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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えば、 弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、 ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。 さあ、今日もやっていきたいと思いますが、今日はね、ちょっと久々に質問ちょっとやめまして、
向井さんの持ち込み企画ということでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。 では早速テーマを教えていただけますでしょうか?
はい、最近の、
ですかね、 弁護士の雇用状況みたいな、
こういうことについて話したいと思います。 それで、私ツイッターを7年ぶりに再開したんですけど、
わかって弁護士の方のツイッターも結構多くて、匿名なんですね。 匿名で結構、毒を吐いたり批判したり、
口をこぼしたりしてるんですけど、 向井先生はそういった内容じゃないですよね? 僕は大丈夫です。
あの、 気をつけてますからね。 向井先生は実名で、探していただくと、向井蘭で可愛いアイコンのやつが出てますので、
それ見ていただくとわかりますが、そういう感じじゃなくて、それを通して気づいたんですね? そう、それを通して見てて、あーと思ったことがあって、
一般の労働問題とも関係あるんで、ちょっと申し上げると、 弁護士.comっていうウェブのプラットフォームがあって、
上場もしたんですけど、紙の雑誌もやってまして、面白い企画結構、 弁護士.comの紙の媒体で面白い企画やるんですけども、
その紙の媒体で、ちょっと昨日あったのは、弁護士が10名以上で、 新人弁護士の比率が高い事務所ランキングってのがあったんですよ。
これは、弁護士.comさんの意図は、 要は、今売り手市場なんですね、弁護士って。
人足りないですよ、実は。 案件はあるけど足りないんで、大手とか奪い合いなんですよ。
中小が取りづらくなってるってのがあるんだけど、 取れてる事務所があるよっていう記事なんですね。
所属弁護士10名以上で、新人弁護士の割合が高い事務所ランキングってのがあるんですよ。
それで、実はうちもランキング入りしまして、11位かな?
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11位結構高いよね。
13位か、13位。
今ツイッター見て、本当だ、13位。 書き詰めた刑法律事務所出てますね。
所属弁護士が11名に対して、71期採用人数が2名。
18.2%と。
これは多いって言われる方なんですね。
それで、これ読んでですね。
ある若手弁護士の先生は、これは地雷率が高い事務所じゃないかと、かもしれないと。
どういうロジックですか?
要は、人がすぐ辞めちゃう。事務所はすぐ補充しないといけないんで。
だから、新人の割合が40%とか30%っていうのは、それだけ定着人がしない事務所だと。
だから、地雷率が高い、ブラック率が高いじゃないかと。
なるほどね。
こういう風に見られてるんだよね。
離職率高い事務所だと。
そう。
で、ブラック事務所の可能性が高いと。
そう。
という風に、もう疑ってるんだよね。
うちも入ってるってコメントしてるじゃない。
うちも入ってるから、あれ?
いた。
要は、普通の修学生と同じ感覚でいるんだなって。
そういうことか。
要は、弁護士の先生も労働者という感覚で事務所に入所してるっていう。
そう。
これって昔というか、あんまりない感覚だったんですか?
昔はない。ない。
やっぱり、弁護士になって独立したとかそういう。
勉強させてもらってるっていう感じでしたよね。
いそ弁と言われました。
そう。徒弟制度みたいな感じでしたからね。
給料もらってロームを提供するっていう感覚は、すごく薄かったです。
そっかそっか。
駅務の提供って感覚はなかったのが、今の弁護士の先生たちは出始めてると。
出始めてて、悪い評判立つと途端に人が来なくなる。
はぁ。
完全に会社化になってるんですね。
そうですね。もう会社みたいになってて。
ところが、弁護士事務所、法律事務所の経営者はそういう意識が低いから、低いですよ、はっきり言って。
そもそも雇用じゃないとかね。業務委託だとか言ってる方がいて。
まあ確かに、業務委託で働いてる方もいるんだけど、
1年目の弁護士が業務委託って言ったら、極めて稀なんですね。
労働をしてる方からすれば。
仕事断れないし、手取り足取りを教わってる場合が多いから、
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独立した個人事業主に仕事を引き受けるなんて無理なんですよ。
なるほど。
だけど業務委託契約を結ばしてる事務所が多くて、
これはね、ちょっと恥ずかしいなってはっきり言って同業者として。
問題から逃げてるんですよ。
業務委託って言うと正当化できるじゃないですか、自分を。
見たくない現実に目をつむって、法律構成でごまかす。
これよくやるんです。
まあ法律の専門家ならではって感じですね。
まあそういう事務所は未来がないね。
もしね、いやそうじゃないって先生が言ったら申し訳ないけど、
要はごまかすと何が起きるかって言うと、法律違反の問題じゃないのよ。
要するに生産性を測るものさして、時間って大事なんですよ。
あと定着率って大事。まあ定着率はちょっと別ですけど。
時間を測らないとね、生産性って測れないんですよ。
売り上げとか利益とか経費とか。
それ放置しちゃって、全然時間も測らない。
人件費と売り上げの割合も無制限の人件費って考えて、定額使い放題制みたいなね。
タケットをね。
それってもう今の時代通用しないじゃないですか。
いずれ人が辞めて悪い評判が立って、人は来なくなって、
今の弁護士に負担が来て、また人が辞めて、
署長弁護士に負担が来て、署長弁護士が健康を害して廃業する。
これ実際のパターンなんですよ。
うつ病だったりね。
地獄に行くか行かないかの分かれ目なんだけど、
分かんないのやってる人は。
上気づかないわけ。
僕何にも見てきたから、そうやって落ちちゃった人。
これ弁護士の先生、弁護士事務所でも起きてますけど、
いわゆるナレッジワーカーと言われる資格関係の仕事とか、
専門職系の集団が集まってる組織は、
結構どこも今起き始めてるんじゃないですか。
ものすごい起きてますよ。
まさにリスナーの方でも多い、
社同士の先生とかの事務所でも起きそうですよね、こうなってくると。
ものすごく多いです。
なので、こういう目で見られてるっていう自覚をね、
私も含めて持たないと、未来がないなっていう気がします。
ある種、独立してると昔だったら思われがちな
スペシャリスト集団が集まる事務所みたいな、
いわゆる司法署士、弁護士、社同士の先生もそうですよね、
そういったところにおける現代の組織の在り方っていうのは、
向井先生はどうお考えなんですか。
やっぱり時間は関係なくないですよね、絶対。
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だから時間はやっぱり測って健康管理もしないといけないし、
あと文句言われたくないんだったら金払わないとダメですよね。
あの、ボーカーズって書き込みサイトがあって、転職の有名じゃないですか。
大手の法律事務所の沖並み書き込みあるんだけど、
満足度いいんだよね。
あ、そうなんですね。
もうボロボロに働くんですけど。
ボーカーズに弁護士事務所とかってコメントあるんですか。
あるある。
あ、そうなの。
いっぱいある。
昔所属してた弁護士とかあるんだけど、
長時間労働の事務所もあるんですよ、大手なんかね。
だけど、一千何百万とかお金も承認給で払ってるし、
要はその、いろいろ勉強できるんですね。
教育研修も充実してて。
なんで、長時間働かせたいんだったらそれなりのお金も払って、
教育研修もして、やればいいんだけど、
お金も払わない。
ひたすら労働だけ長い。
で、成長するチャンスもない。
これヤバいですよね。
私もね、人のこと言えないんで、
自戒を込めて言ってるんですけど、
まずそういう発想はなくて、
いや、弁護士はこういうもんだよって言って、
事務所はいつまで経っても止まってることが多いですよ。
逆に伸びてるのは?
伸びてる事務所は、
それこそ前々回のポッドキャストで話したと思いますけど、
出た人間が活躍してる。
この間、GABAでしたっけ?
GVAの山本先生って、
企業化界隈では有名な弁護士の先生。
たまたまご紹介していただいてあったんですけど、
ベンチャー企業みたいな組織形態ですよね、もはやね。
ただその方も実は取り替え先生事務所だったんで、
人材排出してるんだなみたいな感じですよね。
そう、まだ人材排出できるぐらいの事務所じゃないと思う。
あの方まだ36歳とかですか?
ぐらいで、今初代25名ぐらいの弁護士事務所になってますよね、ウィスの。
あの方とか結構モデルですよね、一つの性格をモデルとして。
まあ当たり前。
めっちゃ当たり前ですか?
って言えばね、当たり前なのかもしれないけど、
まあちょっと気をつけないと、まずいなって思いました。
ツイッター見て。
はい。
そうやって市場の調査してるんですね。
そうです。
意外とツイッター使えるんですか?
使えますよ。
そういう観点なかったですね。
あの検索すると面白い。
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弁護士とか法律事務所で検索すると、
とんでもないのがバーッと出てきます。
ちょっとそういった、向井先生の良い意味でのオタク質な情報も非常に参考になるので、
ちょっとこれは今後何かあればまた紹介していきたいですね。
はい。
というわけで、スペシャリスト集団における今の組織の現状って感じですかね。
そうですね。
やってまいりましたので、ぜひご参考にいただけたらなと思います。
というわけで、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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