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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが。
はい。
なんか、フェイスブックでつぶやきというかね、見たんですけど
はい。
1000人超えのセミナーでズームが耐えられなくて
なんか、再開催するみたいな。
あ、そう、そうなんですよ。そう。
あのー、まあ、1000人行くと思ってなくて、当然。
いや、そう思わないですよね。
で、あの、セコいんですけど、1000人プランと3000人プランがあって
2000人プランってないんですよね。
はい、はい。
そう。で、3000人だと一気に高くなっちゃうんですよ。
どんなもんなんですか?そんなの想定したことなかったんですけど。
えっとね、3000人はね、10万いかないけど、7、8万?
あ、1回の開催でそのぐらい?
いやいや、1ヶ月。
あ、1ヶ月。
うん。
まあ、そんなの1回ぐらいしかないですね。
そう、そんなの、まあ、滅多にできないですからね。
で、1000人が3万円…
ああ、倍以上ぐらいの数?
そうですね、はい。
そう、それをやってたんですけど、
超えちゃって。
いや、ありがたい、とんでもない日々。
ありがたい、ありがたい。
で、でもやっぱり、1000人超えましたみたいなのは表示されないから、
自分だけ入れないって思って、電話がいっぱいかかってきて。
なるほど。
それをやっぱりお断りするのは心苦しいし、
うちの事務局にも負担かけて、
まあ、なんで今後は、
事前申し込み不要にしてるんですよ、僕のセミナー、
あ、うちの事務所のセミナー自体。
申し込み手続きだけですごい労力かかるから、
もうやめちゃったんですよ。
あ、じゃあもうURLだけ流して。
流して、で、名前とメールアドレスさえ書けば見れますよっていう。
当日ね。
当日ね。
それでやってもらうと、意外と逆に、
その方がお友達に拡散してくれるんですよ。
これいいよ、みたいな。
当時、飛び入りで入る人も結構多いんで。
あ、そっかそっかそっか、そういうことね。
都合つくから。
なんで、よく、なんだろうな、どんどん広がっていく感じです。
無料セミナーですよね。
無料セミナーです。
で、変な乱入者みたいなウェビナーだから、
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あの、こう、なんですか。
顔もそうこない。
で、チャットも大変申し訳ないけどシャットダウンしてるんですよ。
一方通行にしてるんですよ。
あの、変な書き込みする人いるんですよ。
で、それは、もうだからチャットは大変申し訳ないけどできないようにして、
もう1000人ですからね。
あの、一人一人受け付けてたらキリがないから、
無料なんでご用意していただいて、
で、やり切るっていう。
ざっくりテーマは何についてお話しして、
僕は、あのね、
あの、労働法ってこう、いろんな法律が実は絡んでて、
労基法だったり、労働契約法だったり、民法だったり、
で、その、こんがらがあるんですよね、頭ん中が。
で、考える順番、
あとは、その、労働法ってこう、
弱い労働者のための法律だから、
弱い労働者のための、こう、特殊な配慮みたいなのが、
かかる時あるんですよね。
で、そこを解説したんですよ。
あ、じゃあ結構専門家向けにってこと?
あ、もうもうもう、もう、もろ、もろ専門家向け。
要は、結構、シャロスさんとかが多いっていうね。
そう、弁護士さんもいましたね。
いや、ですから、そんな1000人なんて集まらないだろうと思って、
まあ、500人くらい来るかと思うけどと思って、
500、600人くらい。
まさかね。
まさか、それで、再放送、
まだちょっと日程決めてないんですけど、
4月中に再放送したいと思いますんで。
へー。
いやー、てか、世の中にシャロスの先生が多分多いと思うんですけど、
1000人もオンタイムで集まる空間って、
あんのかな?
ま、まじで、
いやー、いやなくはないけど、
メタバースの、なんか、なんかもう、
実体験やってますよね。
ですねー。
まあ、なくはないと思いますけど、
まあまあ、うちの事務所では何回かできてるから、
それは珍しいですよね、一つの事務所で。
こう、しかも別にシャロス事務所でもなく、公立事務所なのに。
向井先生のそういった案内は、何を追っていけば基本的に漏らさないんですか?
基本的にTwitter、Facebookと、うちのメルマガですね。
あ、じゃあどれかを。
どれか登録してもらえれば、
必ず告知してますんで、
そうです。
ぜひ、
登録いただいて、次回からはきっと3000プランでね、
やってくださると思うので、参加できると思いますので。
はい。
ご登録いただけたらと思いますが、
ありがとうございます。
そろそろ質問にいきましょうか。
はい。
本日の質問ですが、いきましょう。
はい。
向井先生、遠藤さん、初めまして。
毎週の配信ありがとうございます。
いつも興味深く聴取してます。
という形でですね、
ご質問だけですね、いただいております。
はい。
さて、今回お尋ねしたいことがあり、
メールをいたしました。
現在、向井先生の著書、
最新版労働法の仕組みと仕事が分かる本を読んでいるのですが、
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マニアックですよ。
ちょっとついてきていただけたら。
はい。
96ページのコラムに、
労働基準監督署が未来を正す役割を持つところを題して、
労働基準監督署から500万円程度の見笑い残業代を支払うように指導が入ったものの、
再発防止策などを講じ、文章にして提出したところ、
労基署から指導を受けることはなくなったという旨の記載がありました。
この例では結局見笑い残業代の支払いはなかったのでしょうか。
その場合、労働者側から訴えなどはなく解決したということでしょうか。
使えなければ教えてください。よろしくお願いいたします。
ありがたいですね。
推進で最新著作も予約しました。楽しみにしています。
ありがとうございます。
コラムの内容もちょっと軽く説明していただいた上で。
コラムもちょっと忘れたんですけど、正直。
何書いたかですね。
監督署に訴えるぞっていう人がよくいて、
それに社長さんはビビっちゃう時が多いんですけど、
それはその通り。怖いと言えば怖いんだけど、
ただ裁判所じゃないから、耳を揃えて全額払えっていうことじゃないんですね。
監督署はあくまでも払ってくださいねってお勧めをして、
一定の事例については悪質な場合は検察庁に書類を送件して、
検察官が起訴をして罰金刑にするということがあり得るよってだけで、
強制力ないんですね。
例えば東京労働局管内でいきますと、
未払い残業代を払わないで書類送件になった例って、
だいたい毎年5件ぐらいなんですよ。
5件って少なくないですか?東京労働局。
半分のなんですか?東京って。
少なくとも数百万ですよね。
企業の数だけで何もあるんですかね。
100万はありますよね。
企業の数だけで東京100万あると思いますね。
5件。
労基証がかかってる案件は数千件じゃ足りないんじゃないか。
その中の5件なんですよね。
だいたい平均するとですね。
これなんでかって言うと払ってることもあるんだけど、
払ってなくても、
見逃してやるわと将来、
社長さんこれからどうするんですかって聞いて、
もちろんそれの内容次第だけど、
今後違法状態なくすんですね。
分かりました。うちとしてはこれ以上は申し上げることは
一応止めときますねっていう人がいます。
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全員じゃないけど。
この事例はどういう事例かって言うと、
運送業なんですよね。東京の。
東京のある地域の運送業で、
2人労働組合に加任したんですよ。
残業代払えって社長に言ってきて。
労働組合の人と一緒にね。
未払い残業代があるという事案だったんですよね。
運送業って未払い残業代払うっていう
慣習があんまないんですよね。
しかもこれ10年ぐらい前かな。
10年ぐらい前の話ですね。
ところが辞めてないんですよ。
まだ会社にいるわけ。
本校いながら働かれてる。
それ払っちゃったら
他の人にも払わないといけないんだけど
従業員30人ぐらいいたかな。
そうすると1人300万でも9000万ですよね。
とてもそんなお金ないんですよ。
ちっちゃい会社で。
もうその時点で倒産ですね。
監督もわかってるからそんなのは。
簡単に潰れちゃうから中小企業は。
だって労基標を守って会社潰れて
みんなの雇用がなくなって
全部給料払えなくなったって
本末転倒じゃないですか。
確かにね。
労働者の方にとっても
本末転倒ですよね。
健康のためなら死んでもいいみたいな
そんな話ですよね。
意味わかんないよみたいな。
当然監督監督も若い監督監督ですけどね。
ところが労働組合の人が
ガンガンガンガン毎日電話するらしいんですよ。
組んでる側の方が。
それで監督署もこういう声のデカい
観光庁役所の方全般そうなんだけど
声がデカい人に弱いんですね。
政治家もそうだし
いろんな活動家運動家の方。
圧力がその圧力が会社に来るわけですよ。
社長さん参っちゃって
それで相談に来たんですね。
僕は払う決めて払えないと今はね。
でもこういうやり方で今後は
ちゃんと労働時間管理して
未払い残業代払いますって言って
定額残業代だったと思いますね。
時間で払える運送業の業態だったんです。
内容は言えないんだけど。
そんなにルートも近くて
運ぶものも大きくなくて
だいたい毎日のルートと労働時間
決まってるんですよ。
個人差出ないんですよ。
部合制にできるような感じでもない?
部合制あんま馴染まなくて
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時間の方が逆にいいかなみたいな。
それで時間測って
残業代払う仕組みを導入して
他の社員はみんな
社長とか社長の息子さん
慕ってたからあっという間に
みんな納得してくれて
2人だけ反対したんですよね。
どうなったかって言うと
監督官はもうこれで打ち切りするって
言ってくれて
僕は意見書書いたんです。
払わないって。
すごいよね。払わないと。
だから将来はきっちりやりますって言って
納得してくれて
結局訴訟になったと思います。
東京のある地域なんですけど
訴訟で半年くらいやって
退職部組でお金払ってやめてもらった。
それか途中で辞めちゃったんだよな。
確か2人のうち1人が。
だんだん2人組も仲悪くなっちゃって
よくわかんないんですけど
辞めちゃったんですよね。
会社が結束してるとだんだん
相手の人も事情変わってきて
おかしくなってくる時多いから。
辞めてお金も払って終わったんですね。
その代わり後日談があって
労基署からまた電話があって
ちゃんとやってますかと。
やってないとまた調査に入りますよって
電話は来たって言ってた。
だけど真面目な社長さんと息子さんだったから
真面目にやって毎月払ってたから
僕も確認したんで。
改善の実践をずっとちゃんとしてた?
やってたやってた。
監督官は確認に来るし
調査来てもおかしくないから
安心しないでちゃんとやってくださいねって言って
そしたら電話で確認して
やってますって言ったら
信用してくれて終わったね。
僕との契約もそれで終わっちゃって
その後どうなったか覚えてない。
わかんない。
スポット案件だったんですね。
スポット案件。
もう本当お金ないって言ったら失礼だけど
中小企業で苦しい感じのお客さんでしたね。
それで解決しましたよ。
という話を聞きたかったこのコラム。
そこまでちょっと書けない。
すごいですねこの方も。
コラムからの質問初めてじゃないですか。
だって僕が書いたの忘れてんだもん。
書いたなって思い出しましたよ。
1000人も集まるのが納得する。
いいですね。
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臨場感あります。
リスナーの方々いらっしゃる。
ありがとうございます。
だからなんていうのかな。
もちろん全部払えばいいんだけど払えないんですよ。
中小どころか零細企業は。
そのガンガンいろいろ言われて
それはそれで正しいんだけど
雇用も守らないといけないし
みんなが不幸になることは避けないといけないから
そういうやり方を取りました。
監督官全然
まあ若い人ですけどね30くらいかな。
でもこれもあくまで
1つ10年前だったっていうのも含めて
ちょっと聞いていただいて。
それはあるかも。
でも監督官は当時よりもっと手が回らなくなっちゃって。
忙しくて。
いろんな案件増えちゃって。
だからもっとあっさりしてると思う。
東京だったら。
逆にね。
本当に離職者多いんですよ監督官も。
辞めちゃうのよ若手。
ブラック職場だって言われてるのか分かんないけど。
労働、監督の仕事がブラック化してるってことですか?
監督官自体が間違いなく離職者多いですよ。
いずれ新聞記事とか載ると思うけど
だから本当ブラックジョークっていうかね。
監督省はブラック職場とは言わないけど
若手の離職は非常に多いです。
風刺へ欠けそうなような話ですけれども。
今日一旦お時間来たので終わりたいと思いますが
こういったねちょっとマニアックですけども
話していただくと向井先生も
ああそういえばみたいな話が出てきて非常にためになりますので
ぜひまた何かありましたらちょっとね
いい感じのつつく質問いただけたら大変嬉しく思います。
ということで今日は終わりたいと思います。
向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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