1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1239》がんに関するお金💰の話
2025-05-20 09:54

《1239》がんに関するお金💰の話

【本日ご紹介した資料】

がんwith

がん患者さんが利用できるお金の制度マップ

https://ganwith.jp/money/pdf/moneymap.pdf


※COI(利益相反)はありません


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog



面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは

#心身健康ラジオ

#たけおがお答えします

をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!


#医療 

#健康  

#スタエフ医療部


■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医武井の心身健康ラジオ。今回はがんに関するお金の話。


* **はじめに**

* 医療に関する質問やリクエストに答える番組。

* 先週の産業衛生学会での発表内容紹介の続き。

* 今回のテーマは「がんに関するお金の話」。

* がん患者の悩みとして、治療の次に「お金の悩み」が多く、特に制度的な悩みが多い。

* 一覧になった資料が少ないため、情報提供の必要性を感じている。


* **がんに関するお金の制度マップの紹介(中外製薬「がんwith」サイトより)**

* スポンサードシンポジウムで紹介された資料。

* 中外製薬(ロシュグループ)のサイト「がんwith つづいていく明日へ」に掲載。

* がん患者が利用できるお金の制度をまとめたマップ。監修は一般社団法人がんライフアドバイザー協会。

* がん対策推進基本計画でも、がんサバイバーのお金の問題は重要視されている。

* 国としても、がん患者の経済的支援に力を入れている。


* **お金の制度マップの時期別解説**

* **1. がんかもしれない時(診断前)**

* 有給休暇、休職制度の確認が重要。

* 検査費用が高額になる場合がある。

* 高額療養費制度、限度額適用認定証(マイナ保険証との紐付けで楽になることも)の活用を検討。

* **2. がんと診断された時**

* 医療費の目安を立てる。Q&A形式のリンクあり。

* 標準治療であれば、極端に高額な医療費にはならないことが多い。

* 民間の保険(がん保険、特約など)の確認。

* 仕事の継続:安易な離職(びっくり離職)は避ける。

* 復職の意見書、療養就労両立支援指導料などの制度活用。

* 会社の産業医や産業保健職への相談。

* がん治療と仕事の両立は国も推進。

* **3. 治療を受けていく場面(治療継続中)**

* 高額療養費制度(世帯合算、多数回該当)。

* 通院費(医療費控除の対象になる場合あり)。

* 妊孕性温存、ウィッグ購入費(自治体による助成の可能性あり)。

* 傷病手当金(給与の約2/3を保障)。

* やむを得ず仕事を辞めた場合:障害年金、雇用保険など。

* 40歳以上のがん末期の場合:介護保険の利用。

* **4. 治療が終わった後**

* 再就職できるまでの生活不安:雇用保険(求職者給付)。

* 在宅医療を希望する場合:介護保険など。


* **まとめと相談の重要性**

* 紹介した制度は多岐にわたり複雑。全てを個人で把握するのは困難。

* がん相談支援センターやソーシャルワーカー(社会福祉士)への相談が非常に重要。

* ソーシャルワーカーは制度に詳しく、個別の状況に合わせて説明してくれる。

* 紹介された資料は各項目から関連情報へリンクしており、非常に有用。

サマリー

このエピソードでは、がんに関連するお金の話が詳しく解説されている。特に、がん患者が利用できる制度や保険に関する情報が提供され、具体的なサポートの仕組みについても触れられている。がん治療中の離職を避ける重要性について語られ、就労支援や各種制度の活用法が紹介されている。また、治療後の生活や再就職に向けた保障についても言及されている。

がんに関するお金の悩み
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、Googleフォームの質問箱からぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、ただですね、今週は先週末に産業衛生学会がございまして、
その就学を順番にお話しする会をさせていただいておりますけれども、
たぶん最終回になると思うんですが、今日第3弾ですね。
今日お話ししたいのはですね、
がんに関するお金のお話をさせていただこうというふうに思っております。
というのはですね、これ以前も何回かお話していると思うんですけど、
私自身ですね、以前の職場でがん相談支援センター長というのをやっておりまして、
要はがんに関するいろんなお悩みごと、相談ごとをお聞きする部署みたいのがあるんですけれども、
そこでですね、実際に私がその対面業務に立つことはないんですけれども、
いろんな相談をですね、看護師さんとかソーシャルワーカーさんが受ける中で、
もちろんね、治療に関する悩みもあるというか、それが一番圧倒的に多いんですけれども、
その次かその次の次ぐらいに多いのが、こういうお金の悩みなんですね。
特にお金の制度的な悩みですね。
が結構あってですね、こういうのをですね、一台になっている資料ってあんまりないんですよね。
とか、私どういう制度使えるの?みたいなことって、結構ね、実際がんになってからアタフタするみたいなこともね、結構あって、
で、それをですね、一挙に解決する資料がですね、今回の産業衛生学会の中であったので、
がん診断後の医療費
これをご紹介してみたいというふうに思います。
はい、ちなみにまた利益相反しようはございませんので。
はい、で、今回そのスポンサードシンポジウムかな、スポンサードセッションだったか、ちょっと名前忘れましたけれども、
その中で、ちょっと知り合いもね、登壇していたんで、それで気に入ったんですけれども、
中外製薬さんですね、ロシュグループのがんwith続いていく明日へっていうサイトがあるらしいんですね。
これ初めて知ったんですけど、私。
はい、で、その中でですね、まあいろんなことがね、書いてあるんですけども、
その仕事のこととか、あと社会生活をどう、あ、暮らしのことか、はい、とお金のことみたいな感じで書いてあるんですけども、
その中でもですね、この特にお金のことの、このがん患者さんが利用できるお金の精度マップっていうやつですね、
これがね、非常に秀逸だったんで、これをですね、一枚もののやつなんですけれども、見ていきたいというふうに思います。
ちなみに監修はですね、一般社団法人がんライフアドバイザー協会っていう、こういう協会があるんだっていうのも初めて知りましたけれども、
そこの代表理事の川崎先生っていう先生が監修されておられるらしいです。
はい。で、大きく4つの時期に分けていてですね、左側からがんかもしれない、で、もう1つ行くとがんと診断された時ですね、
で、3つ目は治療を受ける、治療を継続する時ですね、で、4つ目は治療が終わったっていうですね、はい、その4つの時期に分けて書いてあります。
で、あ、そう、冒頭言い忘れましたけれども、これがん対策推進基本計画の中でもですね、このお金の、特にがんサバイバーの方はですね、
ちょっとサバイバーっていう言い方がね、いいかどうかっていうのが議論があるところなんですけれども、ただがんになってその後も働いている方とかってね、ものすごいいっぱいいるんですよね。
で、がんの治療自体終わっているみたいな方もかなりいっぱいいらっしゃいますので、そういう方にこういうお金の面ですね、で、どういうふうに支援していくかっていうのは非常にね、国としても力を入れようとしているところです。
はい、で、まずはですね、がんかもしれないっていう一番左のところですけれども、ここでまあ利用できるのが、まあこれはね、まあ皆さんよくご存知だと思いますけれども、
休、有休、休暇とかですね、あとは、まあ会社ごとの違いありますけれども、給食制度ですね、まあこれを確認するっていうのが非常に重要っていうことになっております。
で、あとですね、まあがんと診断されるまでにもですね、結構検査費用がかかるっていうことがあって、まあこれはね、確かにその通りで、あの、まあ、
がんの診断ってね、結構難しい時もあるんですよね。で、そんな時に、まあいろんな検査をね、やっていかないといけないっていう時に、
検査費だけ非常にかかってくるっていうことがあって、そういう時に、まあ有用なのが、この高額療養費制度ですね。
あとは、限度額の適用認定証っていうのがあったりしますけれども、こういう、まあこれマイナー保険証にね、ひも付いてると結構ね、あの楽な時もあるんですけれども、まあいずれにしても、
その所得に応じてですね、上限が定められているっていうのがですね、日本の保険診療の素晴らしいところで、まあちょっとこれ、
高額療養費制度に関してはですね、先日ちょっとだいぶ、あの強引なやり方をしようとして炎上しましたけれども、まあでもこれがあることで、
非常にね、あの、まあ守られている部分があるっていうのはね、ぜひ知っておいていただけたらなというふうに思いますね。はい。
で、続きまして、ガンと診断されたときですね。はい。で、これはですね、まず医療費の見合わせを立てるっていうことで、これQ&Aがね、あのリンクから飛べますので、ぜひね、このQ&Aもご覧いただけたらというふうに思うんですけれども、
そのガンと診断されたらですね、もううん百万もかかるんじゃないかみたいなとかですね、いうことで不安になる方はいらっしゃるかもしれないですけれども、
普通の標準治療の、特に保険適用の標準治療をやる分にはですね、そんなに医療費かかることはありません。
まして、先ほど言ったような、その婚学療養費制度を使ったらですね、その月何百万とかっていうことは絶対ありませんので、まあそういうのはね、ぼったくりの高いのでそういうのはあり得ますけれども、
普通に標準治療をやる分には全然、あの保険診療、あと婚学療養費制度とかを使っていったら、あのある程度セーブされるっていう上限決まった形になるというのはぜひ知っておいていただけたらなというふうに思いますし、
あとは、民間の保険ですね。これは民間の保険はね、入るかどうかっていうのはぜひあると思うんですけれども、
民間の特にがん保険とかですね、あとなんたら特約みたいについているのはありますよね。そういう民間保険で一時期がんと診断されたら、一括でいくらみたいなのもありますよね。
まあそういうのを活用するっていう方法もあったりすると思います。
がん患者への制度支援
で、あとはですね、この仕事を続けられるか不安ということで、これもですね、あの今回のセッションの中でも言ってましたけれども、
あのやっぱり離職してしまう方っていらっしゃるんですね。離職はですね、ぜひとも避けないといけない。特にがんと診断されたときにびっくりして離職してしまうっていう、こういうのをびっくり離職って、あの我々の業界で言うんですけれども、これはね、あのもうあの絶対避けていただきたいと我々的には思っているということで、
まあこの、えーと、復職の意見書とかですね、療養、就労、両立支援、指導料、指導料を利用するとかですね、まあちょっとこういうの書いてありますけれども、
あの、がんのその治療と仕事の両立って、まあこれもね、がん対策推進協議計画の中でね、非常に歌われてるんですよね。で、まあいろんな制度もありますし、
会社に産業医とか産業保険職とかいれば、そこも助けになってくれますので、必ずですね、こう、まあ給食とかね、あのもちろんがんの治療する中でいたしかたない部分もあると思うんですけれども、
離職しないっていうところがですね、あの非常にポイントになってくるかなというふうに思います。はい。で、えーちょっと時間が経ってきましたので、ちょっと急いでいきますけれども、
続いて実際の治療を受けていく場面ですね。治療継続の場面でも、まあいろいろありますよね。えーと、まず先ほどの婚学療養費制度のガス産とかですね、多数買い替え等とか、まあこれも議論になりましたけれども、こういうものとか、
あとは通院費に関しては当然ですけど、まああの、加算でくれば医療費控除は受けられますし、あとは、えっと、あ、妊幼性の温存とかですね、あとウィッグの購入費、こういったものは、まあ自治体によりますけれども、自治体女性が受けられる場合もあるということですね。
えーと、あとは、そう、症病手当金ですね。まあ仕事を実際に休む日が増えてきたとしても、症病手当金でカバーされる部分、給与の3分の2が保証されますし、そういう部分はありますし、あとは、まあ実際にですね、仕事を辞めないといけなくなったとしても、
おー、障害年金とかですね、あと雇用保険とかですね、まあそういったものとか、あとは、まあこれ、えっと40歳以上に限られますけど、40歳以上のがんまっきって診断された場合には介護保険を使えたりとかですね、えーいうのがあったりします。はい。なので、まあこの辺のですね、まあいろんな制度、非常にね、ややこしくて、まあ私もね、全部把握できてるわけではないんですけれども、ぜひね、あの、かかっている、うー、がん相談支援センターにですね、ご相談いただけたらいいんじゃないかなという、
ふうに思います。特にソーシャルワーカーさんっていう社会福祉さんがね、いらっしゃって、この辺の制度のこと、非常に詳しく説明してくれますからね。はい。
で、えー、で、治療が終わった後ですね、えー、再就職できるまでの生活が不安という場合に使える雇用保険、給食者給付とかですね、あとは、えーと、まあ先ほど言った、えーと、在宅の医療を受けたいっていう場合にも介護保険とかですね、まあこういったものを使えるっていうのが書いてありますので、
これね、あの、非常に良い1枚の資料になってますし、あと各々からリンクが飛べるようになっていて、で、それががんウィズのページにね、直接飛べるようになってますので、あの、ぜひご活用いただけたらなというふうに思います。
あの、各々のね、ページに関しても、もう私もね、結構知らないことがあって、あの、非常に勉強になりましたんで、ぜひご覧いただけたらなというふうに思いました。
はい、ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけんちゃき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いではないか犬だけでした。
興味、しんしん!
09:54

コメント

スクロール