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始まりました、映画の話したすぎるラジオ第197回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーラジオる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
まず、映画の話したすぎるBARを名古屋で開催させていただきまして、お二人いかがでしたか?
めちゃくちゃたくさんの方が来ていただいて、しかも僕らが回すんじゃなくて、勝手に話が進んでいくというか、勝手にテーブルが盛り上がっているっていうのが、すごい微笑ましく見てたというか。
そうですね。確かに、あんまり僕、店長の仕事したなーって感じが全然ないと言いますか。勝手に始まってるんで、ちょっとどこに入ればいいんだろうっていう感じでしたね、逆に。
わかります。
そうですね。あと今回、前田さんがお客さんとして来てくれたっていう、大阪から。
びっくりしました、僕は。
びっくりしましたよ、僕も。何にも我々に事前に何も言ってくれないできますからね。びっくりしましたけどね。
らしいっちゃらしいですけどね。
さすが。
中部圏はリスナーさん多いっていうのも把握してたので、今回、ヤングカピバラさんについにお会いできたっていう。
そうですね。
ちょっと想定してなかったパーソナリティをされてて、僕とマリオンさん、びっくりしてたっていうのがあったんですけど。
そうですね。めっちゃびっくりしましたね。
そうですね。前田さんにも会っていただけて、本当に良かったです。
それこそ、ヤングカピバラさんからちょうどお便りも届いてたと思うんですけど。
じゃあこのタイミングで、おじさん呼んでもらっていいですか。
はいはい。じゃあ、普段のヤングカピバラさんからお便りいただいております。
店長メンバーの皆様、こんにちは。先日は動画や開催ありがとうございました。
いつもラジオでお聞きしているあの声をリアルで聞いている状況は、特別な空間と時間で、なんだか不思議な気持ちになってしまいました。
大石さんがメリオンダに行かれていたことに感激し、山口さんにはガンダムジークアックスをお勧めいただき嬉しくて即鑑賞。
マリオンさんとお話ししている時は、なぜかトレジャーハンタークミコが頭の中を駆け巡っていました。
ちなみにまだ見れておりません。
山原さんとお話しできたこともとてもとても嬉しかったです。
次回の名古屋開催を期待しつつ、実現した際にはゆっくり観光や名古屋飯を楽しんでいただけたらと思います。
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いつでもアテンドいたしますよ。
素敵な時間をありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
とのことです。
はい、こちらこそありがとうございました。
ありがとうございました。
そうですね、あの、すげえ名古屋不思議な街だなと思いながら見てて。
不思議でしたよね、なんか。
結構ファクションとサブカルが平然と共存している街で、オースが。
うん、確かに。
なんかあんま見たことない景色だったんですよね、あれ。
震災橋の雨村ともちょっとまた違うというか、って感じですよね。
ちょっと近いけど。
本当になんか古着屋があったりとか、もうめちゃくちゃ駿河屋があったりとか、もうお宅お湯出しのみたいなかと思ったら、
すんごいおじいちゃんおばあちゃんがやって、そのおせんべい屋さんが普通にあったりとかね。
不思議な感じでしたよね、あの辺ね。
もう本当に時代時代をその局所的に詰め込んでいるというか、ちょっとずつ更新していっている感じというか、
なんか生き物感がすごいあるなぁと思いましたね、あの商店街。
そうですね、なんか大阪で言うと雨村と日本橋と天津橋筋が一緒にあるみたいな。
もうごちゃ混ぜ。
確かに、なるほどな。
いやあの、まあ名古屋っていう街も面白かったですし、本当にたくさんの方に来ていただいて、
映画の話も、あとまあまあの番組の話もしていただけたりと、楽しい時間を過ごせたなと思っております。
で、まあ日帰りできるっていうのも今回わかったので、もし可能であればまた行けたらなとは思っております。
そうですね、またちょっとぜひ名古屋の皆さんとお話したいなって思いました、本当に。
話足りないですよ、まだやっぱりみたいな。
ぜひまたやりたい。
またその際はよろしくお願いしますということで。
はい、では近況の話に入っていこうと思うんですけども、マリオンさんいかがされてました?
そうですね、今週はお題映画以外だと、機動戦士ガンダムジークアックスを見ました。
まあなんかこれはみんな話したいやろうからっていうか、あとここではネタバレなしで喋れねえよみたいなとこはあるのですが、
まあ驚きましたよねっていう感じでした。
驚きました。
開始5秒で。
あれ?って。
一切予告編を見ずに行ったんですよ、ジークアックスに関して。
アナウンスとかも一切見てなくて、あれ?ってなって、え?みたいになって、これしか言えないんでしょうがないんですけど。
公式からも一応ネタバレの込みの絵とか出てますけど、ここではあえて言わずにね。
でも本当になんかここから新しいガンダムやってきますんでっていう強い意志が感じられる、そんな作品だったというか。
そういうもうなんというかもう本当決意表明みたいな作品でしたね、今回のに関しては。
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なのでまあ映像面とかものすごいすごかったですし、けどもうなんか映画というか本当決意表明って僕は感じがしてるので、
映画と単体としてどうかみたいなのはちょっとまだわからないとこあるんですけども、
でも本当すごいすごかった、映像は本当すごかったし、もう早くテレビシリーズ見たいですっていうふうにすごい思いましたっていう感じですね。
僕も本当にその決意表明っていう表現すっげえしっくりくるんですけど、
こう彗星の魔女、ちょっとだけ広かった現在のアニメーションファンに対してのガンダムの間口みたいなものに対して、
でもやっぱりそのガンダム自体はめちゃめちゃ敷居が高いものじゃないですか。
同時にその古いガンダムファンにとって、やっぱ新しいガンダムってすごい乗っかりにくさはあるとは思うんですよね。
その2者を見事にブリッジしている作品になってたなと思って。
若いアニメーションファンにもガンダム全体へぜひいらしてくださいっていうガイドにもなってるし、
古いガンダムファンにとってもジークハックス安心してご覧になってくださいっていうガイドにもなってるし。
双方に対してのブリッジの作り方がすごいなと思ったんですよね、本当に。
もうね、勝ちに来てる、本当に。
すごかったですよ。
派遣取り行きますんでよろしくお願いしますみたいな熱い決意表明だったと僕は思いましたよ、本当に。
すごい覚悟だなと思いました、見てて。
とんでもねえって思っちゃいましたね。
楽しみですね、これは。
楽しみ。これはなんかね、あれですよね、ぜひテレビシーズン全部見ようって話したいかもしれないですね。わからないけど。
そう、やっぱね、僕は初代宇宙世紀をしっかり勉強しようってこれ見てすごく決意を固めましたね。
あーでもね、ちょっと思った思った思った。
やっぱり専門用語がね、ちょっと多かった。
それはね、カラーの色っちゃ色なんですけど。
わかんなくてもなんとなくわかるんですけど、
本当にガンダム好きからしたら初歩中の初歩であるはずであろうミノフスキー竜種とかってよくわかってないみたいな感じな人なんですけど、僕は。
そういう状態の人が見てもすごい僕は楽しかったし、
もうすごいワクワクしちゃいました本当に。
なのでちょっとなんかあれですよね、シリーズ知らないとなんかおーってならないのかなーみたいな思ってる人いるかもしれないんですけど、
いやそんなことないと僕は思うよっていう。
たぶんこれ間違いなくその年代表するエンタメ作品になると思うしっていう感じが僕はすごいしましたね。
で、あと映画以外でなんですけど、初めて文学フリマに行ってきました。
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いわゆる文学作品というか、詩とか短歌とか小説とか評論とかが集まる同時即売会みたいな感じですよね。
っていうのは噂というか噂かねがね聞いておりましたかみたいな感じだったんですけど、
で、いざ行ってみたらやっぱすごい楽しかったなーって思って。
会場にいるだけでなんかちょっと世界が広がったような感じがするというか、
なんかいろんな人が自分の思い思いのなんか描き物をしてそこでなんかお店として出してるみたいな。
もちろんそこ全部は見て回れないし、買ったりとかもしてないんですけど、
なんか一つ一つになんかこう宇宙がそこにあるなーっていう感覚がすごいあって、
なんかすごく会場にいるだけでもすごい楽しかったなーっていう感じで、
なんかもういつしか3時間ぐらいうろうろしてたんですけど。
そしてまあね、面白い本がたくさんあるからまあ金が飛ぶ飛ぶみたいな。
すんごいなんかいろいろ買っちゃって、気づいたら12冊ぐらい買っててあかんなーって思いましたけど。
ちょっとね、あの場はね財布の紐を緩くさせる何かがあるなっていうふうにすごい思いましたね。
ちょっとまた関西でやってたら、というか東京の方も行ってみたいなって、
ほんとちょっとすごく思うぐらいにはちょっと楽しかったので、また行きたいなーってすごい思いましたっていう話ですかね。
この時期だとあれですよね、ぶんふりの京都ですよね。
そうですね、京都で開催してまして。
京都ではい、わざわざ京都まで行ってきましたよみたいな。
そういう感じですね。
割と各地でやってますからね、ぶんふり。
うん、なんか各地でやってるんだっていうのを全然知らなくって。
だから今年もよく見たら大阪でもまた9月とかにやるしっていうのも見たので、
また行っちゃうんだろうなみたいな、見てまた本買っちゃうんだろうなっていうふうにすごい思ってるんですけど。
いろいろ買っちゃいましたね、評論とかもそうだし、歌集とか買ったりとかエッセイ買ったりとかなんかいっぱいなんか、
それぞれ皆さんやっぱいろいろ書きたいこととか特徴があったりとかして面白かったので、
そういう人の話を聞くのもすごい楽しかったっていうのもありますね。
そうなんですよね、ぶんふりって手売りで書き本なんで、書いた人と直で話したりできるっていうのがまたね、いいんですよね。
これどんな本ですかって言って、こういうことを書いてましてみたいな、え?みたいな。
なんですかそれ、買います?みたいなふうになるのが、そういうのがやっぱ楽しいんだなっていうのをすごい思いましたね。
これからたぶんしばらくはぶんふりで買った本をちまちま読んでニコニコするんだろうなっていうか。
面白い本があったらまたここで話すかもしれないですし。
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ほんとすごい楽しい、本当にもう名古屋での映画バーも含めて楽しい週末だったなっていう感じでした。
名古屋から帰ってきた直後にまた京都行ったんですね。
そうっすね。
思えばなんか京都で泊まっとけばよかったんじゃないかって気がしたんですけど。
いや、本当に。
せっかく泊まるのに。
ちょっと思ったんですけど。
家に帰りまして寝るのにはみたいな。
なるほど。
僕そういうの行ったことないなと思って。
そういう同人誌即売会的なものに実は行ったことないなっていうことに今気づきました。
そうなんですね。ちょっと意外かもしれないです。
1回だけ行ったことあるのが、出展している友達の手伝いでプリキュアのオンリーイベントに行ったことがあるんですけど。
まだすごく間に合ったな。
割とすぐそばにいたんですけどね。その界隈のすぐそばというか中にずっといたんですけど。
実は行ったことないなって今気づきました。
多分いろいろコミケとかあとはコミティアとかいろいろありますけど、文振りは割とハードルが低いというか。
行くハードルも低いしなんなら出すハードルも低いっていう。
うん、なんかそれはすごい感じましたね。
なんか僕もそういう即売会みたいなのに行くのって今回が初めてだったんですけど。
なんか結構幅広い人がほんといるなっていう感じもするし、ジャンルも広いってすごい感じました。
あくまで文振りの基準としては自分が文学と信じるものならなんでもいいっていうすごい広い基準を取ってるんで。
そうなんですよね。だから結構、もちろん映画に関係することもあるし、
漫画であるとか、漫画の評論とかですよねとか。
あと詩だったりとか、エッセイとかも山のようにあって。
それはどれも欲しいけどさーみたいなこと言うか。
あとやっぱり即売会慣れてダサすぎて、店の近く歩いちゃうと声かけられちゃうっていうことを学びまして、吹き止められちゃうなって思っちゃって。
次行った時にはまず見本の場所行くといいですよ。
あー見本の場所ね。いや行ったんですよ。行ったんですけど、本ありすぎて逆にわかんないのっていう。
なるほど。
嬉しい悩みですけどね、それはね。
確かにちょっと、ギリギリぐるっと一周回れるぐらいの規模感ではあったので、今回京都が。
これが東京とか行こうもんなら絶対無理でしょうけど。
やばいです。東京はひどいことになってます、本当に今。ひどいっていいのかな。すごくなってます。
まあそういうのじゃなかったので、今回ちょっとじっくりぐるっと回ったりとかできて、本当にいろいろ絵本とかね、すごい6歳ぐらいの男の子が書いてる絵本とかってわっすごーって思ったんですけど。
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やべーかっけー。
すげーかっけー。この歳にして本出したことあるぜって言えるのかっけーって本当に思いましたよ。
本当に素敵だなーと思いましたね。
また行きたいって思いました。
はい、そんな感じですかね。
はい、そんな感じです。
はい、大石さんいかがされてました。
はい、僕は今週火大作以外劇場で、さっきのガンダムはもちろん見たんですけど、あとアプレンティス・ドナルド・トランプの作り方を名古屋のミリオン座で見てきました。
でですね、正直見終わった後超落ち込んじゃって、なんで落ち込んだかっていうのをすごい考えてたんですけど、なんていうかな。
劇中これトランプの自伝的な話というか、若い頃のトランプの話がメインなんですよね。
若い頃のある意味、不動産をやってる父親の次男房というか、息子だった。
しかも結構こうなんていうか自己主張も弱いというか、あんまり今のトランプっぽくないトランプがどうやって今のトランプになっていくかっていうのを、
彼をある意味育てた存在であるロイ・コーンという存在と重ね合わせて描いていくっていう話にはなっているんですけど、
なんかね、そのロイ・コーンが言ってること、その3つのルールっていうのが出てくるじゃないですか。
とにかく攻撃をしまくれと、負けを認めるなと、真実はそれぞれのところに全く別々にあるわけだから、自分の真実が正義だと思えっていう。
その3つのルールが、自分がその会社の中で上司だったり、あるいはもう少し上の人たちに何かを提案する時の、結構肝になっちゃってる瞬間あるなっていうのをすごい思ってしまって、
今もそれこそトランプ大統領になってもう散々な感じですけど、
ただ、なんかその悪しきものだなって思ってる自分のは、全然その今仕事でいるビジネスパーソナルの自分の延長線上にいるなっていうことにめちゃくちゃ落ち込んじゃって、
あーこれ過端してるわ自分っていうのを、なんかすげー思ったんですよね。
そこに打ちひしがれてしまったというか、かつこの映画、トランプを主人公にして、セバスチャン・スタンがトランプを演じてる、めちゃくちゃ彼の演技も上手いというか見事なんですけど、
なんていうかね、空虚なんですよ、ずっとあいつ。大統領になっても感じてますけどそれは。
でもなんかその空虚さの外側にあるものというか、一瞬の人間味が見えたりとかするシーンがあるけど、それをどんどん否定していくんですよね、自分自身で。
でなんかその否定の仕方とかが、やっぱり現代を生き抜くための最適解ではあるなって思っちゃう、納得しちゃう自分もちょっといたりもして、
なんかこうはなりたくないって思ってる自分と、とはいえこうなるのが最適解だなって思ってる自分が両方いて、
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なんかそれに打ちひしがれちゃったというか、つくづく自分がビジネスという論理に向いてないんだなってことを実感させられた映画だったなと思ってます。
僕も見たんですけど、結構な、なんて言っていいのかな、すげー作品だなぁとは思ったんですけど、
まず別にそんなに悪として描いてないなって僕は思ったんですよね。むしろこう、なんていうか、清濁、清濁って言ったら違うな。
まあ複雑さを持った個人として描いてるなって思って、逆にそこがすごい興味深い作品だなぁとは思いました。
だから彼は突発的に出てきたモンスターなんかじゃなくって必然性の中から生まれてきてるんですよね。
だから求められたからああなってる。で、自分で求めたからああなったっていうのがすごい描かれてて、もちろん本人がそうとは限らないとは思いますけれども、事実関係はなぞってるっていう風になってて。
で、本作の公開をトランプ本人であるとか、あるいはその支持者が阻止しようとしたっていう話も聞こえてはきたんですけど、
僕、なんでって思って。だってこういうことできるトランプだからこそみんな支持してるんでしょっていう。
なりたいものに自分の意思でなってエグいこともします。エグいことをやってきました。それを支持してるんじゃないのって思って。
なんでって思ったんですよ。これでしょ?みんなが支持しててすごいと思ってるトランプって。
強くてエグくて、自分の顔を押し通す存在だからみんな支持してるんでしょって。なんでそれを隠そうとするのかなっていうのがすごい不思議だったんですよ。
別の本作、めっちゃ悪として描いてないから。
そこがね、すごい怖いなっていうか、怖いというかなんだろうな、すごい不思議な感覚で見終えたんですよね。
アメリカっていう国での勝者の影みたいなことを描いた映画って、これまでもあったわけじゃないですか。
もう代表的なところで言うと市民権であるとか、あるいはソーシャルネットワークであるとかっていうのもあるんだけど、
その中にやっぱ個人ってあるよねっていうのを描いてるんだけど、本作ってその描かれた個人をトランプ自身が乗り越えていくところがなんかすごいなって思って。
そうなんですよ。特にお兄さんのお葬式の後のシーンがやっぱり印象に残ってはいて。
妻に優しく大丈夫か、もちろんすごくひどいことだったし彼はお兄さんとかなり仲が良かったんですけど、
お兄さんを値札しちゃうんですよね、これ史実として。
そこにある種ショックを受けて、結構落ち込みそうになるんだけど、そこを耐えるんですよ、あの人。
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しかも妻の前で。
そのリーニングというかパーソナリティを消せ去ることに注力するというか、
あ、そうなっちゃうかっていう気持ちと、でもそのビジネスという場においてはそれが正しいよねっていう気持ちとっていうのが、
こうなりたくないとこうならなきゃいけないが、両方自分の心の中に出てきたというか、
あのシーンすごい印象的でした。
あのシーンで終わってたら市民経営とかソーシャルネットワークになるんですけど、
あのシーンで終わらないからやっぱ本作は本作になってるというか、
実際その市民経営とかソーシャルネットワークは実際のアメリカの大富豪がモデルになってるわけですけど、
実際彼らはあの映画が終わった後も突っ走り続けたわけじゃないですか。
今も突っ走ってるのが現在進行形でいるし、その突っ走ってる姿をこの映画は描いてるなって思って、
なんかすごいなって本当に思いました。
彼ってすごい現代的なヒーロー像ってあんまり言いたくはないんだけどヒーロー像だと思ってはいて、
世界中に彼のレッグアップコピーみたいな人はたくさんいるわけですよね。日本にもいるんですけど、
ただこう実際に彼がアメリカの中でパワーを持っていく必然性がなんかわかったなっていうのもちょっと思って、
ロアクの逆張りをやってるわけじゃないんだなと思ったんですよ。
むしろアメリカの本家本流の価値観、国勢みたいなものにのっとってる存在なんだなって思って、
もうひたすら資本主義を加速させていく存在であり、共産主義を憎む存在であり、
プロテスタンティズムにのっとった存在であり、非常にマチズモ的な人物であるっていう、
それらの価値観に何ら疑うことなくそれを突っ走ってるから、逆張りどころかむしろ本家本流だなって思うから、
むしろ買っちゃうの必然なんだなって思っちゃったんですよね。見てて。
だってアメリカってこれを求めてた国だったじゃないかっていうのを見せつけられたなって思って、
そんな存在にどうやって抗ったらいいのかっていうのはすごい考えちゃったんですよ。
だから彼自身の自我と才能とアメリカっていう国の国勢が合致してるわけじゃないですか。
そんな無礼のない存在が生み出せる出力に対して、僕ら凡人がどう個人というものを保ったらいいのかっていうのは、
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これすごい大変なことだなって思って、もう言いたくないけど時代が味方しちゃってるじゃんって思ったんですよね、本当に。
いやー、ちょっと本当に怖いしすごい作品だなと思いましたね。
まさにこれ皆さんが多分おっしゃってるかなと思うんですけど、今回の監督がアリアッパシーじゃないですか。
「聖地には雲が沿う春」などでおなじみの。
聖地の時も結構似たような絶望感はすごいミディアだと思えたぐらい好きなというかすごい作品だったなと思うんですけど、
これもまさにそうだなというか。
僕らが今この世界、しかもアリアッパシーは非アメリカ人だから、ある意味シビルウォー的なアメリカ批評みたいな視点もすごく冷静にある作品だなと思ったんですけど、
でもなんかやっぱ僕らが当たり前だと思ったり、これはルールだからと思って無批判に捉えてるもののおかげでこういったものが出来上がって、
トランプという人が出来上がっていくというか勝っていくっていう。
そのルールを作ったのは僕らでもあるんだよな。それを要は認めて受け止めてその構造にゴーサインを出し続けた僕らでもあるわけじゃないですかっていう。
だからもう結局彼と対島する、対等になるためにはもうルールチェンジをしない限りはもうどうしようもないけど、
でもルールの一番上に今彼がいるんだよなって思うと。
非常にすごい時代になってしまったなっていう。
すごいです。何がって言われるともう時代がすごいです。
ちょっと公開タイミングが噛みがかってましたねっていうのもありますね。
だからアメリカだと結構両方からそんなに評価されてないっぽいんですよね、アプレンティスって。
へー、そうなんだー。
両陣営側からってことです。
そうっすね。保守層はまあそういう上映、そりゃあみたいな、支持者はそういうことだし、
いわゆるリベラル派みたいな立場の人は逆にそれをなんか、これ結構ちゃんと受け入れてみた方がいいと思うんだけどみたいなのがあんまりちょっと響いてないというか、
見たくないと思ってる櫛がちょっとあるのかなーみたいなのは感じますよね、ちょっと反応的に。
でもなんか映画見ててそうなんですよ、それはすごい上手いというか、たぶんシビルウォーにも通じるところではあるなと思うんですけど、
別に両陣営どちらかのための映画ではない感じ。
あくまで外から見たアメリカというか資本主義、アメリカ資本主義についての映画っていう風な見方だから、
内側の人が見たらそれはやっぱりちょっと冷静並みしすぎるなっていう風に思えるんだろうなと思って、
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なんせ当事者ですから。
そうだね、どうはもういい気なもんだなって思うんだろうなってあるなって。
ただ僕らはある意味外側であり内側から見てるわけですけど、
なんかその視点からするとやっぱりこれを目指す、日本だってある程度アメリカ的資本主義を目指すっていうルールに乗っかってるわけだから、
全然内側としても見れるしなっていうのもあって、
そのバランス取りはすごい僕自身は結構この映画に関しては良かったんじゃないかなというか、
変なカタルシスを生まないっていうところがすごい抑えられてて、
ここ最近なんかそういう映画多いですけど、
なんか今回に関してはよりそれを強く意識して作られてるんだろうなとは思いましたね。
僕いい映画だと思うけどなぁ。
だってみんなうっすらとああなりたいと思ってるからこうなってるんじゃんって思うから、
程度の差こそあれ、うっすらとああなりたいと思ってるから、
それの頂点にいるロールモデルとして彼がいるんでしょって思うんで、
いや俺じゃんっていうとこから入らないと無理じゃんって思うとこはあるんですけどね。
そしてそれが多分トランプの話だと思ってみてでも、だんだんそうなれるバランスで作られてるわけだから、
僕はすごい映画らしい怖い映画だなって思いましたね。
そうなんですよね。トランプ自身がワナビーとして描かれてるから。
そうそうそうそう。
ワナビーも何者かになるっていうことを映画言ってるから、
じゃあそれって僕らじゃんってなるんですよね。
だからトランプが代入可能なXとして描かれ続けるっていう空虚さを本当にうまく使ってるというか。
そうですね。結局で今トランプが大統領でトップってなってますけど、
別に第二第三のみたいな人があそこにすげえ変わっていくみたいなことは全然あるってなったら、
別に特別あの人みたいな、あんまり信用したくない人ではあるんですけど、
っていうのはやっぱすごいあるんだろうなーっていうのはまだ見てないですけど。
あとまあ結構この映画ショーレースにどう絡むのかなっていうのも結構。
あーなるほど。
あー。
そうですね。
結構霊宮気味なんですけど。
けど僕は入るんちゃうかな?演技部門とかで。でちょっと思ってたりとかしてはいるんですけど。
でもねそうなんですよ。主演と助演かな?
そうですね。主演と助演で。
本来だったら全然入るポテンシャルが全然あるんだけど、
まあさっきもちょっと話したようになんかどっちも言うからちょっと霊宮気味みたいな感じっていうので、
なんかやっぱ今回のショーレースとか見ててその感じすごい耳に伝わってくるっていう感じがあって、
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なんかそういったところが感じだったので。
ちなみにこの収録の次の日に発表なんですけど、アカデミーショーのコミュニティションで。
なのでどうなのかなーっていうのはちょっとそう思ってますね。
ロイコーンとかよかったなー。
すごいですけどね。
あと映像的にも70年代80年代90年代の質感をなぞっていくのとかも結構巧みやなぁと思いました。
いいですね。
まあちょっと満々すぎかなって気もせんでもないけど。
でもまあ結構やりたいことにはあってると思いましたけど。
はい。
僕そんな感じです。
僕はテーマ作品以外で見た作品はガンダムジークアクスとアプリエンティスなのでもう話を終えましたっていう感じですね。
あとまあ弁論は見れませんでした。
ああそうですか。
開いたら無くなってました。
やっぱり無くなってた。
ダメだったか。
システムの方が。
やっぱそういうものだったみたいですね。
仕組みよくわかってなかったですけど。
なるほど。
はい、ではそんな感じでテーマトーク入っていきたいと思います。