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2025-04-20 08:24

《1215》㊙️私の論文検索術

【本日のご質問】

医師がsnsなど外部に向けて発信する時は論文を検索する習慣があると聞きます(日々の臨床や雑談にでも?)論文検索するときに信用できるサイトを教えて頂きたいです!Google scalar?jstage?無料で気軽に検索できて信頼性の高いものなどありますか。また論文を調べる時のコツがあれば是非ご指導お願いしたいです🙇🏻


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

* リスナーのおさむんさんから、医師がSNSなどで発信する際に論文検索をする習慣があると聞き、日々の臨床や雑談で信頼できる論文検索サイトを知りたいという質問。

* Google ScholarやJ-STAGEのような無料で気軽に検索でき、信頼性の高いサイトについて質問。

* 論文を調べる際のコツについても指導を希望。

* たけお先生は、自身が週に数百、月に数千の論文タイトルに目を通し、医療のトレンドを把握していると説明。

* 世界的な医療文献検索には「PubMed (パブメド)」がほぼ一択であると紹介。

* キーワード検索のコツとして、PICO(Patient/Problem、Intervention、Comparison、Outcome)の考え方を応用すると良いと説明。

* 特定の分野の有名雑誌の新着論文を毎週自動でメール受信するシステムを構築していると紹介(例:New England Journal of Medicineなど)。

* Google ScholarはPubMedとは異なる検索アルゴリズムで、無料で閲覧できる文献もあるため一般の方にも使いやすいと説明。

* 日本語文献検索にはJ-STAGEやCiNiiが有用であると紹介。

* 医療系の日本語文献に特化するなら医学中央雑誌(医中誌)が良いが、有料であることが多いと説明。

* 近年、AIを活用した論文検索が増加しており、自身も利用していると紹介。

* AIによる論文検索は今後主流になると考えている。


興味シンシン☝

サマリー

今回のエピソードでは、論文検索に必要なスキルや便利なリソースについて解説しています。主なツールとしてパブメド、Google Scholar、JSTAGE、医中誌が挙げられており、特にAIを活用した論文検索の増加にも触れています。

医療に関する質問とお答え
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる、ちょっと役に立つ、間違えました。
医療にまつわる、皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームから、ぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日は質問、リクエスト、回答をやっていこうと思うんですけれども、
今日いただいているのは、おさまのさんからいただいたご質問ですね。
いつも聞いていただいてありがとうございます。
質問はですね、医師がSNSなど外部に向けて発信するときは、論文を検索する習慣があると聞きます。
日々の臨床や雑談にでも、論文検索するときに信用できるサイトを教えていただきたいです。
Googleから、Jステージ、無料で気軽に検索できて、信頼性の高いものなどありますか。
また、論文を調べるときのコツがあれば、ぜひご指導をお願いしたいです。
というご質問、リクエストをいただいておりました。
これを回答していきたいと思います。
ただですね、今日の話はだいぶマニアックになると思いますし、
ほとんどの方はね、これやらなくていい、専門職の人は参考になるかもしれないですけれども、
ほとんどの方は参考にならないと思いますので、
それを前提に聞いていただけたらなというふうに思うんですけれども。
論文検索の方法
まずですね、一文目なんですけれども、
私ですね、日々臨床課をやってるんですけれども、
論文を結構見てるんですよね。
これ、先週だったかな、メンバーシップ限定のところでも、
情報収集術みたいなところでお話しさせていただきましたけれども、
論文はですね、週に数百、だから月でいくと多分千を超えるぐらいの論文の、
タイトルだけですけどね、ざっと目を通して、
それをノートの方にピックアップしたりとか、
あと知り合いの先生にシェアしたりとかっていうのを、
もう、かかるこれ、何年?
4、5年、もうちょっとやってるかな。
6、7年ぐらいやってるような気がします。
そんな中で医療のトレンドであったりとか、
もちろんその中で興味津々なものがあったらチェックしに行くんですけれども、
そういうことをやっていて、
そのシステムはですね、パブメロっていうですね、
これ多分、医療系の方はご存知の方多いと思うんですけど、
PUMEDかな、っていうサイトがありまして、
これが一番医療系の、特にワールドワイドな文献を探すっていうときにはね、
もうそれ一択かなっていう、ほぼ、っていう感じですね。
なので、何か検索しようと思ったら、
まずはそこにキーワードを入れたりとかして、
調べていくっていうことになってきます。
そのキーワードの入れ方もですね、
この後半のね、コツがあればっていうことで書いていただいてるんですけれども、
Google検索とかと同じような感じで入れていってもいいんですけれども、
できればその疑問の定式化っていうふうに言うんですけれども、
そのPICOって書いてピコとかね、
PECOって書いてペコっていうふうに言うんですけれども、
その対象ですね、例えばどういう患者さんなのかとかですね、
あとはどういう介入方法なのか、
例えばお薬を使うのか、何か特定の心理療法をするのか、
例えば自律訓練法に関して調べたいってなったら、
自律訓練法がそのIのところですね、
インターベンションっていう介入っていうところに入ってくるんですけれども、
それを入れたりとか、
あとはCはその対象なんで、Cはあんまりあれですけど、
最後のOがアウトカムっていうので、
例えば自律訓練法で、何でもいいですけれども、
例えば不眠が良くなるかどうかっていうのを調べたいっていうふうになったら、
その不眠っていうキーワードを入れるとかですね、
例えば高齢者、自律訓練法、不眠っていうような、
そんな感じで入れて検索していくっていう、
これGoogleでもよく似た感じで検索していくと思うんですけれども、
そういう感じで検索していくっていうのをやったりしますね。
たださっき言った毎週送られてくるようにしてるのは、
これシステムとして構築していて、
毎週月曜日の朝に自動的にメールで送られてくるようにしてるんですけれども、
これはとある特定の分野の有名雑誌を入れていて、
登録していてですね、
その週に出た論文を全部メールで送るようにしてるんですよね。
ちょっとこれ言ってる意味わからないかもしれないですけれども、
例えば医学系で非常に有名な内科系の雑誌で、
New England Journal of Medicineとかですね、
Analysis of Internal Medicineとかですね、
あとJAMAとか、
そういういわゆる有名どころの雑誌、
少年ジャンプとかあるじゃないですか、
ジャンプとかコミックとかちょっと僕読んだことないんでよくわからないですけれども、
そういうようなメジャーな医療系の雑誌があるんですけれども、
それをタイトルだけ全部メールで送られるようにしていて、
それを月曜日の朝にチェックするっていうのがもう、
日課じゃない、週課って言わないな。
毎週月曜朝のルーチンみたいな、
そんな感じになってるっていう感じですね。
っていうのが、私が毎週やってる方法っていう感じです。
あとはここ書いていただいてるように、
Google ScholarとかJSTAGEですね、
この辺は非常に、
特にGoogle Scholarに関しては、
パブメドとちょっと違う検索アルゴリズムになってるんですよね。
とか、あと無料で見られるもの。
もちろんパブメドから見られるものもあるんですけれども、
Google Scholarで引っ掛けていったら見られるっていうこともあったりするので、
Google Scholarも特に一般の方には、
どちらかというとパブメドより使いやすいんじゃないかなというふうに思いますし、
あとは日本語文献ですね。
日本語文献調べるんだったらJSTAGEですね。
JSTAGEとかあとSignyっていうのもありますけれども、
この辺が医療系以外も含めてっていうことであれば、
使いやすいんじゃないかなというふうに思います。
ただ、医療系で日本語文献を調べるっていうことになると、
これも非常に有名ですけれども、
医中誌っていうですね、医学中央雑誌っていうのがあって、
これはちょっと無料ではほとんど使えないんですけれども、
そうですね、ほとんど使えないんですけれども、
有料でその施設契約とかしてるところであれば、
医中誌から検索していって、
そっからまた文献をたどるっていうこともあったりしますね。
なので、医中誌が使える方で、
施設に勤めてる方だったら医中誌を使うっていうのは、
医療系の日本語文献を調べるのは一番いいんじゃないかなというふうに思います。
AIの活用と今後の展望
思いますが、ここにきてですね、
いつもAIの話してるんですけれども、
やっぱり去年ぐらいからですね、
AIでの論文検索、これが非常に増えてきて、
私もですね、パウメルもちろんね、
さっき言ったような方法で使ってはいるんですけれども、
やっぱりね、AIを使って論文を検索することもね、
結構増えてきました。
で、AIに関してもね、
すごいいろんなものが出てきていて、
これね、ちょっと私もね、
今どれがいいかって試行錯誤してる段階なんで、
これって今一つ言うことできないんですけれども、
ただ、多分、AIを使った論文検索っていうのは、
多分もう今年中ぐらいにはね、
もうメジャーになってきて、
私もね、そっちに、
どっかのタイミングで完全に乗り換えないといけないんじゃないかな、
というふうに今思っている次第ですね。
はい。
てな感じでした。
何か追加のコメントとかありましたら、
またチャット欄、コメント欄で入れておいていただけたらと思います。
はい。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん。
じゃんけん。
ぐ。
ということで、今日もシャースライチしてありますように、
ワイドはない、カエルだけでした。
興味、しんしん。
08:24

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