1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
  2. 第502回 AIが変える業務効率!..
2025-03-21 17:17

第502回 AIが変える業務効率!「IVRy」導入の実態 & 上海経済、停滞の波はどこまで?

▼番組への質問はこちら

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_mukai

▼今回の概要

AI電話応対による業務効率化/営業電話が激減/緊急連絡対応の迅速化/月20時間のコスト削減/見えなかった価値/自由時間の創出/労務管理革新 上海レポート/デジタルサイネージの空白/不動産価格の下落を体感/トヨタのガソリン車需要

サマリー

ポッドキャストでは、AIシステム「アイブリー」を導入したことによる業務効率の向上や、上海の広告環境について議論されています。特に、営業電話の減少や弁護士の業務における緊張感の増加など、具体的な効果が取り上げられています。また、AI技術の導入が業務効率に与える影響や、上海の経済の停滞についても議論されています。特に、不動産市場の変化と広告の減少が重要な要素として挙げられています。

AIシステムの導入効果
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今日も行きたいと思いますけれども。
はい。
早速、質問行っちゃいましょうか。
はい、お願いします。
ということで行きたいと思いますが、今日はですね、製造業の経営者の方からの質問ということでやっていきたいと思います。
すごくですね、実務的な質問というか、お問い合わせに近いんですが、行きましょう。
はい。
向井先生、遠藤先生、いつも楽しく拝聴しております。
本日メールをさせていただきましたのは、ポッドキャスト479回電話自動応対システムを導入の回で、向井先生が現在利用中と紹介していらっしゃった業者さんの名前を知りたく連絡いたしました。
ということでいただいております。
弊社でも営業電話、社員帰宅後の17時以降に集中します。
仕事の手が止まって迷惑をしており、少しでも業務効率が改善したいと考えて質問をさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
追伸をいただいておりまして、向井先生の上海レポートが個人的に楽しみにしております。
小生も仕事で昨年、今年と上海へ赴く機会がありましたので、先生のお話も踏まえて現地の電気自動車事情などを伺うなど、
労働法とは別の内容でございますが、有効活用させていただいております。
今後も楽しい番組を楽しみにしております。
お体ご自愛くださいませ。
ということですね。
ありがとうございます。
これ一言で終わっちゃう質問が一個。
自動音声システムありますが、せっかくなんでね、上海帰りですよね、今日。
そうなんですよ。
今日帰ってきたばっかりですぐ収録。
ですよね。
せっかくなので、それも踏まえて上海レポートをやっていきましょう。
はい。
えっと、業者さんというか会社の名前かな、商品名なのかな。
アイブリーって言って、アイブイ、アールワイって書いてアイブリーって読む。
アイブリーですか。
アイブリーって読むサービスをいくつか会社があって、比較したんですけど、
結構大型調達をしてて、資金調達で。
そうですよね。
YouTubeで実演広告みたいな動画があって、
それが一番使いやすそうだなと思ったんで、
それで連絡したらすぐ返事が来て、
ホントン拍子に契約をしたという風になります。
なるほど。
やってみて、ちょっとやっぱり心配な点もありまして、
まず一つは、本当にお客さんが音声を残してくれるのかっていうのと、
あと、怒っちゃうお客さんなりがいるんじゃないかとか、
新規のお客さんで声残すの嫌だから、新規のお客さんに影響が出るんじゃないかとか、
あと裁判官が嫌がったり書記官とかが嫌がるんじゃないかっていうのがありました。
4つか5つぐらい心配な点があって、
事前にね。
事前にね。
結果どうなったかっていうと、
新規のお客さんはやっぱり困ってる方が多いので、
音声は結構普通に残してくれますね。
逆にね。
逆に。
逆にわーっと喋って残してくれますね。
なるほど。
で、あと既存のお客さんで怒った人はゼロではないですけど、
1年間、約1年間やって1人か2人ぐらいかな。
怒るっていうのはちょっと具体的にはどういった方向にですか?
いやどうしてこんな人間が出ないんですかっていう人は、
ちょっと誰かはちょっと控えますけども、
2人、
2人いた。
2人。
2人かな。
1人か2人がいましたね。
でも逆に言うと、
意外とそんなもんって言っていいのか分かりませんけど。
そうなんですよ。
意外とね、
好意的でして、
ある裁判官はすごいですね、
AIを導入してるんですねって言って、
なんか盛り上がりましたね。
裁判官じゃ別に全然問題なさそうな。
普通に裁判官の何とかですけどって起こして、
それが文字に起こされて、
転送されるっていう。
あまり問題も起きずですか?
問題全然起きないですね。
心配してた問題は今のところ起きてなくて、
まずすごく大きなメリットは、
営業電話がほぼゼロになりました。
何でかっていうと、
やってみて分かったんですけど、
営業する人って、
誰々お願いしますって言わないんですよ。
向井さんお願いしますとか言わないんですよ。
で、あと営業の人はすぐ切っちゃう人多いんですよ。
だからもうほとんど営業電話もなくなりました。
残さないんですね。
あとは、
うちの事務局の皆さんが、
休憩とかが取りやすくなりました。
要するに今までは、
電話番ね。
電話番ってあるじゃないですか。
ありますよね。
あれがなくなりましたよね。
それはそうですよね、確かに。
だからみんな好きな時に休憩したり、
一緒に食事に行ったりできるようになりましたね。
なるほど。
あと、緊急のお客さんが土日に声を入れてくれて、
すぐ対応できるようになりました。
弁護士業務の変化
そっか、それは結構逆に言うとメリットとしてでかそうですね。
でかい。
あとは、弁護士に緊張感が生まれました。
なんでかっていうと、
要するに電話してお客さんがメッセージを引き込むじゃないですか。
そうすると、ちょっと内容は言えないんですけど、
若干このお客さんイライラしてるかな、みたいな。
あるんですよ。
なるほど。
で、それが○○弁護士ってやっぱ分かるわけですよ。
そっか、解放されるわけですもんね、電話は。
そうすると、それみんな見てますから、メールで。
プレッシャーかかりますよね。
そっか、クレームが見えなかった、目に見えなかったクレームが表だって、
しかも共有化されちゃうってことですね。
そう、だってそれ、うちの事務が取ったら、
気使って言わないじゃないですか。
ちょっとこれどうなってんですか、みたいな。
そうですね。
言わないじゃないですか。
でももう思いっきり残るんで。
AIはね、そういう配慮してくれませんかね。
配慮してくれないんで、
思いっきり残ってみんな十何人に転送されるんで。
すごく緊張感が高まって、
だから折り返しの電話が早くなったと思います。
なるほど。
逆に。
結果的にお客さんからしても、
良くなってる可能性もありますね、その点は。
私は良く、むしろ良くなったかなと思いますね。
弁護士が折り返しすぐ電話するようになったから、
僕は良いプラスしかないかなと。
アイブリーさんのシステムには、
上海の広告事情
何時間節約できたかって書いてくれるんですよ。
はいはいはい。
それがね、今のところ20時間節約できたって、
だいたい毎月、週間。
月で?
月で。
月で20時間?
20時間。
240時間?
年間。
年間240時間ですね、今のペースで言ったら。
だいたい20時間。
ゴールデンウィークとかあったりすると、
ちょっと減りますけど、
だいたい年末年始とかね、
20時間節約できてますみたいなのが書いてあって。
効率化は数字化されるとインパクトでかいですね。
でかいですよね。
20時間って、
どういう計算してるかわからないですけど、
でも穴勝ち間違いでもないなっていう感じの計算。
これをきっかけにアイブリーさんですか?
はい。
少し関心持って連絡される方結構出そうですね。
そうですね。
アイブリーさんの方もし聞いてましたらね、
コラボ案件として声かけていただきたいですね。
なんていうことを一応言いつつなんですけど、
向井先生。
はい。
上海レポートもありますので。
そうか。このぐらいにしておきますね。
上海レポートはね、やっぱりびっくりするのが、
地下鉄とか街中に広告貼るスペースってあるじゃないですか。
東京は。
日本も中国もあるんですよ。
広告を貼るスペースとか電光、ディスプレイ型の広告とかですね。
ありますね。
あれが何にもないんですよ。
今の上海。
業務効率の向上とAI技術
デジタルサイネージ止まってるってことですか?
液晶何も映ってないってこと?
全く映ってないわけじゃないんだけど、
例えばデジタルサイネージって細かく売ってると思うんですよね。
1時間のうち5分だけ映しますとか。
そうするとサイネージの契約が埋まってないから、
よくわからない公共広告機構みたいな広告を流してるんですよ。
地下鉄もシビアで、やっぱり、
地下鉄の広告の枠も公共広告機構みたいな広告がないと張り紙貼るんですけど、
そればっかり。
それは何?
どういうふうな受け止めですか?
経済の停滞?
広告費にかけるお金がない、
費用対効果がわかんない広告にはかけたくないと。
そういうことでしょうね。
郊外の田舎路線の電車とかそういう話じゃなくて、
上海の都心の話ですよね?
上海のど真ん中ですよ。
広告そんなに減ってるんですね。
減ってるんですよ。
びっくりですね。
10年間、11年間って初めてですね。
そうなんですね。
それはリアルな肌感ですね。
あと、僕、不動産のチラシを配ってるんですよ。
うちの近くで。
毎月撮れるかわかんないんですけど、
大体2、3ヶ月に1回撮ってるんですよ。
お兄さんが配ってるのを。
それをスマホで写真に撮って、
比較してるんですよ。今まで。
個人的に?
個人的な趣味で。
すごい収集力ですね。
情報が比較できますもんね、時系列で。
なんでかって言うと、不動産の価格表示って、
あんまり表だって出さないんですよ。
確かにね。
本当の数字って出ないんですよ。
で、経験観測すると下がってますね、やっぱり。
あ、そうですか。
まだね、下げ止まりがないですね。
下がり続けてる感覚ですか?
ずっと。
まあ、数パーセントですけど、
物件によっては、やっぱり1割下がっちゃったとかね、
この1ヶ月で。
こんなに?
うん。
だから、なんだろう。
だいぶなんですね。
やっぱりみんな、ほとんどの人、不動産でお金持ちになったから、
だから1割自分の資産が半年で減るって結構ショックですよね。
結構恐怖に近い感覚もありますよね。
そうですよね。
大丈夫か、このまま行くとかみたいなね。
そう。みんな相場知ってて、自分の資産価値気にしてるんですよ。
上海の人って。
それがどんどん下がってくるって、
なんかやっぱり気持ちが悩ますよね。
悩ますね。
お金使わなくなっちゃったんですよね。
へえ。
だいぶ経済の停滞を感じているというのが、
不動産からも、デジタルサイネージ側からも感じているという裸のレポートですね。
上海の経済停滞
そうですね。
でも車は売れてて、電気自動車とプラグインハイブリッドは売れてますね。
日系は全然ダメですね。
いまだに中国国内は電気自動車売れてる感じですか?
電気よりプラグインハイブリッドが売れてる。
プラグインハイブリッドが売れてる。
トランプ政権の掘って掘って掘りまくれの石油カムバックみたいな感じの流れからすると、
中国はそういうことはないってことですね。
そういうことはないですね。
ただトヨタの車だけは、まあまあ売れてますね。
トヨタだけはやっぱり別格で、
中国でもハイブリッドガソリン車は、
まあまあ中国というか上海の一部の地域しか私見てないですけど、
むしろトヨタ車は、ガソリン車は伸びてる感じがしますよ。
ガソリン車なんですね?
ガソリンとハイブリッドですね。
ガソリンだったらトヨタみたいな感じですね。
ガソリンだったらトヨタ?
すごいコピー聞いたことないコピーですけど。
なんでかっていうと、もう売ってないんですよガソリン。
じゃあ残ってるガソリンがもうトヨタが貸されてると。
中国系大手はガソリン車もほとんど作ってない純粋なね。
だからガソリン車で買いたいってなると、
で、アウディとかベンツとかボルトバーゲンも電気、電動になってるんですよかなり。
ラインナップでガソリン揃ってるのは、
トヨタは実はすごく生き残ってますね。
失礼だけど生き残ってるなんて。
日本としては嬉しい話ですけど。
日産とホンダがもう悲惨ですね。
もう見かけなくなっちゃった。
そうなんですね。統合話も飛んだ流れで。
そうですね。悲しいけど。
日系は自動車で食べてきた会社さんが多いんで、
もう暗い話が多いですよね。
でも上海レポートからするとね、
すごいですよっていう勢いの話がずっと続いてたのが、
この番組始めてからの流れでしたけど、
ここに来てだいぶ落ち込んでいるという上海レポートになってきてるわけですね。
そうですね。お金まだまだ皆さんある人が多いんだけど、
なんか昔のバブル崩壊後の日本みたいな感じですよね。
そんな感じですか。またね、上海レポートは引き続き。
久々でしたね。
そうですね。
ということで今日のところ終わりたいと思います。
向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では向井蘭への質問を受け付けております。
ウェブ検索で向井ロームネットと入力し、
検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
たくさんのご応募お待ちしております。
17:17

コメント

スクロール