勉強法の基本
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームから是非お寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、約1ヶ月前、
あ、そうですね、10月の16日にいただいていたご質問・リクエストをお答えしていきたいと思います。
かんちゃんからいただきました。いつもありがとうございます。
はい、いつも発信していただき学びをありがとうございます。
学びといえば、たけお先生はどのように勉強をしていらっしゃいますか?
学生の頃は、私は書いて覚えるタイプでした。
お仕事をされてからは、何からどんな機械で身につける工夫は、
情報収集能力に長けていらっしゃると思うのですが、
そのアンテナの張り方にも興味津々です。
伺ってもあれができるかはかなり怪しいですが、参考にさせていただきたいですというご質問・リクエストをいただきましたので、
これに回答させていただきたいと思います。
だいぶ変化急ですね。はい、だいぶ変化急ですし、
今までもですね、何回かこういうお話しさせていただいたこと、ちょいちょい対談も含めてあるんですけれども、
でもまとまって話しする機会ってあんまりなかったかなと思って、はい、お話ししようと思いました。
まずはですね、大前提として、いくつかポリシーみたいなのがありまして、
一つはですね、教えることは学ぶこと。
これですね、今までも何回か取り上げていると思うんですけれども、
私がですね、医者になって一番初めに研修をやった病院の、
スローガンではないかな、標語?みたいな、ちょっと分からないですけど、
はい、いうので、白井の先生が言われていたことなんですね。
これね、本当に実践していますね、はい、いうのと、あとは、
これ別に誰の言葉でもないと思うんですけれども、
頭をですね、記憶するために使わないっていう、頭を考えるためにあると僕は思ってるんで、
あんまりね、記憶するために使わないという、この2つが、
個人的にはずっとこう心がけているというか、ことかなというふうに思います。
はい、ご質問の中でですね、まず学生の時にどういう勉強をしていたかということなんですけれども、
基本的に僕、真面目なんで授業はちゃんと出ていたんですけれども、
授業の時に、当時はね、スマホとかパソコン、タブレットとかほとんどなかったんで、
基本的にはノートに載ってっていう感じでしたけれども、
ただ、そこで書いても、どうせっていうか忘れるじゃないですか。
試験勉強になるとですね、部活の動機にひたすら教えるっていう。
それ、お互い耳になってたかどうか、ちょっと今となっては怪しいんですけれども、
でも、授業出てないやつとかいたんで、当時は。
今はね、授業結構厳しく出席とられますけど、当時はね、
当時はってか、今でもそういう大学もあるのかな、授業によっては2割ぐらいしか出ていない。
大体1学年100人いるんですけれども、
20人ぐらいしかいない授業とかもあったりしたんで、
そうするとですね、ほとんどのいいやつは出てないんですよね。
で、その人たちに教えるっていう。
もちろんね、学問も出回るんですけれども、
学問をやりつつ、教えるっていうことで。
で、教えるとですね、やっぱり学びになるんです。
自分も学びになるっていうことで、
アウトプットの重要性
もしかしたら間違い教えてたところもあるかもしれないですけど、
そういう感じでクリアしてましたね。
で、仕事をしてからもですね、
これいろんな機会で、この配信活動とかもそうですけれども、
やっぱりアウトプットの機会をね、
反強制的に設けるっていうのは非常に重要かなというふうに思っていて、
そのアウトプット前提でインプットするっていうのはすごい大事かなというふうに思います。
なので、私自身はですね、結構資格勉強とかしてるのは皆さんご存知かもしれないですけれども、
そういうのもですね、ゴール決まらないと勉強しにくいっていうかできないじゃないですか。
なので、ゴールの到達目標がこの辺なんだっていうところから逆算して、
勉強をするとかですね、いうのが重要かなというふうに思っています。
で、あとはですね、本当にアウトプットの機会を反強制的に設けるっていう点では、
私毎週ですね、月曜日、実は今日もこの後やるんですけれども、
1週間の論文の有名な雑誌とかを数百ぐらい論文出るんですけれども、毎週毎週。
それをまとめてですね、知り合いに送るみたいな、今ノートにも出してますけれども、
そういうのを毎週やっていて、
これもですね、何でこれをやることになったかちょっと忘れたんですけれども、
なんか自分から、これ別に楽勝なんでやりますよみたいな感じで言って、
で、それが未だに続いていると、これ多分もう4、5年ぐらいやってるんじゃないかな、
いう感じかなというふうに思います。
なので、そんな感じで、人に提供する、アウトプットをする前提で、
なんか情報収集するっていうのは非常に重要かなというふうに思ってます。
情報収集のテクニック
で、後半ですね、その情報収集能力にも長けらっしゃると思うのですが、
云々っていうアンテナの張り方っていうのをご質問いただいてるんですけれども、
これはですね、以前にもちょっとお話ししましたけれども、
いろんな情報収集のツールを使ってるっていう感じですね。
最近はですね、SNS、特にツイッターXで情報収集する方多くなってきてると思うんですが、
私はね、Xあんまり見てないんですよね。
何を一番見てるかっていうと、さっきの論文のやつでいくと、
パブメロっていうですね、パブメロっていう論文のまとめサイトじゃないな、
なんていうかな、データベースみたいなのがあるんですけれども、
そこにですね、自分が気になるキーワードとか雑誌のやつを事前に入力できるものがあるんですよね。
で、それを毎週毎週見るっていうことにしていて、
そういう感じの仕組み作りをしてるっていう感じですね。
で、あともう一つね、よく使うのがGoogleアラートですね。
これGoogleアラートね、ぜひ皆さんご活用いただきたいなというふうに思うんですけれども、
要はGoogleで検索するじゃないですか、今AI、あんまりAI使うんで、
Google検索しないかもしれないですけれども、
例えば何でもいいですけど、サイコネフロージとかですね、
いうのを入れておけば、サイコネフロージに関する新しい情報が来たら、
それを自分のメールアドレスに転送するとかですね、そういうようなこともできるので、
この二つはですね、非常によく使っていますね。
あとはですね、非常に古典的なんですけれども、RSSリーダーですね。
これ以前の講演会でも話して、何って言われたこともあるんですけれども、
RSSリーダーって昔ですね、ブログの時代にRSSっていう、今でもPodcastとかRSSで動いてるんですけれども、
そういうののコンテンツのタイトルの部分だけ見えるみたいな、そういうのがあるんですよね。
そのRSSリーダーっていうのがあって、そうすると、
1日に数百とかっていうのが出てくるんですけれども、
その中から自分の中でピックアップして、隙間時間にできるので、
もうものの5分ぐらいでバーッと数百件スクリーニングしてみたいなのができるんで、
そういう使い方をしていますね。
とにかく情報の網をかけるのは非常に大事かなというふうに思っていて、
しかもその網の書き方も広く書けるっていうのは重要なんで、
もちろんその中で自分が興味がある、興味津々なやつって、
本当数パーセントぐらいしかないんですけれども、
でもそれでもね、初めの網から抜き落ちてると、
接触もできないじゃないですか、当然ですけれども。
なのでその辺は意識するようにしてるっていう感じですかね。
ってな感じですかね。他なんかありますかね。
他にもありそうな気もしますけれども、
でも今言ったようなことが大体8割方かなというふうに思いますので、
もしご興味があればやっていただけたらなというふうに思います。
全然強制ではないですし、ご質問がありましたので、
それにお答えしたっていう感じでございます。
参考になれば幸いです。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけんちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ホワイトナイトライナー竹井でした。
興味津々。
