むすびえとの関わり
始まりました、むにむに。この番組は、40歳を超えてNPOに関わり始めたジュンと、20代のポッドキャストプロデューサーのひとしが、社会課題解決に取り組む方々から、誰も取りこぼさない社会を作るためのヒントを学ぶポッドキャスト番組です。
認定NPO法人全国子供食堂支援センター、むすびえさんの提供でお送りします。
よろしくお願いします。
お願いします。前半、どうでした?
いやー素敵ですよね、本当にあの、この番組通していろんな方にお会いしてきましたけれども、なんか黄金のやり方があるわけじゃなくて、その人柄とか生き様とかと活動ってやっぱ繋がってますよね。
ですよね、いや、やっぱり志の高さがすごくて、一件お便りを読ませていただきますね。
素敵なお便り。
ありがとうございます。まさに前半もですけど後半も高橋さんの強烈な思いをお聞きすることで、本当に社会課題解決として株式会社でやっているっていうことがまた理解進むのかなと思ったので、そのあたりにお聞きしていきたいと思います。
あと後半はですね、じゅんさんが高橋さんに出会った新公益連盟というものの話もしたいんですけど、新公益連盟簡単に言うと、確か前回はるかが来た時に出てきたのはNPO版の経団連。
僕の印象ですよ、僕の勝手な定義をね、経団連ってね、名だたる大企業たちがね、所属していて、そこで政府に何かいろいろ提言したりとかするじゃないですか、もしくは助け合ったりとかするんだと思うんですけれども、それのNPO版を作ろうという気持ちで作られたんじゃないかなと思っていて。
その団体が結構前からあるんですよね。
そうなんですよ、古い団体じゃないんですよ、本当に2000年代にできたあれなんですけれども、今や名だたるNPOをほとんど加盟していたりしていて、2回合宿って言ってね、それぞれの加盟団体から集まって、実際会うということがあってワークショップをやったりしてるんですけど、そこで出会えた方なんです。
さらにその新公益連盟の新しい理事にも就任されているので、そこら辺の話も少ししたいなと思ってます。
はい、行っていきたいと思います。それではお呼びしましょう。ということで今回石巻ファームを持続可能にするためにどんな試行錯誤しているのかというのを具体的にお聞きしたいのと、あと新公益連盟というその何ですかね、理事。
そこからスカウトして今日に至るんですけど、ちょっと新公益連盟とは何なのか、ちょっと理事に聞いてみましょうか。
そっちもされている高橋さんなんですが。
東北のNPO団体ですね、いろんな団体で少しでもやっぱりこうもっと試験調達できるようになったらいいなとか、あともっとこう目を向けてくれる企業さんがいたらいいなとか、ちょっといろんな思いがあって、新公益連盟に加入させていただいて活動を始めたんですけれども、
そういった経験もあって少しでも東北に貢献できるようなことができたらということで、少しお仕事として活動させていただくことになったんですね。
新公益連盟というのは例えばNPOとか一般社の方々が加入するものなんですよね。そこでいろんなNPOと交流ができるっていう認識であってますか。
そうですね、コリンピティブインパクト型っていって共通のアジェンダ、社会課題を持ったアジェンダを持った団体同士が共に作る競争したりとか、そういったとこで社会的インパクトを出していくことができたらということと、もちろん企業の方も会員さんになっている方もいらっしゃるので。
株式会社でも。
そうですね、企業との連携とかそういったことも行うことができたり、それからこの国に対して政策提言していくんですよね。
やっぱり少しでも制度を変えていく仕組みをみんなで作っていけたらということで勉強会をしたりとか、それからお互いの法人のいろんな役割を語り合ったりとか、それからコミュニティの場では代表同士とか、あと事務局長とか副代表とかボードメンバーにいる皆さん同士が少しでも交流をして、
悩みを打ち明け合ったりとか、一緒にできることはないか考えたりとか、そういった場になってるっていうことがありますよね。それで年に1回合宿を。
年々加盟する団体が増えてきて、名だたるNPOさんがほとんど加盟されているような状態で、
ビール販売の戦略
今年はでも特に株式会社からも来ていただいていたりとか、投資家的な方も来ていただいたりとかして、合宿の中ではいろいろこんな支援もしたいとか名乗り上げてくれてたり、具体的なお金のお話なんかもありましたよね。
同じ社会課題解決っていうテーマに向かってみんなで試行錯誤するみたいなイメージですか?
そうそう、ワークショップしたりとかね、いろんな社会課題ごとに集まってちょっと考えたりとか、あと夜も含めてね、交流の時間が非常にあって、この人脈をまた普段現場に持ち帰ってお互いこう悩み相談したりとか協力したり、コレクティブインパクトですよね。
いいですね。 すごくいいと思います。
審査結構厳しいんですか?僕とかでもいけるもんですか?
あ、一応紹介とかで入ってきると思うんですよ。
じゃあジュンさんがもし僕を信頼してくれたら。
どうぞいつでも。
ありがとうございます。
そうですよね、やっぱり若い方々がすごく多くなったんですよ。
今までは代表しか参加できなかった合宿が。
メンバーでも。
メンバーでも参加できますよっていうふうにちょっと広げたらすごくオープンマインドになって、やっぱりすごく良かったですよね今回の合宿が。
その売上とか持続可能にするための収益の話とか聞いていってもいいですか?言える範囲でですけど。
でも今は株式会社の方でメインにしてるのはビールとかお芋とか?
すべてはビールとホップの商品開発の方なので、メインは今ビールの製造販売になっています。
これをどのぐらいどんな時期で販売していこうみたいなのはどう目標設定していくんですか?
中長期計画を立ててどのぐらいの醸造量で販路をどのぐらいにしてっていうのは結構緻密な収支計画を立て、
株式会社するときは創業資金を金融機関から借り入れをしてそれでスタートしています。
もともと一般社のオンジーとかNPOだとこういう人たちを救いたいとかっていうのがあるじゃないですか。それとは結構違うロジックになるじゃないですか。ビールを販売していくと。
そこはどういうマインドで株式会社の方に今エネルギーを注いでるんですか?
もうとにかく販路開拓をして営業であちこち回って目標の売り上げを上げていくことで、要はそういった困難を抱えている方は何名雇用することができるなと。
そのためにこのぐらい事業収益を上げていこうということで。
ソーシャルビジネス、以前ボーダルスジャパンという会社のアモーマーの代表の方をお呼びしたんですけど、その方はミャンマーの契約農家件数を増やすために日本でハーブティーとか商品を販売していくんだっていう形だったんですけど、それに近い目標設計なんですか?
そうですね。おっしゃる通りだと思います。同じだと思います。
なるほど。理解できてきました。
それでじゃあ実際ビール販売していこうとなった時に言える範囲でどんな作戦でやっていってるんですか?
作戦。そうですよね。作戦。要は私たちクラフトビールを製造販売する人はやっぱりシビックプライドって言って石巻っていうローカルをやっぱりすごく大事にしたいっていうことがマインドにあるんですね。
だからやっぱり石巻から発信するビール、それから石巻で栽培してる石巻さんホップを使ったフレッシュホップのビールを販売しますよっていうストーリーがあるんですけど、
要はホップを栽培するっていうところでは、いま一般さなほじ石巻ファームがになってるんですけども、そこでは就労支援をする受益者の当事者の方が頑張ってホップの栽培をしてる。
要はビールを飲んでくれる方が多ければ多いほどホップの栽培面積が増えていくと石巻ファームで活動する受益者も増える。
工作法規が多い石巻のホップってすごく景観が美しくて本当グリーンカーテンなんですね。
美しいですね。ぜひあのサイトを見てくださいみなさん。
なのでそういった美しい景観を守っていくことができる石巻っていうエコシステムになるんですよねっていうことがある。
やっぱりその石巻さんホップを使ったクラフトビールを飲むことで石巻に行ってみたいなって思う方が増えて石巻を訪れてくれる人が増えると関係人が増えていったりするっていう街づくりにつながる。
そういった方々が当事者の活動を応援してくれるというこういったことを循環型でやっていきたいなって思いがあるんですね。
そこにやっぱり収益がついてくるんだっていうことをですねどちらかというと思いがあってそこが事業の収益にはつながっていくんだっていう風に私考えてるので
経営哲学と共感
ただどんどんビールを売ってどんどん数を増やしていこうっていうことが先ではないんですね。
でも競争は競争ですよね。
そうですよね。
棚の奪い合いだったりとか販路の競争だったりとかっていう戦っていかなきゃいけないんですよね。
やっぱり今ブルワリー今クラフトビールブームじゃないですか皆さんクラフトビールとか思いますか。
ブルワリーの数が増えてて今800箇所ぐらいになっていくって言われてるぐらい宮城県もこれから2,3箇所増えるんですよねブルワリーが。
確かにそういう風になりますよね。
でもそんな中で仙台の駅に置かれるようになったりとか缶ビールの方が販売できるようになったりとかどういう工夫でそんなことが可能になってるんですか。
やっぱり私がさっき勉強されたとか格式挨拶作ったとか皆さんすごいようなことをおっしゃると思うんですけど私本当にダメダメで大好きで動いたりするとかがあるので皆さん助けていただいて今があるんですね。
やっぱりその私は逆に言うとSOSをたくさん出すタイプでちょっと困っているので助けてほしいみたいなことかすぐ言っちゃったりとか多分見てられないと思って助けてくれる人がいると思うんですけどもそういった方々のおかげで今があるって思ってるんですね。
なので決してそのすごい自分がスキルが高いとか営業能力が高いとかっていうわけではないんですよ。結局その販路開拓する時もこういう現状でそういう若者がたくさんいて話をされる中で共感してくれる方がじゃあ応援しましょうと。
だからじゃあそこにビールを置いていただいてぜひ協力しますよという協力者が現れるっていうこういうことだと思います。
助けてって言えるっていう力はでもすごいですよね。それで助けてもらえる。
たかしさん自身が共感を生む人ですよね。初めてお会いした時も共感めちゃくちゃしましたし、多分周りの営業活動されてる時とかも共感するんじゃないですかね。
それは自分の中で変化があった時とかあったんですか?ここから人に助けてもらうようになったなとか。
なんかこう多分リタリコっててリタの精神とかっていう別におこがましいんですけどそういうふうに言い方はちょっと自分でも。
なんかこう自分のために利益を上げたいとか自分のために会社を反映させたいとか自分がこう賞賛を浴びたいとかそういったことは全くないので恥ずかしげもなくSOS出せたりすると思うんですよね。
それは何のためかって言ったらさっきも話した通りそういった受益者が活躍できる多様性を認める社会をちょっとでも一歩でも前進して小さいけどそれを作っていきたいとか
あとはやっぱり就労支援っていうところで何とか雇用の喪失につなげていきたいとかっていうところがあるからこその活動だったりとか
それがなんかやっぱり共感してくれる人が少しでもいらっしゃるのかなって私に共感じゃないですよね多分そういう私の活動の周りにいるそういう受益者とかそういった方々の困難を抱えている方々の思いとかそういったことに触れて
皆さんが共感して協力してくれるんだと思うので私ではないと思いますよね。
高橋さんって以前でレースやられた頃とかその営利企業でいわゆる販売とかもされてたんですか?
ずーっと原点に戻ると二輪のメーカーでモータースポーツの運営の仕事をしてたので例えば全日本ロードレースとか全日本男子レースとかそういった私はカートをやってたので全日本カート選手権とかそういったところの運営ですので選手がエントリーフィーを払って参加賞を出してトロフィーを用意したりとかその場を作ったりとか
レースクイーンの人がいたりねそういう場を作るところの運営の仕事をずっとしていたんです。
商材を販売したりとかそういうことではなかったんですね。
そうですねどっちかというとそういうことをしていてレースをやってた時にやっぱり今頃になって自分がそこでレースに参戦した時のチームビルディングっていうのはなんか経営の哲学みたいになっているなと思って。
ある種そこからつながってはいるんですね。
例えば私がドライバーとして走るけれどもメカニックの例えばもしかしたら店でマシントラブルになってリタイアしたって言っても私はメカニックのせいにはしないし
私の技術力が悪くてスピンしてリタイアしてもメカニックとかピットクルーは私のせいにはしない誰かのせいにはみんなしない。
チームビルディングの重要性
それでじゃあもう次に向かってすぐ次勝ちにはどうしたらいいかってみんなで話し合うとかそれからやっぱりお互いの役割分担の中では本当に尊重してねぎらって本当に配慮したりとかそういったことをするっていうことをみんながしてるって本当のチームビルディングっていうのはすごくいいなと思ってるので。
じゃあ組織の代表としての高橋さんはもうそこら辺から割とチームでやっていくっていうところが強くあったんですね。
あとはねやっぱりレースってチェッカーフラッグ振られるまでは結果はわからないんですよ。
チェッカーフラッグあのゴールの。
なぜかというとスタートってスタートするじゃないですか。
で例えば私がもう後ろの方もう後ろから2番目ぐらいずっと走ってていやーこれはもう勝てないなって思ったかと思いきや雨が降ってきて。
タイヤってスリックタイヤなので雨降ると結構スピンしやすくなるんですね。
そうするとみんななんかどんどんスピンして消えてっていつの間にかちょっと3位に優勝したとかっていうこともあったし。
それから逆に自分がポールポジション取ってトップを走ってた。
でこのまま維持できると思いきやスピンしてリタイアしちゃったとか。
なんか経営のダイナミズム一緒みたいな。社会情勢はどうなるかわからないしとかね慢心していくとどこで足使われるかわからないしみたいな。
あとは真下を見て走るとすごい遅い。
そうなんですか。
次の次の次のコーナーぐらい見ないと早く走れない。
経営哲学とリンクしてるんですね。
全部例えられるみたいな感じの。
石巻での醸造所設立の歩み
あとは当時トップドライバーって言われるF1のドライバーとかあとレーサー2人のレーサーの人とか結構こう見かけるんですけど実は資料深くて大人しい方が多いんです。
でものすごく周りに配慮してくれててだから私天才はいないんじゃないかなと思うときときあります。
その当時から経営者というかリーダーとはこうあるものかなっていうのはずっと見てこられて感じてこられたんですね。
それを自分がリンクして考えるようになったのはほんとここ2,3年ぐらい前からなんですよね。
それは経営がずっとしてましたもんね。
NPOから一般社団になってスタッフの構成とかいろんなことを考えたときにちょっと一時壁にぶち当たったときにふっと考えたときに自分はレースをやってるようなことをしてるのかもしれないってちょっとふと思って。
かっこいい。
ここからはどんどん新しいことをやっていきつつどこは人に任せていこうみたいなのが出てくるじゃないですかどんどん。将来はどういうふうに今から考えてるんですか。
そうですねあの私はずっと法人とかいろんな経営とか上にしがみついているということを絶対あまりしたくないなと思っていてやっぱりある程度は権限を移情して若い人たち次の世代の人たちに譲っていきたいって思いがあるから今までNPOも理事長をやってたのを退任して次の世代に渡しましたし
一般社団法人もいずれは世代の人に渡していきたいと思ってるので今新しく株式会社作ったけれどもそれも同じですよねだからそういうふうに法人をたくさん作って権限移情するのをシリアルアントレプレーナーとかって言ったりすると思うんですけども
そういったこととはちょっと違うと思うんだけど私自身はやっぱり若い人とか次世代の人が未来を担っていくのに私たちがずっと経営をずっと手綱をハンドリングしたりとかしていくのってちょっと違うんじゃないかなと思っていて時代ってこうやって兼用してるじゃないですか
私がやっぱり価値観がこぶりついてたら時代の流れに乗っていけないし今社会課題でどんなことが起きてるのかっていうのが敏感なのはやっぱり現役世代だったり若い方々の意見っていうのは本当に尊重しなきゃいけないので
やっぱりそういう感覚がどんどんぶれていったりするっていうのは自分がすごく感じる時があってだからこそ基盤は作るけどあとそのレールに乗ってこの課題を解決していくってことになってもらうのは若い人たちに託したいなって思いがあるので
作っては消え、作っては消えみたいな感じかな 作ってはまかせってことでしょ 消えてよりはまかせるですよね
っていうことをできたらいいなーってそういうことで点だけどいろんな若い人が地域で活躍する人が増えていくといいなーって思ってて
もし言えたらいいんですけど株式会社イッチアザーはどのぐらいで渡そうって考えてるとかはあるんですか?
できたばかりで できたばかりで この時点でどういう視野で ピークアウトみたいなエンドゲームとか考えてるかな
5年ぐらい 5年ぐらい えー短いですね そのぐらいではちょっとそろそろって考えたいなと思ってます
軌道に乗せるっていう意味なんですよね多分高橋さんからすればね
3年ですよね全部石の上にも3年とかいろいろ言うけど
まず3年 3年って結構経営的にも最初は全て投資投資人材も集めるけど投資じゃないですか
で回収できるなっていう風に転換する時期っていうのはやっぱり3年経った後ですよね
3年目まではそこは我慢かなと思っていてなぜかやっぱり3年頑張ると4年目から好転したりすることが時々あるっていうことがあるから
なんとなくちょっとそこ少し自分でも少し信じてるのかもしれないです 3年我慢する
僕も株式会社にしたのがこの前の3月なんで1ヶ月差なんですよ生まれたのがイーチャーザーさんと
ここから3年どうなるか楽しみですね 一緒に頑張りましょう
具体的に後継者育成しようってなった時にまずはやっぱり黒字にしていこうっていうところを頑張るって感じですか
そうですよねじゃないともちろん基盤があったりとか地域との関係性やっぱり関係性とか信頼関係も含めて
良好じゃないとやっぱり経営とか運営ですよね
いろんな方の力添えがあってからっていうことがあるのでやっぱりそこは一人で抱え込まないっていうことができるように基盤を作りたいな
なるほど基盤っていうのは売り上げもだし地域とのつながりとか信頼
その後後継者にお渡しする時にどういうふうにコミュニケーション取ってきたんですかこれまで
これまででももう権限を移情する3年ぐらい前から次は是非とか言ってますもん
私は3年後にはこういうふうにビジョンを持ってるからだからそろそろこういう組織基盤とかガバナンスとかいろんなのを勉強してた方がいいと思うからって言って
研修に出てみないとかって言って誘ったりちょっとずつちょっとずつすり込みしたりとかしてました
僕でも高橋さんのその事業運営とか経営に興味がすごくあってなんかすごい最先端なんじゃないかなっていうふうに思ってます
それはどういうことかっていうと事業会社だとなんかパーパス経営だとか何とかドリブンだとかっていろいろ言葉に漁されて
まあ要は成果をあげるためにみんな学んでると思うんですけど高橋さんナチュラルにそれをやられてるなと思ってもちろんパーパスがあって
その得意だからこれやってるわけじゃないしっていうようなところだったりゴリゴリの私に営業任せたら何でも決まっちゃいますよというよりは
助けてくださいよかったら共感してくださいみたいなそれでこうメイクしていくとかってなんかキャリアバリバリ思考ではなんか立ち打ちできなそうな気がしていて
一周先行ってるように見えるんですけど
その競争というかご自身は株式会社起業される時に何も自分はそういう経験ない知らないしっていう
あのこの年になってからそんなこと勉強するのってちょっともう遅れてるっていう気持ちだみたいなことをおっしゃってたと思うんですけど
どうですか今は
そうですねあのちょっと自分でもこう川の流れのように生きてるようなところは若干あるかなっていうところあるんですけども
なんかやっぱり出会った人を一期一会じゃないですけどそういう場面ってすごい大事にしたいし
そういったところでつながった方々といつか何かできるんじゃないかなって思いとかをちょっと持ちつつこう皆さんと別れしたりとかするんですね
何年後かに出会ったりすることがあってっていうのもあるし
あともう一つはあのちょっとひと先エピソードなんですけどあの醸造所いわゆるブルアリー作るときに法人学が一般社団法人だし私はブルアーじゃないのでビールを作ることができない
結構大掛かりですよねブルアリーの醸造所を作ろうって
で周りからなんかせっかく石巻さんホップ作ってるのにビールが委託醸造で他県のビール会社さんに作ってもらってたので
やっぱり私たちは石巻で作ったビールを応援してその当事者を助けたいからやっぱり石巻で作ったビールだったらもっと応援したいっていう言葉が結構あったんですね
いやそっかいつかビールを自分たちで醸造していくことでもっとみんなが応援してくれる人が増えるに違いないんだなと思いつつも資金もないし醸造もできないしと思った時に
実は石巻の旧市街地に昭和20年代の映画館が売りに出されていてそれを教えてもらって見に行ったんですよ
そしたら震災で津波が来たところだったんですけどだからもう抜けぬからで椅子とかも何もなくて天井だけが高くてでも2階に映写室が残ってて映写機もあって
なんかすごく古き良き時代を思わせるような雰囲気で最後の映画館だって言ってたんですよ一緒の間に
でちょっと気になっててそれでこれ買う人がいなかったら解体して土地だけ売るかもしれないって話を聞いて
あの映画館を解体するのはって思ってまた見に行って3回ぐらい見に行ってもらったんですよ
それで天井の高さとか街の雰囲気とか見てここでブルワリンを作ったらどうなんだろうと思って
その不動産屋さんがじゃあって少し抑えておきますよって言ってくださって私が資金調達できるまで待っててくださって
そこで今ビルを作って そうですもちろんですでその後もう一生懸命補助金の申請出したりいろんなところ翻弄して
そしたらその当時の地方銀行の支店長さんまたすっごいいい方で相談補助金が取れたんだけど3分の1は自己資金なので借り入れしなきゃないんですよ
でその相談に行ったらその当時の支店長さんがいやこれは街になくてはならない場所だし街づくりには必要だし
それで石巻初の醸造所はこれからの街の発展には必要だから私が何とかしましょうって言ってくださって
融資してくれたんですよこの全く醸造の経験もない 普通逆ですもんね融資する方にはちゃんとそれやれる経験ある終わりですかとか
どのくらいの数字見込みなんですか本当大丈夫ですかっていうそっちが全く逆の共感によってなのか何なのかすごいですよね
だからそのチャンスをいただいたんですそこでだから今のブルワリーがあってしかもヘッドブルワーである
丘っていうブルワーは本当にベテランで優秀でインターナショナルビアカップでも賞を取ってる
本当に美味しいビールを本当に作る本当にすごいヘッドブルワーがそこの映画館で
っていう本当にいろんなタイミング重なって今があるんです
後継者育成と地域との繋がり
本当は人を駆動駆とか融資受けるとか事業展開していくってこれがすごく利益をもたらす案なんですよとか
あなたに得をさせますよとかこれが一番正しいです効率がいいですよっていうような提案を一生懸命説得するみたいな景色が多いと思うんですけど
なんか全然違うアプローチ
それってそういう将来の数字このぐらいになりますとかっていうそっちのkpiでコミュニケーション取ろうと頑張ったりもすることもあるんですか
もちろんkpiはもちろん出しますし趣旨計画も5年で出してどのぐらいの増造量で販路開拓行しますっていうこととか
ビジョンミッションとかもちゃんと作ってもちろんプレゼンはします
でも入り口は共感していただいて
そうですねあのそういうふうに言ってるけれどもあの固く堅実にやってるのは私あの当時
NPO法人を怪我した立ち上げるときに自分の貯金をはたいてでも最初からコモンゼレーションを入れたんです
なぜですか
やっぱり財務管理と活動は役割分担しなきゃいけないってもうその時から思ってたんです
別だと
なぜですか
やっぱ私その時あのもちろん少しあの企業の中で財務とか経理とかそういうのは少しあのわかったはいるんですけど経験してわかっていたんですけども
やっぱり活動に専念したいと思ったのでということもあったしやっぱり財務的なところの管理というのは専門家が入るべきだと
スタート時点からいかないとどこかで軌道修正できなくなったらやっぱりあの大変なるし
やっぱり最初からミニ三脚でやっていくべきだって自分でその時に考えがあったので最初からそうしてきたんですね
割とあのスタートアップする時って最初なかなかそこに払えなかったりするから年1の決算だけお願いして軌道に乗っていったら
コモン毎月見てもらうみたいなことをやる場合が多いと思うんですけどちょっと無理してでも
それがやっぱりちゃんと活動と数字も管理を見ていくということのバランスを取れるという結果にちゃんと
キャッシュフローもきちんと正確に分かってその状態によって助成金をじゃあこれ申請しなきゃいけないよねとか
企業運営の理念
こういうふうにしていった方が来年度の予算として工夫にしていけるよねというところは
整理さんとかから助言アドバイスもらったりとか今の現状をちゃんと教えてもらいながらやったりとかするってことは
そういう意味であれですねその外部の方かもしれないけど何て言うんですか財務担当
財務戦略担当として採用してるみたいな感覚ですね
そうですねそういうふうに捉えていただけるといいかもしれない
なるほど
そこに押しまず投資をしたっていうところがある
そういうことか確かにな
1年後の数字とか見えなくなりますもんね今の現状も本当日々やってないとわかんなくなります
結構でも社会活動家あるあるでもありますもんねそういうことは苦手な人が多いし活動に専念したいっていうのももちろんそうだしそれが得意だから
こそオロソカンなりがちだったりするのをきちっと最初から投資するってすごいですね売上が上がってないなんか
まあでもそういうふうに言っても私こうやってニコニコってしてるけど白鳥じゃないですけど
睡眠の下はいつもジタバタジタバタジタバタってなってるんですよ
でも本当ゆったりされてますしなんかそういうふうに感じさせないですよね
どうしようどうしようとか悩んで落ち込んだりとかふさぎ込んだりとかもあるんですか
ありますよありますよあるけどまあだからそこはバブル時代のね
生きてた人間だから何とかなるんじゃないかっていうこのね感覚とか価値観とかがね本当にいい時もあれば悪い時もあるんですね
お便りで一件株式会社やってるっていう方をどうしてもビジョンとか言うけど利益先行して売り上げをどんどん上げていきたいからやってるんだって思っちゃうっていうメッセージをいただいたんですよ
今日の高橋さんのお話聞いていただいたらそうじゃないってことがわかっていただけたんじゃないかなと思いました
本当ですか
広い意味でなんか働くって素敵だなっていう仕事をするとか事業を起こしていくって素敵だなっていうふうに思います
思いました
あのすごく難しいんですけどこうね人と人とのつながりっていうのが心の健康につながるんですね
人は人によって傷ついたり悩んだりするけれども人は人によって助けられたりするっていうこうね本当に紙一重で両側面持ってると思うんですよね側面を
だからなんかそれがやっぱりどちらかというとこう人と人とのつながりがウェルビーにつながるっていう方に行けばいいなって思いの中で活動してるかなと思います
ありがとうございますということで一般社団法人石巻ファームの代表であり株式会社イーチアザー代表の高橋ゆかさんにお話いただきましたありがとうございました
人とのつながりの重要性
ありがとうございました
ということでまさか自分が日々考えていた株式会社と経営理組織の両方をもって運営していくっていうスタイルのこんな同時期に4月に始められてっていう方がいらっしゃるっていうのが嬉しかったです
同期ですね
やっぱ株式会社の方で利益も上げていくんですがその利益は何のためかというとNPOで関わった就労者の方が働ける場として機能させるっていう仕組みにしようとしていて
そういうちゃんと相乗効果があるような設計大事なんだなと思って活動を追っていきたいなと思いました僕らもこの2つの箱に分けるかもしれないので
聞いてるだけでもね皆さんも好きになっちゃったと思うんですけど実際お会いしてきているとなおね本当魅了されますよね
そうですね
ご自身もおっしゃってたけどねなんかわからないからすぐ助けてっていうことを言うんですよっておっしゃってたけど助けたいというかなんか関わりたいって関わり続けたいって思っちゃいますよね
もうさっき収録終わってから春に石巻行きますね約束をしちゃいました
本当にまた会いたいそして何かを一緒にしたいっていうなんか人生のコレクティブインパクトを感じましたね
なんか仕事でとかそういうこととなるかならないか関係なくそういうことを思わせる人だから周りの人も協力したり実際にやったことないことでも形になっていくんだなと思って
この番組外部のゲストを会うたびになんか働くとはとか事業をするとはっていう景色がどんどん変わっていきましたね
すごい体験してますあと一つお伝えしておきたかったのは農業のプログラムは石巻に到着しさえすればあとは費用かからずやらせていただけるという
すごい仕込みですよね
ぜひ興味ある方は申し込みなどしていただくと良い体験ができるかなと思いました
それではぜひ番組の感想やアンケートをお答えいただけると嬉しいです
それでは次回がラストですかね
シーズン1のラストはむすびえの創設者でもある湯浅さんに登場してもらおうと思いますので尊敬する社会活動家に聞いてみたいなと思います
ではまた来週お会いしましょう
さよなら