1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1103》あの病気もこの病気も..
2024-12-03 14:06

《1103》あの病気もこの病気も⁉️実は性感染症(後編)

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性感染症ってどんな病気?

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/koho/kansen.files/sti.pdf


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## 性感染症特集


内科医たけお先生は、世界エイズデーにちなんで性感染症について特集を組んでいます。今回は性感染症の各論、つまり個々の病気についての解説です。


**主な性感染症**


1. **梅毒**

- 近年増加傾向

- 症状が複雑で、自然に消えることもある

- 血液検査で診断可能

- 抗菌薬で治療可能


2. **クラミジア**

- 最も一般的な性感染症

- 多くの場合無症状

- 不妊の原因になることがある


3. **淋菌感染症**

- 症状が出やすい

- 緑黄色の分泌物が特徴

- 抗生物質耐性が問題に


4. **性器ヘルペス**

- 水疱と痛みが特徴

- 抗ウイルス薬で治療


5. **尖圭コンジローマ(HPV)**

- イボができる

- 外科的治療が必要


6. **トリコモナス感染症**

- 寄生虫による感染症

- 女性で強い症状が出る


7. **カンジダ症**

- カビによる感染

- ヨーグルト状の分泌物が特徴


8. **B型肝炎**

- 成人での感染は主に性感染症

- 重症化の可能性あり


9. **A型肝炎**

- 食中毒のイメージだが性感染症でもある


10. **アメーバ赤痢**

- 肝膿瘍を引き起こすことがある


11. **HIV感染症/エイズ**

- 初期症状はインフルエンザに似ている

- 治療法が進歩し、慢性疾患として管理可能に


12. **その他のHPV関連疾患**

- 子宮頸がんワクチンの重要性


これらの性感染症は、適切な検査と治療で多くが管理可能です。早期発見・早期治療が重要であり、パートナーとの同時治療も必要です。また、HIV感染症に関する偏見をなくし、正しい知識を持つことが大切です.

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内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にマスクをちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、
5回生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週はですね、感染症、特に性感染症のことをですね、
テーマに12月の1日が世界衛生日だったということもありまして、お送りしております。
で、普段はですね、毎週火曜日は興味津々論文をやってるんですけれども、
昨日ご紹介した資料がですね、思いのほかいいのと、ただボリューミーだったこともあってですね、
今日は昨日に引き続きの後編ということで、
性感染症のですね、あの、覚論的なお話、それぞれの病気についてっていうこのパート2のところですね、
これを解説していきたいと思います。
ただですね、これ、12個病気が、あ、11個プラスアルファかな、はい、病気があるので、
全部はね、解説するとちょっと無理かなというふうに思ってますので、
まあちょっと一言ずつ触れるぐらいな、そんな感じになるかなというふうに思いますね、ご了承ください。
はい、それではまずは、えっと、1個目の、1、倍読からですね、12ページ目ですけれども、
倍読はですね、まあ昨日もちらっとお話しましたけれども、今すごい増えてるんですよね。
で、この一番上にも書いてありますけれども、昔の病気っていうふうに思われがちなんですけど、
全然そんなことはありませんっていうことですね、はい。
で、えっと、これ症状がですね、非常に難しくてですね、
初めは、あ、この症状のところ、第1期、第2期、あと潜伏倍読、神経倍読っていうふうに書いてありますけれども、
あの、症状が出るんですけれども、ただ、この第1期の最後のところに治療しなくても数週間で症状は消えますっていうですね、はい。
いうのが非常に厄介なのと、あとこの第2期ですね、
第2期も3ヶ月経つと手のひらや足の裏などに全身に発疹ができますっていう、
これ昨日ね、あの写真があったパラシンってやつですけれども、これもね、数週間から数ヶ月で症状は消えますなんですよね。
で、そっから潜伏倍読って言って、これ潜伏倍読ってちょっと謎の名前かもしれないですけど、本当に潜伏するんですよね、はい。
それで何年も経過して、最後に発症するみたいな、そんなこともあるんで、
で、その倍読、これ倍読トレポネーマっていうのが病原体、その下に書いてありますけれども、はい、いうものなんですけれども、
これはね、血液検査すればわかるんです。
なので、必ずね、血液検査でね、病院でその例えば手術を受けるとかですね、そういう前には必ず倍読のチェックしてるんですけれども、
チェックして初めて検査でわかるみたいなこともあったりするんですよね。
で、これちょっと倍読の検査って実は少し難しくって、2種類の検査法をね、やるんですけれども、
その評価が難しくって、実は倍読じゃないのに倍読っぽく見えるっていうこととかもあったりするんですけど、
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ちょっとこれ話ややこしいのでもうやめときますけども、はい、っていうので、でも倍読は血液検査で調べられますっていう感じです。
で、治療に関してはですね、これほとんどの性感染症そうなんですけども、治療法はあるんですね、抗菌薬、倍読って倍菌なんで抗菌薬は有用ですっていうことになっておりまして、
で、昨日も言ったように、このパートナーも一緒に治療するっていうことは非常に大事っていうことになってますね、はい。
っていう感じです。
あとはやっぱりね、この一番下の妊娠・出産を控えている方へのところに書いてありますけれども、先天倍読ですね、これはね、非常に大事なんで、やっぱりね、この妊婦検診で倍読の有無確認しますけれども、
そこから感染しないようにっていうことも当然大事なんで、はい、妊娠・出産に関してはですね、この倍読、非常に重要な病気ということも知っておいていただけたらと思います。
はい、で、続きましてが2番目、性器、クラミジアですね。
これですね、3番のリン菌とセットで混合感染することもあるんですけれども、まずはクラミジアの方ですね、クラミジアはクラミジアトラコマチスっていう病原体の感染なんですけれども、
これリン菌とかですね、倍読の方が有名なんですけれども、ここにも書いてあるように一番多いんですよね、一番多いんですけれども、でも自覚症状がほぼないので、感染に気づかれないっていうこともあったりします。
はい、で、症状のところですね、無症状が多いんですけれども、昨日話に出てきたこの肝臭炎っていうフィツフューカーティスっていう風に言うんですけれども、そういうのが起こったりとかですね、あと骨盤内に炎症を起こしたりとかして、
不妊症の原因になってます。女性側の不妊症の原因になったりすることもありますよね、はい。
で、男性を産む症状のことが多いですけれども、うんぬんっていう風に書いてあります。はい、で、これもですね、あの検査で当然わかりますし、あとは治療、抗菌薬が有用ですっていうことで、はい、まあちゃんとした治療法がありますので、もしクラミジアという風にわかったら、
それはその後の治療をするっていうことが非常に大事です。はい、えー、続き、あ、で、そうですね、一番下に書いてますね、妊娠疾患を控えている方へっていうことで、この卵管炎、骨盤内炎、肝臭炎などを起こし、子宮外妊娠、不妊症の原因となることもありますっていうことで、はい、まあ、あの男性もね、精巣状態炎っていう精巣の上にくっついているところに炎症を起こしたりすると、
その精巣がちゃんと出ていかないっていうことになって、男性不妊、男性側の不妊の原因になったりすることもありますよね。はい、です。で、続きましてが臨近ですね。はい、臨近はですね、これ、あの私白井から教えていただいたんですけれども、この臨近の臨っていう字、これあんまり書かない、あの字だと思うんです。これ舌猿っていう風な訓読みらしいんですよね。はい、それぐらい結構ね、症状が出ることが多いんですけれども、でも、あの症状がないこともあるっていうのもありますね。
ただ、この女性のところに書いてありますけれども、症状がある場合は、緑黄色の濃い織物とかですね、あと尿道から海が出ることがありますっていうことで、まあ、これ男性女性ともにね、そんな感じで、結構ね、分泌物が多くなるっていうのは特徴という風に言われてますね。はい。で、治療ですね。治療、これまた抗菌薬が有用なんですけれども、ただね、これ臨近に関してはね、最近ここに書いてあるように、耐性の臨近がね、出てきてるっていうのがちょっと問題になっています。
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ただ、別に耐性の臨近だからといって治療できないっていうわけではないんで、まあ、耐性の臨近でも、違う抗生物とかでちゃんと治療できるっていう、そんな感じです。はい。続きまして、正規ヘルペスですね。正規ヘルペスウイルス感染症。まあ、これはですね、あの痛み、あのヘルペスって、スイート体調方針ウイルスのヘルペス族のウイルスなんですけれども、基本的にはこう水膨れみたいな感じになって、
あと痛みを伴うっていうのが特徴なんですね。で、この単純ヘルペスウイルスの正規ヘルペスも同様ということで、まあ痛みで気が付くとかっていうこともあるということですね。はい。で、まあこれも、これはね、まあウイルス、あの書いてある通りウイルスなんで、抗ウイルス薬っていうのを使うんですけれども、まあそれで治療するっていうことになりますね。はい。
えー、続きましてが、えー、先経・コンジローマですね。えー、5番目。先経・コンジローマはHPVですね。HPV、ちょっと最後に出てくるんですけれども、はい。それの、まあいろんなタイプがあるんですけど、それのうちの1つで、えー、このコンジローマっていう、まあ要はイボですね。はい。イボができることがあるっていうことですね。はい。で、もうこれはイボを確認することによって診断しますっていうことで、外科的にやりたいとかですね、そういうことの治療になるっていうことになってます。
はい。えー、続きましてが、えー、トリコモナス症ですね。はい。えー、これは厳虫っていうですね、あの寄生虫の一種なんですけれども、トリコモナスの、トリコモナス厳虫っていうものが起こす感染症、性感染症っていうことになりますね。はい。で、女性の場合はですね、強い症状が出るっていうことで、僕ね、実はトリコモナスは見たことないんですけれども、はい。っていうことだそうです。はい。
で、血腫瘡っていうのがあるので、あの、微生物薬、寄生虫なんで、ちょっとね、あの抗菌薬とか、あー、抗ウイルス薬ではなくって、えー、違うお薬を使うんですけれども、それの内腹腫瘡で治療するっていうことになってますね。はい。えーと、続きましてが、7番、正規カンジダ症ですね。えー、カンジダはカビです。これいろんな、これ病原体までいろいろ出てきますんで、ちょっとややこしいかもしれないですけど、カンジダはカビなんですよね。
で、カンジダって別にね、いろ、あの、普通にこう、なんですか、あー、日常生活の中でありふれてるんですよね。で、えー、それが、あの、性行為で感染して、えーと、症状が出てくるっていうことがあったりします。で、えーと、まあ、症状はですね、この痒みを伴う白い折り物、あの、特にね、ヨーグルト状の折り物っていうのは非常に特徴的なんですけれども、はい。そういうので、えー、症状が出ることがあるっていう感じですね。はい。
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で、これもですね、まあ、検査はね、あの、その、カンジダ、カビを検出するっていうことで、えー、治療としては、その抗心菌薬っていうですね、まあ、カビに対するお薬ですね。これを、えー、使うっていう感じになっております。はい。えー、続きまして、ちょっとこのペースでいくと全然終わらないんじゃないですか。えーと、8、B型肝炎ですね。
B型肝炎は、あのー、TKOの方々の中にはですね、このB型肝炎が、えー、その、性感染症STIだっていうのを初めて知ったっていう方も何人かいらっしゃいましたけれども、これね、性感染症なんですね。まあ、もちろんね、あの、医療従事者とかにね、張り差し事故とかですね、そういうのでB型肝炎になる方もいないわけではないんですけれども、そうじゃなかったら、まあ、ほとんどはB型肝炎、特に、あの、成人になってから起こってくるB型肝炎は、性感染症というふうに言われています。
はい。で、えーと、一番上に書いてあるのはこれが一番重要なんですけど、B型肝炎で激症肝炎になるとですね、本当に、あのー、重症になることもあってですね、この命を失う危険性もありますっていう、私もね、これICUでB型急性肝炎、激症肝炎見たことありましたけれども、はい、本当に、あのー、重症になります。はい。
なので、えー、まあ、本当に早期発見も非常に重要なんですけれども、えー、これも血液検査で診断できて、えー、ウイルス量を減らすっていうのが重要ですっていうことですね。はい。えー、続きまして、あ、A型肝炎ですね。はい。A型肝炎ですね。これね、あのー、まあ、食中毒っていうか、食べ物、飲み物からのイメージがね、多いと思うんですけれども、実はね、性感染症の一つでもあるんですよね。はい。
というので、えー、まあ、ここに出ているっていう感じですね。まあ、ちょっと詳しくは省略します。で、えー、10、アメーバセキリですね。これがですね、意外と盲点っていうか、あの、これ、セキリアメーバはもうですね、性感染症ってあんまり認識されてないこともあるんですけれども、あの、特に、えーっと、どこに書いて、あ、そう、肝の、農用って言ってですね、その、産みだまりができることがあるんですね。アメーバ製の肝農用って言って、えー、肝臓に産みだまりができることが多くって、なんか、えー、まあ、もちろんね、これ、
細菌、細菌が原因のこともあるんで、えー、最終的にはね、そこから、あの、産みを取ってきてですね、で、それを検査しないとわからないんですけれども、それを検査すると、おー、アメーバ、アメーバ原虫っていうのがいて、えー、それで診断されるっていうこともありますね。で、えーっと、まあ、あの、はい、これも原虫なんで、えー、それ相応の治療が必要っていうことになってきます。はい。で、えー、で、最後から、えー、11番目、HIV感染症とエイズですね。
これ、HIV感染症とエイズの違いはわかっておられますよね、っていうか、あの、HIVは、その、ウイルスの名前で、それによって起こってくる感染症を全般、HIVっていうふうに言うんですけれども、ただ、これの厄介なとこはですね、その免疫を落とす、免疫不全っていう状態でさせるっていう、で、その免疫不全の、おー、指標疾患っていうのがあるんですけれども、それになったらエイズっていう、そういう感じになってきてですね、えーっと、この症状もですね、これ、あの、梅毒と似ていてですね、この、急性期、無症候期、エイズ発症、
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エイズ発症期っていうことになってくるんですよね。で、えー、急性期に関しては、これ、えーっと、日曜日の配信でもお話しましたけれども、ほんとにね、インフルエンザっぽい症状になるんですよね。
だから、あの、インフルエンザと誤診されたり、あんまインフルエンザと誤診されることはないから、あの、検査するんで、だいたい、はい、なんですけれども、なんかよくわからないウイルス感染みたいな感じで、えー、その場、過ぎてしまうっていうこともあるんですよね。
で、その後、無症状期が、もう何年と続いて、えー、でもその間に、こう、免疫が、徐々に弱っていって、エイズを発症するっていうような、そんな病気ですね。
ただ、あの、HIVに関してはですね、今でもまだまだ、こう、偏見とかスティックも多いんですけど、今はね、HIVはね、えー、もう慢性疾患、もしくはね、あの、治せる報告もね、ちょいちょい出てきていてですね、あの、ほんとにね、HIVは、あの、治療がね、すごい進歩しました。
この10年、20年ぐらいですね。はい。なので、えー、ぜひその辺も知っておいていただきたいですし、あとは、えー、この感染経路のところにね、書いてありますけれども、HIVはこんなことでは感染しませんっていうことで、悪種などの接触、咳やくしゃみ、トイレ、えー、食器の供養とかですね、まあ、普通に生活してる分にはですね、まあ、ほぼ感染しないんですよね。はい。だから、この辺もね、ぜひとも知っておいていただきたいなというふうに思いました。
はい。という感じですかね。えーと、あ、あと12のところに、他の、性感染症ウイルスっていうふうに書いてあって、まあ特に、えーと、先ほど、1957もあのところに出てきましたけれども、HPVですね。これは、ちょっとぜひ知っておいていただけたらなというふうに思います。あの、子宮頸癌ワクチンありますからね。あの、HPVワクチンですね。はい。ということで、えー、だいぶ超過しました。最後、心身じゃんけんいきたいと思います。いきますよー。心身じゃんけん、じゃんけん。
パッ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お相手は内科医の竹でした。興味津々。
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