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2022-10-21 13:29

第376回 採用における「攻め」の質問「これまでの人生で最も理不尽な経験は何ですか?」

第376回 採用における「攻め」の質問「これまでの人生で最も理不尽な経験は何ですか?」

弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:03
こんにちは、遠藤嘉杉です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え。 向井先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思います。
なんか、こないだ、握手求められた話聞いたんですけど。
ありましたね。
あの、あるシャロシノ先生の集まりで話をしたんですけど、
終わった後、握手してくださいと言われて。
記名詞交換とね、100ポイント譲ってサインくださいぐらいのね、著者なんであるけど。
あー、著者だからね。
握手はびっくりして、どうしたのかなと思ったら、リスナーですって言っていただいて、
ありがたいなーって、ありがとうございますって言って終わりましたけど、
やっぱりこういう音楽のこういう番組を聞いていただく方は優しいですね。
いやーね、音から入って、だけで入ってる方ってね、
ファンの方多いですよね。
これも今聞いてくださってるんですがね、嬉しいですね。
ありがとうございます。
最近、オーディオメディア、各番組でも言うようにしようと思うんですけど、
オーディオメディアプラットフォームの大戦争みたいになってて、
今まではね、Apple iTunesだけでしたけど、
Spotify、Google Podcast、ここにきてAmazon Musicまでガンガンと。
そうですね。
日本統合してるのが目に映るような状態でして、
今回の番組、今のやつ全部聞けますのでね。
すごい。
なかなか私の周りは、ここまでの人はいないですね。
Amazon Music使ってるってあんまりいなそうですけどね。
Spotify、Amazon Musicあんまりそもそも聞いてないから、
別のお客様の開拓になっちゃうんでしょうね。
そうなるでしょうね。今まで聞いてない人がポロッと。
そうですね。でもありがたいですよね。
入り口がいっぱい増えれば可能性広がるから、ありがたいですよね。
ということで、いろんなところで聞けますんでね。
ぜひぜひその辺りチェックしていただきたいなと思いますが、
さてさて、今日も質問たくさん来てますので、一ついきたいと思います。
今日はですね、社会保険労務士39歳、男性の方からいただいております。
いきましょう。
はい。
向井先生、遠藤さんこんにちは。いつも楽しい放送をありがとうございます。
向井先生のツイートで、9月2日に採用に関わるものがありました。
先生でも採用で悩むんだなと少し身近に感じています。
覚えてますか?
覚えてます。はい。
さて、その採用についての質問をさせてください。
たびたび放送の中で、採用にあたっては人の目や感覚に頼りすぎずに、
適正検査などを実施するのが適切というようなお話がありました。
僕も本当にそうだと思います。
03:00
これを踏まえた上で、専攻試に欠かせたり、面接で質問したりする内容として、
先生はどのようなことを設定されますか?
最低限のリスク回避のためにこれは外せない。
ちょっと攻めた内容だけど入れておきたいなど、
攻めと守りに分けて教えてくださると嬉しいです。
もちろん補充的な採用や事業拡大のための採用など、
求人時の状況にもよるので一概には言えないと思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
はい。
実際、私というか、うちの事務所もずっと採用しているので、
1年中採用活動をやっているような感じなんで、
それなりに経験は十数年間積んできているつもりなので、
弁護士としてですね、
普通の採用担当者の方からしたら大したことないんでしょうけど。
でも採用マーケットの時間軸もあって、
いろんな変化も見せながらやってますよね。
やってますからね。
リスク回避のためにこれを外せないという質問をちょっと申し上げると、
おすすめは、
今までの人生の中で一番理不尽な経験は何ですかっていう質問。
これがいいですね。
何?ネタバラシみたいな話じゃないですか。
ネタバラシ。
でもこのラジオを聞いてもらっている時点でもう合格。
でも柿つ畑刑法律事務所に入りたい人って、
結構番組聞いちゃってる気がするんですけどね。
全然聞いてない。
本当ですか。
聞いてる人は今まで一人もいないから。
そうですか。
いや、そんなもんですよ。
だっていろんな事務所を応募してるし。
そうだね。
ちなみにこれまでの人生で一番理不尽だと思った経験は何ですか。
不幸止まるな、この質問。
止まるんですよ。そりゃそうですよね。
これがね。
でもね、もう何十秒も。
人間の本音バレそうですね、これ。
そうです。これはね、バレるんですね。
これ何?向井オリジナルクエスチョン?
違う、これはね、うちの弁護士の誰かが考えて定番化してますね。
こんなこと考えるな、岸田弁護士ぐらいしかいないと思うんですけど。
岸田君の可能性ありますね。
ありそうですよね。
頭いいですからね。
岸田君かもしれない。
これがもろに、やっぱりその人の性格、考えが、これまでの人生体験が出てきて。
はいはい。
ちょっと内容具合、具体的に言うと特定されちゃうんで、ぼんやりとしか言えない。
ぼんやりとね、そうですね。
06:00
やっぱり過去のトラブル喋る人多いんですね。
で、過去のトラブルであたかも自分が正しいと言ってるんだけども、
それってあなたが悪いんじゃないの?とか。
どっちもどっちなんじゃないの?っていうものを、
延々と自分が正しいって言い始めると、
これはちょっとやばいなと。
あと衝撃的な体験を突然喋る人いて。
ちょっとこれ、採用ネタってね、特定されるの言えないですからね。
具体的に言いたいですけど。
そうですね、ちょっと言えないですね。
衝撃的な。
いや、でもね、こっちがびっくりする内容を突然喋るから。
それはもう、ちょっと場にふさわしくないような内省告白みたいな。
もうね、なんか涙ぐみ始めるんだけども、
あまり同情できないみたいな。
いや、言えないんですよ。
言えないよね、これは。そうですよね。
これ言えないんですけど、
どんびきしながら実は我々は聞いてるが、
本人はちょっと涙ぐみみたいな。
いや、これはね、やばい人だなと。
で、適正検査と合ってるんですよ。
それは面白いですね。
言われてみると、この数字低いのはそういうことかなみたいな。
決して圧迫でもないですけども、
結果的にその方の後ろ側の背景にある、
ちょっと価値観的なものがボロッと見える質問ですよね。
そうですね。
だから、この質問やると本当にいろんなことが分かるっていうか、
試してみて損はないと思いますね。
この方の今回のご質問という意味で言うと、
あえて質問に沿って言うんであれば、
ちょっと攻めた内容の入れておきたい質問の回答っていうところですかね。
はい、そうですね。
あとどうですか。
最低限のリスク回避のためにこれは外せないなど何かありますか?
最低限のリスク回避か。
実技試験やるの一番いいですけどね。
実技?
弁護士においての実技試験って何するんですか?
弁護士の実技試験は確かにやってないですけど、
例えばあるお客様でやっていたのが、
営業だったら最終面接は今まで簡単に面接したのをやめて、
プレゼンをうちの業界と競合について業界分析をしてプレゼンをしてくださいと。
09:00
10分間。パワーポイント3枚。
大変だからお金を払ってもいいと。
いくらいくら払うんでやってくださいとおっしゃってますね。
ただその結果まだ聞いてないんですけど、
うちは事務局でも実技試験やってるんですよ。
Word、Excel、PDF。
なるほど、能力チェックってことですね。
これが全然言ってることと違うんですよ。
もうできますできますって言ってるんだけど、
全然できない人ほとんどですね。
できないんだったらいいんだけど、
制限時間の中でパソコンでGoogleで検索でもいいから、
分かんなかったら調べていいよって言ってるんですよ。
でもできない。
確かにね、仕事でGoogleなんて当たり前ですからね。
それ踏まえてできたらかまわないですよね。
その何、あるんですか?
最低限のバックヤード業務においてのテストするなんかこう。
自前で作ったんですよ。
結構自前でやりますね。
やりますよ。いや全然作れますよ。
弁護士だったら、うちは今小論文事前に出してもらってますけど、
簡単な論文試験とか、これは作れますよね。
聞いていけないんですかね。
小論文とかって柿翼さんとかで言うと、どんなテーマを出されるんですか?
採用担当者の心構えみたいな内容。
採用です。
採用入社後の新入社員担当者の心構えみたいな。
全然公立関係ないですね。
そうですね。それはキャラクターが出て、正解ないんですけど。
キャラクターが出て、熱意もわかりますね。
質問で選ぼうっていうのが、あんまりどうなんだろうな。
わかるところはあるけど、ほどほどにしといてはいいと思いますけどね。
やりとりの質問だけでの判断っていうことじゃない?
やっぱり基本は適正検査で。
さっき言った適正検査でいくと、ストレス耐性とかもわかりますからね。
ストレス耐性が低くってちょっと失敗しちゃったみたいな子については、
その適正検査の数字分析すると大体、これが低いとダメなんだなみたいな。
なるほど。でも採用の入り口の段階でそういったところが結局ロード問題に発展する。
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そう。で、結構雇ってる人は見てるようで見てないんですよね、適正検査。
結局、採る人、上の人間、見たいものしか見ない傾向がありますからね。
そうそう。見たいものしか見ないのは非常に危険で、数字でもう出てるんだけど。
まあ、なんちゃら。
都合のいい解釈をね、こちら側で。
都合のいい解釈して、その後爆発するみたいな感じですね。
いや、もう結果出てますよなんてね、言いたくなるけど、私は言えないけど。
はい。
どういうことですかね。この方はね、社会保険労務士の先生ということで、
同じ仕様を採用するような立場であれば、多分よくよく一緒だなと思うようなところもあったんじゃないかなと。
はい。
思いますので、ぜひ聞かせていただいて、また質問ありましたらお待ちしております。
はい。
ということで、今日のところ終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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