HIV・エイズの基礎知識という超ドンピシャの資料を出しておられたので、
これを一緒に読み解いていきたいなと思います。
PDFで言うと13ページの資料になります。
じゃあ、まず目次のところからいきたいと思いますけれども、
しらし坂先生の初めにの言葉が書いてありますけれども、
そこを飛ばさせていただいて目次ですね。
全部で急所構成になっておりまして、
まず1、数字で見るHIV・エイズ、2、正しく知ろうHIVとエイズ、
3、HIV感染3つの経路、
4、こんなことでは感染しません、
5、HIV感染を予防するには、
6、性行為で気をつけたいこと、
7、知っておきたい性感染症、
8、HIV検査と結果について、
9、HIV感染症、エイズ治療の今ということになっております。
結構ボリューミーなのでサクサクっといきたいと思います。
まず1ですね、数字で見るエイズということで、
当然ですけどね、エイズで日本国内だけではなくて、
世界中でまだ全然あるんですけれども、
この左下のグラフを見ていただきたいと思うんですけれども、
これですね、ご存知の方もいらっしゃると思うんですけど、
エイズ自体はですね、エイズとかHIV感染自体はですね、
2010年ごろピークに少しずつ減少傾向ではあるんですよね。
あるんですけれども、これ日本の統計ですけれども、
あったんですけれども、実は2021年かな、2年かな、
そこにしてですね、また若干上昇してますよね。
グラフの一番右側を見ていただけたらと思うんですけど、
これがね、報道でもされてますけれども、
非常に問題になっております。
特に年齢層でいくとですね、
これ本文の中に書いてありますけれども、
HIV感染ですね、これちょっと後からHIV感染とエイズの違い、
後ほど出てきますけれども、HIV感染は若い人、
20代から30代に非常に多くあるんですよね。
だから決してね、中年とか高齢者の病気ではなくて、
特に若い方の感染予防が非常に大事という、
これは感染経路とも関連しているんですけれども、
というのをぜひ知っておいていただきたいなというふうに思います。
あとはですね、このタイトルに書いてありますけれども、
エイズを発症して初めてHIV感染を知る人が3割ぐらいいるということで、
これ実はですね、エイズとHIV感染って違うんですよね。
これ結構ね、誤解されてるなと思うんですけれども、
HIV感染が初めに前提とあって、
それによって免疫不全が起こってきて、
それによる何らかの症状が出てきたらエイズというふうに言うんですよね。
だからHIV感染があってもですね、
気づかない方って非常に多いんですよね。
これ初期のHIV感染、急性HIV感染症っていうふうに言うんです。
これインフルエンザと間違われたりすることもあるって、
そこから潜伏期間みたいな感じであって、
そこからエイズを発症するみたいなことが一般的な経過なんで、
もちろんこれ以外の経過もちょっとあるんですけれども、
いう感じになります。
ということで、丸にですね、正しくしろHIVとエイズっていうことなんですけれども、
HIVとエイズは違いますというのが今お話しした内容で、
HIVっていうのがウイルスの名前ですね。
Human Immunodeficiency Virus Virusの頭文字を取ってHIVということで、
それによって起こってくる病気の名前ですね。
これが抗天性免疫不全症候群エイズっていうことになっております。
ここに書いてあるように右側のグラフを見ていただけたと思うんですけれども、
はじめですね、そのHIVに感染してもですね、
急性感染っていうので本当にこれHIVってウイルスなんですけれども、
他のウイルスと同じような形で高熱が出たりとかですね、
ブシブシが痛くなったりとかっていうことで本当にね、
インフルエンザとかコロナみたいな感じの症状が出るんですけれども、
その後ですね、全然潜伏してしまってこの無症候期、
約5年から10年って書いてありますけど、こういう期間があるんですよね。
その後にエイズが実際発症してくるっていうことになってきます。
それがこの文章の中にひよりみ感染って、
ひよりみってなかなか一般用語ではないんで分からないと思うんですけれども、
要は免疫力が落ちてきたときに起こってくる、
通常の免疫力があれば起こらない感染症のことを、
このひよりみ感染症っていうふうに言うんですけれども、
これ23宿間あるんですけれども、
それが起こってきたらエイズということで診断されるということになっております。
HIVにどういうふうに感染するのかということで、
これはよくご存知だと思いますけど、3つ経路があって、
1つが感染症、2つ目が血液を介して、3つ目は母子感染ということになっております。
圧倒的に多いのが書いてありますけれども、
この感染経路1、性行為による感染ということで、
もちろん2とか3もないわけではないんですけれども、
今の感染のほとんどは1、性行為による感染症ということになっております。
逆に、これ本当に知っていただきたいんですけど、
この4、非常に有名な話ですけれども、
日常生活においては性行為以外で感染することはほぼないんですよね。
なので、例えば電車のつり革とか、
ベンザーを同じベンザーを使うとか、
普通に美容店とか美容院とか、
こういうのでは感染することはないということを知っておいていただけたらと思います。
逆にどういうふうに予防したらいいのかということで、
正しい知識を持って行動しましょうと書いてありますけれども、
性行為に関してはコンドームを正しく使うということですね。
必ず使う、正しく使うというのが予防になっております。
血液感染、母子感染は省略させていただきますけれども、
これにつきますね。
6、性行為で気をつけたいこと。
これ繰り返しになりますけれども、
性行為による感染があるのでコンドームを正しく使うということが非常に大事になってきますし、
7、性感染症にかかるとHIVにも感染しやすくなりますということで、
性感染症、以前もこの新進言語ラジオでも取り上げましたけれども、
いろんな種類の性感染症はあるんですよね。
これが右側に書いてありますけれども、
最近非常に問題になっているのが梅毒ですね。
有名なところに行くとリンキン、クラミジアとかですね。
あとは、ちょっと今回は取り上げないですけど、
B型肝炎も性感染症の一つなんで、
これもぜひ知っておいていただきたいなと思います。
8、次のページに行っていただくと、
HIV検査と結果についてということで、
HIV検査はですね、
2つ目に書いてありますけれども、
スクリーニング検査と確認検査という、こういうのが2つあるんです。
2段階制になっているんですね。
特にスクリーニング検査というのは、
網をかけるようなそういう検査なので、
一旦このスクリーニング検査で陽性になったとしても、
即HIVというわけではないんですね。
その後に確認検査というのがあって、
になります。
あとは、このスクリーニング検査でも引っかからない場合があるんですよね。
これが検査を受ける時期という右側に書いてありますけれども、
すぐに、
その感染の曝露、
HIVに曝露したとしても、
すぐに感染陽性に出るわけではないんですね。
これは他のウイルス検査でも同じですけれども、
なので、基本的には、
3ヶ月を再検査の機会として、
再検査を受けていただく場合、
危ない場合には、
いうのが必要になってきたりします。
こんな感じですかね。
あと、
HIV感染症、AIDS治療の今ということで、
早期に治療を始め継続することが大切です。
と書いてありますけれども、
HIV感染症の治療って、ものすごい進化してるんですよね。
私も以前勤務していた病院が、
HIVの指定医療機関になっていたので、
そこでも結構学んだんですけれども、
HIVとか、あとAIDSは、
死の病というふうに思われているしもあるかもしれないですけど、
これは、HIV感染症は慢性疾患だっていうのを、
私、習って、
なるほどと思ったんですけれども、
きちんと薬を飲み続けていれば、
かなり長期的な生存、
普通の一般の方と同じぐらいの生存が見込めるんですよね。
それぐらい薬良くなっているので、
早期に診断する、
早期に治療するということの重要性というのが、
以前以上に言われております。
この辺も知っておいていただけたらなと思います。
ということで、
非常に駆け足でやってまいりましたけれども、
今日、12月1日は世界AIDSデーということで、
HIV、AIDSに関して、よく知っていただきたいなと思って、
お話しさせていただきました。
では、最後、シンシンジャンケンいきたいと思います。
シンシンジャンケン、ジャンケン!
ということで、今日も幸せな一日になりますように、
お会いいただきありがとうございました。
興味津々。