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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
## 第104回大阪透析研究会:参加レポートと最新トレンド
今回の「心身健康ラジオ」では、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催された「第104回大阪透析研究会」の感想が語られました。この大会は「大阪サイコネフロロジー研究会」との合同企画でもあり、1,000名規模の専門家が集まる非常に熱気のある場となりました。
### 1. 透析技術の進歩と合併症予防
腎臓内科医として15年以上のキャリアを持つたけお先生は、透析医療の着実な進化を指摘されています。
* **ダイアライザー(透析膜)の改良**: 人工腎臓の役割を果たす膜の性能が向上し、より効率的な老廃物の除去が可能になっています。
* **オンラインHDF(血液透析濾過)**: 大量の水を用い、より生体の腎臓に近い状態で老廃物を除去する手法が普及しており、現在では多くの施設で導入されています。
これらの技術進歩は、患者さんの長期生存を支えるだけでなく、生活の質(QOL)を左右する合併症予防において大きな役割を果たしています。
### 2. 高齢者医療への多角的アプローチ
教育講演では「高齢透析患者への対応」が大きなテーマとなりました。老年医学の視点から、以前の放送でも触れられた**「5つのM」**を意識したケアの重要性が改めて強調されました。
* **Mind(心・認知機能)**
* **Mobility(移動能力・身体機能)**
* **Medications(薬物管理)**
* **Multi-complexity(多併存疾患の複雑性)**
* **Matters Most(患者さんにとって何が重要か)**
これら全ての完璧な管理が難しい高齢者医療において、いかに優先順位を見極め、患者本人の意向に寄り添うかという課題が共有されました。
### 3. サイコネフロロジーと多職種連携
合同企画のメインセッションでは、具体的な事例検討が行われました。医師、看護師、公認心理師、そしてMSW(メディカルソーシャルワーカー)という多様な職種が登壇し、それぞれの視点から意見を交わしました。
* **チーム医療の意義**: 多職種が関わることで、患者さんを多角的に捉えることができるサイコネフロロジーのアプローチは、参加者からも非常に高い評価を得ました。
* **書籍展示の盛況**: 会場では『サイコネフロロジー・エッセンシャル』などの専門書に加え、たけお先生の著書も展示され、心理・社会的支援への関心の高さが伺えました。
### 総括
透析医療の最前線は、単なる機械的な数値管理にとどまらず、患者さんの人生全体を支える「心身のケア」へと確実にシフトしています。今回の大会は、その潮流と現場の熱意を再確認する貴重な機会となったようです。