【本日のご質問】
4/18の放送で、透析を「やめる」と「とめる」はニュアンスが異なるとお話しされていました。
元ナースなので、なんとなーく分かる気もしますが、認識違いだと嫌なので、詳しく教えていただきたいです!
参考)4/18の放送(8分30秒過ぎ)
《1214》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
https://stand.fm/episodes/68016aefb7e53f4c73a35325
AIに聞いた結果・・・
https://chatgpt.com/share/6862fa00-1a30-8001-bf98-ec573aaa37e6
https://g.co/gemini/share/91bb0c9f6b8c
https://claude.ai/share/d87bf61b-4ff7-4d6b-a15a-4d6f5206ef4b
https://grok.com/share/c2hhcmQtMg%3D%3D_565d5cd6-fcd0-4bae-86c8-b8ef2c1d93a9
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
以下は、動画の内容を約1000文字で要約したものです。
### **【ラジオ概要】**
この動画は、「たけおの内科クリニック 心身健康ラジオ」という番組で、リスナーからの質問に回答する回です。今回のテーマは、透析医療における「やめる」と「止める」という言葉のニュアンスの違いについてです。
### **【質問:透析を「やめる」と「止める」の違い】**
* 元ナースのリスナーから寄せられた質問。「透析をやめると止めるではニュアンスが違う」という過去の放送内容について、認識違いを避けるために詳しく解説してほしいというリクエスト。
* この質問の背景には、近年話題となった書籍『透析を止めた日』があり、言葉の使い分けが注目されています。
### **【「やめる」と「止める」のニュアンス解説】**
AIに質問した結果と、医師としての見解を交えて解説しています。
* **「やめる」という言葉のニュアンス**
* かなり能動的・主体的で、患者本人の強い意志が感じられる言葉。
* 「自らの意思で、その行為を終える」という意図が強く含まれます。
* **「止める」という言葉のニュアンス**
* 医療チームとの合意、身体的な理由で継続が困難な状況、一時的な中断など、より包括的・客観的な状況を指します。
* 患者本人の意思だけでなく、外部の要因や他者との合意が含まれる、やや受動的な側面も持ち合わせています。
### **【透析医療における「言葉の定義」の重要性】**
このニュアンスの違いから、透析医療における用語の定義がいかに重要かという議論に発展します。日本透析医学会での経験を踏まえ、言葉の定義が共有されていないと議論が噛み合わなくなる問題点を指摘しています。
* **問題点1:透析の「非導入」と「中止」の違い**
* **非導入**:最初から透析治療を「行わない」という選択。
* **中止・中断**:一度開始した透析治療を「途中でやめる」こと。
* これらは全く異なる状況ですが、混同して議論されることがあり、話が噛み合わなくなる原因となります。
* **問題点2:「ACP」と「SDM」の混同**
* **ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)**:将来の医療やケアについて繰り返し話し合う「プロセス」全体を指します。
* **SDM(シェアード・ディシジョン・メイキング/共同意思決定)**:医療者と患者が情報を共有し、共に治療方針を決める「意思決定の方法」の一つです。
* これらも意味が異なりますが、医療現場の指針などでも混同して使われることがあり、正確な議論を妨げる要因となっています。
* **問題点3:「透析」という言葉の曖昧さ**
* 末期腎不全の治療は、本来「**腎代替療法**」と呼ぶのが最も正確です。
* 腎代替療法には、大きく分けて「**腎移植**」と「**透析**」があります。
* さらに「透析」には「血液透析」と「腹膜透析」があり、「血液透析」にも施設で行うものと在宅で行うものがあります。
* しかし、一般的に「透析」と言うと、多くの人が「施設での血液透析」のみをイメージしがちです。この認識のズレが、患者が多様な選択肢を知る機会を失わせる一因となっています。
### **【結論】**
透析医療における「やめる」「止める」といった日常的な言葉から、専門用語に至るまで、その定義を正確に共有することが、患者と医療者の円滑なコミュニケーションや、より良い意思決定のために不可欠であると結論付けています。
サマリー
日本語のニュアンスの難しさについて、透析に関する表現の微妙な違いが議論されています。特に「やめる」と「止める」の用法が医療現場での認識に影響を与えることが強調されており、専門用語の整理が重要視されています。