内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる人生と役に立つ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、国会生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週月曜日は興味津々資料ということで、皆様のお役に立つ資料をご紹介しているんですけれども、
今週はですね、先週末、週末というか、あの金曜土曜にですね、緩和医療学会がありまして、
それに関連して緩和ケア関連の話題を取り上げていきたいと思います。
で、そう考えるとですね、まずこれは外せないだろうということで、
本日の資料ですね、これからがん治療を受ける方へがんとわかった時から始まる緩和ケアという資料ですね。
これを一緒に8枚のリーフレットかな、読んでいきたいと思います。
これはですね、非常に有名な、我々の協会で非常に有名な冊子というかプロジェクトの一つで、
オレンジバルーンプロジェクトっていうのがあるんですね。
これ、あの学会、日本緩和医療学会が厚労省からの委託事業としてですね、緩和ケアの普及啓発のための活動ということで、
もうこれ多分ね、10年ぐらいやってるんじゃない?
あ、そうですね、これ初版作られたのがちょうど10年前なんで、2014年に作られてるんで、
だから10年以上されてるのの一環で、このリーフレット作られています。
ちなみにこのリーフレット自体は2021年、だから3年前に第3版として改訂されてるっていう感じですね。
だから一部ちょっと内容古いところもあるんですけれども、そこはご理解ください。
ということで、まず1枚目。
ただ今日はですね、これががんの話しますけれども、昨日の問題でもありましたように、
緩和ケアの対象って必ずしもがんだけではないんですね。
それは知っておいていただけたらと思うんですけれども、今回に関してはがんに関する緩和ケアの話ということでご理解いただけたらと思います。
2枚目いっていただくと、まずはじめにということで、目次みたいな感じになっていて、
私たちはこれからがん治療を受けるあなたの生活を支えますということで、
緩和ケアの5つの支援っていうのが書いてあります。
順番にいくと、1つ目ががんとわかったらあなたのつらさに耳を傾けます。
2つ目、意思の説明だけでは治療を決められないとき、わかりやすい言葉で一緒に考えます。
3つ目、つらさがあるとき、体や心のつらさはまずお伝えください。
すべての意思、看護師が対応します。
4つ目、つらさが続くとき、痛みや眠れない気持ちのつらさが続くなら、専門チームが対応します。
5つ目、診断後のこれからの過ごし方、仕事、生活、療養な場所、これからの過ごし方も一緒に考えますっていうことになっていて、
この5つの支援がこれから詳しく書いてあるという感じですね。
その下、非常に大事なんですけれども、これ昨日の意思国家試験のところでも述べましたように、
がんと診断されたときから始まる看護ケアっていうのが非常に重要なんですね。
この右側に図が書いてありますけれども、以前はこのがんの治療をできるところまでやって、がんの治療の話この後出てきますけれども、
それがもうできないということになったら、そこから看護ケアみたいな、そんな時代がありましたけれども、
今はですね、このがんの治療と並行して、このつらさや症状を和らげる看護ケアっていうのをやっていく。
私よくね、車の両輪に例えたりしますけれども、車の両輪で片方だけでは走っていけないじゃないですか。
なんですけれども、看護ケアをその治療と並行してやっていくことで、その治療を進めていけるっていう、そんな感じなんで、
こういう概念になっているっていうことを知っていただけたらなというふうに思います。
あとは、こういう看護ケアに関しては、もう様々な論文が出てきてるんですけれども、
その左の2段落目に書いてありますけれども、早い段階から看護ケアを受けた場合、生活の質、QLが改善され、
予後にも良い影響があるという調査報告もあります。予後って要は寿命が延びるっていうことなんですよ。
看護ケアをやることで寿命が延びるってすごくないですか、と思うんですけども、そういう論文も出ております。
ということで、続きまして具体的なところに入っていきたいと思います。
まず、R1ですね。ガンとわかったらあなたの辛さに耳を傾けますということで、やっぱりガンの診断って、今でも国民の2人に1人がガンになるとはいえですね、やっぱり衝撃ですよね。
その時に、いろんなことが心配になると思うんですね。ここにいろんな例が書いてありますけれども、こういった例を見ていただいて、
そういうのは、やっぱりまず医療者に相談するっていうところから始まるんですね。これが実は看護ケアになっているっていうことなんですね。
こういう生活のこととか、治療に関わることはもちろんのことですね。生活療養のこととか、あとご家族のこととかを全然相談していいんだよっていうことですね。
これをぜひとも知っておいていただけたらなというふうに思います。
2つ目ですね。医者からいろいろ説明を受けられると思うんですけれども、多々にして、医者の説明が分かりにくいとか、やっぱり時間が限られている中でバーッと話してしまうこともあったりするので、
そういう時に、よくわからないみたいな時には他の方のサポートもしていただけるということで、その中で看護ケアのスタッフが関わるということもあります。
具体的には、ガンの治療は手術・放射線・薬物療法・抗がん剤治療ということに書いてますけれども、いろんな治療があります。
今はですね、ここにもう本当に免疫治療ですね、下にちょっとだけ書いてありますけれども、免疫治療ももう第4の選択肢というか、いう感じでかなり行われることが多くなってきましたけれども、