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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。 さあ、今日も早速やっていきたいと思うんですが、暑くなりましたよ、向井先生。
暑いですね。 収録地はエアコンを切らなきゃいけないというね、地獄の夏収録が始まりました。 夏収録はきついですね。
なのでね、最近大久保先生なんで半袖短パンできますからね。 ところで、7月日本多いんですか?
多いですね。毎週は大袈裟ですけど、ほとんど月3回か4回来てるんじゃないですかね。
毎週じゃないですかね。週1で日本、すごく。 やっぱり公演ですか?
公演ですね。 ありがたいことに公演の回数が増えてるんですね。 中西さんのおかげですね。
絶対因果関係はあると思いますよ。 なぜかという説明しきれない因果関係がね、不思議なのが。
不思議なんですけど、 そんな関係ありますね。
ちなみに最近はどんな公演が多いんですか?
最近はですね、最近というか今日もこの後やるんですけど、 炎上しない注意しどうやめさせ方?
炎上しない? 炎上しないがいいんですよ。
注意しないやめさせ方。 これが今時でね、今時でウケるんですよね。
どんな感じの方々とか?
やっぱり企業の、結構大きな企業の方が来ますよね。 大企業の方々?
炎上すると一番困るじゃないですか。 確かにね。すぐメディア出ちゃいますしね。
出ちゃいますよね。社名は出ますよね。
採用に一番影響が出ますから。
B2Cだったら売上にも少なからず影響も出ますよね。
確かにね。売上にもインパクト出ちゃうから。
インパクト出ますね。不売運動まで起きてる労働問題は少ないけど、
でも働く人辞めちゃったり、アルバイト来なかったりなんてのは、 これは実際に起きてますね。
なるほどね。ちなみに反応はどうなんですか?
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ちょっと先行き過ぎてて皆さん反応ないとか。
いいえ。いつも大手企業の皆さんとか、 名刺公開あんまりやってくれないんですけど。
名刺公開問題ありますね。講演者の方。
ありますか?
一つの講演の価値のバロメーターみたいなのがあるじゃないですか。
それでたまには落ち込んだりする時もありますよ。
ありますか?
あるある。社長先生は業務に関連することもあって、 結構積極的に名刺公開していただいて、
非常にやってて楽しいんですけど、
企業の方ってやっぱりシビアで、 こいつイマイチだなみたいな顔してる方も結構いたり、
こっちからは結構丸見えで。
それが嫌でセミナー辞めた弁護士さんとか結構います。
そういうもんなんだ。耐えられず。
あれ結構きついですよ。
冷たい目に耐えられず。
見てる方は気づいてないけど、 講演者はかなりわかるので。
で、ちなみに。
ちなみにこのセミナーは、 結構大企業向けのセミナーだったんですけども、
100人くらい集まって、 60から70名くらい名刺交換できたんですね。
マジですか?
これはすごいですね。
久しぶりですよ。
めっちゃ行列じゃないですか。
なくなっちゃって名刺僕の。 そんな名刺交換すると思ってないから。
補充しないで2、30枚くらいで行ったらなくなっちゃって。
全然足りてないじゃん。
来るとは思わないから。
相当なインパクトだったんですね。 思った以上に。
で、ちょっと内容がスピリチュアルなんですよ。
スピリチュアル?
スピリチュアル。
ということはスピリチュアル弁護士。 危ないな、方向が。
ちょっとね、ちょっとスピリチュアルで、 大きな会社とかの人に受けるのかなっていう。
ただ僕はいろんな実証を踏んできて、 自信があるので別に問題ないと思ってるんだけど、
ちょっとスピリチュアルなんですよ。
その話全部していただきたいものが、 それはできないんですけど。
今日この会社だよ、間違えちゃった。
なんですが、質問行く前に1個だけスピリチュアル要素を ちょっとだけこだしだべてください。
全然全然いいですよ。
僕、中国行ったりセミナーとかやってて 気付いたんですけど、
人間って声とか、声もそうですけど、文字と違って 声とか顔の表情って結構データ量多いんですよね。
テキストデータにすると、 例えばLINEとか送ると絵文字とかで何とか送れますけど、
実際会うと顔の表情とか目の動きとか、 あと声のコワイロって言うんですか?低音なのか。
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中西先生っぽい話ですね。
やっぱりね、潜在意識に働きかける効果がありますよね、声も。
それでこちらも感情っていうかの反応ですかね。
これは僕もわかんないんですけど、 感じ取るものがあるじゃないですか。
労働問題も同じで、結構上司とか社長の内面とかがバレちゃう。
1日とか1時間ぐらいの付き合いだったらバレないじゃないですか。
でも1年、2年、3年、5年、10年とか。
あと長いと思う20年ぐらい。
そういう付き合いになりますよね。
もうバレバレですよね。
家族より時間長いですしね、バレバレですよね。
そうすると隠せないっていう前提に立って、
ですからまず気持ちから変えようっていう。
気持ちから変えないと。
これはジョーさんの受け売りなんですけど、 いい言葉があって。
要は人間って防御反応が働くと。
攻撃されると思うと。
っていうのを僕聞いて、動物もいきなりクマが襲うっていうよりは、
クマも人間見て怖い。
だから防御反応で威嚇したり襲ったりするんだっていう話聞いて。
炎上のメカニズムも労働問題は結構防御反応なんですよね。
大丈夫ですか?こんな喋って。
全然いい。
面白いですね。
こんなの全然いいんですけど、
防御反応は働いてるんですよ。
なぜかというと僕らがやってる案件のかなりの割合が、
経済的とか社会的とか精神的に追い詰められてる方が相手なんですね。
例えばお金もたくさんあって、お友達もいっぱいいて、
仕事もできて、転職もできて、家庭環境も円満な人って、
労働問題は起きる確率はゼロじゃないけど、すごい浅いですよね。
すぐ解決できたりするんですよね。
次行けばいいみたいなのもあるでしょうしね。
そうそう。こんな馬鹿らしいって感じ。
今言った逆の条件の方がだいたい僕らの仕事の相手の方なんですよ。
なるほどですね。
やっぱり苦しいじゃないですか。
怖いじゃないですか。
防御反応は働きますよね。
防御してるんですよっていう話をして、
攻撃したら防御されて援助するっていうことになるから、
気持ちは伝わりますよと。
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大企業ほど自分の考えはバレてないと思うんですね。
大企業であればあるほど。
あるほど。皆さん賢いから。
そういう傾向にあるんですか。
うん。人事の人なんか経験豊富でしょ。
今まで何人も人辞めさせてきたとか自信あるわけですよね。
なんだけど大体バレてますよね、会社の考えは。
裁判所にも最終的にはバレていて、
裁判所?
バレるバレる。
私事例話しながら喋ってるんですけど、
そうやって分析していくとだんだん見えてきて、
最終的には一個一個事例違うから、
自分で考えないといけないんですけど、
要は最後は、これもまた変な話なんですけど、
キョウセラの創業者の稲森さんの言葉で、
これを企業する際とか新しく事業を始める際は、
自分に問いかけると。
そうおっしゃっていて、
中学生の時聞いたのかな、小学生かな。
お父さんから公演に、
公演のビデオ、公演に行ったんじゃなかったかな。
行ったんですけど。
稲森さんの。
何言ってんだこのおじさんと思ったけど当時は。
金儲けしたいから経営するんじゃないかと。
自信がないなんてありえんのかって中学生で思ったんですけど、
今思うとよく分かるのは今はバレますよと。
自分のことだけ考えて、
自分の家族だけ考えて、
できれば税金も上手いことを誤魔化したり、
やってると出るよっていう。
そういう人誰が助けますかと。
助けないよねって僕なりの30年経った解釈なんですけど。
なのでまず気持ちから変えようと。
出発点から変えようと。
そういうセミナーなんだこれ。
バカじゃねえかって見られると思ったんですよ。
労働関係の公演してる弁護士います?
頭大丈夫かって見られると思ったんですよ。
全然スピリチュアルじゃないですよね。
スピリチュアルですよ。
だってそんなね、俺は大丈夫だよと。
こいつ何言ってんだと。
セリとかちゃんと注意すれば別に問題ないよって思われると思ったんですよ。
共感してもらえるのが1割か2割でも。
でも大事なことだから、本当に炎上しないためには必要なんで。
僕はそう思ってるんで。
実際案件もこれで何件も解決してきてるから。
最近はね。
言ってんだけど、
通じましたよね。
通じたんですもんね。
そうじゃないと名刺交換本当にね。
大企業は本当にシビアだから。
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皆さんプロですからね。
人事の経験が浅い人なら少なくて。
実務でいったら向こうで。
実務でいったらもう全然全然。
採用、教育、研修、退職とかもスペシャリストでやってるわけだから。
なんだって思ったけど、
名刺交換来ていただいたので。
だからこれやっぱり今の私の内容が良いというよりは今の流れに合ってる気がして。
これであと1、2年くらい私の講演ネタを持たせられるってちょっと安心してるんですけど。
価値講演を手にしてしまった。
いやだってもう10年以上喋ってるともう喋ることないからね。
でもその切り口初めて聞きましたけど、ここ最近ですよねきっと。
いや長西さんのレッスンもきっかけなんですよ。
そういう感じなんですか?
そうかと。バレるんだなと考えてること。
そういえば講演してても聞いてる人の表情一人一人分かるよなって思って。
じゃあもう日常生活から変えないと全然ダメだなっていうのが結論ですね。
っていうところに至って、じゃあ労働問題も。
考え方自分で変えたり、日常生活気をつけて。
日常生活気をつけて。
気をつける気をつけたら人のせいにしないとか。
素直に受け入れるとか。
そういう、なんですか、なんか修行みたいな感じですけど。
稲森さん最終的に出家したんですよね。知ってます?
出家したのよ。お坊さんだったの一時期。
じゃあ名前も。
でも気持ち分かって、やればやるほど修行してるみたいな気分があって。
あ、まずいと。
出家の道に行ってる気がすると。
今の気持ちでいると、うちの勤務弁護士にバレるみたいな。
まずいまずい。
自分を変えるしかないと。
まずいまずいとかね。
投げやりになってるのバレるみたいな。
めっちゃ素直ですね。
いやいや、だって松下幸之助さんの本で、僕ずっと読んでるんですけど。
素直な心になるためにっていうのがベストセラーですよ。
もう40年くらい?50年かな?ベストセラー。知ってます?知らない?PHP本も。
読んでないですね。
いい本ですよ。
ちょっとすぐにポチります。
だって、あんな偉いおじさんですよ。
当時日本一の経営者と言ってもね、この本ではないですね。
日本一の経営者が、億万長者どころか何十、何百億、何千億長者な当時でさえね。
世界有数の保護をなっているのに、素直な心になるためにって本を書いて、
なんでかなって思うじゃないですか。
確かに。
どうやったらお金が儲けられるかって一言も書いてないんですよ。
うーん。
なんか向井先生、鳥貝先生みたいなお話に。
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鳥貝先生とちょっと違うじゃないですかね。同じかな?
同じような世界の話から労働法の話を語るようになりましたねという感じですか。
そういう意味では鳥貝先生。
鳥貝先生の講演もすごいですよ。
あ、ですか。
面白い。
普通講演ってだいたい内容忘れるじゃないですか。
僕もういまだに覚えてますもんね。
何年前ぐらいに聞いたやつですか?
リーマンショックの後だから、もう9年前ですか。
ですね。
9年前だね。
中身すら覚えてるんですか?
すっごい覚えてる。びっくりしたよ。
何だこの人と思ったら。
そんな感じなんですね。
でも向井先生の講演ちょっと久々に一度聞いてみたいですね。
聞かなくていいと思いますけど。
この間だって軽く自社でセミナー打ってみたら400人ぐらいでしたっけ?
あ、そうそう。
瞬間で埋まって。
あれもスピード勝負っていうか、自流に乗ってる解説セミナーだからそんな大したことないですけど。
でもね、面白いかったですね。
結局お話としては炎上しないためのっていうところで言うと、
人事とか経営者側の人たちが、まずバレますよときあなたの気持ちは。
どうせバレるんだったらこっち変えないとバレちゃうんだから変わらないよねって話ですよね。
そういうこと言ってる人いないですよね。
労働も関係ないですもんね。
でも鏡の法則って。
聞いたことありますね。
読んでないんだけど。
要は自分の気持ちとかは相手に鏡のように映るってことじゃないんですか?
なんですかね。
ちょっと私は自己解釈が苦手であんまり読んでないんですけど。
そういうことだと思いますね。
ですかね。
というわけで今日は質問をなおざりにして話したい話を放談的に話してみましたというわけで。
ぜひ皆さんも向井先生の講演、何かしら探していただいて聞きに行っていただきたいなと。
本当バーフルですからぜひ聞いていただきたいなと思っております。
というわけで、向井先生本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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