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今日お話ししたいのは、学習犯制度の改善ということなんですけど、これは別に学校教育の中の学習犯の制度について語りたいというわけではなくて、単に僕がやっていることの戦学期に比べて、その前からも比べて、二学期前からに比べて、ちょっとずつ変えていることがあるので、それについてお話ししてみたいと思います。
皆さんに聞いてみたいんですけど、教室とか学校の中で犯というのを利用している方いらっしゃいますでしょうか。犯というのは、例えば少人数ですよね。大きくても10人よりは少ないと思います。
4、5人とか6人とか。それで固定なわけですね。一学期間とか一年間、年度の間ずっと同じメンバーで過ごすというか活動するような犯ですね。
そういうのを日本語教育の現場でね。日本語教師じゃない方もいらっしゃるかもしれないので、そういう学習犯の制度を使ったことがある、あるいは使っているという方いらっしゃいましたらハートのマークいただけますかね。
そういうのは今のところ使ってないし、これまでも使ったことがないという方は涙のマークでリアクションいただければと思うんですけど、どうでしょうか。
僕の場合は個人的には小学校の時には学習犯というのがありました。ありがとうございます。ハートのマークいただいてますね。小学校の時もあれは基本的には6人だったな。
6人の学習犯というのがいつもあって、学年にもよりましたけど、小学校の時は給食とかも全部その学習犯で食べるようになっていましたね。
これは去年の年末から今年の年初にかけて行った行動中心アプローチの時も使いました。
これはどうしてかというと、とにかく人数がすごく多いんですよ。その前の時が一番多かったのかな。380人とか申し込みがあるんですよね。
それ一人一人を僕が丁寧にフィードバックする余裕というのはなかなかなくてですね。
しかもこれは仕事でやってるんですよ。鼻筋とかはそれでやってるから別に自由にできるんですけど、
基金の仕事でやっていると、やっぱり僕はインドの日本語教育のためにやっているので、日本の国内の先生への直接的なサポートというのはやっぱり予算の使い方としてはあまり良くないわけなんですね。
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基本的にはインドに住んでいる日本語の先生、インドに住んでいる日本人の先生もいるし、もともとインド人の先生方もいるんですけど、
基本的にはインド向けにやるもので、かつ僕の余力としてもそれ以上の力がなかったわけですね。
なので学習班という呼び方はしてなかったけど、グループを作って、それぞれのグループに自分で好きな名前とかをつけてもらってですね。
それでその班の中で毎週いろんな成果物ができるので、その成果物を共有してお互いにコメントし合うというようなことをやっていました。
やっぱり380人とか僕がコメントできればいいんですけど、それが無理だったから事前の策としてやっていたというのがあるんです、最初にはね。
だけど実は前の学期から、今は行動中心アプローチみたいに日本人が入るコースではないんですけど、
日本人というか日本在住の人が入るコースではなくて、インド在住者だけの教師研修コースというのをやっているんですけどね。
それはもう本当に常にやっているものなんですけど、2学期前のときに初めてこの学習の班というのを入れてみました。
これは8人でやってみたんですね。というのも最後まで続くのが大体半分ぐらいしかいないんですよ。
100人とか来るんですけど、でもやっぱりオンラインで対面でやるわけでもないし、それと出席率が非常に厳しいので、
これはちょっと僕が決めているわけじゃなくて、政府の規定の下でやらなければいけないので、インド政府と日本政府のね。
そうすると本当に前回出席が求められていて、1回でも本当に例えば洪水とかね、そういうので来れなくなっちゃうと、
それ以降は来ても修了証をもらえないので、出席率がどんどん落ちてしまうという、正直しょうがないところがあるんですけど。
やっぱりその半分ぐらいしか残らないわけなんですね、100人とかいても。
それを考えると8人ぐらいいたら、一応最後まで4人ぐらいは残っていて、
それでお互いにコメントし合うような、そういう機能は最後まで維持できるんじゃないかというふうに期待して、
8人というところでスタートしていました、戦学期のやつなんですけどね。
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でもですね、実は3週目ぐらいから、
班によってすごい違いが出ちゃったんですよ、戦学期は。
本当にみんながすごい熱心に参加している班もあれば、3週目ぐらいでほとんど人が来なくなっちゃって、
1人とか2人ぐらいしかいなくて、
それでブレイクアウトとかに分かれていても、
みんな来ないからって言ってメインルームに戻ってきちゃうような人がいたりしてですね、
それでちょっとこれは本当に結構大きな問題だなというふうに思っていました。
しかもそういう班が一つじゃなくて複数あったんですね。
ちなみにこのコースは10週間のコースなんですけどね、
内容としては学習管理システムとかプレゼンテーションソフトとかですね、
Googleスライドとかの、それとあとは反転授業の動画を作って、
それをライブの授業ではもっと応用的な授業をするとか、
あるいはGoogleフォームの自動採点を利用して効率的にフィードバックを返すとか、
そういう現代的な普通の授業ができるようになることを目指しているコースなんです。
そういうことをやっているんですけど、
それが戦学期の様子でした。
やっぱりその班が機能してしまう、
班というのはお互いにコメントし合うような、
成果物を見ながらお互いにコメントし合う、
そういうのが機能しなくなってしまうというのが本当に大きな問題だったので、
今学期はですね、班の中のアクティビティというのをなるべく高めるように意識をしています。
今はまだ第4週なので、結果が出ましたということが言えるような段階ではないんですけどね。
その中でいくつかやっていることをちょっとご紹介したいと思うんですけど、
一つはですね、戦学期もカフュートというのを使っていたんですね。
カフュートってオンラインでライブでいろいろゲームっぽい感じのやつですよね。
テレビのクイズ番組みたいな感じの音楽とか流れて楽しいやつですけど、
せっかくライブでやっているので、
ちなみにコースの構成としてはもう反転授業があるんですよ。
反転授業で最初に僕が伝えなければいけないことはビデオでもあらかじめ見ておいてもらって、
ライブではカフュートをやる前に10分間ブレイクアウトルームに分かれて、
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それでビデオを復習すると。
その後でビデオをみんなで復習するというのは、そこで見るという時間はもうないわけです。
ビデオは全部で30分近くあるんですよね、毎週ね。
だけど復習する時間は10分しかないので、そこで見ている時間というのはないんですけど、
要するに分からなかったところについて話し合ったりとかね、
それはそういう意味ですよとか復習する時間を10分くらい取って、
その後カフュートをやるようにしているんですね。
カフュートも戦学期は名前は何でもいいですというふうにしていたんです。
実名を入れる人もいれば、
侍とか忍者とかね、あとインド人の有名な俳優の名前を入れる人とか、
もちろん自分の名前を入れる人もたくさんいましたけどね、
そういう感じでやっていたんですけど、
今回は名前に藩の番号を入れるようにと言いました。
もちろんいろんな名前を自分で入れてもいいんだけど、
名前の先頭に藩の番号を入れてくださいというふうにしたわけですね。
そうするとグループ対抗っぽい感じになるわけですよ。
もちろん藩ごとの成績というのは出ないんですけど、
優勝した人が何番かということはもう明らかに分かるわけですね。
カフゥーとやっている人は皆さんご存知だと思いますけど、
最後に表彰式みたいな感じのが出てくるわけですね。
1位と2位と3位の人が表彰台に上って表彰されるような感じになっています。
そういう演出があるので、優勝した参加者のいるグループの人は
ちゃんと皆さんで勉強もして、さっきの復習もちゃんと有効に使いましたねという感じで
僕からもお祝いをして、100万円の画像をプレゼントしています。
カフゥーとやる前にも、1位になった人の藩には100万円プレゼントしますよというふうに言っておくわけですね。
これは非同期、要するにライブはZoomじゃなくてGoogle Meetを使っているんですけど、
ライブじゃない非同期のコミュニケーションにはWhatsAppというチャットのサービスを使っています。
皆さん全体のWhatsAppのグループチャットもあるんですけど、それはもう100人とか入っているわけですね。
それとは別に、グループごとのWhatsAppの小さいグループもあります。
グループというのは藩ですね。藩ごとのグループチャットもあるわけですね。
それで優勝した人のいる藩のグループチャットに100万円の画像を投稿するというようなことをやっています。
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その投稿するときにも優勝おめでとうございますみたいなことを言ったりするわけですね。
それが一つと、あと最初のオリエンテーリングのときに説明のときに、
要するに情けは人のためならずということですね。
それをかなり時間をかけて説明しました。
藩が崩壊してしまうと残った人も自分の成果物に対して誰もコメントしてくれないから、
それはその人のためにも全然ならないわけですよ。
なのでそういう意味で、特に藩の中で一番ICTとか日本語教育に経験がなくて苦手そうにしている人をみんなで
サポートしましょうということをかなり強調してお話ししました。
それはさっきも言いましたけど、そうすることがグループを維持して、
それが最終的には自分もコメントをもらえる、そういう環境を維持することができるからということですね。
あともう一つの改善点はですね、
Google MeetってZoomと違ってですね、
ブレイクアウトルームの中を自由に移動できないんですよ。
これが本当にすごく使いにくいんですけど、
でもアシスタントの人が見つけてくれたんですけど、
Google Meetでも最初に予定をつけるときに設定できるんですね。
設定して、メールアドレスでこのメールアドレスの人はこのブレイクアウトという感じで、
あらかじめどのブレイクアウトにどの人が行くかということを設定することができます。
それは先学期気がついていなかったのでちょっと面倒くさかったんですけど、
皆さんがそれぞれにGoogle Meetを立ち上げて、
そうすると僕の方からはそれが見えないような状況だったんですね。
だけど今回はGoogle Meetでブレイクアウトの設定で、
いくつものたくさんのGoogle Meetが立ち上がるんじゃなくて、
今学期は一つのGoogle Meetの中にブレイクアウトをたくさん作って、
15個作ってそれぞれの班が毎週固定で同じブレイクアウトルームに行くようになりました。
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その結果結構僕も気軽にブレイクアウトの間を巡回することができるようになったわけです。
そういうことも含めて、
すみません、一つ言うの忘れてた。
だけどGoogle Meetには、
有料版のGoogle MeetはGoogleにログインしなくてもそのGoogle Meetに参加できるんですよ。
そうなっちゃうとブレイクアウトを分けたときに、
ログインしてない人は自動的にブレイクアウトに振り分けられないんですね。
それが今のところかなりめんどくさいです。
結構何回も言ってるんですけど、
ちゃんとログインしてから、
自分のアカウントでGoogleのアカウントにログインしてからGoogle Meetに入ってくださいってことは結構言ってるんですけど、
それがですね、やっぱりまだ難しい人が結構いらっしゃるんですね。
これが難しいってことがちょっと把握してなかったです。
自分がGoogleにログインしているのかしてないのかが、
人によってはそれを確認することが難しいことがあるってことなんですね。
それはちょっともう本当にね、今学期中になんとか解決できればいいなと思うんですけど、
でもそういうことがあって、
ブレイクアウトルームの中は結構頻繁に巡回できるようになっています。
その結果何が変わったかというと、
実はね、出席率が変わったかなと思ったんですけど、
これがね、驚くほど変わってないんですよ。
もう本当にびっくり。
戦学期の第4週が終わったところなので、
戦学期の第4週と今学期の第4週の出席率を見てみると、
1.3%だけ増えているんですよ。
1.3%だって増えないよりはいいですけど、
要するに100人いるコースなので、
要するに1人ちょっと分ですよね。
だからそんな劇的に出席率が高くなったということはありません。
だけど変わったのはですね、
やっぱり戦学期みたいに今のところ崩壊した班がないということですね。
崩壊したというのは要するに、
誰もブレイクアウトに来なくて、
それでお互いにコメントできる環境がなくなってしまったという、
そういう班が今のところ一つもないんですね。
一番少ない班でも4人ぐらいは活動しています。
その一つの班が、
これは危ないかもなと最初の頃思っていた班だったんですけど、
今のところそれでもちゃんと活動していて、
ちょっと助かってますね。
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すみません、あんまりまとめているほどでもないんですけど、
現状ではこんな感じです。
結果的にはこれ10週間のコースなので、
特にこれからがいろいろ授業のビデオを作ったり、
それをGoogle Classroomに課題として出題して、
それにみんなで答えてもらうとか、
どんどんレベルが高くなっていくので、
この後これがどういうふうに、
今回の班の活動を重視している、
今回の方針がどういうふうに影響していくかというのは、
これから注目していきたいと思っているところです。
それでは、リスナーの皆さんも、
この班の制度を自分のところでも使ってみたいと思いましたら、
ハートのリアクションをお願いしたいと思います。
自分にはこの班というのは、
合う合わないというのはあるんですよ。
内向的な人が多いところでは、
この班の制度というのはあまり合わないかもしれない。
お互いのコミュニケーションが増えちゃうからね。
内にはまだちょっと合わないかなという人は、
涙のマークでリアクションいただけますでしょうか。
それでは、本日もムラスペにご参加くださいまして、
ありがとうございました。
今日の学習班制度の改善ということにつきまして、
ご感想とかコメントとか質問とかありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きで、
ご共有いただければと思います。
それでは本日も良い1日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。