タイミーのビジネスモデル
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の『社長は労働法をこう使え』、向井先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、今回、上海からね、お送りする形になるんですけど、上海のテザリング、早すぎないですか?
これ、携帯で、あの、やってるんですけど、電波は。
あの、大体、東京でテザリングやると、僕、ドコモなんですけど、30ギガとか。
ああ、そうですね。
まあ、調子良いと40とか。
57ですね。
調子悪いと、10とか切ったりとか、5Gとか4Gでもなっちゃうんですけど、上海ですね、今130とかいっちゃってまして、159か、今。
160。
160、ほぼ。
うーん、いやもう、なんていうの。
部屋より早い。
そう、仮通信より早いことになったんですね。
国内、日本の国内のちょっとした優先より全然早いんじゃないのかっていう。
めちゃくちゃ早いですね。
まあ、そんなね。
だから、もう、なんだろうね、ほんと。結構分かんないですね。
わけが分かんないですよね。
向井先生、ちょっと電波悪いんで、テザリングに変えてくださいみたいな謎の会話をしましたからね。
すごい逆転してますよね。
いや、ほんとですよ。
そんなこんなでね、今日も行きたいと思いますが。
今日はですね、ちょっと、なんていうんですか。
ここ最近注目されているサービスにまつわる労働法の話。
ちょっといいから言えよって話ですけどね。
ちょっと行きたいなということで、紹介いただけますか。
そうですね。
ちょっと数ヶ月経ってるんですけど、話題としては、タイミンっていう会社が上場したんですね。
時価総額1千数百億を一時記録して、話題を呼んだ会社ですね。
ここね、最近そういった大型上場的なものあんまり見なかった中で。
そうですね。
20代ですよね。
20代ですかね。小川さんね。
今ネットで見たら、1953億円ですから、時価総額が上がってんですね。またね。
すごいですね。
グロース市場でそこまで行くかって感じですね。
普通なんか最初ワーッと上がって、じわじわ下がるじゃないですか。逆に上がってます。すごいですね。
久々にユニコーン企業出ました。
いいね、いいね。
速攻のサービスがもろに。
それで、シャロシの先生からのご質問にタイミングに関連する質問がちょくちょく混じってくるようになったんですね。
使ってるんですね、皆さん。
それで、僕も勉強して、仕組みなりが若干わかって、すごいなっていうのをちょっとお話したいと思います。
タイミーのサービスの特徴
いろいろとご相談。経営者の方であれば利用するでしょうし、シャロシの方であれば相談あるだろうし。
これはね、すごくて、まずですね、タイミンって派遣会社だと思ってる社長さん多いんですよ。
一軒ね。
一軒タイミンっていう派遣会社あって、現の日当りの人が来るみたい。
したら違うんですね。
あれ何系、どうなってるんですか?
あれね、職業紹介。
あ、紹介業なんですか?
紹介業。
それで、社長さんとしては知らない人来るじゃないですか。
怖いじゃないですか、飲食業で。
原器も扱うし、結構危険な器を扱ったりするじゃないですか。
で、怪我したり、損害をうちが逆にこう思ったり、悪いことされたら、タイミンさんは何かしてくれるんですかって聞くらしいんですよ。
そうすると、遠回し遠回しに何て言うかというと、うちは一切責任は負わないっていうらしいです。
あ、ほう。
いや何でかっていうと、アプリを使ってもらって手数料3割もらってるだけなんで、うちは紹介会社で一切責任は負いません。
あ、ちなみに30分はもとるんですか?
30分もとんです。
結構とります?
結構とんだけど、それでも払うわけですよ、今の時代。
ピンポイントで。
この時間埋めたいと、いないな。
そう、例えばこの人いるってことでお店開けるけど、いないとお店開けなくて売り上げ立たないってなったら、上がっちゃうんですよね、30分以上。
ニーズが上がった。
そう。
で、紹介業として入ってきてお金抜いてるだけなんで、実際の契約は雇用契約ですか?
契約は雇用契約です。
要はタイミングを使っている事業者がマッチングした相手と雇用契約を振っちゃうってことか。
そう。
普通にじゃあアルバイト募集して、批雇い契約するみたいな感じか。
そう。
それも社長さんは自覚がないんです。
なんでかっていうと、批雇いであっても労働条件通知書っていう通知書を出さないといけないんですね。
労働条件通知書。
そう。
あと労働者名物とか、やらないといけないことがいくつかあるんですね。
人を雇うとき。
それを全部タイミングが代行してるんです。
へー。
代行しちゃってるんです。
じゃあ何、社老子業的なことも担ってくれてるみたいな。
そうですね。
実質代行業をやっちゃってるんです。
じゃあ事業者からすると、何契約してるかもあんま分かんない感じでマッチングされるが、
実際はタイミーが間に入って、雇用条件とか全部代理で処理しといてくれてるっていう感じ?
そう。
それだけじゃなくて、タイミーが給料も代わりに払ってるんです。
え、何、就勤代行とか支払い代行的なこともしてるってこと?
そう。
それって労基法上ダメなんじゃないかっていう疑問があるんですけど、
タイミーは2020年ぐらいにグレーゾーン解消制度使って、
それは適法だっていうお墨付きをもらってるんですよ。
すごいっすね。
すごいっすね。徹底的にちゃんと法律を抑えるんですね。
そう、徹底的に抑えて徹底的に固めてるんですよ。
だから会社はタイミーから言われたお金を払うだけで、あと何にもやらなくていいんですよ。
ああ。
自分が雇ってるって感覚ないで雇っちゃって。
名前もタイミーさんって呼ぶらしくて、
もう一回、君とかじゃなくて。
その人のことも。
あと5時間ぐらいでいなくなっちゃうから、名前じゃなくてタイミー君とかタイミーさんって。
本当ですか?初耳ですね。そうなの?
そんな感覚なわけですね。
3時間でいなくなっちゃうから、タイミーから来たんですか。
タイミーさん、皿洗ってもらえますか?みたいな。
じゃあこちらちょっと動かして、じゃあ清掃お願いしますとか。
やり方こうですとか、マニュアル書いてますとか。
人間扱いじゃないじゃん。
まあそんな話じゃないのか。
それと、それだけじゃないんですよ。僕びっくりしたのは。
まだある?
タイミーって、要するにこういう雇いの人の中には、給料をすぐもらいたい。
その日のうちにもらいたい。
結末じゃない。
いるんですよ。
いや、ねえ、日当池ってひどい話。
前金がいいとかね、前払いがいいとか。
そうそう、前払いもあるみたい。
昔やってましたよ、前払い。
引っ越しに先にもらって。
タイミーと金融業の関係
先にもらってね。
そうすると会社として困るわけだ。
前払いって、だって働いてないのに前払いなんてできない。しかも知らない人。
しかもネット。
逃げられて終わると思います。
するとタイミーが代わりに払ってくるんですよ。
建て替え前払い。
金融業じゃん。
おそらく手数料乗っけて会社に請求してるんですよ。
金融業ですね。
金融業も免許がいるんじゃないかっていうグレーゾーンも対応してる。
徹底抗戦ですね。
上場とかした後に揉めたらややこしいじゃないですか、かなり。
なんで金融庁にも問い合わせしたのか。
ボードメンバーもいるとその感じですね。徹底してますね。
それはそうですよね、上場前提ですから。
逆に言うと金融業もやってるから利息も入っちゃうんですよ。
スタートの段階でそこまで作られてるんですか。
働いてる人のデータ残ってるじゃないですか。
そうすると真面目に現場に行ってクレームなく1年働いてるとかデータどんどん積み重ねるじゃないですか。
A評価とかS評価とか評価つけるらしいね、お互い。
この会社はどうだったか。
それに基づいて、そうするとそれってお金に変わるわけです。
信用取引的な世界に入る。
毎回知らない現場行ってもすごく評価高い人で、
知国も一切なかったらお金貸してもいいと思うじゃないですか。
っていう風にリニュー業も大々的にやりたいんじゃないかなっていう気がする。
そういう意味ね。
5、6年前にシャンハイレポートとかでやりましたね、そういう話。
中国に国民全員に信用が出てるから、それによって全然変わるって言ったじゃないですか、条件が。
その世界だ。
そうなんですよ。
タイミーで暮らしてる人からしたら、タイミーから嫌われたら仕事なくなっちゃうわけですよ。
だから、タイミーの仕事は真面目にしないとって思っちゃうわけですね。
なるほどね。評価がつくからね。
会社もタイミーいないと困っちゃうから、タイミーの金だけは優先して払うとなるじゃないですか。
という風にタイミーにみんな依存して、で回収率が高くなるんじゃないかって僕の予想です。
労働者を介して金融業みたいな感じなんですよ。
労働者の情報なり信用なり、会社のデータ。
ということで時価総額が2000万近くいってんじゃないかなっていう気がします。
訴訟と労働時間管理
確かに今まで晴れなかったところのネットワークというかリーチがガッサーッと取れるところをポジション取ったんですね。
ということで、すでに労働組合の一部はタイミーを訴えてるんですよね。
実は。
訴えてるんだけど、なんか終わっちゃったみたいで。
どこで勝負するんですか?戦うんですか?
結局タイミーで働いたけど、割増残業代が払われてないとか。
要はボタンを押して労働時間管理するわけですよ。アプリ。
それでお金が払われるんだけど、ここの訴訟ビルの要は、
労働時間管理とか全然実態と違うお金を払ってるだけで、サービス残業させられてるっていうことみたいですね。
これ上場前の訴訟なんですけど、結局これ何も判決とか起きてないからダメだったのかもしれないですね。
今後そういった情報も集めたら皆さんからもいただいて一緒に考えたいので、ぜひね。
情報とかありましたらお寄せください。タイミーから。
使ってみて。事業者の立場で使ってみて。
あと働いてみたとかね。
働いてみたとかね、含めてね。
我々共通のシャローシーの先生のくのまさや先生は、
くの先生のお母さんがこの間大々的に番組で言ってましたけど、
経営者をやってて、お母さんの年齢でタイミーも既に活用してるって言って、
負けてらんねーなって彼は言ってましたんでね。
すごいね。
ぜひ情報お待ちしております。
はい。こういうことで、いってもらいましょう。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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