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2022-01-28 13:20

第338回「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」

第338回「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで今日はね、持ち込み企画いきたいと思いますのでよろしくお願いします。
はい。
何の持ち込みでしょうか。
えっとですね、ワクチン、新型コロナワクチン接種証明書アプリというものがですね、
ついにね。
ついにデジタル庁からリリースされまして、早速私も読み取って登録しました。
その出た日の収録でございますね。
そうですね。
タイムリーすぎるので今日はこれをやろうということで、
今収録前に私もアプリどうにか登録終わりました。
私朝8時ぐらいやったんですけど、もうすぐ登録できて。
早かったですね。
遠藤さんはなんか、同じiPhoneなのにちょっと手間取ってるというか。
なんか僕のデジタル。
偽物。iPhoneが偽物か。
それか打ってないのか。
打ってないのか。
わかんないですけど、できなかったけども、おそらく今もう大量に登録してるから。
いきなりできましたからね。多分殺到してるんでしょうね。
サーバーが追いつかないんでしょうね。
そんな感じでしたよ。
でもとっても優秀ですよね。
こんな簡単だと思いませんでしたね。私も。
今ね、私が登録までに若干ちょっと読み込めない問題がありましたけど、
読み込めたら昨日わずか30秒とかですよね。
登録までに。
はい。
国からこんなにスムーズなアプリが出る日が来ると思いませんでしたけど。
いやー、やればできるんですね。
そんな中でね、今回俺が発行されたということは今後どうなっていくのかと。
はい。やっぱりこれは相当使われるかなって思いますね。
うん。
まずあの、宿とか飲食店の割引ですよね。
まずありますよね。既にね。
割引。
証明書じゃなくてもありますからね。
ありますからね。割引が通ると思いますし、
あとは、
労働問題も起きるかなと、つい職業から考えてしまいましたね。
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いやー、そういう番組ですからね。
はい。
そこの話は深掘っていきたいですけど。
はい。
一番もうすぐ起きると思われるのは医療業界でしょうね。
うん。
医療業界でワクチンパスポートはワクチン接種証明書アプリ入れてくださいと。
で、それを見せてくださいと。
特に中途採用の人。
今ここの1年間とか働いてる方はおそらく売ってる売ってない分かるからそんなに問題にしないと思うんですけど、
中途採用で採用時にアプリ見せてってあり得ると思いますね。
採用ってこと。
それは良いんですか?個人情報。
いや全然、全く国もそんなの想定してないから何も情報ないんですけど、
一応まあ選ぶ権利があるんで、採用の自由はあるんで。
で、撃つ撃たないの自由もあるけど、一人一人ですね日本は。
医療機関も売ってる人を採用したいって自由があるんですよね。
より抗体が高いわけですから、よりリスクが少ない人を雇いたいってのは否定できないと思うんですよね。
だからやっぱり医療業界は必須になっちゃうんじゃないですか、このアプリ登録。
採用とかの話だと倫理協定でしたっけ?
人種宗教とかを確認していきたいみたいな。
あっちの方で引っかかんないんですか?
思想良心までの保護はいかないからね。
いかないんですね。
いかないから、だからやっぱりアプリ見せてっていうことになるんじゃないかな。
現に現場から外すっていうのがちょっと出てるんですよね。
医療業界で。
ただね、もうほぼ99%の人売ってるような感じなんですよ。
業界でいくと。
もう撃てないなんて言える雰囲気じゃないから。
だからそんな問題になってないけど、撃ってない人を現場から外したいっていう相談は受けましたね。
あ、リアルにあったんだ。
リアルにあった。
ありましたか、ついに。
もうそれは厚労省も曖昧にしか書いてないんですけど、
私はやむを得ないと思いますね。
あ、ですか?
はい、やむを得ないと思います。
それはどういう?
やっぱり患者さんで基礎疾患を持っていたり、高齢者の方だと命に関わるから、
本人も落ちたくない理由はわかるんですけど、患者さんの命とか考えると、健康を考えると、
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やはり一定期間は他の業務、患者さんと接しない業務をやってもらうしかないですね。
それも嫌なら退職、鑑賞せざるを得ないんじゃないかなと思います。
海外諸国はね、医療従事者を義務化している例が多いんですよね。
日本もやっぱり打ってるんでね、ほとんど退出状態の人以外は。
だから、やむを得ないかなと思いますね。
なるほどですね。
採用で、これから議論になるんじゃないかなっていう気はしますね。
特に雇用されている社員さんたちに対しての。
意外と問題にならない。
もう知ってるから、打った打たない。
副採用出たとかって噂になるじゃないですか。
熱出たとか。
だからそんな問題にならないんだけど、新規採用者、これは問題になると思うんですね。
なるほどね。
これがちょっと思いついたんですけど、このアプリ見ながら。
これって今後ワクチン接種の有無のパスポート見せるか見せないかで、
例えば2C的なビジネスやってるとこの入店拒否みたいなこととかっていうのも。
あるでしょうね。
これって起きた場合って。
許されちゃうね。
例えば、今もマスクしてない人入店拒否って書いてあるんですよ。
ありますね。
みんな知ってるから関係ないけど、当然お店によってはワクチン接種してない人断りっていう。
そういう営業の自由はありますから。
お店に入れないってあると思いますよね。ホテルとかね。
でもそこはあれなんですね。入店拒否した場合。
なんだそれはっていうのは。
いやでも、通りますね。
別に他のお店行ってくださいって言えばいい。
なるほどね。
他に食べたり泊まったりする場所他にもいっぱいありますからね。
だからおそらくこれからはこれを提示するのが増えるんじゃないですかね。
マイナンバーカードないとちょっと入力ができないのかな。できないみたいですけど。
そうなんだ。パスポートじゃダメなんだ。
マイナンバーカードまだ登録してない人。そっちの方多そうですよね。
まだマイナンバーカード4割いってないんじゃないかな。
紙のペラでしか持ってない状態ですからね。
そうそう。あれめんどくさいですよね。簡単でした?
全然超めんどくさいですよね。だっていっぱい送って、処理戻ってきて、それを持って取りに行くみたいな感じですよね。
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行かないといけないですよね。
もう最悪のデジタル化するのにどんだけアナログ処理させるんだよって。
そう、悪用を防ぐっていうか。ただ1回作ると楽ですね。
そうですね。暗所番号で全部取れます。
私、印鑑証明とか住民費用たまに必要になったりするんですけど、仕事から。
コンビニで取れるって知ってました?
知ってます知ってます。それがあって取りました。
あ、やっぱり。
いやー結構会社の役員とかなるときとかいるじゃないですか。
処理処理必要ですもんね。
あとは何だろうな。保育、子供の学校とか。
うん。
なんか新しい。
もういるんですか?
何だったかな。なんかでいりますよね。
いるんだ。マイナンバー。
マイナンバーじゃなくて住民票?
あ、そういうことね。取得のところね。あるのかもしれないですね。場所によっては。
なるほどね。便利ですね。
そうすると今後、今マイナンバーの話もなりましたが、この接種、証明書アプリですよね。
はい。
経営者側からするとこれを前提とする採用の話が出るっていう話と、
逆に消費者側に立ったときにもこれを求められるケースが出てくるっていうところが。
出てきますよね。割引だったらいいんだけど、入店を断りっていう店もあると。
あー。
結構。
ありそう。これちなみにこの証明書を会社側に提出しろみたいな話というのはどうなんですか?
いや、絶対ありますね。
それは提出するっていう話を言っていいものなのですか?
提出しなさいと言っていいかということですね。
はい。
僕は言っていいと思いますけどね、医療業界はね。
で、一般の、それこそ普通のデスクワークの場合は、やりすぎで違法になる可能性は高いと思いますけどね。
その時っていうのは何で違法になるんですか?
要するにまあ、広い意味のプライバシーなんですよね。
ではですよね。
ワクチン打ったか打たないかも広い意味でのプライバシーになって。
だからそのプライバシー侵害というかね。
思想良心の自由までいかないと思うんですけどね。
じゃないんだけどもプライバシーに入ると思うんで。
なるほど。そこへの侵害。
ただ医療従事者は私はやむを得ないと思うんですけど、
弁護士とかでワクチンパスポートないから採用断りっていうのは、
どうなんだろうな、違法になっちゃうんじゃないかなって気はしますね。
弁護士とかでこれがないから採用断りはさすがに。
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さすがにプライバシー侵害になるんじゃないかな。
まあまあ医者料5万とか10万とかね。
そんな感じ。
そういう罰則的な話になるんですね。
はい。
なるほど。
もうすでにこの放送されてる頃には皆さんもこのアプリ自体は登録済んでいたり、
情報が広がっていろんな動きがあるかもしれませんけれども、
ちょっと早めの段階でどういったことが労働法上義うるのかということについてお話ししました。
またいろいろ展開があると思いますので、質問等がありましたらぜひお寄せいただけたら嬉しいと思います。
はい。
ということで今日のとこ終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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