内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週金曜日は一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返しですけれども、
今日振り返るのは1070回、先週の一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返しですね。
骨蜜炉とか骨素諸症に関してお話しさせていただいた週ですけれども、
そこから第1075回ですね、今週一週間は臓器移植とかをお話しさせていただいたんで、
その6放送ですね、の振り返りコメント返しをさせていただきたいと思います。
まずは先週の金曜日の放送ですね、第1070回ですね、一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返しということで、
今週も宿題をギリギリの方もいらっしゃいましたけれども、いろいろ提出していただきましてありがとうございました。
コメントがあやあさん、ゆかりんりん、まるともさん、とまさんからいただいております。ありがとうございます。
ちょっと宿題提出率低いですね、今週は。
これまた結構別れていて、1066とかですね、1069はドクター足りない問題ですね、
これちょっと今週も似たような話題扱ったんですけれども、を挙げていただいた方もいらっしゃいますし、
あとは1068ですね、ちょっと最終的な結論はですね、声の書評の日だったんですけれども、
読まなくていいっていうちょっと謎の結論になってしまいましたけれども、
本当に生計領域の書籍はむちゃくちゃいっぱいあるんですけれども、だいぶ危ういのが9割くらい危ういですね。
なのでちょっとその中で了承を見つけるのって難しいんで、
もう正直そこは諦めていただいた方がいいんじゃないかなっていう放送をさせていただきました。
質問を中心にいきますが、
でも質問はあんまりないですかね。
あやさんの方から、ドクターが足りない問題ですね。
各都道府県に依頼があるので、その大学に行った方はその地域で勤めるとか、そんなことにはできないのでしょうかということで。
これね、もともと各都道府県に依頼を作った理由がそういう地元の人を医学部に入れて、
地元で働いていたらこうみたいな、そういう趣旨だったんで、
それがただ高速力がないっていうので、今は地域枠っていうのがありますよね。
自治医科大学は各都道府県から2人ぐらいの枠があるんですけれども、
その方たちは一応自治医科大学卒業したら9年間は地域の医療機関で働かないといけないっていう、
働かないといけないわけではないんですけど、働かないとお金免除されてるんですよね。
それが9年間働くことで免除されるっていうことになるんですけれども、
非常に似たような枠が各医大に今設置されていて、結構地域枠って増えてますね。
なんですけれども、個人的には地域枠はちょっと微妙かなっていう、
だって高校3年生の時、老人するかもしれないですけど、
10代後半の時に自分の人生の30前半ぐらい、
だから医学部ストレートで留学して、24で卒業して、そこから9年間っていうことになるんで、
そこまで人生が決まってしまうっていう10代後半の選択で、
っていうのはちょっと個人的には、僕ちょっとフラフラしてる人間なんで、と思ったりしますけれども、
でもそういうことでもしないと、やっぱり地域に医者が残らないっていうのは、
現実としてあるのかなっていう感じはしますよね。
あとは、ご質問は特にないですけれども、
これね、マルトモさんから、Apple Watchで心電図風が撮れるようになったように、
ウェアラブルデバイスで骨密度が分かるようにならないかなっていうことで、
これね、確かにできそうな気がしますけどね、
頭骨の骨密度って、もちろんちょっと測定誤差って言って、
完全に正確ではないんですけれども、
でも測れたらいいなというふうには思いますけど、
ただ今骨密度を測るのって、X線使うか超音波を使うかしかないんで、
心電図はあれ、電気信号を取ってるんで、それで取れるんですけども、
骨密度分かるようになったら熱いなと思いますけども、
ちょっと技術的に可能なのかどうかは、僕技術者じゃないんでよく分かりません。
ということでした。続きましてが第1071回ですね。
人食、どのレシピエントの条件は?っていうことで、
今週はですね、臓器食普及推進月間かな、
ということで、あ、今月じゃない、10月、もう先月になってしまいましたけれども、
ということで、最終週に臓器食のお話をさせていただきました。
この回はですね、どういう方が人食ができるかっていうような、そんな問題でしたけれども、
結構ね、常識的に考えたら選べるのかなっていう感じでしたけど、
でも他の選択肢もね、結構迷わせる問題だったかなというふうに思います。
コメントが、あやさん、ゆかりんりん、キャスパーさん、まるともさんからいただいております。
ありがとうございます。結構質問を多くいただいておりまして、
まずあやさんからですね、
飲食に関して夫婦間の同意、その後、提供者の健康や心理的な影響がどのようなものになるか、
気になりました。ということで、飲食する際、オペは外会、
その場でのことは内会、どんな感じで内会と外会と観察はかかっていくんですか?
ということで、ご質問ありがとうございます。
これね、今多くの病院ではですね、ほとんどは内会は関わっていなくて、
移植外会がやっているっていう感じですね。
もちろん手術はそうですし、その手術後の管理とかも、
移植外科っていうそういう外科のカテゴリーがありまして、
その先生方がやっていくっていうことが多いですね。
ただ、ごく一部にですね、内会も関わっているところもあって、
結構ね、今、内会の中でその人員職を見るっていう先生もね、
少しずつ増えてるかなという印象ですね。
私自身はですね、人員職の、移植後の人生研とかぐらいは関わってるんですけど、
移植、元いた施設がね、ほんの年間数例ぐらいしか移植をやっていなかったんで、
なので、そこまでね、がっつりっていうわけではなかったですし、
基本的にはね、今、大体の病院は移植外会が管理していることが多いんじゃないかなというふうに思いますね。
で、よかりんりんさん、質問二ついただいておりまして、
人員職を提供する側の方で一つになってから悪くなる方はいらっしゃらないのでしょうか?
ということと、あと二つ目ですね、人員職を受けた方は元々の片側の腎臓が悪くなっていると、
せっかく受けても提供してもらった腎臓も負担が大きいような気がしますが、
受けた側のその後の治療は副薬とかになるのでしょうか?
っていうご質問を二ついただいておりまして、
まず一つ目ですね、どの側のその腎機能っていうことですね。
これは非常に大事で、当然ですけれども、
腎機能がある程度良くないとその人員職の土台になれないっていうのは当然あります。
二つのやつを一つになるんで、多少腎機能が落ちるんですけれども、
ただ腎臓って素晴らしい臓器で、二つのうち一つ取ってもですね、
かなりもう片方の残った方の腎臓が頑張るんで、
そんなむちゃくちゃ腎機能が悪くなるっていうことはないんですよね。
でももちろん、他の原因で腎機能が悪くなるっていうことはあるんですけれども、
でも基本的には一つになって、その後はどの方もCKDっていうことになるんで、
検診受けていただくんですけれども、っていう感じですね。
あとは二つ目の質問ですね、今度レシピエント側ですね、提供を受ける側は、
片側の腎臓っていうかね、腎臓は基本的には両方悪くなって腎機能が落ちてくるんで、
片側だけね、腎機能悪くなっても、普通はね、そのCKDのすごい、
腎代替療法が必要になるところにまでは行かないんですよね。
なので、両方ともに悪くなって、三つ目の腎臓をいただくっていう、そんな感じですけれども、
ただこの場合にも、さっきのドナー側と同じで、結局三つ腎臓があったとしても、
そのうちでも、そのうちちゃんと機能している腎臓は一つだけっていうことになるんでですね。
基本的には免疫抑制剤ですね、これをね、ちゃんと欠かせず飲んでいくっていうことが、
一番大事になってきます。
この辺りはね、腎臓生活チャンネルさんの方でね、免疫抑制剤をどういう風に飲み忘れないかみたいな工夫の動画も
確かあったかなと思うんで、ご覧いただけたらと思いますね。
続きまして、キャスパーさん、これ何問いただきました?
質問、血液型が違っても移植は可能とのことですが、RHプラスマイナスも関係なく移植できるのでしょうか?
ということで、ご質問ありがとうございます。
これ血液型ね、ABOの血液型のことだけ話しましたけれども、RHのこと話してなくて、
これね、ちょっとわからないので調べました。
調べましたけれども、結論ね、あんまり出てこないんですけど、理論的にはね、
ちゃんと手術の前に対処すれば問題ないんじゃないかなという風に思いますけれども、
これはちょっと責任を持ったことは言えないので、
結構古い本で、この辺ね、当時はABOの血液型不適合はあんまりされてなかったんで、
という感じですね。ご質問ありがとうございます。
続きましてが、1072回ですね、よく知ってよく考えよう、
ゾウキー色ブルー、ブルーじゃない、グリーンリボンキャンペーンということで、
ゾウキー色のですね、ゾウキー色ネットワークのパンフレットをご紹介させていただきました。
コメントが、あやさん、ゆかりんりん、あいくーかんさん、かすみさん、まるとまさんからいただいております。
ありがとうございます。今週ね、質問が多くいただいておりました。ありがとうございます。
ご質問が、まずはゆかりんりんさん。
ゾウキ提供医師免許証で希望していますが、慢性腎臓病などゾウキ提供に適さないと思われる箇所は、
そのことを記載しておいた方がいいのでしょうか。
てか、その前に腎臓の提供をしないにしておいた方がいいのかなということで、
これはね、ご質問ありがとうございます。
これあんまり決まりない気がしますね。決まりない気がしますけども、
当然ね、CKDがあったら移植対象にならないっていうことになるんで、
書いておいたら丁寧、親切かなっていう気はしますよね。
はい、でした。続きましては、
クーカンさん、質問です。移植後のご遺体の方、脳死移植後のご遺体の方ですね、
内部処理はするのですか?何か詰めるとか。
また腎臓や肝臓移植は生きてる人からもあると思うのですが、
移植後はそこだけへっこむのでしょうか?ということで、ご質問ありがとうございます。
まずね、内部処理はするらしいですね。
これちょっとね、私、脳死移植後の状況を見てないですけれども、
基本的に検体っていうか、
亡くなった方の病理解剖っていうのをやることはあるんですけれども、
その場合にも、当然内部の臓器は取り出すんですけれども、
その後、綿を入れたいとかっていうことで、
表面はね、当然ね、開けたところは針と糸で縫うんですけれども、
そういう感じで、中は詰めるっていう、そんな感じですね。
あとはへこむことはありません。
これは骨格がね、そういうふうにできてるんで、
ですし、他の臓器がそこの部分を埋めていくっていう感じになりますね。
続きましてが、
かすみさん、質問。
資料の過去よくある質問9、1より、
例えば、超立病院のような手術室はあるけど、大学病院のような高度医療施設ではない場合、
診定死後の臓器適室はその場で、
脳死化の臓器適室は高度医療施設に運んで適室という理解でよいでしょうか。
移植する施設は臓器に決まっているんですね。
ということで、ご質問コメントありがとうございます。
これはですね、診定死後、脳死後とか別に関わらず、
まずね、そもそも臓器提供できる医療機関が決まってるんですよね。
できるってなったら、もうそこで適室はやってしまうっていう感じですね。
で、それを、ヘリコピターとかね、搬送されてるのあったじゃないですか。
それで搬送して、レシピエントが待ってる医療機関に運んで手術するっていう、
そんな感じになるんで、という感じですね。
ただ、手術室はあるけどっていうところはね、ちょっと厳しいかもしれないですね。
結構ね、本当に脳歯移植って、手術室なんていうか、
もう一大業種になってしまうんで、その時間帯ですね、という感じです。
続きましてが、まるとまさん、ご質問。
提供者のご家族へのアフターケアなどはあるのでしょうか?
ということでご質問いただいていて、これね、ちょっとわかりません。
これね、あってしかるべしと思うんですけれども、
どうなってるのかちょっとよく知らないですね、これに関しては。
はい、すいません。
続きましてが、第1073回ですね。
臓器移植の実施状況等に関する報告書を読むということで、
はい、これはね、もう非常にお役所っぽい資料でしたけれども、
でも、一番新しいというか、資料をご紹介させていただきました。
コメントが、あやあさん、ゆかりんりん、まるとまさんからいただいております。
ありがとうございます。
まずは、あ、そうですね。
あやあさんの方から、その検出が増えて特別なことではなくなったのでしょうか?
また、突然の交通事故などで脳死になられる方も多いのでしょうか?ということで、
これはね、あのパンフレットにも書いてあったように、やっぱりね、
頭の事故であったりとか、脳卒中であったりとかで脳死に至られる方が多いっていう感じですね。
はい、あとは、あの件数増えてきてるっていうのは現状あるかなというふうには思いますね。
その報道が少なくなっているっていう件ですね。
はい、えーと、続きましてが、ゆかりんりん。
あ、これ1個目はですね、1個目は同じような質問で、
臓器を取り出した後はどうなるんですか?っていうことで、先ほど回答させていただいた通りですね。
はい、で、質問2ですね。
直後よりも年数が経ってからの静着率が落ちるのはどうしてですか?
提供された臓器に負担がかかってしまうのでしょうか?
それとも拒絶反応によるものなのでしょうか?っていうことで、
これはありがとうございます。
これはね、拒絶反応ですね。
拒絶反応なんですけれども、免疫抑制剤のね、濃度が高すぎてもいけないんで、
その濃度を測りながら調整するっていう感じなんですけれども、
ただ慢性拒絶反応って言って、やっぱりね、年々いくに従って拒絶反応が起きて、
静着率が落ちるっていうのはありますよね。
でもこれ、放送の中でも言いましたけれども、
多分ね、今、この資料に出ていたデータは、
臓器移植法が始まってからのデータだったんですけれども、
多分ね、ここ5年、10年とかはね、もっと良くなっていると思いますね。
これは整体でも同じなんで、はい。
えーと、続きましてが、まるたまさん。
質問。
臓器移植の待機期間が長いのは、
透析の技術のおかげで待つことが可能だからなのでしょうか?
っていうことでご質問いただいていて、
これはそうですね、これは、はい。
まあ、それも一つの要因かと思いますし、
あとは、待機の方が多いですね。
そもそも1万何千人とかっていうことで、
臓器移植だけもすごい多いんで、
それもあるかなというふうには思いますね。
はい、まあでも、透析技術はね、日本の透析技術、
特に血液透析に関してはね、世界一っていうふうに言われてますし、
まあ確かにね、日本の血液透析でもう10年って、
もう30年とか40年以上の方も確かにいらっしゃったと思うんですけれども、
はい、っていう感じの方もいらっしゃるので、
まあさすがにね、そういう方はちょっと年齢的にね、
人植は難しくなりますけれども、
はい、でも、あの、透析をしながら待つっていう、
県人植をですね、いう方はいらっしゃいますね。
はい。