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はい、それではですね、今日お話ししたいのはですね、
ChatGPTで色取りのロールプレイをやろうぜ、ということなんですね。
これを話そうと思ったのは、まずですね、このむらスペ聞いている方は皆さんご存知だと思いますけど、
ChatGPTにGoogleのChromeの拡張機能ですね、Talk to ChatGPTというそういうChromeの拡張機能を入れると、
僕が話した声がChatGPTに入力されて、そのChatGPTが返してくる回答もText to Speechというね、
自動読み上げの技術で音声化してもらえるというね、そういうのがあります。
それを使うと本当にロールプレイがですね、音声でロールプレイができるということが、
それは前からご紹介しているんですけど、それをですね、教科書に組み込まれたロールプレイでやってみたらどうかなと思ったわけなんですね。
だけどそれがその、例えばちょっと丸ごとみたいに二次利用がどのくらいできるのかいまいちよくわからないもの。
まあね、参集者さんがですね、二次利用してもいいですよと言ってくれるかもしれませんけど、
それは今のところ明示されていないように見えるわけですね。
だけど色取りの方はもう二次利用できますよと明記されてあるので、
じゃあだったらこの色取りのロールプレイをこのChatGPTでやろうじゃないかと。
そのプロンプトというんですけどね、そのプロンプトをみんなで共有するのはどうですかと、
そういうふうに思ったのでこういう企画をしてみようと思ったわけです。
一つにはもちろん共有するとですね、皆さんで授業で使えるというのがありますよね。
あるいは皆さんの学習者にそのプロンプトを共有することで、授業に来ないでもロールプレイの練習ができるというのがまずはあると思います。
だけどそれ以上にですね、お互いに他の人が書いたプロンプトを見ることができるというのはすごく大きな機会になるんじゃないかと思います。
ちなみにプロンプトというのはChatGPTに読ませる指示の文章みたいなもんですね。
だけど普通の日本語とか英語とかで書くことができます。
要するにコンピューターが読むコマンドっていう自然言語ではない、プログラミング用語ではなくて、
普通の人間が話をしているそういう言語で書くことができるわけですね。
これからはですね、本当にこのChatGPTで非常に生産性に大きな格差がついてしまう、
そういう時代なのでChatGPTに限らずそういう人工知能的なものでね。
プロンプトを書くスキルというのが非常に視覚的な能力になってくると思います。
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別に日本語教師に限らず、あらゆるホワイトカラーの仕事において、
プロンプトを書くスキルが大きく仕事の効果を変えてしまう、そういうスキルになってくると思います。
そういう時に他の人の書いたプロンプトを見ることができるというのは、
これは非常に大きな成長の機会ではないかなと思ってですね。
僕自身も他の人が書いたプロンプトを見てみたいし、
そういう共有できる場を作った方がいいんじゃないかなと思ったので、
今はこういうことをしているわけですね。
まず第一に色取りとは何かというところから簡単にご紹介しますと、
色取りというのは国際交流基金が出版というか作った教科書で、
無料でダウンロードできるわけですね。
国際交流基金のウェブサイトからPDF、それからMP3、オーディオファイルですね。
それをダウンロードすることができて、
目的は日本にこれから住むことになる第二言語話者のための日本語の教科書です。
3冊あって入門編初級1、初級2というのがあって、中級以降はないですけどね。
行動中心アプローチという考え方に基づいて作られていますね。
これの一番大きな特徴は二次利用が可能だということです。
二次利用が可能なので、そこに書いてあるロールプレイのところを、
それができるためのChatGPTのプロンプトを共有しても全然問題ないわけですね、
法的にはね。ただし一つ条件があって、売ってはいけないというのがあります。
なので、私はこの彩りのロールプレイのためのプロンプトを作ったので、
10ドル払ってくれたらそれをあなたに共有しますよとか、そういうのはしちゃいけないという風になっていますね。
それではですね、ここで実際に実演してみたいと思うので、
これはですね、初級2の、彩りは3冊あって、一番上が初級2というバージョンですね。
そこの第1課の9ページというところにあります。
まずここでですね、僕の書いたプロンプトを紹介してみますと、以下の通りです。
あなたとシンプルな日本語でJLPTN4レベルのロールプレイをしたいです。
30文字以内で質問してください。日本語のみで回答してください。
英語バージョンでこれを入れるときには、その後に英語の翻訳は提供しないでくださいというのも入れています。
そうじゃないと相手が返事をしたときに、そこに英語の翻訳が一緒についてきちゃったりすることがあるんですね。
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その続き、プロンプトの続きですね。
まず私の出身地について聞いて、私の返答を待ってください。
場所の名前を言ったら、その場所はどんな漢字か聞いて、私の返答を待ってください。
出身地の場所を言わなかったら、場所について聞いて、私の返答を待ってください。
それから日本からどのくらいの時間がかかるか、尋ねてください。
私の返答を待って、そうなんですか、と言ってくださいですね。
ここまでのところを実際にやってみますので、少々お待ちください。
録音の方は少し音質が変わりますけどね。
はい、これでも大丈夫かな。
じゃあちょっとここからやってみたいと思います。
オーケー。出身はどこですか?
インドのバンガロールです。
バンガロールってどんなところですか?
ハイテクの会社がたくさんあります。
日本からはどのくらいかかりますか?
飛行機で9時間くらいです。
そうなんですか。
はい、以上ですね。ちょっと待ってください。
もう一回音を直します。マイクを直しますね。
今のがこのですね、さっき僕が申し上げたプロンプトを使って、
GPT、Chat GPTと話したところですね。
ちなみに今使ったバージョンはChat GPTの3.5っていう古いバージョンですね。
無料でも使えるバージョンです。
有料バージョンだとChat GPT 4っていうね、
GPT 4っていうもっとすごい大規模な言語モデルを使うことができるんですけど、
今のところちょっと時間によってはゆっくり遅いんですよね。
なので、2023年の3月20日の現時点では、
このロールプレイをChat GPTとやるにはむしろ無料バージョンの方が向いていると思います。
今のがその実際の実演でした。
これね、さっき僕のツイートでね、
ムラスペというハッシュタグ付きで、
実際のこの入力フォームのリンクと、
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それから公開されているシートですね、
Googleシート、それのリンク2つともご紹介しています。
ちなみに入力フォームの方には、
Eメールのアドレスがまずありますけど、これはもちろん共有されません。
その後、レベルというのがあって、
ここに入門編か初級1か初級2を書いてもらうことになっています。
その後に課がありますね、第何課か。
第1課から第18課までどの本もありますね。
そのロールプレイの載っているページ、ページ数も質問するところがあります。
そしてその後が一番大事なチャットGPTに与えるプロンプトを書いてくださいというところですね。
それからそのプロンプトに使ってみたのはGPTのどのバージョンですかというのもあります。
これはさっきも言いましたけど、今のところ3.5と4.0、GPT3.5、GPT4というのがあるわけですね。
それから最後に製作者名のお名前というのがあります。
これも公開されますが、これはもちろん実名を書きたくない人は実名を書かなくても全然構わないわけですね。
匿名とか何でもいいので匿名という風に書いてもいいわけです。
確か空欄でもそのまま送信はできると思いますね。
さっきも言いましたが、こういうことをやることによってですね、
まず一つは学習者にとって貢献できるということですよね。
つまり先生とか相手がいなくても、ロールプレイって必ず相手が必要だったわけですよ、これまではね。
だけど今はこのチャットGPTが出たことによって機械とコンピューターとロールプレイをすることができるようになったわけですね。
しかも今のところ無料です。無料でできるようになっているわけです。
それともう一つは先生にとってはこれをですね、
もちろん先生と学習者で後でこのロールプレイをやって確認することもしてもいいんですけど、
その前に学習者がちゃんとロールプレイができるようになっていればそれは先生にとって時間の節約にもなります。
それともう一つの先生にとってのメリットは他の人のプロンプトを読むことができる。
そしてその結果自分のプロンプトを書くスキルがそれを向上させることができるというメリットもあるんじゃないかと思います。
ぜひ皆さんもこの色どりのロールプレイをChatGPTでできるようになるためのプロンプトを共有する企画にご参加いただければと思います。
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それではですね、もしリスナーの皆さんもこれに参加してみたいという方がいらっしゃいましたら、
ハートのマークでリアクションいただければと思います。
それではですね、本日もムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日のこのChatGPTで色どりのロールプレイをしようぜという僕のコンテンツにつきまして、
ご感想とかコメントがありましたらぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは今週も良い一週間をお過ごしください。そして冒険は続きます。