1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第337回「特別ゲスト・コーチ..
2022-01-21 18:48

第337回「特別ゲスト・コーチ秋山ジョー賢司氏「士業が陥りがちなメンタルの罠」」

第337回「特別ゲスト・コーチ秋山ジョー賢司氏「士業が陥りがちなメンタルの罠」」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:01
向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
さあ、ということで前回ね話が伸びに伸びまして
後半戦に突入ということで2回目の特別ゲストをお呼びしたいと思います。
エグゼクティブコーチの秋山ジョー賢司先生にお越しいただいております。
秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ということで向井先生やっていきたいと思いますが
前回ね、向井先生が実際にコーチングというプログラムを受けられた時の過去の話とかね
しまして、まさか野球リトルリーグでガチガチにやって勝てっから
何式テニスをやるみたいな話とか聞いたこともないような話がいろいろ紹介されてましたけれども
今日はせっかくですので、あの修行の方々特に多いと思うんで
あとはテニス職人系ですかね、修行が陥りがちな
マインドの罠、メンタルの罠的な話をちょっとしていきたいなと思います。
はい。
というところなんですけど、向井先生的にどうですか?
修行ってこうなりがちだよね、みたいなのってあるんですか?
やっぱり前回も話しましたけど、個人の能力で勝負しちゃうっていうかね
重要なんだけど、もうそれだけで手一杯で発展しないっていうことが多いんじゃないですかね。
はいはいはいはい。
実際どうなんですか?秋山先生このあたりは。
むしろ、さっきの前回の向井先生の話のように
そうなりがちだっていうことが受け止めた上で
じゃあそうならないためにはどうした方がいいだろうっていう風に考えた方が健全ですよね。
なっちゃうのはおかしいわけじゃなくて、普通になるわけですよ。
逆にならなかったらダメっていうか、もっと能力高めようぜって思うわけじゃないですか。
そうです。
修行ってね、そうですよね。
すごく違和感があるのがですね、聞いてる人もよくあると思うんですけど
もっと勉強しなきゃってよく言うんですよ、皆さん。
勉強しなきゃって。
でも勉強する必要あんのかなって、十分もうしてるんじゃないかななんて僕思いますけどね。
特に弁護士多いですね。
その場合の勉強は何を勉強しなきゃ?
本読むんですよ。
本読むのが読めちゃうから、理解もできちゃうから、ひたすら本読むんだけど、本じゃないんじゃないのって僕なんか思いますけどね。
03:12
それは知識を増やすっていうんですか?
知識を増やそうとしてるんだけど、そうじゃないよねって言いたくなりますね。
やっぱり行き詰まると人はしんどくなるので、伸びたい反面逃げたいんです。
そうなんですよ。
そうすると本を読む、勉強するっていうのは言語的には成長っぽいじゃないですか。
ただ本質的には逃げられちゃうじゃないですか、逃げることができる。
逃げることができる。
勉強するの得意なので。
得意だからね。
だからそれがやっぱりパターンチェンジっていうのがすごい重要ですよね。
今の自分がぶつかっている壁を突破していくためには、どこを鍛えなくちゃいけないかっていうところですよね。
はい、そうです。
ですから前回の話で言うと、現実は何かと。
知識はあると。
知識はあるならば、対応力が弱いとするならば、対応力をどうやってつけていくんですかっていうと、現場だったりするわけですよね。
そうですね。
なぜこれになっちゃうかというと、やっぱりいろんなものを知っている人はすごい人だっていうふうに、やっぱり修行とか専門家の方はそのマインドが強くなっちゃうんですよ。
知らないのは恥ずかしいことだとかね。
そうですね、はい。
そうではなくて、もちろん最低限のものとか技術というのは持っているんですけども、じゃあ次のフェーズは何ですかっていうときに、しっかりと相手と向き合える力っていうのがすごい重要になってくると思うんですよ。
そうですね。
これをですね、私も結構専門家なのでやりがちなんですが、私の言葉で言うと、せいいっかり優秀さの正面に走ってしまうと。
ああ、そうなんですね。
お客さんがなぜ私を信頼してくれてるかというと、優秀だから信頼してくれてる。
はい。
ただ、ある意味弁護士の方はそういう意味ではみんな優秀じゃないですか。
はい。
そうすると、いろんなことを知っている、勉強してきた、優秀であるっていうのはもうOKで、プラス何があるんですかっていうところが問われてるんですよっていうところになかなか向き合えない。
向井先生はそういう意味で言うと、かなり俗に言う成功みたいなことをした後に秋山先生のプログラムとか受けられてるじゃないですか。
はい。
だから過去の振り返りとして、確かにあの時これやったなみたいな気づきとかいっぱいあったと思うんですけど、いわゆる普通の修行の方々が引っかかってしまう優秀さの証明とかですか。
うん。
そういう意味で行きがちなところをどうやって乗り越えたんですか。これはどっちに聞いたほうがいいのか、2人とも知ってそうですけど。
いや、優秀じゃないんですよ、僕はそもそも。その、弁護士業界で行くところ優秀じゃないから、だから、
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そう思いました。
そうですよ、こだわりがないんですよ、そもそも。
そこで勝負しようと思ってないから、だから良かったんでしょうね。
この辺は秋山先生が話してる中で。
優秀かどうかってその人の判断基準があると思うんですけど、私から見ると、自分がどれぐらいできるかということをちゃんと受け止めてることができてるってことだと思うんですよ。
で、自分に対する可能性を感じるというのは良いことではありますけども、
それとは別に、今自分が何ができて何ができないかということをちゃんと受け止める。
その後伸ばす方向性は自分の能力を伸ばすべきなのか。
できないところを受け止めて、相手のためになることはどこなのかと考えるかっていう、ここの軸の随分違いだと思うんですよ。
そうでしょうね。
問題が起きたらとりあえず自分が成長すればいいっていう領域ってあるところまでしか通用しないじゃないですか。
そうでしょうね。
だからあるところまでは勉強とか重要かもしれませんが、それ以降は問題が起きたら勉強では済みませんよというところを、やっぱり向井先生の場合は、小さい時からさっきの話もあったじゃないですか、前回の。
自分はこういう体力はないんだと。
だとするならばどうするんだっていうところがベースにあるような気がします。
そうなんです。
例えば仕事がない弁護士さんは勉強したりするんですよ。
でも仕事がないのは勉強がしてないからじゃないんだよって思うんだけど、また本買ったりするんですよ。
周りの人からしたらどう考えてもそれはやめといた方がいいんじゃないのって思うんだけど、本買っちゃうんですよね。
仕事でうまくいかない人がMBAを取ろうとしたりするのってあんまり変わらないんですか。
そこまで私は言わないですが、ちょっと近いところありますね。
私の本でも書かせていただいたんですが、偽りの自分っていうフェーズがあって、最初のスタートなんですが、
何か自分が欠けているんじゃないかとか、穴が空いてるんじゃないかって、穴が空いてるイメージがあるんですよ。
胸のあたりにね。
例えばお客さんが少ないのは穴が空いてるからだと。
その穴が知識とかね。
穴を埋めようとするわけですよ。
勉強すると。
勉強して穴が埋まると何が起こるかっていうと、ちょっと難しい方かもしれませんが、
穴を埋めた瞬間に、穴が空いていたってことを自分に認めることになっちゃうんですね。
でも本当は人なんて穴空いてないじゃないですか、見たって。
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だから穴埋めをすることによって、あ、俺ってやっぱり穴が空いてるんだという擦り込みが強くなっていっちゃうんです。
ということは、穴が空いてる自分には、お客さんが少ないとか仲間が少ないと思ってもイコールにできるじゃないですか。
だから大切なのは、どうやったら自分は穴が空いていないんだということを自分で理解していくかっていう力が必要になっていくんですね。
ですからこれを、偽りの自分というのは穴が空いている、その穴を埋めようとしている状態のことなんです。
この辺のメタファ的な表現の部分もあると思うんですけど、向井先生としては、なるほどって感じの受け取りなんですか。
僕は無意識に自分で考えてるから、これはもちろんわかりますけど、前から考えてきたことかなって気がします。
まあでもわかるんですね、感覚として。
わかりますね。
逆に同じ修行の方々でそういう人がいるってちょっと言いにくい立場なのかもしれませんけど、
ああそうやって引っかかっちゃってる方いるなというのもやっぱり思う現実としてはあるんですか。
まあ安心できたりするからいいんだろうけど、それも大事ですからね。
でもまあそこじゃないんだろうなーって思う場合は多いですね。
確かにそうですよね。なんか普通だとそこで勉強するっていう意思決定しそうなところは向井先生は上海とか行くわけですよね。
ああそうそうそうそう。
だからもうそれだったらもう国を変えるとか、
お客さんの種類を変えるとか、そっちの方がまだ現実的ですよね。
私もそういう修行の方とかにお伝えしている、そういう状態の時にはまず最初お伝えしているのは、
自分のことをダメだと思っても構わないんだと。
怖くなっても構わないんだと。
自分に不安になっちゃいけないってみんな思いがちなんでしょうね。
大切なのは不安になったら不安になった状態で前に進めるかどうかが重要なのに、
あとはビビった状態で前に行けばいいのに。
そうですよ。
ビビることはいけないんだって言って、そういう勉強に走っちゃうってことは、
勇気とかっていうのはビビってるのに前に進める人って勇気あると思いませんか。
勇気あります。
ですから、やっぱりチャレンジって何か、挑戦って何かっていうのは今の自分じゃなかなかできないことに入っていく。
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だからまさしく上海とかもそうだし、
今の自分ができないところにしっかり入って何とか長寿で合わせるわけですよ。
そうすることによってなんか腹の底からの力みたいなのがついてくるわけじゃないですか。
単力じゃないけども。
ですから、でもこういう話って最初言ったように、若い方とかまだまだの方は、
いやいやその単力云々じゃなくて知識と勉強しろっていうのが必要なフェーズの方もいる。
いますね、もちろん。
だから、根拠のある自信と呼ぶんですけど、知識経験能力資格というのは、
根拠のある自信をつける時期なのか、根拠のない自信をつけていく時期なのかっていう見極めをしてもらえると、
いいのかなと思いますね。
ちなみに参考までに言える範囲でいいんですけど、そこの見極めはどうやってするものですかね。
例えば、同じ状態でスタックしているという場合は、
もう今のあなたの根底から変えた方がいいですよということです。
行き詰まりを感じているということは、行き詰まりを感じるとすぐみんな新しい知識とか武器を手にしたくなるんですけど、
逆ですよね。行き詰まりを感じているということは、
自分の根拠のない自信を鍛えていく時期なんだというふうに判断するといいと思います。
なんでこの辺は向井先生はナチュラルにいるんですかね。
なんか不思議な、見て確かにスイスイスイスイと次のフェーズに行っているイメージは。
いや、そんなことはないけども、他の弁護士よりはありますよね。
ありますよね。自分でも自覚あるはずですよね。
私が見ている感じだと、つっかえたり立ち止まったりすると、
しんどい方を選んでいる気がしますね。
自分が。
しんどい方を選んでいるかもしれないですね。
しんどい方を選べば、そこで何とか長寿居で合わせていくという、
長寿居というのは良い意味で結果をしっかりと取っていこうと思えば、
根底となる力がついちゃうというのを多分感覚として取っていると思うんですよ。
そうでしょうね。
いきなり劇団を始めたりね。
そうそうそうそう。
漫才をしてみたりね。
停止。無期限停止になりましたけど。
無期限停止なんですか。
無期限停止になりました。
でも本当謎のチャレンジ。
でもまさにそうですよね。ああいうことをやってみるかですよね。
何の抵抗もなくやってみるんだぐらい。
もう気づいたら劇団名が決まってましたもんね。
劇団だったり漫才だったり。
漫才だったり。
私もあとその修行の方にお伝えしたいのは、
その不安とかあるかもしれないけど、
クライアントさん目線で考えると、
どんな人について欲しいかと思うことなんですよ。
そうすると、能力が高い人も必要だけど、重要かもしれないけども、
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不安を抱えながらも前に進んでいけるとか、
勇気がある人をやっぱり自分の弁護士とか社長さんにつけたいじゃないですか。
そうなんですよ。
そうなんですよ。まさにそうなんですよ。
ですから皆さん、修行の方、大変だと思うんですけども、
やはりクライアントのためにどこを鍛えるかっていう視点を持っていただくと、
自分の鍛え方がわかるような気がしますね。
そうなんですよね。
お客さんが何を求めているかっていうことを考えないといけないしね。
その辺で全然考えてなさそうなんて言ったら怒られちゃいますけど、
そうなのに向井先生、しっかり押さえますもんね。
でも難しい。
クライアントに興味ないのかなぐらいに、
淡々とされている印象もあるのに、
むちゃくちゃニーズ把握してるし、課題も、
誰よりも早く時代を先駆けて課題を見つけに行くみたいな。
永遠のテーマですけど、それに尽きますよね。
そんな中でやってきたんですが、
向井先生、一旦ここまで総括していかがですか?
とてもまたセッションを受けさせていただいたみたいな気持ちになりました。
ということで、なかなか話をする。
この番組で言うと、レアなメンタルとかマインドと言われる世界の話をね、
今日はちょっとプロの秋山城賢治先生にお越しいただきましたが、
前回もご紹介させていただきました通り、
ディスカバー21さんから不安が覚悟に変わる心を鍛える技術というタイトルの本が出されてますので、
ちょっと簡単に秋山先生、内容少しご説明いただけますか?
これは私がメインでお仕事をしている経営者と1対1のコーチングプログラムがあって、
7回の14時間使う。それを構造化したものなんですね。
ですから、自分が経営者に対してこういうふうにアプローチしてるよっていうのをそのまま丁寧に、
皆さんが自分でも実践できるように書いた本なんですね。
ですから、何か自分が今の自分から脱却したいとか、
そういう方にはこれを読んでいただいて、この本の順番通りに読み進めていただいて、
自分と向き合っていただくと、そのことで生まれ変わる。
だとすると、今あなたが持っている武器が、武器を変えずとも自分の内側が変わるので、
武器の切れ味が良くなるというかね、そういうことが起きると思いますので、
気になった方は手に取っていただけると嬉しいなと思います。
まさにじゃあ能力がある方は向井先生のように、
すっすりと壁を抜けていくための方法が書いてあるみたいな、
そうですね。
自分と向き合うというのはそういうことです。
向井先生がなんでこんなにうまくやっているのかが書かれているようですので、
ぜひそちら興味ある方もお読みいただけたら嬉しく思います。
ということで、今回2回にわたってゲストで登壇いただきましたけれども、
18:03
今日のところ終わりたいと思います。
向井先生、秋山先生、改めましてありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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