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2025-03-03 09:10

《1174》公認心理師試験‼️痛みに対する薬で消化性潰瘍リスクが高いのは?

【本日のニュース】

医師の診断間違い、看護師の半数は伝えず…「プライド傷つける」「無視される」

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20250228-OYT1T50131/


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお先生によるラジオ番組「内閣の新進健康ラジオ」では、医療に関する質問やニュース解説を行っています。今回は、第8回公認心理試験の問題から、特に重要と思われる問37を取り上げ、詳細な解説をしています。


**取り上げた問題:**


* 共通管理に用いられる薬剤の中で、副作用による消化性潰瘍のリスクが高いものを1つ選ぶ問題。

* 選択肢:1.抗うつ薬、2.オピオイド、3.アセトアミノフェン、4.神経障害性疼痛治療薬、5.非ステロイド性抗炎症薬


**正解と解説:**


* 正解は5の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)。

* NSAIDsは、プロスタグランジンの働きを抑制し、胃の血流を低下させることで消化性潰瘍のリスクを高めます。

* 代表的なNSAIDsとして、ロキソプロフェン(ロキソニン)やボルタレンが挙げられます。

* 他の選択肢についても解説。

* オピオイドは便秘、吐き気、眠気の副作用がありますが、消化性潰瘍のリスクは高くありません。

* アセトアミノフェンはNSAIDsより胃腸への副作用は少ないものの、肝障害のリスクがあります。

* 抗うつ薬や神経障害性疼痛治療薬も、消化性潰瘍のリスクを高めるわけではありません。


**この問題の重要性:**


* 痛みの治療には薬物療法だけでなく、多職種連携による包括的な治療が重要です。

* 特に慢性疼痛には心理的介入が不可欠であり、心理士にも薬の最低限の知識が求められます。

* この問題は、心理士が薬物療法を理解し、多職種連携に貢献できるかを問うものです。


**その他:**


* 番組では、他の面白い問題も取り上げ、AIのさくら先生とともに解説する予定です。

* 番組の最後には、恒例のじゃんけんコーナーがあります。


このラジオ番組では、医療に関する専門的な知識をわかりやすく解説しており、医療従事者だけでなく、一般の方にも有益な情報を提供しています。


サマリー

公認心理師試験において、糖通管理に使用される薬物の中で消化性潰瘍のリスクが高いものについて解説されています。特に非ステロイド性抗炎症薬がリスクを有することが強調されており、痛みの治療における薬の知識の重要性についても述べられています。

公認心理師試験の問題
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、応募フォームの質問簿からぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、質問リクエストではなくて、昨日3月2日に行われました
第8回ですね、公認心理試験の問題を私、ザザッと一通り見させていただきまして
その中から、最も今回良い問題だと個人的に思った問題
ちょっと難しいのかもしれないですけど
まあ個人的には一番良い問題じゃないかなというふうに思った問題を
1個取り上げさせていただきました。
ちなみに問題提供はですね、毎年ご提供いただいている浅井先生
イプサの浅井先生から問題をご提供いただきました。ありがとうございます。
はい、ということで問題いきたいと思います。
トイの37っていう午前の問題ですね。
はい、糖通管理に用いられている薬物の中で、副作用による消化性解養のリスクが高いものを一つ選べ、というような質問です。
はい、で1、抗鬱薬。2、オピオイド。3、アセトアメノフェン。4、神経障害性糖通治療薬。5、非ステロイド性抗炎症薬。
ということでいかがでしょうか。非常にシンプルな問題なんですけど、これはね、結構深い問題じゃないかなと思いますね。
ちなみに糖通って、あまり聞き馴染みない方もいらっしゃるかもしれないですが
医学用語で痛みのことを糖通というふうに言いますので
その痛みの治療で、いずれにも薬も痛みの治療として使うんですけれども、その中で消化性解養のリスクが高いのを一つ選べ、というようなそんな問題です。
消化性潰瘍リスクの高い薬
もう一回ちょっと選択肢だけいくと、1、抗鬱薬。2、オピオイド。3、アセトアメノフェン。4、神経障害性糖通治療薬。5、非ステロイド性抗炎症薬ということでいかがでしょうか。
はい、えーと、ちょっと今回は答えていただけたら嬉しいですが、5の方が多いですかね。5、えーと、もう全然間違えてもいいので、あてずっぽうでもなんか、とりあえず数字を1から5の中で好きな数字を言っていただくでもいいですけど、はい、5、5が多いですかね。3の方もいらっしゃいますね。はい、ありがとうございます。
5が多いですけども、一部3の方もいらっしゃるという、そんな感じですかね。はい、それでは正解発表いきたいと思います。正解は、5のステロイド、違う間違えた、非ステロイド性抗炎症薬は正解ですね。はい、おめでとうございまーす。
はい、ということで、久々にリンリン発表しました。はい、ということで、あ、これはね、非常にね、いい問題ですね。で、非ステロイド性抗炎症薬、まあちょっと今チャットにも入れていただきましたけれども、NSAIDsっていう風に言うことの方が多いかなと、あの、少なくとも医療業界ではね、この非ステロイド性抗炎症薬なんていう言い方はね、ほとんどしなくて、NSAIDsでNSAIDsっていう風に言うので、なかなかね、これイコール、まあ、あの頭文字を取って、これの頭文字を取ってNSAIDsなんですけれども、
ノンステロイダルアンチインフラマトリードラックスかな、はい、の略でNSAIDsっていう風に言うんですけれども、これがね、ちゃんと結びついているかどうかっていうことと、あとNSAIDsの代表格ってね、まあ今、あの一般の薬局とかでも売ってますけど、ロキソプロフェン、
まあ、あの一般商品名で言うとロキソニンっていうのがね、一番よく知られていると思うんですけど、とかボルタレンとかですね、まあ他にもいろいろ種類ありますけれども、まあそういったものが、あの胃海用のリスクになるっていうのは、これはね、比較的有名じゃないかなという風に思いますね。だからまあこの辺の
なんていうか連想ゲーム的なことがきちんとできるかどうかっていうことと、そのNSAIDsの略語の意味がよくわかっているかどうかっていうところが問われているのかなという風に思います。
これ具体的にはですね、そのNSAIDs全般にその炎症を止める、止めるんですけれども、その中でプロスタグランジンっていうですね、その炎症性のサイトカインっていう風に言うんですけど、炎症を起こすような物質ですね。それがあの胃の血流を落としてしまったりするっていうような、まあそういう副作用も起こってくるのです。
まあそれで胃海用になりやすいっていうNSAIDs海用っていう風に言いますけどね。はい、というので非常に有名っていうことでした。はい、ということで正解は5番ということでした。はい、ちなみにですね、他の薬も先ほど言ったように、痛みの治療、頭痛治療に関しては使われるんですよね。
公認診療試験ではですね、比較的よく今まで問われてきたのがこの2番のオピオイドの副作用ですね。これよく問われてきたんですけれども、これは緩和ケアに携わるものとしてはね、もう絶対知っておかないといけない副作用3つっていうのがあって、それが便秘と吐き気とあと眠気、まああと量が多くなってくるとですね、呼吸抑制とかですね、けいみんとかもう眠ってしまうとかっていうのがあるんですけれども、量を適切に使っていても、特に便秘に関してはですね。
ほぼすべてのオピオイドで起こってくるので、便秘効果を使ったりするっていうのはありますけれども、ただ消化性解放のリスクが高くなるっていうわけではないということですね。
あとは、Nセイズとね、よく対象として比較してね、言われることが多いのはこの3番目のアセトアミノフェンっていうものですね。これはね、非常にいいお薬なんですけれども、
どちらかというと痛みの効果はね、少しNセイズより弱くて、痛みに対して使っていこうと思ったら普通のね、発熱で出されるよりも、より多い量を使わないといけないっていうそんな特徴があったりしますね。
あと気をつけないといけないのは、その量に応じてですけれども、干渉害ですね、特に激硝化炎っていうのが起こったりすると、結構大変なことになったりするっていうことがありますけれども、ただNセイズよりはその胃腸の副作用は少なくともないっていうことですね。
あと腎臓にあたる影響もないっていうことですね。あのちょっと言い忘れましたけど、Nセイズに関してはまあ腎機能の影響もあるんで、腎機能が悪い方に関してはこの5番のNセイズは使いにくいっていうのもあったりしますね。
で、あとは1と4ですね、こう鬱薬とか神経障害性頭痛治療薬ですね、これも出してくるんだっていうふうに思ったんですけれども、この辺はですね、4に書いてある通り神経障害性頭痛に対して使っていくことが比較的多いっていうことですね。
で、4に関しては、まあ商品名で言うとリリカとかタリージェっていうですね、プレガバリン、ミロガバリンっていうのは結構緩和の領域とかですね、あとは慢性頭痛の領域で使われることがありますし、あとは抗鬱薬もですね、鬱に対するお薬として開発されたんですけれども、特にノルアドレナリン、ちょっと下が回ってないですけど、ノルアドレナリンが過酷性頭痛抑制っていうですね、
まあ要は痛みをですね、痛みって最終的には脳に感じるんですけれども、それを感じにくくするものとして働くんですよね。で、それが、その、まあもちろんね、痛みがあって気持ちが落ち込んできて鬱があるっていう方もいらっしゃるんですけれども、そうじゃなくて、まあその抗鬱薬そのものが痛みに対して効くっていうこともわかっていて、
だから、まあ初めの開発は抗鬱薬として開発されたんですけれども、今、痛みの治療としてね、あの整形でよく使われたりする、サインバルタっていうお薬ですね、リロキセチンっていうようなお薬とかもあったりしますね。ただまあ、これらいずれも、そんなに消化性関与のリスクを高めるわけではないっていう、そんな感じですね。はい。
治療の多職種連携
っていう感じでした。で、えーと、私がですね、これなぜ、こう、これ良もんだっていうふうに言ったかというとですね、やっぱりね、痛みの治療ってね、こうお薬の治療だけではなくて、多触手連携によるフォーカス的な治療が必要なんですね。特に長く続く痛み、慢性頭痛に関しては、やっぱりね、心理介入っていうのはもう必須だと思っているので、その辺で心理師さんに活躍していただきたいっていう意図の問題なんじゃないかなというふうに思っておりまして、なので、あの、まあでも、
薬のこと全然わからずに心理療法だけやるっていうことは多分難しいと思うので、まあその辺で薬の最低ラインのね、知識も知っておいてねっていうような問題なんだろうというふうに理解しました。はい、ということで、まあいい問題じゃないかなと思って取り上げさせていただきました。
はい、今日の夜はですね、しんしん健康TVあるんですけれども、ちょっと他の問題もですね、いくつか面白い問題がありましたんで、これを、あの、AIの桜先生と一緒に解いていけたらなというふうに思っております。はい、ということで、じゃあ最後しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよー。しんしんじゃんけん。じゃんけん。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、ワイドな一回目のたけでした。きょうみしんしん。
09:10

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