1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1422》絶対に見て欲しい番組..
2025-12-21 08:12

《1422》絶対に見て欲しい番組があります📺👀

■本日ご紹介する番組

時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜

被曝(ひばく)治療83日間の記録 〜東海村臨界事故〜

https://www.web.nhk/tv/an/tokikaketv/pl/series-tep-WQGK99QWJZ/ep/PMYXV76ZY7


参考)

「存命だったら還暦」…JCO臨界事故から25年、被曝の治療にあたった医師は今も遺族と文通続ける

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240930-OYT1T50076/

東海村臨界事故被ばく患者の治療経験 - 前川和彦

https://dbarchive.biosciencedbc.jp/yokou/pdf/2002/200208961560009.pdf


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


内科医たけお氏による「心身健康ラジオ」の放送内容を要約します。今回は、NHKの番組『時をかけるテレビ「いまこそ見たいこの1本」』で紹介された、1999年の「東海村臨界事故」に関するドキュメンタリー『被曝治療83日間の記録』をテーマに、医療者の視点からその衝撃と意義が語られました。


番組は、2001年にNHKスペシャルとして放送された内容を再構成したもので、当時の主治医である前川和彦先生や看護師たちの証言を中心に構成されています。たけお氏は、医師としてこの事故の知識はあったものの、実際の治療経過や、被曝した患者の身体に何が起きていたのかを詳細に知る機会はこれまでなかったと述べ、その過酷な現実に強い衝撃を受けたと語ります。


臨界事故によって瞬間的に大量の放射線を浴びた患者は、直後こそ軽微な火傷程度の症状に見えるものの、時間の経過とともに症状は急激に悪化します。放射線が細胞の「設計図」である染色体(DNA)を完全に破壊してしまうため、新しい細胞が作られなくなるのです。


具体的には、まず免疫を司る白血球が作られなくなり、妹からの細胞移植も試みられましたが、移植された細胞までもが破壊されてしまいました。また、皮膚の再生が止まることで全身の皮膚が失われ、消化管など全身から出血が止まらなくなるなど、凄惨な経過を辿ります。当時の最高峰の医療リソースを投入しても、83日間の壮絶な闘いの末に救命は叶いませんでした。たけお氏は、現代の医療技術をもってしても、同様の事態を救命するのは極めて困難だろうと推測しています。


また、番組では治療にあたった医療従事者たちの葛藤も描かれています。未知の事態に直面し、日々刻々と悪化する患者を前に、どのような思いで治療を続けたのか。この姿は、近年のコロナ禍で未知のウイルスに立ち向かった医療現場の状況とも重なるところがあり、医療者としてのあり方を改めて考えさせられる内容であると指摘しました。


最後に、番組には皮膚の剥離や出血など、視覚的にかなりショッキングな場面が含まれるため、視聴には注意が必要であると促しつつ、同名の書籍も出版されているため、そちらも併せて読むことを勧めています。放送は、恒例の「心身じゃんけん(今回はチョキ)」で締めくくられました。

サマリー

このエピソードでは、NHKのドキュメンタリー番組「たけお×テレビ、今こそ見たいこの1本」が紹介され、東海村の臨海事故とその被曝治療について深く掘り下げられています。特に、医療者や看護師のインタビューを通じて、医療の現場での思考や取り組みが描かれていることに触れられています。

番組紹介と内容
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおでございます。
この放送では、医療にまづわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
またご質問お待ちしております。
ということで、今日は絶対に見て欲しい番組がありますという、
またちょっとツリータイトルっぽい感じですけれども、
えっと、おとといですかね、そうですね。
おとといにNHK、またいつものNHKですけれども、
ちなみにリエキス版はございませんが、
NHKの番組でですね、非常にね、
この番組いいなと思ったのがあったので、それをご紹介したいと思います。
題して、たけおTV、ちきりんTVを真似しましたけれども、
その番組がですね、たけお×テレビ、今こそ見たいこの1本ということで、
これね、時々ですね、いい内容をやっていて、
あ、時々っていうか、全体的にいい内容なんですけれども、
私の興味津々の内容が時々出てくるということで、
今回のテーマがですね、この被曝治療83日間の記録、
東海村臨海事故という、もろ医療領域っていう感じで見させていただきました。
で、これ、はじめに放送されたのがですね、
2001年か、2001年度にNHKスペシャルで公開されたやつの、
ほぼ同じ内容を放送してたら、前川和彦先生っていうですね、
東海村臨海事故の詳細
当時の主治医の先生ですね。
その先生とあと看護師さんたちにフォーカスされた番組なんですけれども、
その中でのこの主治医の前川さんがご出演いただいて、
当時のことをまた語るみたいな、そんな感じの番組でした。
で、この東海村の臨海事故は、なんか知識としては知っているし、
なんか習った記憶もあるんですけど、授業とかで習った記憶もあるんですけれども、
医者になってからですね、あんまりどういうことをされたのかとか、
実際2人が、この3人が被曝して2人が亡くなれてるんですけれども、
その亡くなれた2人がどんな経過だったかって、僕全然知らなかったんですよね。
もちろん放射線の影響とか、放射線を浴びるとどういう感じになるかとかっていうのは、
学校の授業ではやりますし、特に福井は原発多いので、
その辺が非常に熱心に授業をしたりもしてるんですけれども、
ただ、そういうリアルな話とかっていうのを全然知らないままに、
医者人生を過ごしてきてですね、
今回、もう本当にリアルに、結局最終的には83日後にお亡くなりになられるんですけれども、
その間にどんなことが起きるのかとかっていうのがね、
非常に刻々と時間経過を追ってですね、表されている、
非常にいいドキュメンタリーだなというふうに思いました。
東海オンエアの事故のことは、よくご存知の方も多いと思うんですけれども、
これ一瞬にしてですね、何万倍もの放射線を浴びられたんですよね。
その事故直後はですね、普通にちょっとした火傷と、あと火傷ぐらいで会話もできてみたいな感じで、
比較的ですね、軽傷なの、軽傷って言ってもあれかもしれないですけど、
普通に治療を受けておられたみたいなんですけれども、
見る見るうちにどんどん重症化されてっていう感じで、
やっぱりね、これ番組見ていただいたら分かりますけれども、
放射線による染色体ですね、DNAが破壊されてしまうっていうですね、
これの影響がものすごいんだなっていうのは、すごいよく分かりました。
これね、ぜひともご覧いただけたらと思うんですけれども、
人間ね、生きていく上では、その設計図ですね、そのDNAっていう、
遺伝子からタンパク質が作られて、それが日々人間の体を作られていくわけなんですけれども、
それがですね、もう完全になくなってしまうんだ、なくなってしまうとこういうことになるんだっていうのはね、
非常によく分かりましたね。
医療者の思い
で、はじめは、その白血球っていうですね、
マメ液の一番大事な物質ですけれども、
それがそもそも作られないっていうことで、
それに関してはね、妹さんからの移植でことなきを得たっていうか、
一旦回復したみたいなんですけれども、
でもその移植した妹さんの細胞をまた壊されてしまうっていうですね、
これはですね、だから、同じような事故はそのまま起きてはいないんですけれども、
でも今でもね、これ当時も何年前だったかな、
26年前か、
なので当時の医療としては最善の医療をして、
ただ思うんですね、東大で治療していてっていうことで、
もうすべての医療、ありとあらゆる考えられる医療資源を投入していたのは非常によく分かったんですけれども、
それでも今は同じような事故が起きて、
これ果たして救命できるのかっていうふうに思うと、
これなかなか非常に厳しいなというふうに思ったのが正直なところです。
あともう一つ見ていただきたいのが、
治療内容もさることながら、やっぱりそれに関わった医療者の方たちのインタビューが結構出てるんですよね。
メインには医師、看護師なんですけれども、
そういう方たちがどういう思いで治療に向き合われたのかみたいなのも、
非常に見ていて見応えがありましたし、
本当に今でも放出線に限らず、
例えばコロナとかでも同じような状況が起こったと思うんですけれども、
やっぱり医療者としてどういうふうにこういう未知の時代に立ち回りするかっていうのは、
改めて考えさせる気合になって、非常にいい番組だったかなというふうに思います。
ということで、ぜひともご覧いただきたいんですけれども、
ただちょっと2点ほど注意点があってですね、
一つはですね、結構グロい画像というか、
実際に皮膚が結構やられていくんですよね。
もう細胞が作られないんで、皮膚がもう、
通常であればですね、全身やけどみたいなのだったらその皮膚だけ対応したいんですけれども、
放出線の場合はね、中もすごい消化管出血って言ってですね、
もう胃腸をありとあらゆるところから出血するみたいな感じのミズラブルな最後になっていくんですけれども、
そういうのをちょっと見たくないっていう方はね、見ない方が本当にいいかなというふうに思いますし、
あとはもう1点注意というか、先ほども言ったように25年前の話なんで、
ちょっとね、やっぱり今の医療とは違う部分もあるっていうことはね、
差し引いてみていただく方がいいかなというふうに思いました。
ただやっぱり、本当に放出線は怖いなって改めて思いましたし、
医療者として何ができるんだろうっていうふうに考えながら、
悶々として時を過ごしていく、治療していくっていうのはね、
すごい大変だっただろうなというふうに思いました。
あとこれね、書籍も出てるんですよね。
これ書籍ね、ちょっと僕全然読んだことなかったんで、
これちょっとね、読んでみたいなというふうに思いましたね。
でした。はい。では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思いまーす。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけんさっき。
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いとなり、カイロタケエでした。
興味、しんしん。
08:12

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