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2025-09-26 26:17

ながらcast4/221 柚木沙弥郎の展覧会

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【静岡市美術館】https://shizubi.jp/exhibition/20250816_yunoki/250816_01.php

サマリー

このエピソードでは、柚木沙弥郎さんの展覧会について語られ、彼の独自の染め技法や影響を受けた作品が深く掘り下げられています。また、世間のアジノモトに対する評価の変化や、彼の活動が民芸から広がっている様子、絵本制作についても触れられています。

アジノモトと世間の評価
はい、9月11日、木曜日です。
昨夜、雨が降った感じですね。路面が一回濡れて乾いた感じ。まだ道路がまざらですね。
今日も、夜は雨が降るみたいですね。
おかげで、ちょっと涼しめの感じで過ごしやすい
天気になっています。これはちょっと助かりますね。 今日は木曜日です。
今日は、AIの勉強会がZoomであるので、ちょっと楽しみにしています。
Jensparkという、
アプリというか、AIサービスの勉強会なので、全く知らない
ものなので、 ぜひ学んでみたいと思っております。
今日朝、ポッドキャスト、桃山障子を聴いてたんですね。
私はいつも朝起きて、やる家事っていうのが、洗濯機を回すっていうのがあって、
結構、洗濯ネットを使うんですよ、うちはね。
ネットに入れたり、あと、
ズボンとかシャツとかシワをあんまりつけたくないものは、畳んで、
ネットというか袋だよね、洗濯機に入れて放り込むようにしているので、若干手間かかるのよね。
そういう時にポッドキャストを聴いてるんだけど、 今日の桃山障子は
なんと案件が来たっていう話をしてて、 それがアジノモトの案件らしくて、
最初その話し始めた時に、 いや断ったんですよっていう話になるのかなって若干期待してたんだけど、
全くそうじゃなくて、むしろその案件に乗りましたっていう話なんですけども、
アジノモトって、 僕の若い頃なんかは三一書房、三一新書なんか、
消費者運動を底支えした出版社っていうのかな。
そういう中では結構批判の対象になっていたんですね。
ただ今は全く風向きが変わっていて、
いや、そういうことを言う奴は情弱なんじゃないけども、
むしろものすごい逆風が吹いてるんですね。
この間に何があったのかっていうのをちょっと俺は、
興味はあるんですけどね。気にはなってます。
あの当時ですね、
言われてたのは、 サトウキビとかを絞った、
絞りカスを使ってアジノモトを作ってるみたいな、 これもう分かりませんよ。噂とか。
あとは、グルタミン酸ナトリウムっていう、 化学製品なんだみたいな話で、
旨味成分と言われているものではあるけども、
ただ入っているのはそれだけじゃないじゃないか、 みたいな論調もあったかなと思うんですけども、
前はかなりそこは、
地下って言うと、消費者運動をやっているような人たちからは批判されていて、
ただ、やっぱり当時からCMもバンバン売ってるし、
大きい会社なんで、普通に使っている人もいっぱいいたっていう状況だったんですが、
今はむしろ、そういうアジノモト批判をすると叩かれるっていう状況なのが、
俺の中では本当、なんでだろうっていう感じはしてますね。
それは今日はこの話じゃないんですけども、とりあえず始めましょう。
柚木沙弥郎の展覧会
今日は、国宝の話をするか、夕乃木三郎の話をするかってとこなんですけども、
夕乃木三郎さんの展覧会の話を先にしようかな。
一昨日か、行ってきました。
ほとんど予備知識ゼロだったんで、勉強になりました。
ちょっと前の新日曜美術館で一回やって、
多分これ純回転なので、それに合わせてね、一回やって、で、割と最近再放送があったんで、
再放送の方も見たんですが、そっちはちょっと飛ばしながら見た程度。
なので僕の認識としては、
その染め物の人で、民芸の人っていう、あと絵本も出してるんでね。
結構、ポップな絵を描く人でもあるな、絵というか、染めでもいいんですけどね。
そういう認識程度で行ったんですけども、
最初にね、見たはずなんですが忘れてて、改めて思ったのは、
この方、最初大原美術館に就職したんですね。
あのですよ。倉敷の美館地区の中にあって、
今回よくわかったんですが、今の倉嶺、前の倉敷04、もしくは倉敷宝石っていうのかな。
要は、そういう宝石会社の社長さんが、その大原さんって方で、
その方のコレクションしたものを展示するみたいなことだったんじゃないかなと思うんですが、
まずその大原美術館に最初に就職して、そこで出会った、
芹澤圭介の片染めのカレンダー。これ今もね、生産されてるんですけども、
その片染めカレンダーに衝撃を受けて、
弟子入りしちゃうんだよね。芹澤さんのところに。
ただ、本当に直接教わったのかはわかんなくて、
由依、今清水区に含まれるんですけど、由依というね、昔からある宿場町なんですけど、
由依の婚屋、染物屋さんっていうんでしょうかね。
で、修行したっていうのが始まりなんですね。
芹澤圭介の弟子でもあるから、民芸っていうものももちろん深く関わっていたっていうことで、
作品のかなりの部分は、民芸、運動と言っちゃうと、
民芸絡みの想定とかの仕事もいっぱいやってて、それも見ることができました。
芹澤圭介も沖縄のビン型っていうんですか、あの片染めにすごく影響されて、
コレクションもするし、自分の作品にもその影響ってすごくあるなって思うんですけども、
今回の由貴さんもそういった作品があって、
一見したら芹澤圭介の作品と見分けつかない感じのものもありましたね。
特にそのビン型の影響を受けているやつなんかは、芹澤さんなのか由貴さんなのか、
もしくはオリジナルのビン型なのかわかんないんですが、そういうすごく強い影響を受けて、
その民芸の仕事をされてたんだなっていうのが一つは確認できましたね。
注入染めの技法
はい、帰りです。 由貴三郎さんのね、
展覧会の話をしてきておりますが、 今回ね、僕が一番面白かったのは、
その布の染め方で、
何染めって言ったかなぁ。
片染めとまたちょっと違う。基本的には片染めなんだけど、
その布の処理の仕方が違うっていう染め方。
注入染めみたいな名前だったんですよ。 それをどんなものかなぁと思っていたら、
ちゃんとね、動画が用意されてました。 もともと伝統的な染め方の技法らしいんですけども、
この由貴さんは、
おいたちにまた戻ると、 芹澤圭介の下で染めを学んだ後、
女子美術大学に採用されて、
という流れの中で、
ちょっと注入染めかどうか、ちょっと忘れちゃったんだけど、仮にね、 注入染めを、
幅広の布に
応用できないかっていうふうに考えて、 その取り組みを女子美術大学で始めるんですね。
いわゆる型染めってなんだっていう話になると、 簡単に言うと図案を描きますよね。
白黒2色だと思ってください。
例えば、何だろう。
じゃあ、
まんまるい模様を染めようと。
例えば水玉にしようか。 水玉に染めようと。
藍染めにして、丸い点々が白抜きになっている、 みたいな模様だとして、
まずそれを、下絵を描いた後、
型紙にそれを写しとって、 型紙っていうのはね、かき渋紙って言ってたかな。
渋紙だったかな。とにかくちょっと固めの紙ね。
それを今度カッターで切り抜いて、
いくみたいなんですね。 水玉は向いてないな、考えてみたら。一個一個バラバラになっちゃうから。
もうちょっと違うのがいいんだけど、 ちょっとごめんなさい、俺もいいのが出てこない。
でもその模様に沿って、その紙を カッターで切り抜いていくんだよね。
型紙のある部分と、切り抜いて抜けた部分があると思ってください。
それを、
今度は、
木の枠に、
長細い枠ね。人間が両手で持てるぐらいの幅。
奥行きはそんなにないのよ。30センチとか40センチのもの。 その木の枠に、
その型紙を、
貼り付けてみたいなイメージで、まあいいでしょう。
それを白い布の上に置いて、上から、
染料で染めると、
型紙のあるところは、まず糊を塗るんだ。
なので、型紙のあるところは糊が使わずに、 型紙のないところに糊が塗られます。
この糊が、今度、この次の工程で、 染める、染料につけるのかな。
どぼっと。 つけた時に、糊のある部分は染まらないから、白のままで、
糊がない部分は染まって、糊のある部分は染まらないから、白。
ということで、
型紙で、 そういう布を染めるっていう方法が
あるんですね。 この注入染めっていうのは、それのちょっと応用になるんですけども、
あの、 今言ったように、
横長の長方形の型があるのは一緒なんですね。
ただ、通常は、
例えば手ぬぐいなんかを染めるときは、
今、体から見て直角側の幅の
白い単物がすごく長く
巻かれているっていうふうに考えて、
一回、その単物の端っこの方に、 その型を置いて、糊を塗りますよね。
それ塗り終わったら、その単物を今度、
半分、半分というか、その幅、自分の手を広げた幅ぐらいの型のところで折り返して、
重ねるんですよね。 重ねたところにまた上から
型を置くんですよ。 その時にズレがないように多分調整すると思うんですけど、
重ねたところにまた型を置いて、糊を塗って、 また今度反対側から折り返してっていう感じで、
布が横方向に重なっていくような感じっていうのかな。
それをやった後で、この線量につける。 ドボンって入れるんじゃないかな。
この注入染めは、
今度は縦方向に折っていくんだよね。 なので、
柚木沙弥郎の染め技法
布が、 さっきは自分の横にあったんだけど、布が今度、
向こうの奥の方にあって、 手前に白い布を引っ張ってきて型を乗せて糊を塗ったら、今度、
向こう側から手前側に布を折ります。
折ったところにまた型を乗せるんだけど、
その時に、 いや、それでいいんだよな。
反対になって、
今度は、 例えば、
どんな形にしようかなぁ。
例えば、 上側が、
上側に接した半円、 山にしようか。
ボコボコと3つ、上側に接して、下に2つの山があるとして、 折り返して、その上に
また白い布を重ねて、また同じように型を置いて、 また糊を塗ってってやっていくのか。
それをやっていくと、
何が起きるかっていうと、
その短物を折り返す度に、 模様が反転するんだよね。上下が。
で、 その短物の長さ分だけのすごく長い
染めの布ができるっていうものなんですね。 ちょっと説明が下手でした。
はい、そんなわけで今日は、 夕乃木三郎さんの展覧会の話をしてきましたが、
先ほどね私色々言ってましたが、結構間違ってました。 今電車の中でネットで検索してたんですけども、
私、中乳染めなんていう変な言葉を作っちゃいましたが、 正式には中鮮ですね。
中乳の乳を取ってもらって、中鮮と言うそうです。 型染めの中の一種という位置づけだそうです。
型染めもね色々あるみたいなんですけど、
一つの技法としては、 型を布の上に置いて、
その型の上からハケとかで色を置いていって、 型を抜いたところにその色が付く。
型のある場所は色が付かない。 というような形の染め方もあるようですね。
その場合は、
塗料というか顔料っていうのかなが、もちろん 布に染み込んではいくんですけども、
裏面まできちっと染み込むかというと、そうじゃない場合もあるということで、 裏から見ると、
染まってない、 みたいなこともあるっていう認識ですね。僕の今の考えでは。
もちろんたっぷり乗せれば、ちゃんと裏側まで色が、
届くかなとは思うんですけどね。 型や中線っていうのはさっき言ったように、
布を何枚も何回も折り返すわけなんですけども、
どうもね、さっき見てたら、 一旦短物を染めるわけなんですけど、手ぬぐい屋さんの
ホームページとかを見たんですけども、幅が40センチぐらいあるんですね。
それが一旦長い、
そういう細長い布ですよね。
それを折り返して、型で、布の上にその糊を
つけて、また折り返して、また糊つけて、折り返してとか言って、十何回折るって書いてあったかな?
言ったんで、それを3、4単重ねて、
それを一気に染めるっていうことらしいです。 その時にね、
作業する場所にその短物、
糊をつけた短物を置いて、その上から線量を、
夜間と呼ばれる常路みたいなもので、上から線量を流し込むみたいですね。
その時に、下からコンプレッサーで
吸い込むみたいに、上の方の、
布がすごい重なった上に乗っている塗料、線量を、下からギュッと真空で吸って、
線量を下までギュッと通すわけですね。
今度は全部を裏返して、もう一度上から線量を注いで、下にギュッと引っ張って、その線量を下まで通す。
ことによって、糸そのものを染めるっていうことが可能になるんですね。
そうすると、表から見ても裏から見ても同じような感じに染まるっていう特徴があるそうです。
今の説明は一般的な場合で、さっき言ったように、その短物を長い方向に折っていくやり方ですね。
ユノキ・サミローさんがやってたのは、
多分その短物を、幅はどのくらいかな、1メートルとか、もうちょっとあるかな、の幅で、
今度は、
ちょん切って、長い長辺のところでつなげて、
両手で持てるくらいの幅の、
今度はすごく長いものができるんですね。
実際展覧会の会場でも、天井からもバーンと吊り下げて、床近くまで、
降りてくるような作品が多数展示されていました。
だから、でっかい布を染め上げることができるっていう、かなりインパクトのある作品になってましたね。
作品の多様性と影響
それが女子美の動画で説明されていて、非常にこれは面白かった。
あと他はね、もちろん染め物もあるんですけど、だんだん表現手法が、染めにこだわらずに、
カビを片染めしたり、あるいは本当に絵を描いて、絵本もたくさん実は描いてるんですね。
福音館から結構出てます。
あの、そういう絵本、鳥が主人公の絵本もすごい面白くて、
それの展覧会の時に作ったでっかいオブジェ、鳥の。
何かとか、あと怠け者も出てくるんだけど、怠け者もなんかでっかい立体作品があったりして。
後半になればなるほど、絵がどんどんピカソ化していくというか、シンプルなタッチになっていき、
なんか大きな、おしゃれな会社に頼まれて、
コラボというかデザインを提供したりと、結構ね、お年を召してからも
活躍された、そんな感じがしましたね。
だからもう民芸っていうところから始まってるんですけども、もう全然そこから飛び出していった、そんな作家さんだったなぁと思います。
そんなわけでね、今日はここまでにしましょう。最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
ではまたね。チュース。
26:17

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