1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2025-06-30 08:52

《1273》透析医学会に参加して思ったこと

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

以下は、動画「第68回日本透析医学会に参加してきました!」を約1000文字で要約したものです。


### **第68回日本透析医学会 学術集会・総会 参加報告**


内科医タケオ氏が、2023年6月27日から29日にかけて大阪で開催された「第68回日本透析医学会学術集会・総会」に参加した際の報告をフリートーク形式で語りました。以下にその内容を要約します。


* **学会の概要と特徴**

* 日本透析医学会は、透析関連では日本最大規模の学会で、数万人が参加します。

* 今回は大阪大学の井坂教授が大会長を務め、大阪国際会議場を中心に複数の会場で開催されました。

* 大阪・関西万博との連携が色濃く、万博のシグネチャーパビリオンを制作した専門家による特別講演が行われるなど、万博色が強い活気のある学会でした。


* **特に印象的だった3つのトピック**


1. **患者・家族参加(PPI)の重要性と進展**

* タケオ氏が以前から要望していた「患者・家族の声を聴く」というセッションが初日に設けられ、非常に有意義だったと高く評価しました。医療従事者と患者・家族では見えている世界が全く違うことを再認識し、このような当事者参加(PPI: Patient and Public Involvement)の取り組みが、研究だけでなく学会や情報発信の場でも重要だと強調しました。

* また、話題の書籍『透析を止めた日』の著者であるノンフィクション作家・堀川惠子氏の講演も行われました。会場は超満員で立ち見が出るほどの盛況ぶりで、このテーマへの関心の高さがうかがえました。


2. **サイコネフロロジー(精神腎臓病学)への関心の高まり**

* タケオ氏自身も演者として「サイコネフロロジーの診療ガイドを現場でどう使うか」をテーマにしたセッションに登壇しました。

* 透析医学会でこのテーマが扱われるのは5年連続となり、年々注目度が上がっていることを実感したと述べました。

* このセッションの特徴は、医師だけでなく看護師や臨床心理士といった多職種の専門家が登壇し、多角的な視点から議論が展開された点です。診療ガイド自体も多職種の協力を得て作成されており、その理念が反映された形となりました。

* 来月(※動画収録時点)には「サイコネフロジー学会」が大阪で開催されることも宣伝し、この分野のさらなる発展に期待を寄せました。


3. **高齢者腎不全と終末期医療に関する議論の深化**

* 長年学会に参加する中で、年々「高齢者」や「終末期」の腎不全患者にどう向き合うかというテーマへの関心が高まっていると感じていると述べました。

* 透析導入患者自身の高齢化を背景に、関連する講演やポスター発表の会場はどこも満員で立ち見がでるほどであり、現場の医療者の関心の高さを物語っていました。

* 特に、透析や腎移植といった腎代替療法をあえて行わない「保存的腎臓療法(CKM: Conservative Kidney Management)」という選択肢が現場で増えており、そうした患者への医療や緩和ケアをどう提供していくかが、腎不全医療に携わる者にとって喫緊の課題となっていることを再確認しました。


* **おわりに**

* セッション後、ラジオのリスナーから「心身健康ラジオを聴いています」と直接声をかけられ、非常にありがたく、励みになったと感謝を述べました。

* 専門家も聴いているということで、今後も気を引き締めて情報発信を続けていきたいという思いを新たにしました。

サマリー

日本透析医学会が大阪で開催され、透析医療の重要性や患者の参加の意義について議論されています。大会長の井坂教授のもと、特別講演やセッションが充実しており、高齢者や妊婦前患者の医療に対する関心が高まっている様子がうかがえます。

日本透析医学会の開催
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、ただですね、今日は雑談フリードーク会ということでやっていこうと思うんですけれども、
実はですね、昨日までの3日間ですね、6月の27から29までの3日間ですね、
日本透析医学会っていうですね、透析関連ではもう最大の、日本最大の何万人も集まる学会がですね、
大阪で開催されておりまして、
それの感想をですね、私、3日間行ってまいりましたんで、お話ししたいなというふうに思います。
今回はですね、大会長が大阪大学の井坂先生、井坂教授が大会長をされてですね、
大阪万博とのかなり厚いコネクションというか、大阪万博カラーでもありましたし、
大阪万博のシグネチャーパビリオンですね、
そこを作られた先生方も何人か特別講演で講演されたりとかということで、
かなりね、大阪関西万博色が強い透析学会っていうことになりました。
透析学会ですね、大体規模が大きくてですね、通常は横浜かパシフィコ横浜ですね、
か神戸の国際会場展示場とかですね、ポートピアホテル、
ここでやるのはね、ここでしかできないというか、規模が大きすぎるんで、
いう感じなんですけれども、今回は大阪国際万博もあるということで、
大阪、井坂先生のお膝元の大阪で開催されるっていうような、
実際にはね、ちょっとあそこだけでは収まりきらずで、
当然リーガロイヤルホテルもほとんど使ってましたし、
あと別な会場とかもあって、3会場にわたって行われるっていうような、
そんなかなり大規模な会でした。
患者家族のセッション
私自身もですね、実際井坂先生にはいくつかちょっとご要望というか、
こういう企画お願いできませんかっていうのを、いつだったかな、
去年ぐらいかな、ご連絡差し上げていて、
その一つにですね、患者家族のセッションですね、
これをぜひやっていただきたいなというふうに思っていて、
それを聞いていただけたのかどうかわからないんですけれども、
初日にですね、患者家族の声を聞くみたいなセッションが設けられまして、
これね、非常に良かったですね。
やっぱり、医療者が見えている世界と患者さん、あるいはご家族さんが見えている世界がね、
全然違うっていうのはね、すごいよくわかりましたし、
私のね、非常に親しくさせていただいている方もね、何人か登壇されてたんですけれども、
非常に良いお話をされたなというふうに思いました。
あとはですね、去年かな、発売された「透析を止めた日」っていう書籍がですね、
去年から非常に話題になっていると思うんですけれども、
それを出筆された堀川さんですね、堀川恵子さんも、
スイーツセミナーと、あと昨日の特別講演だったかな、
ちょっと名称忘れましたけど、1時間の講演でお話しされてですね、
これもですね、もう超満員立ち見で、
大阪国際会場の大ホールがもう1,2階席全部埋まるみたいな、そんな感じで、
非常に注目の高いセッションだったなというふうに思います。
こういうのをですね、以前からこの放送でも何回も言っていますように、
PPIって言ってですね、市民患者参画っていうふうに言うんですけれども、
非常に重要なんですね。これ研究だけの領域ではなくて、
こういう学会とかですね、あとは情報発信とかもそうですけれども、
そこでやっぱりね、コラボしていくっていうことは非常に重要だなというふうに思っていて、
これからもですね、やっぱりこの人造透析領域、
かんずさんも巻き込んだ製作っていうのが進んでいくといいなというふうに思ったりしましたね。
それが1個目でした。
2つ目ですね、2つ目は私もこれ演者として登壇させていただきましたけれども、
サイコネフロージの診療ガイドをどういうふうに現場で使っていくかみたいなセッションがですね、
2日目の朝1、8時からですね、2時間にわたって行われました。
で、統制学会でですね、サイコネフロージを扱っていただくのはもう5年ぐらい連続だと思うんですけれども、
年々ですね、やっぱり注目の関心度が高くなっているっていうのはすごい感じますね。
今回もね、なんかすごい大きい会場で、金ピカピンのなんか秀吉の茶室、金の茶室みたいなところで、
怒られたんですけれども、非常に多くの方にご参加、聴講いただいて、
是非現場で実践していただきたいなというふうに思いましたね。
今回のセッションは、私ともう1人の先生だけがドクターだったんですけれども、
一番最初と最後だけドクターで、他は多職種の先生がお話しされたんですね。
これが非常に良かったなというふうに思っていて、
この診療ガイドを作る中では、多職種の方に帰っていただこうというのが、
企画の中でかなり大きなところでありまして、
なので本当にいろんな職種の方に執筆にご協力いただいて、
今回のシンポジウムでもご登壇いただいたっていう、そんな感じになっておりました。
なので、今回の聴講の職種まで聞き忘れたと思って、それミスったなと思ってるんですけれども、
多分パッと見ですね、ドクター以外の方も結構いらっしゃるんじゃないかなというふうに思いましたので、
ぜひ最古のフル寺もっと広まってほしいなというふうに個人的には思いましたし、
あとはですね、まさに来月ですね、ちょうど1ヶ月後になりましたけれども、
高齢者と緩和ケアの関心
最古のフル寺学会もこれまた大阪で開催されるんですよね。
なのでそこの宣伝も無茶苦茶してきました。
っていうのが2つ目です。
3つ目ですね、3つ目はこれ私はですね、
当然学会も参加して、確か医者の2年目から参加してるんで、
ほぼ毎年参加してるんで、もう10何回以上参加してるんですけれども、
やっぱりね、年々、高齢者とかですね、
あと終末期の妊婦前患者様にどう見ていくかっていうのの関心とかセッションがですね、
多くなっているのを感じますね。
今回、いろんなところを見てもらったんですけれども、
やっぱりね、公演、一般の発表とかですね、
あとポスター発表もそうなんですけれども、
高齢者とかですね、そういうのに関する発表はですね、
もうどこも満員で、これもね、やっぱり立ち見が非常に多くてですね、
関心度の高さをね、すごい感じましたね。
やっぱりね、妊婦前の患者さんって凄い、
投石導入患者さん自体が高齢化していますし、
その投石とか代替療法、妊職も含めてですね、
行わないっていう選択肢、こういうのCKMっていう保存的腎臓療法っていうふうに言いますけれども、
そういうのの選択肢がね、増えてきてるんですよ、現場として。
なので、そういった方にどういうふうに最後の医療を提供するかとかですね、
あと当然ですけれども、緩和ケアを提供するかっていうのはですね、
非常に妊婦前医療に携わる医療者の中でもね、
関心が高くなっているっていうのを感じましたし、
ちょっと来年に向けてですね、今回書籍も出まして、
書籍をね、堀川さんの講演の中でね、妊婦前の緩和ケアを触れていただきましたけれども、
書籍もそうですし、クリーンの中でもですね、
骨太の方針の中で妊婦前の緩和ケアっていうのはもう一部入っていたりもするので、
そういった動きがますます広がっていくんじゃないかなというふうに思ったりしました。
はい、という感じでしょうか。
もしなんか、当選学会に行ったらですね、
私の最後のFGのセッションが終わった後にですね、
この心身健康ラジオを聞いていますっていうような方からお声掛けいただいて、
非常にありがたかったですね。
プロも聞かれているということで、
ちょっと気を引き締めてこれからもやっていこうと思います。
身の引き締まる思いでございます。
はい、ということで、じゃあ最後、心身じゃんけんでいきたいと思います。
いきますよ。
心身じゃんけんじゃんけん
グッ!
ということで、今日も幸せな日々してありますように、
お会いとは何かというだけでした。
しんしん。
08:52

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