映画の概要とトランプの若き日
はい、こんにちは。めちゃくちゃ久しぶりの更新になりまして、ちょっと時間ができたので、喋っていこうということで、今回はですね、映画の話をしたいと思ってます。
僕ですね、最近ちょっとちょくちょく映画を見ておりまして、この2ヶ月ぐらいでですね、なんか映画館に行くことがバーっと増えたんですよね。
で、その中で見たものといえば、ガンダムジークアックスとか、
あとファーストキス、ロボットドリームズ、キャプテンアメリカ、ブレイブニューワールド、強行選挙、
アプレンティス・ドナルド・トランプの創り方という感じで、ちょっとこう映画を見てると。でね、まあ面白いなぁと思うものもあれば、
まあよくわからんかったなぁっていうのもあるし、まあ普通だなっていうのもいっぱいね、いろんな映画があるなぁと思いながら見てるんですけど、
その中でもね、特に面白かったなと思うのが、アプレンティス・ドナルド・トランプの創り方っていう映画が結構良かったんで、その話をね、していこうかなと思います。
この映画はですね、今アメリカの大統領になったドナルド・トランプがどういうふうにして仕上がっていったかっていう話を描いた映画で、
日本だと今年のね、1月17日に公開されて、上映からだいぶ時間も経ってしまったので、なかなか上映感少なかったんですけど、
頑張ってね、電車乗り継いで見てきました。 で、まずこの映画アプレンティスのあらすじを喋りますと、
ドナルド・トランプがね、若い時に不動産の仕事をしていると。で、実はね、父親もその不動産ビジネスをやっている人で、その父親の下で働きながら、
それでも全然うまくいかなくて、ちょっとこう苦悩してどうしようかってなっているとこから物語が始まるんですよね。
で、その父親の会社が、なんか人種差別かなんかで政府に訴えられてて、
やばい破産するみたいな。 で、そうなった時にその裁判をどうにかして勝たないと、このままだったら終わるっていうので、
ドナルド・トランプがロイ・コーンという弁護士を見つけ出してきて、そのロイ・コーンにお願いして裁判に勝って、
で、難を逃れて、そっからトランプがどんどんどんどんこのロイ・コーンの手腕によって大物になって、ビジネスを成功させて、でね、今や大統領になるというね、
ロイ・コーンの教え
そういうところまでの、まあ大統領になるまでは描いてないか、途中で終わるんですけど、まあそういうお話ですと。
で、この映画の中核としてはトランプの成功譚というよりは、このロイ・コーンとトランプのなんかバディー物みたいな感じで、
このロイ・コーンというのはね、本当に凄腕の弁護士で、 トランプに3つのルールっていうのを授けるんですよ。
トランプ、お前勝ちたいのであれば、この3つのルールを常に徹底していけみたいな。
1つ目が、アタック、アタック、アタック、常に攻撃し続ける。
で、2つ目が、自分の非を絶対に認めるな。
で、3つ目が、どんな状況に追い込まれても勝利を主張し続けるっていう、
まあまさにね、今のこのトランプの選挙の姿とか見てたらそんな感じだなと思うんですけど、
この教えをトランプは本当に忠実に守り続けて、
で、ビジネスが軌道に乗り、今の状態までなっていったっていうことで、
この変化とかも結構面白くてですね。
で、僕がこのアプレンティスについて話したいっていうのが3つぐらいあって、
1個目が、このロイ・コーンという弁護士の教えが、
なんか現在のインフルエンサーとかそういう系の人にも通じるなと思って、
まあこう、反対勢力をめっちゃ叩いたりとか、
で、なんか都合が悪いことがあっても、
いやこれは実はこういう理由があってみたいなのを釈明して、自分は間違ってないという。
で、まあこう、どんな状況に追い込まれてもやり続けるみたいな。
なんかそういうのの元祖がこのトランプなのかなと思って、
この3つのルールで人を前に立ち続けたら、それはうまくいくよなと思いましたね。
まあこれはやっぱ、いつの話だ。
舞台は結構昔だと思うんですけど、トランプが20代の時の話なんで、
それでも現代でも通じる、その人前に出て注目を集めて勝っていく。
で、そのためにはどんな手段も厭わないし、
このルールをとにかく徹底して、で、ルールも覚えやすくてシンプルっていうので、
なんかすごい自己啓発みたいな感じの空気を感じましたね。
トランプの野心と家族
で、2つ目のポイントが、トランプが父親を超えたいっていうのを最初すごい持ってたっていうのがあって、
トランプのお父さんがね、フレッド・トランプという人なんですけど、
フレッド・トランプ自身も不動産のビジネス、なんかね、ホテルかマンションかなんかを建てて、それがまあうまくいって、
で、結構ね、やっぱ家庭ではね、ふんぞり帰ってるわけですよ。
で、トランプにお兄ちゃんがいるんですけど、お兄ちゃんはパイロットになって、
で、僕からするとパイロットすげえなって思うんですけど、このお父さん的にはパイロットなんてバスの運転手と一緒だ、みたいな。
誰でもできるからお前はほんま一族の恥やぞ、みたいなことをすごい叱責するわけですよ、家族の前で。
ドナルド・トランプに対しても、お前はなんか右立つの上がらんやつや、みたいな。
俺の言うことをやっとけ、お前の意思は関係ない、みたいな感じで、結構ね、家庭を支配してる感じで、
まあトランプは、ドナルド・トランプはそれを結構疎ましく思ってるし、すごいね厄介であるけどちょっと怖い、みたいなのを最初ずっと描かれていたんですけど、
このロイ・コーンの主版によってトランプがね、父親の会社の訴えを退けて、あと税金も免除させてとか、もう本当にねすごいことになってくんですよ。
そうなってくると、もうドナルド・トランプを無視できなくなるし、最終的には自慢の息子や、みたいな。
ドナルド・トランプのことを認めるっていうシーンがね、出てくるんですけど、その時に、
ドナルド・トランプがすごいね、なんか、あのトランプのジョーカーみたいな顔でニヤーって笑うんですよ。悪魔みたいな。
で、やっぱそこから、より歯止めが効かなくなってくっていう。父親を超えるっていうのが多分ドナルド・トランプの中にあって、それが達成された時に、
もうなんか本当にストッパーがなくなって、もう走り続けるだけみたいな。 そっからやっぱこう、他の人に対してもすごい攻撃的だし、
俺は成功者だ、俺の言う通りにやっとけばいい、お前はよくわかってない、みたいなことを言い始める。で、このロイ・コーン、
恩人であるんですけど、ロイ・コーンに対してもちょっとこう、 かなり冷たく当たるようになってくるっていうのが中盤ぐらいですね。
で、3つ目の話したいことが、 トランプ自身の野心は最初やっぱこう、ちょっとあったんですよ。
冒頭の、なんかこう、高級会員バーみたいなところから映画始まるんですけど、 そこに女の子と一緒にトランプが来てて、
その女の子に対して、あそこに座っているのはメディア王だよとか、 あそこに座っているのは誰々だよ、みたいなことを説明して、
女の子から、なんかその、 権力にしか興味がないの?みたいなことを言われて、全然女の子は眼中にいなかったみたいなシーンがあるんですけど、
この時から結構野心はあったんですけど、 やっぱその野心がね、どんどんどんどんでかくなって、父親をこう超えていったっていう時に、
さらにこう、止められなくなるっていう感じがあって。 で、この
野心というより、もはやこのロイコーンの教えのルールに乗っ取られてるんじゃないかなっていうぐらいの、
なんか止まらなさ。 で、ロイコーンを退けて途中、もう本当にお前関係ないと思ってしゃばんな、俺はもう成功者、みたいな
ことをロイコーンに対しても言うけど、ちゃんとそのロイコーンの教えは忠実にやっていく。 でも勝つことそのものが目的化して、自分ですら制御できないぐらい、もうなんかどんどんどんどん
膨れ上がっていくっていうのが、なんかこの再現のない成功を求めるというか、 本当にルールに支配されている人なのかなっていう感じがしましたね。
まあこんな感じで、かなり面白い映画で。 あとはプラスアルファで、ちょっとその俳優さんのこととか調べてた時にびっくりしたんですけど、
主人公のドナルド・トランプ役をやってたのはセバスチャン・スタンっていう人で、 あのマーベル見てる方だったらわかると思うんですけど、
あのね、ウィンターソルジャー、バッキー役の人で、 僕結構あのウィンターソルジャー見てて、ドラマとかも見て、
顔、すごい認識してるつもりだったんですけど、 このドナルド・トランプ役の人誰なんだろうなぁと思って2時間ずっと見てて全然わからんかったっていう、
すごい目が節穴やなぁと自分でも思ったんですけど、 まずバッキー役の人をやってるっていうのはちょっと衝撃的でしたね。
全然違うイメージと。 で、トランプの奥さんの
イバナ・トランプ役をやってるマリア・バカローバっていう人がいるんですけど、 その人もマーベルのガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3っていうね、3作目の
作品で、犬のコスモっていうのが出てくるんですけど、 その声優とモーションキャプチャーをやってた人っていうので、これはね、
もう全然知らなかったですね。 まあこんな風に全然別ですけど、マーベルをバーッと見てると、こういう人がこの役をやってるんだっていうね、
俳優さんたくさん出てるので、そういう楽しみ方もできるなっていう風に思いました。 まあ今回はそんな感じですかね。ありがとうございました。