連絡することが推奨されています。

サマリー

がん相談支援センターは、がん患者やその家族の不安を軽減し、治療や生活面でのサポートを提供する重要な施設です。専門家による相談や情報提供が行われており、困難に対する支援が得られる場所として機能しています。また、がん患者に対するサポート体制や相談サービスが整っています。その中でも、診断後も仕事を続けることや生活支援の重要性が説明されています。

がん相談支援センターの役割
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、昨日に引き続きまして、
ちょっと今日も、がん・緩和ケアに関するお話をさせていただこうと思うんですけれども、
これまた先週末の緩和ケア研修会の中で、
がん相談支援センターの話が出てきて、私もちょっとだけ増えたんですけれども、
そんな中で、この放送を聞かれている方は、もう何回目だというふうに思われるかもしれないですけれども、
改めて、がんの駆け込み出だ的な役割のがん相談支援センターについてお話したいなというふうに思います。
資料を探したんですけれども、
なかなかいいシルバーがなくて、
国立がん緊急センター中央病院という日本のがん医療のメッカの一つですけれども、
そこのがん相談支援センター活用ガイドブックというのがありましたので、
これを元にお話していきたいなというふうに思います。
PDFが全部で28ページ。
全部が内容があるわけではないので、始めに行きたいと思います。
まず始めに、この冊子はがん患者さんや患者さんを支える方々にご利用いただきたい冊子ですということで、
治療のことや生活、仕事、お金、介護、閣僚のこと、そして医療者とのコミュニケーションなどについて、
多くの方が抱える心配や不安を少しでも和らげることができるような道筋になることを願い、
がん相談支援センターが作成しました。
ぜひご覧いただき活用してくださいということになっております。
次の段落がん相談支援センターは専門の相談員、医療ソーシャルワーカー、看護師が患者さんやご家族の話を伺い、
困りごとの解決のサポートをさせていただくところです。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。
皆さんが病気と上手に向き合い過ごしていただけるよう応援させていただきますということになっております。
患者の生活と気持ちへの支援
その下にはマップが書いてあるんですが、マップは置いておいて、
PDFでいうと3ページ目に目次がございまして、
まず、冊の使い方があって、全部で6小構成ですね。
1つ目が治療・看護・ケアについて、2つ目が気持ちについて、
3つ目が生活に関すること、特にお金・学業・仕事、
4つ目も生活に関することで、介護・福祉・家事・育児、
5つ目が療養・生活、6つ目がもしものときの備えという、
そういう6小構成になっております。
使い方のところはちょっと置いておいて、
ただ、これマークがハートとスペードと、
なんだこれ、マークが出てくるんですけれども、
その各々のマークに飛べるようになってますので、
マークの違いをこういう感じで言い分けされてますよというような案内になっております。
まずは1、治療・看護・ケアについてということで、
昨日のYouTubeライブでもお話しさせていただきましたけれども、
肝の治療は大きく手術・薬物療法、特に抗がん剤の治療ですね、
抗放射線治療というのが3大治療になっていて、
プラスアルファで治療と並行して看護・ケアを行っていくというのが、
今の主流の正しい肝医療になっております。
ただ、やっぱり、ドクターをはじめとして、
医療者とコミュニケーションを取っていく中で、
なかなかどういうことを聞いたらいいのか分からないとか、
この疾患治療のところにも先生の説明が難しくて分からないとかって書いてありますけれども、
そういうことってしばしばあるかなというふうに思うんですね。
そういう時に、こういう肝相談支援センターでどういうことを聞いたらいいかという、
その主治医とのコミュニケーションに関しても、
相談するっていうのはありかなというふうに思います。
次のPDFの8ページ目に行っていただくと、
これも昨日お話ししましたけれども、
一般的ながん治療の流れ、
これ全員が全員こういう流れになるわけではないんですけれども、
あくまで一般的な流れとしての図が書いてあります。
これ昨日も言いましたけれども、
科学的根拠に基づく最適な治療を標準治療と言います。
これ昨日も言いましたけれども、標準治療って専門用語なんで、
波の治療とかっていうわけではないんで、
これが最高の治療ですっていうことですね。
それぞれの病気に起きる最高の治療のことを標準治療というふうに言って、
ただ、さまざまな検査でこの病状の把握っていうのが必要なんです。
まず、がん過労化っていうのが大事ですし、
がんと診断された時にもその病気の広がりですね。
そういうのをステージっていうふうに言いますけれども、
ステージングっていうのが非常に重要になってきて、
そのステージごとに治療法、標準治療が決まっているというような、
そんな形になってきます。
なので、その9ページ目には、
あなたの病状を整理してみましょうということで、
どういう病名、がんの部位、がんの大きさや広がり、病気、ステージですね。
どういう治療をする予定かっていうのを、
この相談支援センターで一緒に相談員の方と整理する
っていうことができるというような、
そんな感じの仕組みになっているわけですね。
2番目、気持ちについてっていうことで、
気持ちは、それこそ先週末にあった、
この自理学会ですね、沖縄であった大会は、
がん患者さんとかご家族の気持ちに寄り添って
対応するっていうものなんですけれども、
やっぱりいろんな悩みが起こってきます。
その中で適応障害とか、
抑鬱がかなり長く続く場合もありますし、
っていう感じで、やっぱりその気持ちの辛さだけでも
サポートが必要になるっていうこともあったりするので、
その辺をがん相談支援センターで相談するっていうことも
可能になっております。
続きまして、3つ目ですね。
生活に関することっていうことで、
お金、学業、仕事ですけれども、
やっぱりお金の問題って一番ネックになってくるんですよね。
それこそ、婚学療養費のことが今年の夏前ぐらいに
ちょっと話題になりましたけれども、
やっぱりお金がかかるんですよね。
その問題をどうするかっていうことで、
そういうところもがん相談支援センターで
相談できるということになっております。
あとは学業ですね。
若い方とか特にですね、
学校に通われているけどがんになれるっていう方も
いらっしゃったりするので、その辺とか。
あとはお仕事ですね。
これは仕事と治療の両立っていうことで、
今非常にトピックの一つですけれども、
どういうふうにお仕事と両立していくか。
がん相談支援センターの役割
これ金銭面とも密接に関わってきますけれども、
いうことも登壇できますということになっております。
実際ですね、この何ページ目だこれ。
14ページ目かな。
専門的なご相談もお受けしていますということで、
シャロー相談とかで出張ハローワーク。
これちょっと病院によってですね、
やってるやってないあると思うんで、
お近くのがん相談支援センターでやってるかどうか
確認していただけたらというふうに思うんですけれども、
こういったもちろんがん相談支援センターの
相談員の方も専門的な相談に乗っていただけるんですけども、
より専門的な相談をしたいという場合には、
こういった外部の窓口ともつながってですね、
それで相談していただくということも可能になってますね。
がんと診断されてもすぐに仕事を辞める必要性はありませんということで、
これ非常に大事で、これも以前から何回かお話してますけれども、
これびっくり離職っていうふうに言うんですけれども、
がんと診断されてもお仕事は継続できるんですよね。
そこで辞めてしまうとですね、
再就職は非常に難しくなったりする場合もあるので、
一旦ちょっと落ち着いて考える。
そのときに相談支援センターの相談員の先生と相談するっていうのも
一つありかなというふうに思いますね。
続きましてが4番目ですね。
PDFでいうと18ページ目ですけれども、
生活に関すること、介護、福祉、家事、育児っていうことになっておりまして、
ここら辺もですね、家族の中でどういう立場になっているかっていうのにもよるんですけれども、
仕事をされていなくてもですね、
家の中のことをされていらっしゃる方、
あかんあかんになるっていうことも当然あるんですね。
そういったときに、
じゃあその自分がやってたことをどうするのかっていうことで、
その辺のサポート体制みたいなのも書いてあったりします。
詳しくはご覧いただけたらと思います。
5番目、療養生活について医療サービスっていうことで、
さまざまなサービスをご自宅にいながらも受けられるっていうのもあるんですよね。
例えば、かかりつけの訪問してくれる先生を探したいとかですね、
あと、傷とか人工肛門のケアの手伝いをしてほしいとかですね、
あとリハビリを受けたいとかですね、
そういうことがどういうふうに実現できるのかみたいなのも、
我々はよく知ってるんですけれども、
なかなか患者さん、いざ病気になってそういうのどうしたらいいの?
みたいなのがあったりするので、
その辺も相談していただくことが可能になってます。
あとは、もしものときの備えっていうことで、
ACP的なことも含んでですね、
アドバンスケア・プランニング、人生会議的なことも含んで、
もしもは起こらないのがいいんですけれども、
でも起こることもあるので、
それに備えてですね、
あらかじめいろいろなことを考えておくっていうことが重要で、
それのお手伝いもできますよっていう話になっております。
ということでした。
地域でのサポート
がん相談支援センターはですね、
今回は国立がん研究センター地方病院の東京の築地にある病院のやつを
ご紹介しましたけれども、
実はお近くのがんの拠点病院っていうのがあるんですけど、
ここには必ず設置されています。
設置されていますし、
このパンフレット25ページ目にも書いてありますけれども、
その病院にですね、通院されていなくても大丈夫なんですね。
だから中央病院の患者さん以外の方っていうので電話番号を書いてありますけれども、
そんな感じで他の病院にかかっていても、
近くのがん相談支援センターでサポートを受けられるっていうことにもなっておりますので、
しかも相談料は無料です。
なので、ぜひですね、がんで困ったらがん相談支援センターでご相談いただけたらというふうに思います。
それでは最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけんじゃんけんちょき。
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いできていただきありがとうございました。
興味しんしん。
11:22

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