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内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、普段木曜日にやっているんですけど、
ちょっと1日早く、興味・心身・医療ニュースをやろうと思います。
今日は4つのニュースを扱おうと思います。
高血圧治療の目標値変更
1つ目が、高血圧治療目標が変わるというニュースですね。
2つ目が、死亡リスクが半減する保守がわかったよみたいな、
そんな論文が出ていたので、その記事をご紹介。
3つ目が、Google口コミのニュースですね。
これ、ただ、ちょっと今朝ね、面白いのが入ってきたので、
それも含めてちょっとお話ししようかなというふうに思います。
4つ目が、ホスピス型住宅ですね。
これ、いろんな問題があるんですけれども、
それの記事が出ておりましたので、それを最後にご紹介したいと思います。
4つのニュースをご紹介したいと思います。
まず1つ目ですね。
まず1つ目は、読売新聞オンラインから7月25日のニュースですね。
高血圧治療の目標値75歳以上で、上130、下82に、
10引き下げて脳卒中などの予防に、というような、
そんなタイトルになっております。
ちょっと冒頭だけ読ませていただくと、日本の高血圧学会、
高血圧で一番有名な、というか、一番の学会ですけれどもは、
25日、高血圧の治療で血圧を下げる際の目標値について、
75歳以上で上の血圧、かっこ収縮期と下の血圧、かっこ拡張期を、
これまでより10引き下げ、上130、下82に抑える新たな治療指針を発表した。
75歳以上の場合、血圧の下げ過ぎによる転倒リスクなどから、
目標値が高めに設定されていたが、血圧を下げることで、
脳卒中などの予防効果が高いと判断した、ということになっております。
詳しくは表を見ていただけたらと思うんですけれども、
改定前、改定後って上、下になっていて、
特に改定前は、今の冒頭にもあったように、
75歳以上はちょっと高めでもいい、という設定だったんですね。
具体的には、上140、下90という設定で、
実際の臨床でも、高齢の方に関しては、
多少高くても許容する、みたいな感じだったんですけれども、
改定後は年齢を問わず、130、80になるということで、
これは結構大きな変化だな、というふうに個人的に思いましたね。
思いましたし、自分のプラクティスもちょっと変えていかないといけないなと。
高齢の方は、本当に、転倒リスクなども含めて、
あとは予防効果とかも含めて、
そこまで強力に高圧、血圧下げなくてもいいのかな、
というふうにしていたんですけれども、
それが、ちょっと自分の、あれも修正していかないといけないかな、
というふうに思いました。
ちょっと詳しくは、またガイドラインが出ると思うので、
それを熟読しておこうというふうに思います。
続き、あ、でですね、これ、
あとですね、これ全くどうでもいい余談ですけれども、
血圧の言い方ってね、人によって全然違ってですね、
我々医療者は、
上、修飾血圧、拡張血圧って順番に言うのが普通と思っているじゃないですか、
なんですけど、これね、一般の方は全然普通じゃない方がいて、
いや、血圧どれぐらいですかって言ったら、
100ですって言う人いるんですよね。
で、100の、
160とかって言ったりするんですよね。
これちょっと、僕結構びっくりして、
普通、修飾血圧、上の血圧から言うもんだと思ってたんで、
こういう方結構いらっしゃいますし、
あとは、上の血圧を覚えていなくて、下の血圧だけ言う方とかもいらっしゃって、
いろんな方いるなというふうに思いましたね。
ただ、一応ですけどね、上の血圧の方がより大事なんで、
できれば上の血圧だけでも、
どっちか一個覚えろって言われたら、上の血圧だけ覚えて、
医者に言うっていうのがいいかなと思いますね。
あとは、自宅血圧をつけるっていうですね、
これ非常に重要なんで、はい。
でした。ちょっと記事から脱線しましたが、
余談でした。
続きましてが、
共同通信ニュースですね。
7月の24日の共同通信ニュースですけども、
7000歩の健康効果
1日7000歩で死亡リスク半減。
心血管病が認知消耗抑制ということになっておりまして、
冒頭読ませていただくと、
1日に7000歩歩くと、2000歩しか歩かない場合に比べて、
リスクが47%減るほか、
心血管病や癌、認知症やうつ症状なども抑制し、
幅広い健康効果につながるとの研究をしらりたい、
などのチームが23日、
医学誌ランセットパブリックヘルス、
これ非常に有名な雑誌ですけれども、
公衆衛生領域に発表したということになっております。
ちょっと記事読んでいただけたらと思うんですけど、
いろんな2000歩、3000歩、4000歩、5000歩から7000歩みたいな、
そんな感じでいろいろな歩数を検討して、
最終的に7000歩が一番いいんじゃないかというか、
それ以上になると、
その減少幅が小さくなるということで、
これね、だからちょっと記事のタイトル、
若干ミスリーディングかなという気がするんですけれども、
必ずじゃあ5000歩はダメなのかというと、
そういうわけではないじゃないですか、
当然ですけど。
なのでグレーになっていって7000歩になると、
一番コスパいいよというか、
そんな感じの記事かなというふうに思います。
ここにも書いてありますように、
1日1万歩というのは結構言われる目標ですけれども、
なかなか1日1万歩を動くのは難しいかなというか、
私も1日1万歩を動いていないことも結構ありますので、
少なくともこれ、
あとはこの研究じゃないですけれども、
長いという時間を極力避けるということだけでも、
結構効果あるということも分かっているので、
あんまり7000歩にこだわらず、
不動の時間を少なくするというのでも、
全然ありかなというふうには思いますね。
でした。
というのが2つ目のニュースでした。
Google口コミとホスピス型住宅
3つ目のニュースが、
これちょっといくつかの記事を連続で
ご紹介したいと思うんですけれども、
まずは、
7月23日の読売新聞のニュースですね。
Googleマップの口コミでの
名誉基礎の認定で
Googleに投稿削除命令
東京高裁ということで、
これは東京高裁のニュースですけれども、
これね、
よかったなというか、
一瞬は請求を認めなかったんですよね。
なぜか。
なんですけれども、
東京高裁で拘束して、
司会員になすな口コミをされたということで、
それをGoogleに削除を求めていたやつなんですけれども、
東京高裁では逆転判決というか、
名誉基礎を認定して削除命令が出たということになっております。
あともう一つがですね、
同じく読売新聞の、
同じ日ですね、
7月23日のニュースですけれども、
口コミの中傷、賠償どこまで?
司会士調査で
55万円、
少々しても損害というような記事になっておりまして、
こちらはですね、
大阪高裁ですね、
大阪府内の司会士の先生が
訴えて、
大阪高裁で
55万円、
これは55万円は
調査にかかった費用か、
というので、
こちらにしても、
一応、Googleに
賠償は命ずられている、
これは違うか、失礼しました。
これはGoogleに賠償命令をしているわけではなくて、
書き込んだ人に
賠償命令をしているということですね。
名誉基礎で、
という感じです。
あとですね、
これもう一つ、実は今朝のニュースで、
ジャングリアの
Google口コミが
消えているよ、みたいなのは、
Yahooのトップニュースに出ていたのを
ご存知ですかね。
これ数日前からちょっと話題になっていて、
なんでかなと思っていたんですけれども、
Google側が
保護措置を適用という
見解を出してきたみたいですね。
そんなことを言ったら、
保護措置してほしいのがいっぱいあるよと思いますけどね。
ちょっと
Yahooのコメント荒れていますけれども、
これちょっと、
もちろん
いい口コミも消えているらしいんで、
ちょっとどういう基準で消しているのか
よく分からないですけれども、Googleちゃんと
分かっているやんと思って、
それだったら、ちゃんと医療機関とかですね、
あと飲食店の口コミとかも
コメントにありましたけれども、
そこら辺もちゃんと、
多分、
AIとかも使っていると思いますし、
テクニックとしてはできると思うんですよね。
だから、技術あるんだったら、
ちゃんと保護仕入れてやったらどう?
って思いますけどね。
でした。
それが3つ目のニュースでした。
続きまして、4つ目ですね。
4つ目、ちょっと時間がないのでサラッといきますけれども、
東洋経済オンラインのニュースですね。
7月24日のニュースですけれども、
消防記事、
ホスピス住宅採用で、
一瞬間にガンの父を託した娘の疑問。
定員なし、ステージ2なのに
巻きガン扱いで訪問完了。
会社が不正を否定。
そんなニュースになっております。
これは有料記事なので、
2枚目の途中ぐらいまでしか見られないんですけれども、
これは非常に問題で、
問題です。
なんですけれども、
オンライン診療にも全く同じことは言えるんですけど、
こういう変なことをすることのせいで、
規制が強まるみたいなのは結構今でもあってですね。
だから、なんか、
世知辛い夜中っていうか、
本当にやめていただきたいなというふうに
思う次第ですね。
はい。
ということで、
じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、
ちょき!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いではないかいのたけでした。
興味津々。
