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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え
向井先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日もね、質問来ておりますので行きましょうかね。
はい。
最近、質問がレベル高くないですか?
すごい。
前提の知識がちゃんとある方々が多すぎて
すごい、びっくり。
今日もですね、実は経営者の
45歳、男性の方が来ているんですが
早速聞きたいと思います。
はい。
こんにちは、いつも楽しくウォーキングをしながら聞いております。
ありがとうございます。
参考になる話ばかりで、毎回楽しくワクワクして聞いています。
はい。
これからもためになる放送、お願いいたします。
はい。
今回は、有給休暇の制筆という目的への質問です。
はい。
党法は、小規模の訪問看護と
訪問リハビリを数か所地域を分けて実施しています。
はい。
専門職がより地域で輝ける社会の実現を目指し
週給三日制やダブルワークの導入を積極的に進めていました。
はい。
おかげさまで賛同する職員も集まってきています。
はい。
ただ、その中には、私が望むような専門職の働き方とは異なり
お金を稼ぐことばかりに目が行く職員も増えてきました。
はい。
そこで質問です。
有給休暇を自分のダブルワークに充てることは
本来の有給の考え方からはずれていると思うのですが
どのように考えたらよいでしょうか。
私としては、他の仕事をする場合は
欠勤、ダブルワーク以外を目的にした休暇は
有給休暇と整理できるのですが、いかがでしょうか。
なるほど。
何か整理の仕方があればお願いいたします。
なるほど。
週30時間を超える働きもしている職員なので
社保も外すことができず
仮に時短労働者として契約をしても
有給休暇は発生してしまいます。
はい。
何とぞ良きアドバイスをお願いいたします。
はい。
こういうことですね。
はい。
いやあ、でも今の時代っぽいですね、この質問は。
ねえ。
有給休暇とって働いちゃうんだね。
すごいですね。
すごいですか。
うーん、やっぱちょっとそれはちょっとびっくり。
あの、もうさすがに若手とは言えなくなってきた感じはあるんですけど
私の感じで言うと普通です。
普通ですか。
はい。
いやあ、ちょっとびっくりですね。
普通ですね。
はい。
全然いっぱいいますよね。
まあ、それだけちょっとやっぱりお金を
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まあ、えー、稼ぎたいということですね。
はい。
言う方が多いってことですね。
うーん。
うーん。
そうでしょうね。
まあ、でも人に困ってないっていうか
人手不足の業界なのに
人が回ってるってことですよね。
人はね、そうですね。職員が集まってる。
それはすごいことで。
ですね。
だからまあ、私はまあ、労働法上を言いますと
有給休暇何に使うかは自由なんですね。
ええ。
それこそあの、前々回くらいに
もともとは戦後の有給休暇の使い方は
食料の買い出しに使ってたっていう
くらいですから。
ありましたね、その話。
その、欧米流のリゾート感覚で
長期休暇で使うっていうと
全く違う使われ方をしてきて
それがまあ、現実だ。
戦後復興では。
戦後復興では。
食料調達のために仕方がなかったと。
ですので、まあ日本の場合有給休暇の理由は
自由だっていうのは結構徹底していて
それで働いているのはダメだとは言えないですね。
うんうん。
だからこれ禁止はできないですし
はい。
その、有給休暇は
休み以外に取っちゃダメだっていうのは
ちょっとできないですね。
ええ。
私はあんまり窮屈にするとやめちゃうから。
そうですよね。
うん。
逆にこの、なんか自由さというか。
自由さが良いっていう方が来てるから
あの、なんか顔色悪いとか体調悪そうだったら
気をつけないといけないですけど
そうじゃなきゃ
許しちゃったほうがいいんじゃないですかね。
なるほど。
どうなんだろう。
これ最近こう、労働法を現場というか
いろいろ扱われてきている中で
このなんかダブルワークとかの
復業とかってよく話し
もう今復業解禁なんてよく言われる話じゃないですか。
はい。
この辺りの文脈はどういう感じなんですか実態って。
いやいやいや。
大分違いそうですけど。
いや、実態は
その自給制のアルバイトやってる方が圧倒的ですよ。
ああ。
うん。
あの、そんな
なんか
ITの起業するんだとか
そんな人はもう一握りですね。
終わった後にバイトしてるとか
バイトしてるっていう人が
圧倒的多数じゃないですか。
そうなんですね。
こないだたまたまUberEats頼んで
配達の方に聞いたんですよ。
聞いた。
何してるんですかって言ったら
それでした。
合間時間で働いてるみたいな。
今日たまたま休みなのでUberEatsやってるんですよみたいな。
ああ。
そういうことをと思って
今ちょっと業務委託問題がね
UberEatsあるんで
その話どっか別の機会にしたいんですけど。
え、どういう感じの方が
私よく見かけるのは自転車乗って
ああですね。
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若い方かな。
自転車のシェアリングのやつ乗って
シェアリング
やってますよね。
若い、結構若い人。
はいはい。
でも私多分
あの方30代じゃないですか。
いやいや若い若い若い。
30代中盤ぐらいの雰囲気でしたけど
普通に普段働いてるって言ってましたよ。
で、空き時間っていうか
空き時間っていうかその日は休みだったみたいで
で、その今日はだからUberEatsやってた。
うん、まあ運動にもなるしね。
そうそう聞いて
ああそういうもんなんだなみたいな。
すごいなあ。
でもイキイキしてましたよ。
なんか休み時間
休みの時間普段チャリなら
多分こう動かないんじゃないですか。
で、なんか子供そうに。
運動して体動かしてお金貰えるみたいな。
そうそうそうそう。
すごいなあ。
いや、なんかオシャレにしちゃってましたよね。
あのUberEatsのすごいところって。
はいはい。
なんかちょっとかっこいいみたいな
わたびの宅食とあんま
バイク便とかとあんま変わんないと思うんですけど
なんかオシャレにしちゃったんですよね。
すごいですね。
だから応募する人も全然違いますよね。
なんかね。
いい感じの人たちがいい感じって言うか。
あれ不思議だよね。
スターバックスにアップルのパソコンが置いて同じかな。
あれ多いじゃないですか。
確かにね。
どこの国行っても多いからね。
スターバーはアップル。
スターバー行くとアップルみたいな。
なんかルールでもあんのかって思うぐらい
どこの国行っても。
Mac以外使うなみたいな。
なんでMac使うルールでもあんのかみたいな。
確かに。
面白いですね。
やっぱりやり方変えると来る人も変わるんですね。
そんな中でですけど、この方は訪問管理ですね。
私からは僕が経営者だったら
健康だけは注意してねと
気をつけてねというぐらいかな。
法的な観点であるとしたらどうなんですか。
法的な観点は今整備中なんですよ。
まさに。
要は特に問題は健康管理の問題で
知らないじゃないですか。
人様の会社で働いてる労働者さんで
それをどうするのっていうのはこれからなんですよ。
なんかコーツの方でどっちのコーの方で働いてる方に
ひも付くとか言われても困りますよね。
なんだけど今の浪費法の改正の機運はやめようと。
どっちかが先だとかね。
どっちかが割増し賃金負担するとかもうやめて
それは割増し賃金付けるのやめようと。
っていう風にしようという風に報道があったんで
だってそれはそうですよね。
コンビニでアルバイトして仕事終わった後に
全部1.25になるとかね。
それはコンビニのオーナーからしたら
え、なんでっていう話だから。
自分たちからしたらね。
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スタートで割増しがないですよね。
やめようっていう。
あと健康の労働時間の管理も
おそらく自己責任になるんじゃないか。
でもそれしかできないですよね。
それは人様の会社の労働時間と
コンビニのオーナーと電話して共有する
それは無理ですから。
自己責任でやってくださいということで
いいんじゃないですかむしろ。
自由にしてもらって。
会社の責任の幅は狭まる。
分、社員さんたちの自由が広がる。
ダブルワーク自由で来てる方なんで
当然休休休暇中も働けるっていう感覚がある。
しかも週休3日ですよ。
だからむしろ奨励してあげて。
週休3日でダブルワークの導入とかしている目的が
専門職がより地域で輝ける社会の実現
っていうふうにおっしゃってますけど
この週休3日ダブルワークによっての
別でメリット的な話で言うと
そのおかげで社員さん取れてるっていうのもありそうですよね。
もちろんですよ。
まだまだそういう
歓迎まで行くような会社は少ないですからね。
今後当たり前なんじゃないですか。
週休3日で有給取って働いてるって
それを認めてるって全然いいじゃないですか。
全然いいですよ。
いいのでむしろ
あんまりちょっと厳しくやると隠しちゃうから
規制っていうところで
制度とかで整備してほしくない
むしろ話ができるぐらいに緩やかにして
やんわりと注意するとか
そんなぐらいが限界じゃないですかね。
そんなに働いて大丈夫とか
有給を使ったダブルワーク主体を止めることは
法的には不可能ですか?
無理なんですね。
あんまり強くやると労働省に行っちゃって相談しちゃって
監督官連れてきますね。
だんだん問題が別の論点も出てくるから
実は訪問介護って労働時間の問題ってついてもあるんですよ。
要は移動時間どうするかとか
手待ち時間どうするかとか
そういう論点があって
ご質問者の方の会社の運用は分からないですけど
前から論点あるの。
そういうのをつかれるリスクが発生しちゃうんで
あんまりそこで厳しくすると
監督官がやってきてどうなってますかみたいな
知ってる監督官だったら
訪問介護ってこれとこれとこういう論点ありますけど
どんな感じで労働時間カウントしてますかみたいな
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あんまり触れられたくない質問をされちゃうので
これ以上はやめたほうがいいと思います。
結構怖いですよ。
全員に関係しますからね。
労働時間休憩とか
境目が曖昧なんですよ。
そういう論点に発展しないように
程よく厳しくしないほうがいいと思います。
なるほどですね。
というわけでこれという解決策はないですね。
せっかくこの制度作ってるんでそのまま許容して
コミュニケーションを増やしたほうがいいですね。
かなり成功してる事例で
いい雰囲気で働いてると思うので
その雰囲気を大事にしたほうがいいと思います。
ぜひ番組も聞いてくださっているということで
この話含め他のこともありましたら
ぜひお待ちしておりますので
ご質問いただけたら嬉しいですね。
というわけで今日は終わりたいなと思います。
本日もありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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