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2025-03-18 14:10

《1187》全国津々浦々の心療内科の病院🏥、各々の特長お話します☝️

【本日のご質問】

若手医師です。心療内科について興味があり、卒後からたけお先生の配信で勉強するようになりました。いつもお世話になっております。

医師目線の質問ですが、患者さんにおいても病院選びで悩む内容かと思い、質問させていただきました。


大病院の心療内科は施設ごとに強みがあるところが多いと思うのですが(A病院は疼痛に強い・B病院は摂食障害に強い など)、基本的にどの心身症も診ているという認識で合ってますでしょうか?

HPを見てみると強みの記載ばかりで、慢性疲労やアトピー性皮膚炎など(施設が強みとしていない症状)の方を紹介しても良いものなのか迷うことがあります。


回答いただけると幸いです。


参考)

合同心療内科専門医研修施設一覧

https://shinshin-igaku.com/recognize/pmss_training/pmss_training2/

登録研修施設一覧

https://jspim.org/tomem/rds/rds_09/


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog



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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

- 「心身健康ラジオ」では、医療に関する質問・ニュース解説を行っており、質問はGoogleフォームから受付中。

- 今回は、若手医師からの質問に緊急で回答。内容が重要かつ未扱テーマであるため即日放送。

- 質問:「心療内科はすべての心身症を診るのか? 強み以外の症例を紹介してもよいのか?」

- 結論:基本的に心療内科はジェネラリストであり、すべての心身症に対応するスタンス。

- ただし、施設ごとに得意分野があり、紹介時には事前確認が無難。

- 心療内科の診療機関は全国でも30施設ほどと非常に少ない。

- 学会認定の研修施設を基に各地域の特色を紹介:


【北海道】

- 北海道医療大学病院:唯一の心療内科専門医在籍、コーチングでも有名。


【東北】

- 東北大学病院:IBS(過敏性腸症候群)・接触障害に強い。

- 東北労災病院:幅広く対応可能な心療内科あり。


【関東・甲信越】

- 国際医療福祉大学:ストレス性高体温・ヨガ療法に特徴。

- 国府台病院:接触障害で著名、研究も活発。

- 東京大学病院:緩和医療・心理面にも強い。

- 東邦大学:頭痛・女性心身医学に力。

- 日本大学:呼吸器心身症に強い。


【中部】

- 芦原内科心療内科:独立開業で心療内科専門。


【近畿】

- 西京都病院:ベテラン医師が在籍し、幅広く対応。

- 関西医科大学病院:若手中心でバイオフィードバックも導入。

- 近畿中央呼吸器センター:呼吸器心身症に対応。

- 神戸赤十字病院:心療内科あり。


【中四国】

- 公的な心療内科施設はほとんどなし。


【九州・沖縄】

- 九州大学病院:痛み・接触障害・内分泌など幅広く対応。

- 鹿児島大学病院:接触障害・漢方・地域医療もカバー。


- 各施設には特色があるが、基本的には紹介は可能。迷った場合は事前に確認推奨。

- 今後、施設紹介特集なども「心身健康TV」で企画したいという思いも語られた。


サマリー

このエピソードでは、全国の心療内科病院の特徴が詳しく紹介されており、診療内科医の役割や地域ごとの専門性についても解説されています。特に、新たに開設された医療機関や著名な医療施設の情報が提供されており、困っている患者にとって役立つ内容となっています。また、日本各地の心療内科病院について、それぞれの特色が詳しく説明され、九州大学病院や国立がん研究センター中央病院といった重要な施設に焦点が当てられています。

心療内科に関する質問
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしております。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日も質問回答をやっていこうと思うんですけれども、
今日お答えするご質問はですね、
史上最速、昨日の昼の12時台にいただいたご質問で、緊急で放送しようと思いました。
なんで緊急かというとですね、実はこれ若手の医師の先生からいただいたご質問で、
これはですね、ぜひともお答えしなければというのと、
あとは非常に良いご質問で、確かに今までこういう話したことなかったなと思って、
なので早速取り上げようと思います。
ということで、まずは質問を読ませていただきますけれども、
質問、じゃじゃん。
若手医師です。診療内科について興味があり、
早速から武夫先生の配信で勉強するようになりました。
いつもお世話になっております。
ということで、もうちょっとこれ発信者病理につきますね。
はい。医師目線の質問ですが、患者さんにおいても病院選びで悩む内容かと思い、
質問させていただきました。
ということで、大病院の診療内科は施設ごとに強みがあるところが多いと思うのですが、
A病院は痛みに強い、B病院は接触障害に強いなど、
基本的にどの心身症も見ているという認識であっていますでしょうか。
ホームページを見てみると、強みの記載ばかりで、
慢性疲労やアトピー性皮膚炎など、施設が強みとしていない症状の方を紹介しても良いものか迷うことがあります。
ということで、回答いただけると幸いですというようなご質問をいただいております。
病院の特徴の解説
ご質問いただいた方、ありがとうございます。
この放送を、プロは聞いてはいけない放送と言っているのですが、
結構、医療者の方とか、若い先生とか、
心身健康TVも含めて、ご覧になられているということで、身の引き締まる思いですが、
いつも勉強いただいてありがとうございます。
この質問は、確かに非常に重要な質問で、
ちょっとこれ解説したいなというふうに思いました。
まず結論としては、
診療内科医は基本的にはジェネラリストですね。
総合診療医っぽい感じなんで、
基本的には心身症を見ているんですけれども、
心身症であれば、お断りすることはないというふうにお答えしたいと思います。
もちろん、病状によっては、
診療内科が適切でない方を聞いてしまうリスクもあるので、
この辺は、病院ごとにどれぐらいハードルを上げているかとか、
あとは、もちろん今からお話しするような施設ごとの特色みたいなのもあったりするので、
完全にじゃあ、絶対100%大丈夫かと言われるとそうではないので、
一応、お問い合わせいただいたりとか、
あとは、僕に聞いていただいてもいいですけど、直接という感じなんですけれども、
ただ、基本的には全ての心身症に対応するというのが、
心療内科医のスタンスじゃないかなというふうに思っております。
その中で、ただ病院によってもやっぱり特徴があるので、
その辺をちょっとザクッとですけれども、解説していきたいなというふうに思います。
ただ、そもそも心療内科は勉強できる医療機関というのは非常に限られていて、
そもそも心療内科がある医療機関自体が非常に少ないというのもあって、
例えば大学で行くと、今何個になったのかな、7つかなということになりましたし、
それ以外の大きな病院に入れても、
全国に20、30ぐらいしかその心療内科をちゃんと病院として研修したりとか見れるところってないんですよね、実は。
なので、そこら辺をザクッと解説していきたいなというふうに思います。
地域別の心療内科情報
ということで、何を基に解説しようかなと思って、昨日ちょっと思ってたんですけれども、
この日本心身学会の専門医研修施設一覧というのがありまして、
これを元にお話しするのはいいのかなというふうに思って、
これをちょっと上から順にお話しできたらなというふうに思っております。
はい、ということで、ただちょっとお待ちくださいね、今悩ましい事態が発生して、
心療内科学会の登録研修施設でもいい気もしましたね。
ちょっとやってる早々悩ましい事態になってますけれども、
でも、そうですね、やっぱり心身学会のやつでいきましょうか。
日本心身学会の合同心療内科専門医研修施設一覧から、
ちょっとピックアップしてご紹介していきたいと思うんですけれども、
まずは北海道ですね、北海道は未開の地です。
精神科の先生がされてらっしゃるところもあるんですけども、
例えば北海道大学病院研修施設になってるんですけど、これ精神科の先生なんですよね。
唯一と言ってあるのが、北海道医療大学病院ですね。
心療内科の先生がお一人いらっしゃって、この先生はコーチングとかで非常に有名な先生で、
私も一緒にお仕事させていただいたことあるんですけれども、そこには心療内科医がいます。
逆に言うとですね、北海道では大きい北海道ですけれども、一つの施設しかないっていうそんな感じですね。
でも結構ね、ジェネラルに見てくださると思いますね。
続きましてが、東北ですね。
東北もですね、やっぱり東北大学病院ですね。
これは、もう今退官されましたけれども、福戸先生っていうですね、元の理事長先生がいらっしゃるんですけれども、
IBSですね、過敏性超症候群の世界的退化なんで、ローマフォートとかですね、診断基準があるんですけれども、
そういうのにも関わっておられるっていう先生で、
その過敏性超症候群、あと接触障害ですね、この2つが非常に有名な病院ですね。
あとは、東北大学にもともとおられた先生で、関東浪災…あ、関東じゃない、失礼しました。
東北浪災病院にご夫婦で出られた方とかもいらっしゃって、ここも結構何でも見てくださる心療内科医の先生がいらっしゃるというふうに思います。
続きましてが、関東甲信越に行くとですね、まずは国際医療福祉大学ですね。
ここは岡先生っていう先生が主任教授をされておられますけれども、岡先生はですね、ストレス性抗体温床とか、あとヨガ療法とかですね、この辺の研究で非常にね、
もともと九州大学におられた先生ですけれども、有名な先生でですね。
ただ、この病院自体がね、まだ新しい国際医療福祉大って多分今年初めて卒業生が出たんじゃないかな。
確か6年ぐらいしか経ってないと思うんですけれども、という、かなり親切の大学の診療内科っていう、そんな感じですね。
続きましてが、あ、続きましてはね、神奈良医療院ですね。千葉県市川市にあります神奈良医療院。
これはですね、もう接触障害のメッカみたいな感じですけれども、はい、河合先生って、これまた九州大学におられた先生が、
今、部長されておられますけれども、もちろんね、それ以外の心身症もね、見てくださるとは思うんですけれども、ただ、
基本的にはね、接触障害、ものすごい患者さん多いですね。いろんな研究されてらっしゃいますね、はい。
で、えーっと、続きましてが、あ、東京大学。はい、東京大学はもう歴史がある。
九州大学と並んでですね、日本の診療内科のメッカの一つっていう、そんな感じですね、はい。
で、東大はですね、あの、一つは、えーっと、この吉井先生っていう先生が、サイコー・オンコロジーも専門にされてらっしゃるので、
あの、その、がん関連ですね、緩和とか、サイコー・オンコロジーにも強いっていうことと、あと接触障害もね、かなり見ておられたりとか、
あと、結構ね、新しい、その、まあ、世界の東大っていうか、あの、いろんな、こう、東大の他のところとの連携して、いろんな研究をされるのが得意とされてますね、はい。
っていう感じです。で、えー、続きまして、東宝大学、はじめ先生ですね。えー、いつもお世話になっておりますけれども、はじめ先生はね、結構ね、あの、頭痛のね、
権威で、頭痛の研究をね、ずっと長年されておられて、はい、っていうのとか、あと女性の、あの、女性心身学ですね、この辺も結構東宝大見ておられるかなというふうに思います。
あとね、結構精神疾患の、あの、軽症の鬱とかですね、そこら辺も、まあ、病院の特性なんだろうと思うんですけど、見ておられる印象はありますね、はい。
えー、続きまして、日本大学、えー、丸岡先生、えーと、呼吸器ですね、呼吸器心身症、丸岡先生自身がね、呼吸器の先生なんで、呼吸器で強いっていう特徴はありますね、はい。
えー、この辺ですね、行くと全然終わらないふうになってきました。あの、ちょっとスピードアップしていきます。
えー、精露科ですね、精露科の先生もね、いつもお世話になってるんですけど、精露科ね、かなりジェネラルに見られますね。ただまあ、あの、ブランドが精露科なんで、ちょっと、あの、行くの若干ハードル高いかもしれないですね、はい。
全国の心療内科の紹介
えーと、あとは、んーと、あ、陶器病院、陶器病院もですね、えっと、お知り合いの先生がやってられると、ここね、家庭医の先生がいらっしゃるんで、結構ね、あの、それこそ本当にね、ジェネラルに、あの、見てくださるなというような印象ですね、はい。
えー、続きましてが、あ、続きましてが、国立館研究センター中央病院、これはね、ぜひご紹介しないといけないんですけど、これね、実は診療内科ではなくて精神主要科なんですけれども、ここはですね、私の白いのお一人ですね、がいらっしゃる病院で、
あの、がん関連で診療内科って言ったらもう、あの、ま、日本の、あの、あの、トップを走るところかなというふうに思います、はい。
えー、続きましてが、えっと、ちょっと、ちょっとここから若干雑になってきますけれども、えっと、あ、中部地区、中部地区はですね、えっと、足原先生ですね、えっと、もともとは、えっと、中部労災にいらっしゃった先生ですけれども、
あの、先生は定年かな、で、独立されて足原内科、診療内科っていうのを独立して開業されましたけど、ここぐらいしかないですね、はい、っていう感じです、はい。
で、続きまして近畿地区ですね、近畿地区は、えっと、西京都病院、診療内科っていうところがあって、ここはね、中井先生っていう先生と、あと福永先生っていう、もともと関西以来の教授をされておられた、今お二人とも名誉教授になられていると思いますけれども、お二人がいらっしゃる病院ですね、はい。
で、えー、あとは、んーと、関西以来ですね、関西医科大学病院、診療内科ですね、あのここは、えっと、40代の先生がね、教授されておられて、まあ今一番若いんじゃないかな、たぶん大学病院で診療内科があるところで、一番こう、世代交代が進んでいて若返っているところかなというふうに思いますね、あのかなり幅広く見ておられますけれども、バイオフィードバックとかですね、
あの、やっぱり心理療法に強いイメージありますね、はい、です。
えー、あとは、えーっと、あ、えー、近畿中央呼吸器センターですね、えー、診療内科、あのここは、あの、まあ呼吸器って書いてあるように呼吸器心身傷で、えー、いつも非常にお世話になっているお二人先生いらっしゃいますね、はい。
で、えーっと、残念ながらですね、えーと、私が研修した近畿内博はなくなってしまったっていう、ちょっと悲しい事態ですけれども、はい、です。
で、あとは、あ、えーっと、神戸赤十字ですね、ここも知り合いの先生がいらっしゃって、診療内科されておられますし、あとは、えーっと、長谷県立伊加田役付属病院緩和センターですね、まあこれは緩和センターって書いてあるように、まあ基本的には緩和、医療の中に診療内科医がいるっていう、そんな感じですね、はい。
えーっと、続きまして、あ、むっちゃ時間が長くなってきましたが、中四国、中四国は残念ながらありません、はい。
九州地区の医療機関
えーっと、っていうところがね、結構あるんですよ、はい。
で、えー、最後、九州、沖縄地区ですけれども、えー、ここはまず九州大学病院ですね、まあこれはね、もう日本の診療内科のメッカ中のメッカっていう感じですけれども、もう非常に幅広く見ておられますね。
まあ特に痛み、接触障害、えー、とかですかね、まあでも、あ、でも内分泌も強い先生いらっしゃいますね、えーっと、糖尿病とか肥満とかですね、はい。
だからもう非常にね、あの、かなりやっぱり、あの、層が厚い感じしますね、九州大学はね、はい、っていう感じです。
で、えーっと、あとは、うーんと、なので、ちょっと九州はね、非常に実はね、施設多いんで、ちょっとまた見ておいていただけたらと思うんですけれども、
あとは大学で行くとですね、えーっと、鹿児島大学病院ですね、えーっと、鹿児島大学は、えーっと、ここもまた知り合いの先生いらっしゃいますけれども、
あの、もともとは、接触障害とかですね、消化器疾患症強いんですけれども、今ね、結構確保に強い先生とかですね、あと地域医療ですね、離島とかもあるんで、はい、その辺にね、結構力入れてる印象がありますね、はい。
はい、っていう感じでした。あの、ちょっとね、ご紹介しきれてないご施設とかも結構ありますので、あの、ちょっと私が、あの、知ってる先生がいるところとかだけ、ザザッとご紹介させていただきましたけども、そんな感じでご参考になれば幸いです。
はい、ということで、最後、しんしんじゃんけんいきたいと思いまーす。いきますよー。しんしんじゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いではないかいのたけでした。きょうみしんしん。
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