漫画『へうげもの』を入口に、古田織部という人と彼の生きた時代を掘り下げるシリーズ第二回。古田織部とはどんな人物で、何を目指し、その後の日本文化にどんな影響を与えたのか。古田織部美術館で実際に目にしたものの話なども交えて語り合います。
今回の話題:
「伝統」と聞いて想像するものを軽く飛び越えていく自由さ/茶会にテーマ性を持たせる/日本人にとって長年謎だった中国・朝鮮の真っ白な磁器/大陸の磁器を目指して実験を繰り返して作った織部の白い茶器/イノベーター古田織部/美濃や唐津の産地に出向いて作り手を焚きつける/テストピースにも価値付けする/あえてヘタウマな絵付けをさせる/美はひとつの価値観ではない/利休が大成した侘び寂びの次に来るもの/食器の形状にも自由な発想/小料理屋によくある食器?/織部好み/産地に出向いてディレクションする姿は民藝運動の柳宗悦たちに通じるところも?/ニューノーマルを作った織部/へうげる=ふざける/作り手でない人と作り手がコミュニケーションを取りながらモノを作ることが新しいムーブメントを作る?/ものづくりにギャグ≒アートが必要/産地を育成した織部/クリエイティビティをどう自分のものにしていくか
古田織部美術館
http://www.furutaoribe-museum.com/
『へうげもの』(wikipedia)
https://onl.sc/ZtxSN7W
ConCraプロジェクトの詳しいコンセプトは公式サイトへ。
https://concra.jp
そしてここに掲げているコンセプトのもと、実際にモノを作っていこう人が集まるオンラインコミュニティであり実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)が2022年3月1日にオープンしました!
興味のある方はぜひお気軽に参加してください。
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/
#concra(twitter)で感想、質問、リクエストなどお待ちしています!
パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保