1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2024-05-03 15:51

第456回 Xでバズ「退職代行禁止を就業規則に盛り込む会社はブラック企業!?」

第456回 Xでバズ「退職代行禁止を就業規則に盛り込む会社はブラック企業!?」

弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:03
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということでいきたいと思いますが、
今日はね、質問も相変わらずたくさんいただいてるんですけど。
はい。
TwitterXですか?
はい。
近日バズってるじゃないですか。
はい。
せっかくなんでね、ちょっとバズネタいきたいなと思うんですけど。
そうですね。今も、今日現在も、まだまだリツイートしてもらってるものがあって、
ちょっとご紹介すると、4月12日にですね、
私がポストしたのが、退職代行を使わせたくないので、就業規則に退職代行の使用禁止を記載してよいか。
ハローワークの求人に退職代行の使用禁止を記載してよいかと質問されることが増えましたが、
私は、うちの会社はブラック企業ですと自白してるようなものだから、やめたほうがよいと回答しています。
これがですね、バズりまして。
バズるんだ、これが。
リポスト現在8600、いいね3.8万。
すごいね。
インプレッション316万。
すごい。
マックスハッカーと言っても過言ではなさそうな、もうすでにムフィ先生ですけど、
どこがあれですか?やっぱりヒットしたっていうか、
そうですね。
ポイントだと思ってるんですかね。
ちょっと私なりのポイント、バズらせればいいとは思わないんですけど、
やっぱりいろんな人に知ってもらうには、たまにはバズらせないといけない。
何かしら共感するものがあるからバズるわけですかね。
どこが反応したのかなっていう。
そうですね。
まずですね、退職代行っていうワードがすごく人を引きつけるんです。
今。
今。
はいはいはい。
で、あとはですね、ちょっと気をつけたのは、ちょっと労働者側よりに書く。
多いですかね、そっちの方。
私、会社側なんですけども、当然、経営者の方を説得するのも仕事なので、
労働者側よりの立場から見たい意見を言うこともあるんですけども、
それをちょっと意識して、で、この2つで書けば、本当に相談が多いので、
まあ結構、多少は伸びるんじゃないかなと思って書いたら、
やっぱりこう、うまくいくとき、もう初速が全然違うんで。
まあ何でもそうですけど、初速が影響します。
で、金曜日の9時にリポストしたんですけど、そこからビューッと伸びて、
03:06
もう朝起きたら、えらいことになる。
これは批判的声で言ったよりも、やっぱりそうだよっていう賛同、共感ですか。
そうそう。批判的な方は5%ぐらいかな。
どの切り口で批判されるんですか、これって。
それはやっぱり、ろくでもないに、無責任な人間がいるからしか。
なるほどね。若干軽釈側の視点に近いし。
大食大食を使われるからブラックじゃないでしょ、みたいな。
まあ5%ぐらいで、ほとんどがそうだそうだと。
むしろ向井さん、もっと止めないで、ブラック企業だってわかるようにしてもらったほうがありがたいみたいな。
そういう意見だったんですね。
僕の本音はもう一つあって、
一つは、確かに大食大工がたくさん来る会社っていうのはブラック企業の可能性もあるんですけど、
もう一つ言えるのは、大食大工を使うしかないレベルの従業員の人を雇っちゃってる。
従業員、社員の方が大食大工を使わないと辞められないような感じの社員層だと。
そういうようなレベルの社員の方を採用してる。
これ書くと遠慮しちゃうから、逆に。音声メディアで言うと。
ポテキャスト側のほうでしか言えない。
どっちもあるんですよ。
全部会社が悪いとは僕は思わないんですけど、
結果的にそういう、大変残念ながらレベルしか。
いろんな事情があったとしても、会社側に奴隷的拘束みたいなことやってたかもしれないですけど、
普通はうまくメール一本とか送れば終わりますから。
事務的な連絡するだけで終わりますから、自分でできるんじゃないかと。
3万円とか5万円払うのはちょっとよくわからないところがあります。
自分の会社を辞めるっていうことに関して、自分で責任を負えないという見方もできますね。
そうですね。
ちなみに質問なんですけど、このツイッターの方向のきっかけは、
現実的にそういった相談が多いからっていうところからスタートしてるわけですね。
多いですね。
画角の話ではなくて。
多いです。
そもそもそこがまるで知らない世界なんですけど、
就業規則に退職代行の使用禁止って書きたいんだけどいいかって相談が来るんですか?
来ます。本当に来ます。
そうなの?
06:00
それってどういうことですか?
それだけ退職代行で辞められてる人たちが多いってことですか?会社側としては。
多い多い。
でもこれはさすがに禁止していきたいな。
会社側からしたら、退職代行のせいで、こういうね、やらなくていい苦労させられてるって思ってるかと。
なるほど。
そうなんだ。その情報をまず知らないです。
お互い自分が悪いとは思わないんですね。
そうですよね。
だけどやっぱり自分が悪いんじゃないかなと。
いう視点にね、まず立てるかどうかが形状のいろいろな問題にぶち当たっていくときの大前提みたいなのがありますもんね。
そう。だから2つあると思うんですね。
そういう形で辞めざるを得ない職場環境を変えないといけないんじゃないかっていうのと、
あとは、そういう人を、失礼ながらそういうレベルの人を雇い入れないようにしているという現実ですね。
ですね。
それはやっぱり、できれば改善できるようにした方がいいんじゃないかなと思いますね。
なるほどね。退職代行というものがそんなにキーワードとして皆さんが反応するっていう事実と、
退職代行がもう要はかなり一般化してるってことですよね。
島田というか世の中での。
一般化してますね。本当ホームページもたくさんあって。
そうか。
うん。非常に夏だろうな。
夏ですかね。もう一大…。
真夜明けマーケットみたいになってるんですね。
マーケット、会社も何十社あるんじゃないかな。
退職代行されるような会社さんって、どういった経歴の方とかがスタートするんですか。
弁護士がやるわけじゃないですか。
弁護士がやってるやつと、別の会社がやってるやつと、労働組合がやってるやつが。
3パーぐらいに分かれてるんですね。
3パーぐらいある。
そうなんだ。
弁護士がやってても、もう弁護士が実際やってない。
運用としてのね。
運用としての。
後ろ側にはいるけど。
そう。
なるほどね。知らない世界ですね。
法枠という話をしてくださいましたけど、退職代行については向井先生はどのような認識をされてるんですか。
結構、仕事上は困る立場ですか。
退職代行は全然、私からすると仕方がないんじゃないですか、で終わりですね。
09:09
そのぐらいのもんってことですね。
そのぐらいのもん。
それは分かるけど、それは今更戻ってこないし、うまくやり取りして終わらせるしかない。
あと退職代行も気を使ってて、最近はやっぱり。
職人も気を使う。
気を使ってる。トラブルに巻き込まれると本当に面倒だから。
引き継ぎもメールレベルの引き継ぎだったら本人に伝えてくれるんですよ。
例えばQ&A形式にして、これをちょっと教えてくれとか。
引き継ぎの代行までしちゃうってこと?
やってるやってる。
これとこれとこれを教えてくれって言うと、分かりましたって言って。
次の日にメールがバックしてくるんで、最低限の引き継ぎはこういうものはここにあります。
このファイルはここにありますとか、これはこうですとか。
やってくれるんで、うまく使えば引き継ぎらしきものは最低限できるし、戻ってこないからね。
退職代行を使ってる人に。
若干そこまで行くと円満退職代行屋さんみたいなところもあるんですね、今となっては。
退職だけじゃなくてちゃんと円滑にするっていうCMまでしちゃってると。
ちゃんとやってくれっていうのは僕が言うのもおかしいですけど、
メール一通で終わらない仕事ですよ。
結構社会保険の手続きとかも会社から聞いて本人に伝えて、
本人の言ってることをそのまま伝えてくれるんで。
先生質問なんですけど、退職代行を使って辞められてしまう企業って規模感は全然関係ないんですか?
関係ない。上場企業もある。
ただ上場企業の場合は現場ですね。工場とか。
お店とか。
店舗のほうとか。
本社の総合職とかはないですね。
そうなると抽象とかも全然いっぱいですね。
そうですね。抽象いっぱいですね。
今年も3回目だったか。
そうですか。いやいやいや。
いっぱいことだらけですね、この件。知らない世界なんでね。
あと傾向どうなんですか?退職代行を使われてしまう傾向の会社は。
12:04
人手不足ですよね。
まず業界としてね。
業界としてね。人手不足の仕事と。
人手不足だからこそもう人も選んでられないから、いろんな人が来るんで。
自分が辞めたいっていうことを言えない人も来ちゃうっていう悪循環になってますよね。
そういうことか。
自分で辞めるっていうことができないような人をやっぱり雇い入れてしまっているから、結局退職代行が起きるけど、
退職代行が何十社も増えるほどそういう人たちがいっぱいいるってことですよね。
そうですね。
いやー、なかなか有意識もないですね、社会の。
本当に何十社ですね。
まあ競争も激しくて。
前5万円だったんですけど、今おそらく2万円。
彼らは退職代行、退職を圧戦してやめなやめなって言って煽ってるっていう部分もあるんですか。
やめなやめなって言って煽ってる部分もないですね。
本当に自ら辞めたいけど辞めれないって人がこれだけ。
あー安くなってる。2万6千円、2万4千6百円、2万7千円。
ちょっと待ってください。会社辞めるっていうのが2万6千円っていう概念がくっつかないんですけど。
相場があって。
3万税込みが。
この番組初めてマジですかってこんなに繰り返したことないですよ。
弁護士バージョンは5万から10万相場で、
労働組合が2万5千円から3万円で、民間企業が1万円から5万円。
あーすごい感じなんですねレンジは。
すごいですよ。
例えばね名前がねもう無理。
退職代行もう無理。
サービス名?
サービス名もう無理。
あと何だったかな。いやいっぱいあるんですよ。
いろいろあって。
名前もね。
やりたいですねまたこれ。
もう無理とかなんだっけ。
ほんとだもう無理ってすぐ出てきました。
あ、退職代行取り消し。
退職代行2個1。ちょっとよくわからない。2個1の意味がわからない。
2個1でやるって感じなんですかね。
どういうこと。
2万6千円からって感じかな。
わからないですね。
知ってる方々にも当たり前の世界なんでしょうけど知らない人にとっては私のように目からブロコのようなリアクションをしてしまうような話でしたが
これがね社外の実情だというふうに思うと結構大きな問題だなと思いますのでねまた引き続き取り上げていきたいと思いますし
15:06
何か質問ありましたらぜひお寄せいただけたらと思います。
そうですね。
ということで終わりましょう。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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15:51

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