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今日お話ししたいのは、行動中心アプローチの公開発表会のことなんですね。
これを話そうと思ったのは、実は来週ですね、来週水曜日にこの行動中心アプローチの公開発表会というのがあるからなんですね。
実はですね、昨日の夜が模擬授業の会でした、この行動中心アプローチのコースのね。
一応ですね、模擬授業までで、自分のコース開発の一連の流れはおしまいなので、
それをですね、振り返ってもらうため、それだけではなくて、行動中心アプローチに興味がある人、
そういう人にもこのコースのこと、それから行動中心アプローチの多様性ですよね、
そういうことについて知っていただきたいと思いまして、こういう公開発表会というのをしております。
来週水曜日の日本時間の午後9時ですね。
僕たちはインドに住んでいるので、インド時間の午後5時半になるんですけど、
その時間になりましたらZoomでやります。
昨日ですね、Twitterでこの申し込みのGoogleフォームを共有しました。
この後でね、ムラスペのハッシュタグ付きでもう一度、その申し込みのGoogleフォームを共有しますので、
興味のある方は是非、ムラスペのハッシュタグを使って、タグってですね、タグるって言うのかな、
それでGoogleフォームからお申し込みいただければと思います。
お申し込みいただくと、もう自動返信でZoomのリンクが届きますので、
来週水曜日の日本時間午後9時にそのZoomのリンクを開くと、
この公開発表会に参加することができます。
ちょっと皆さんに一つ聞いてみたいんですけど、
今まで行動中心アプローチのコースとか、あるいはその発表会ですよね、
去年も発表会とかしてるんですけど、
それに参加されたことある方、涙のマークいただけますか?
参加したことがない人、間違えた、ハート、ハートです、ハート。
参加したことがある人、ハート。
コースにも発表会にも参加したことないという方、涙のマーク、
リアクションいただければと思いますがどうでしょうか。
ハートマークいただいてますね、ありがとうございます。
もちろん涙のマークの方があってもいいんですけど、
涙の方ももちろんいらっしゃいますね。
このコースとそれから発表会について、
もう少し具体的なことをご紹介してみたいと思います。
このコースの主催者は国際交流基金のニューデリー日本文化センターですね。
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それでハッシュタグはJFND行動中心アプローチ2022っていうね、
こういうハッシュタグでいろいろツイッターでも情報を振り返ることができると思います。
ちょっとね今年はね、結構シャイな方が多くて、
あまりそのツイッターのハッシュタグそれほど盛り上がってないんですけど、
でもいく人かの方は投稿してらっしゃいますので参考になるかと思います。
期間はですね、11月の第11週から12月の最後の週、28日までですね、
本当に年末の忙しい時にまで本当に参加をお願いして申し訳ないんですけど、
普段はですね、これは10週間のコースなんですけど、
今年はどうしても、僕の本業の方はインド向けの仕事でですね、
インドの外務省とか日本の大使館とかとやっている仕事がまずプライオリティとしては高くて、
その隙間にこの行動中心アプローチのコースを入れることになるんですけど、
それがちょっとなかなか都合がつかなくて、
普段は10週間なんですけど、今年は7週間にちょっと短くなっています。
それでですね、参加者の方はインドの在住者とそれ以外の方にちょっと分けてですね、
参加していただいています。
インドに住んでいらっしゃる方には、
Google Classroomとかで成績管理とかもして、
あと個人面談とかもやっているし、
成果物についても僕の方からコメントとかそういうフィードバックもしているんですけど、
ちょっとですね、これマンパワーが非常に足りないので、
それ以外の方はもう本当に、
僕のね、反転授業用のビデオ、これはYouTubeで公開してあるので誰でも見れるんですけど、
それを見ていただいて、
各班をね、だいたい8人ぐらい、8人ぐらいずつの班を作って固定した班なんですけど、
その班の中でそのビデオを見て、それから個人で成果物を作って、
その成果物をその班の中で共有してお互いにコメントするというね、
そういう形で参加していただいています。
でですね、来週水曜日のこの発表会なんですけど、
これはですね、行動中心アプローチの特徴というのは、
授業そのものよりもコースデザインのところにあるんですよね。
授業自体ももちろん文系シラバスの授業とは全然違うところがあるんですけど、
でもそこだけ見ていると、
実は行動中心アプローチの本質的な違いとかっていうのは全然見えてこないところがあるんですよ。
実際ね、丸ごととか彩りの教科書を使ってもあんまり変わらないねとか言っている方もいらっしゃるんですけど、
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実は授業自体も全然違うんですけど、そこに行くまでの過程も全く違うので、
それでですね、今回の行動中心アプローチの公開発表会ね、
これはコースデザインの過程を中心に話していただくように皆さんにお願いしています。
つまり模擬授業とかそういうものではないです。
コースデザインの過程というのは、皆さんそれぞれ非常に個性的なコースをデザインしてくださっているので、
本当に非常に多様なんですけど、
ただそのコースデザインの流れとしてはこんな感じです。
まず最初にご自分の強みというのをリストアップしてもらいますね。
これは例えば空手の段を持っているとかね、そういうのもあるし、
あるいは他の人と違う経験をしたことがある、災害に巻き込まれてしまったこととかね、
あと病気で入院したこととかそういうのも全部含めて他の人とは違う経験、
つまり僕では語れないけどその人だったら語れるような、
そういう行動をリストアップしてもらって、
その中の一つを選んでもらうんですね。
その強みのリストアップしてもらって、そのうちの一つを選んでもらうと。
その選んだ強みに関する行動をリストアップしてもらうわけですね。
これは例えば空手の人だったらまず空手の道場に行って申し込むとか、
あるいは複数の道場を見て見学するとか、
そこで稽古したいと思ったら申し込むとかね、
それから毎日のことだったら毎日道場に通う、あるいは毎週何曜日に道場に通うとか、
着替えるとか準備運動するとか師匠に挨拶するとかね、
そういう一つの強みを選んで、ここでは空手とかね、
その空手だったらその空手に関する行動をリストアップするというわけです。
その次にその行動のリストをキャンドゥステートメント、
CDSとか言ったりしますけど、キャンドゥステートメントのリストに変えるわけです。
これはなんでかというと、行動のリストだとレベルが違いすぎる、
あるいは日本語を全然使わないとかね、そういうものもたくさん入っているので、
これをそのままシラバスにすることはできないんですよね。
なので言葉を使うもの、それから例えばターゲットのレベルを決めてね、
A1ならA1、A2ならA2というふうにターゲットを決めて、
そのターゲットに合うような条件とかそういうものをつけて、
キャンドゥステートメントに変えるわけです。
それをリストにすると、それがそのコースのシラバスになるわけですね。
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その中の一つのキャンドゥステートメントを選んで、その次にやることなんですけどね。
次にやることは、その一つのキャンドゥステートメントの評価を考えるということです。
キャンドゥステートメントは普通は何とかができるという形になっているわけですよね。
どういう評価をすれば、そのキャンドゥステートメントのできるかどうかを判断することができるのかということです。
これはいろんな成果物を出すとか、実際にロールプレイをするとか、いろんなやり方がありますけどね。
まず最初にその評価を考えると。
その次に、最後にその評価に合格できるための授業はどういうもの、どういう授業になるかということを考えるわけですね。
これがその教案になって、その教案に基づいた模擬授業をやってもらったのが昨日のGoogle Meetのセッションでした。
だけど、さっきも言いましたけど、授業そのものはこの行動中心アプローチの中の一つの成果物の形ではありますけど、
大事なのはそこに至るまでのコースデザインなので、来週の公開発表会ではそのコースの開発の過程を話していただこうと思っています。
今年はちょっと今までと違っていて、毎年ちょっとした偏りというのもあるんですけど、
今年はカテゴリーに分けるんですよ、そのコースをですね。
例えば就労とか就労仕事ですよね。
あと生活、例えば国際結婚した人の生活とか。
それから留学とかですね。
あるいは趣味とか。
そういうふうに分かれるんですけど、今年は日本での生活その他というカテゴリーが非常に多かったです。
その他というのは何かというとですね。
今までは医療という病院に行ったりすることとか、それと育児ですよね。
子ども関係の例えば学校との付き合いに必要な日本語とか、そういうものが多かったんですけど、
今期はですね、それ以外の日本の生活なんですけど、
その医療と育児以外のその他のところが非常に多かったです。
就労とかは、就労も2番目に多かったんですけど、
あと前回は趣味というのもすごく多かったんですけど、今回は趣味が非常に少なかったですね。
実際にどんなコースが多いかというと、
例えばその引っ越ししたい人がですね、賃貸物件を探すとかですね。
あるいはその犬を飼っている人がその動物病院に行くとかですね。
あとそのお葬式に参列するとか、
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あるいは日本に来たばかりの人が日本語教室を探すとかですね。
あと美容室に行くとか、
あと一人暮らし、日本で一人暮らしするためのコースの中のそのコンビニで物を買ったりとかね。
あとね、すごくスペシフィックというか具体的でいいなと思ったのは、
マチミン1というのかな。
これね、僕聞いたことがないのでちょっと検索してみたら、
流山市にあるコミュニティスペース兼観光案内所というね、
そういうところの名前がマチミン1というそういうところなんですね。
ここに地元情報を聞きに行くというようなコースとかもありますし、
あとフリーマーケットに出店するとかですね。
あるいはその食物アレルギーのある子供と外食をするとかそういうのもあります。
この辺が生活その他ですね。
子供と外食のやつはもしかしたら育児に入ってもいいのかな。
別にカテゴリーの細かい分け方はそれほど気にしなくても厳密に気にする必要もないと思います。
もちろん両方にまたがることも結構ありますしね。
あと就労関係では就職活動で自分の受講した日本語コースについて簡単に説明できるとかですね。
あるいはその高齢者の運動指導に関わる人のためのコースとか、
あるいはそのデイサービスで働く人のコースとかね、こういうのがあります。
この高齢者の運動指導とかデイサービスとかね、
こういうのは今後すごくメジャーになっていくかつニーズも非常に高まっていくそういう分野だと思いますね。
あと面白そうなコースとしては京都に旅行に行きたいベジタリアンのためのコースとかですね、
あるいはインドにいる日本人にヨガを教える日本語のコースとかですね、
映画座で映画を見る人のコースとか、こういうのもあったりします。
こういう非常に多様なコースが今開発されているところで、
そのコースの少なくとも1つは模擬事業ができているレベルまで開発されているわけですね。
もちろん正直言って模擬事業が1つできているというのがトップの段階なので、
それがまだ全体的なコース開発が終わったというような状況ではないんですけど、
こういう多様なコース開発、コースデザインの一面をですね、
皆さんも今回の公開発表会にご参加になるとご覧になることができるのではないかと思います。
それではですね、今日のご案内はここまでになりますので、
最後に1つリアクションを聞いてみたいんですが、
来週水曜日のこの行動中心アプローチの公開発表会にご参加になってみたい、参加してみたいという方は、
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ハートのマークでリアクションいただければと思います。
ちょっと自分にはまだ縁がないかなという方は涙のマークでリアクションいただければと思いますが、いかがでしょうか。
ハートのマークいただきました。ありがとうございました。
ご参加いただいた方がね、里帰りみたいな感じで来てくださっても大歓迎ですのでよろしくお願いします。
それではですね、本日もムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日のですね、この行動中心アプローチ公開発表会についての、その予定について僕が話したことについてですけどね、
ご感想とかコメントなどがありましたら、ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは今日も良い一日をお過ごしください。そして冒険は続きます。