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スピーカー 2
二番経営 No.2の悲喜こもごも。この番組では、なかなか表に出ない組織の二番No.2をテーマに、トップのビジョンの実現の仕方や、この仕事の面白さ、大変さなど、No.2の悲喜こもごもをリスナーの皆さんにお届けします。
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ取締役の勝宮すいでです。
本日の二番経営も特別編、前回に引き続き株式会社ベイジの曽木谷さんをお招きしてのトーク会になります。
曽木谷さん、また今回もよろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
前回、ベイジさんの事業の内容から、オウンドメディア、コンテンツのお話で、曽木谷さん、ご自身のSNSとか、そういうものの発信の内容にちょっと触れ始めたというところで、前回はお時間だったんですけれども、
今、曽木谷さんの方で発信されているSNSというのはどんなものがありますか?
スピーカー 1
X、Facebook、YouTube、仕事はその3つですね。
で、プライベートがInstagramとYouTubeと、あと、ノートはどっちかというとプライベート利用してるという感じですね。
なるほど、なるほど。
スピーカー 2
このX、YouTube、Facebookですね。
で、Instagramとノートですね。
あとは、ベイジさんのオウンドメディアとしてのブログも仕事のほうにはあるという感じですね。
オフィシャルのブログがありますね。
X、YouTube、Facebook、ブログがオンタイムで、で、インスタノートがあると。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、ダブルアカウントのものも。
スピーカー 1
あ、そうですね。でも、Xはやっぱり複数アカウント運用に向いてないなと思って、もう1個はもう全然やってないですね。
スピーカー 2
あ、ほんとですか。
スピーカー 1
やっぱり集中できないって感じですね。
はい。で、YouTubeはプライベートとビジネスで2つあるって感じですね。
スピーカー 2
あ、ね。これ2つなんですね。
スピーカー 1
私はベイジさんのしか拝見してなかったので。
なんか、まあDJのアカウントなんですけどね。
はいはいはい。
スピーカー 2
これ、ご自身の中でこういう時にはここ、こういう時にはここっていうのは結構明確にある感じですかね。
スピーカー 1
そうですね。やってるうちにだんだん、最初の頃はごちゃまずだったんですが、だんだんすみ分けをするようになってきたって感じですね。
スピーカー 2
通常は1つでも出し続ける、発信し続けるっていうのは結構なストレスになる感じだったんですけど、
前回のときにビジネスのほうはもうひたすら2年間頑張って出し続けたみたいな。
以前、別の機会でお話したときには、もうそもそもこう書くのも好きだったしみたいな話もあったんですけども、
とはいえこんなにチャンネルがいっぱいあると、だいぶなんかこんがらがっちゃいそうな感じなんですけど、
そこはなんのあれもないんですかね?
スピーカー 1
そうですね。なんかこう、たぶん私の場合、まず書きたいテーマっていうのがいくつか、まあ仕事でもプライベートでもあって、
書き終えたときにどれが、テキストだったらですね、どこがいいかなって選んでるって感じなんで、
最初からたまにこれはFacebook用だなとかノート用だなっていうのはあんまり考えてないっていうのがありますね。
ある程度出来上がってからどのプラットフォームが一番広まるかなっていうのは後から選んでるって感じがしますね。
その先のその基準っていうのはどこに一番適した内容かっていうところ。
あとはもちろん自分のフォロワーとかがどういう属性かっていうのを踏まえると、
これはXは、X自体はそんなに書けないので、長文も書けますが流れてっちゃうコンテンツになるので、
基本はオンドメディアの発信先はXかなとか、プライベートな何か報告、例えば会社がこうなりましたとか社員がこんなに増えましたみたいなのはやっぱりFacebookかなとかですかね。
スピーカー 2
書いた後にっていう感じなんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ただ、これテキストコンテンツはそうなんですけど、YouTubeとかだとやっぱり当然、
スピーカー 2
順位もね、ありますよね。
スピーカー 1
順位があるので、それは動画の時は最初からYouTubeっていうのを想定してたので、フォーマットがテキストの場合はって感じですけどね。
スピーカー 2
結構こう、テーマにもよるかもしれないんですけれども、コンテンツを配信、
小池大さんは本業の仕事もあって、プラスアルファの配信だと思うんですけど、ネタ切れ問題っていうのが普通はありそうなんですけど、そういうものはなんかなさそうですよね。
スピーカー 1
むしろ書きたいことがいっぱいありすぎて、散らかる問題の方が多い気ですね。
スピーカー 2
なるほど。なんか今、これいくらでも書けそうなのに時間もなんか機会もないんでっていうの、どんなテーマがありますか。
スピーカー 1
例えば、今ガンダムやってるじゃないですか。ガンダムジークアクス。あれをめちゃくちゃ語りたいんですけど、ちょっとその時間が取れないので。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
あれの、語るっていうのはもちろんマーケティング側面から見たときに、なぜあれがあんなにヒットしてるのかとかを、
それこそ初代ガンダムの市場規模のボリュームゾーンと、現時点でのコンテンツとしてのどのくらい乗っているのとかをちゃんと調べて書くとかめちゃくちゃやりたいですけど、
それやったからってみたいなところもあるし、なかなか時間は取れないですね。
スピーカー 2
もうまさに全く同じ感じで、最近ちょっとある事情があって、夜中寝れないときがあったんですよ。
寝れないって言っても、何かこう悩みがあって寝れないじゃなくて、物理的に寝ちゃいけないみたいな、子供が開いたらすぐにバケツ持ってかなきゃみたいな、そういうのがあったときにですね、
じっとしてると寝ちゃうので、仕事もしたくないじゃないですか。
なので、もうひたすらアニメの動画を見てたんですよ。
いつか時間ができたら見ようと思ってたのに、僕のヒーローアカデミアっていうのがあって、それを一気見したんですね。
今シーズン7まで出ていて、それを一気に1.5倍速くらいで見て、
もうそれ、最終話まで行ってないんですよ。
スピーカー 1
で、そっからは普通に漫画買って、最後まで読むっていうのをやって、喋りたくてしょうがなくなっちゃって。
スピーカー 2
今、その台本を作ってですね、2番系で語るっていう企業。
スピーカー 1
良さそうですね。
スピーカー 2
今度はあるんですけど、でもそれをやり始めると、少年ジャンプ的なものとか、あとは日本のIPコンテンツの強さとかっていうのが気になって、
今、少年漫画とかって、みんなメディアミックスで、ゲームと映画と、漫画とアニメとかっていう感じになっていて、それが強いって言われてるんだけど、
スピーカー 1
本当にそうなのかと。確かにワンピースは世界で一番売れてるのかもしれないけどっていうのを調べ始めると、やっぱりキリがなくて。
そうっすよね。
スピーカー 2
キリがないんですよ、今。
スピーカー 1
キリないですよね。
スピーカー 2
LLMがあるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
ディープサーチ君がいるじゃないですか。
スピーカー 1
ずっと調べられますよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
そこと、あとはもう知見者の方の本で、最近IPだとキャラクター大国日本っていう、中山さんっていう先生が書かれた本が結構面白くて。
で、それと、もうアニメ映画のトップランキングとか、100位までグローバルと日本のやつを出して、それでそれを勝手に分類するっていうのを、夜中やるっていう趣味になってて。
なんかそういうのやると、どっかで発信したくなるっていうのが必ずありますよね。
スピーカー 1
小さいからこそのなんか機動性の高さみたいなのを逆手にとってやってるところはちょっとありましたけどね。
スピーカー 2
これは多分会社のどんな授業をされてるかとかどんなメンバーがいるかによって、
その社長の機動的な経営方針の変換とか戦略とかっていうのが全く変わったことわからなくて流されちゃう会社もあるでしょうし、
メンバーが納得してなんでそれ変えるのかっていう社長の説明も理解して次に進むだと、やっぱりそれができる会社できない会社あると思うんですよね。
だからそこも働いてる皆さんのリトラシーもすごい高いと思うんですけども、
マネジメントの対話をして次のステージ進んでるみたいなのが、リアルドキュメントっていう感じではないんですけども、全般としてっていう。
なんかそこも感じられて、めちゃめちゃ参考になるんですよね。
ありがとうございます。
あと、ずっとやりたくてできてなくてどうしようって思って参考にしたのはもうマインドフルネスですね。
スピーカー 1
なんとか導入したいって思うんですけど、でも導入しようっていう感じの話でもないじゃないですか、普通は。
ちなみにあれうち続いてないです、もう今は。
スピーカー 2
そのリアルも聞きたいですし。
スピーカー 1
でもリモートワークというか、緊急事態宣言ならではなところも今思えばある気はしてます。
みんなやっぱ不安だし、でも直接コミュニケーション取れないときにみんなでオンラインのディスコードのような音声チャットとかで集まって、
オンラインオフィスで集まってマインドフルネス的な活動をちょっとしてみようかとかいうのは合意取りやすかったっていう空気があったし、
自分自身も興味あったんですね。やってましたらやっぱりリアルが大体解禁されて、
人と人との生身の接触も増えていく中で、わざわざみんな瞑想するっていうのがやっぱ速攻性があることじゃなかったりするんで。
スピーカー 2
本当に僕もみんなでこれ見ようって言ったYouTubeの動画あるじゃないですか。
あれを何度か見てトライしてたりとか、もちろんポッドキャストでもそういう番組あるんで聞いたりするんですけど、
やったら多分中期的に効果があるなっていうのはなんとなくわかるんですけども、難しいですよね。
スピーカー 1
難しいです。
科学的には脳の構造がやっぱり徐々に変わっていって、このメタ認知できたり、感情のコントロールがしやすくなるらしいんですけど、
実感を得にくいですもんね、あれって。
スピーカー 2
ただ読んでなるほどじゃないアクションにも結びつくような発信を、それこそXも含めてされてらっしゃると思うんですけど、
その中でちょっと深掘ってお聞きしたいなというところはですね、福岡移住問題というかの話があると思うんですけども、
ベイジーさん、会社は東京ですよね。
スピーカー 1
会社は東京です。
スピーカー 2
お住まいが今、
福岡です。
福岡ですよね。
東京にも家があって、2拠点とかじゃなくて、もうがっつり福岡。
スピーカー 1
住民票が福岡で、市長として東京に来るって感じですね。
スピーカー 2
これはどういう働き方になってますか。
スピーカー 1
基本うちフルリモートが中心の会社なので、もともと会社社内にも地方在住者がいるっていうところもあるので、
社内ではそんな特別な感じではないんですが、基本はフルリモート。
ただ経営者なんでやっぱり東京に来る頻度が高いので、2週に1回くらいは出張で平日東京に行っている感じです。
事実上2拠点、ビジネスタイムというかオンタイムに関しては2拠点。
プライベートは完全に福岡みたいな、そんな生活スタイルって感じですね。
スピーカー 2
奥様もお仕事をされて。
スピーカー 1
うちの会社の会計総務周りはやってるんですけど、そんなにはいろいろはしてないですね。
スピーカー 2
東京に奥様はそんなに来なくても。
スピーカー 1
たまに来るって感じですね。全社会とかは一応来るって感じです。
スピーカー 2
これ福岡を選ばれたポイントって何か?
スピーカー 1
妻が福岡出身だったってのはあるんですが、
妻が他の地域だったらしたかっていうとしてない可能性もあるので、
福岡はやっぱりある程度都会なのと、空港が近いとかアクセスが東京に出やすいってところがあったりと、
スピーカー 2
総合的に見てやっぱり現実的になり立つなって思える場所だったって感じですよね。
福岡に行って良かったなって思われることがたくさんあるんですけども、
2番系っぽい話じゃないかもしれないですけど、私の個人の話で聞きたいんですけど、
福岡に行って移住して、これ良かったベスト3って言うと何だと思いますか?
スピーカー 1
食。
スピーカー 2
食ですね。そこは分かりますね。
ドライブ。
スピーカー 1
これは九州全域なのと、
多分、東京にいるとき車持ってなかったので、
あくまで東京で車持ってる人と話していくと、そんな困らないんですよね。
だから、多分首都圏って結構すぐ渋滞する感じですよね。
どっか週末に行くと。
言うてもそんな困らないんで、
なのでドライブしやすいっていうのがあると思いますね。
スピーカー 2
なるほど。食、ドライブ。
スピーカー 1
あとはですね、
なんだろうな、ちょっとうまく言えないんですが、
人の繋がりの狭さみたいな感覚っていうんですかね。
何だろう、ちょっと説明すると、
福岡に行ってこの3年間、3年間なんですけど、
例えばラジオ局の社長と知り合いになってラジオに行ったりさせてもらったりとか、
NPO法人の人みたいなのと知り合いになって一緒に飲みに行ったりとか、
東京ではいなかった属性の人と結構身近に仲良くなれるって感覚があって、
東京ってやっぱり人口多いし、
一個一個のセグメントでそれなりの人脈があるので、
この中でも追い切れなくなるし、
全然違う世界に行きにくい、
意図的に飛び出さないと行きにくいって感じなんですが、
福岡ってやっぱり人口が少なくて、
例えば同じウェブの人でも、
東京だとウェブ制作だけでも固まっちゃうんですが、
SEOの人もいれば広告の人もいれば、
なんかいろんな人がごちゃ混ぜなんですよね。
この異ジャンルごちゃ混ぜで、
なんかただ同じように働いてる人とか、
福岡中心に働いてる人みたいなので繋がれたりするので、
結構東京にいた時よりすごい逆説的なんですけど、
ネットワークの多様性が広がった感覚があるっていうのがありますね。
スピーカー 2
なんかその広がるきっかけっていうのはあったりしたんですか?
スピーカー 1
これってじゃあ誰でも言ったらそうなるかってならなくて、
自分にはSNSがあったので、
SNSで福岡の人っていうのと繋がってるうちに、
自然とそういう繋がりになっていったというところはありますかね。
でも結構ビジネスコミュニティやっぱりあるんで、探せば。
東京ほど規模も大きくないし、
東京ほど成功してる企業の数も少ないですけど、
でもコミュニティ自体はあるので、
そういうところで積極的に行けばやっぱり、
東京でそういう活動するよりは、
雑多な人と知り合えるような気がしますね、福岡のほうが。
スピーカー 2
どなたかと知り合うと、当然そこから先また繋がってっていう感じ、
従来的にありますよね。
スピーカー 1
一緒にキャンプ行ったり、
土日に島原までご飯食べたりみたいな関係になったりするのも、
なんか福岡っぽいなって気がするし、
今度僕がよく行くお店のレストランのシェフと別国ドライブに行くとか、
こんなことってあんま東京じゃ起こんなくて。
スピーカー 2
起きないですね、確かに。
スピーカー 1
そういうイジャルの人と妙に親密になるみたいなのは、
福岡行ってすごい感じるところがありますね。
スピーカー 2
地方っていう言い方で、
バクッとくくるのはあんま良くないなとも思うんですけど、
東京とか大阪とか名古屋とか大都市圏じゃないところに、
しかも自分が生まれ育ってないところに移住するっていう行き方も、
よく増えてきてる印象だと思うんですけども、
その時に、例えば山が好きなので長野に行きますと、
長野の人にどこってないんですけども、
スピーカー 2
例えば行って思いも寄らなかったコミュニティの良さもあると思うんですけども、
閉塞感もきっとあるんじゃないかなって気がするんです。
それに合わないっていう場合に、
結局、東京から行った人たちだけで集まるみたいな話とかもよく聞いたりするんですね。
あるいは、そういう仲間がいないときにポツンと入ってみると、
なかなかうまくなじめなくて戻ってきちゃったっていう話、
そういうのも聞いていたりするんですけども、
福岡だと、そういうものが発生するイメージが全然わからない。
スピーカー 1
ある種、地方の割には都会って感じもしてて、
東京からもともといたけど10年前に来て福岡みたいな、
要は中間ゾーンみたいな人っていうんですかね、
グレーゾーンっていうのか、そういう人が結構いっぱいいらっしゃるので、
そういう人とつながっていると、もちろん生まれも育ちも福岡ですみたいな人もいれば、
もともとは福岡じゃないですみたいな人もいるっていう、
どのコミュニティでも割とそうなっているような感じもありますね。
スピーカー 2
福岡いいっすね。
スピーカー 1
福岡いいです。
スピーカー 2
いや本当に、前にちょっとお話ししましたけど、
福岡行きたいんだよなってずっと思ってるんですけど。
QOLって意味では本当に最高だなって思います。
スピーカー 1
ただなんかこう、福岡で働いている若い方と出会う機会もちろんあるんですけど、
じゃあずっと福岡でそのままいないとはやっぱりあんまり言ってなくて、
一回やっぱり東京なり、特に僕は東京、自分は東京で働いて暮らしてすごい良かったなと思ってるし、
何だろうな、孫徳じゃなくて、今の時代に世界、地球に僕ら偶然生まれて、
この地球上で最大の都市っていくつかあるじゃないですか、ニューヨーク、パリ、東京、ロンドンとか、
その中の一個に東京っていうのが入っているじゃないですか必ず。
だったらこの地球の今の時代に生まれたんだったら、
人生の中のどこかはこの地球最大の都市で暮らすっていうのをやっぱり経験した方がいいんじゃないって僕は思うタイプ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
いくら福岡がいいからといってずっと福岡にいるよりはやっぱり東京を経験しての方が楽しいっていろんな人に言ってますけどね。
スピーカー 2
そこの住む場所の自由度と一緒にそういう経験を積み重ねるっていうのはいいですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
ちょっとここから改めて、明治さんでこういうことをやっていて、個人としてもSNSを含めて発信をされている福岡にも住まれている今の総議大臣さんなんですけども、
当然昨日今日こうなったわけじゃなくて、第1回でもちょっとお話ししましたけども、最初は勤め人としてNTデータに入社されてっていうところからキャリア始められてると思うんですけども、
スピーカー 2
改めてですね、今に至るまでのキャリアっていうのがどうだったのかっていうのをちょっと遡ってお伺いしたいんですけれども、
ご出身大阪なんですよね。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
大阪感こんなにない人もなかなかいらっしゃらないと思うんですけど。
スピーカー 1
10歳ぐらいで結構親の転勤で関東に引っ越してるんで、まあ思春期を過ごしてないんであんまり大阪っぽくはないと思いますね。
スピーカー 2
ここでずっと、だから高校時代以降とかもずっと。
スピーカー 1
そうです。当時は埼玉で、社会人になったからほぼ東京っていうことですね。
スピーカー 2
そこで学生時代、1回目で就活2回されたっていうことでしたけど。
今年51なんで、私が最初の就職活動は95年ですね、1995年、もの氷河期ですよね。
スピーカー 1
阪神大震災とオウム侵入状の事件があった大変なときに就活を始めるって感じでしたね、春に。
当時まだネットなかったんで、リクルートから送られてくれたハガキを。
スピーカー 2
分厚いやつね。
スピーカー 1
そうで、バーって書いて、もうほんと300冊ぐらい書いて、こたつの中でずっと冬休み中に書いたのを送って、登録して説明会行ってっていうのをやったんですけど、300冊送って本当に内定が1冊しか出なくて。
氷河期っすね。
そうなんですよね。その1冊も自分は営業したくないっていうのは当時すごい思ってたんですけど、ゴリゴリ営業の会社で。
スピーカー 2
データさんがってこと?
スピーカー 1
違います。
スピーカー 2
最初の。
1回の就職活動。
なるほど。
スピーカー 1
コピー機とかファックスを飲み込みで売っていくっていう営業の会社だった。
これもう無理だと、無理というか自分はやりたくないって当時思って、でも就職ローンにして。
2年目はもうちょっとポイント絞って、8冊だけ受けて7冊全部内定いただけるみたいな感じで、2年目はすごいうまくいって。
すごいですね。
で、一番第一規模だったらエンディングデータ入ったって感じですね。
スピーカー 2
その2回目っていうのはもう大学が卒業された後?
スピーカー 1
そうですね。当時は卒業しちゃうと応募できない会社がほとんどだったんで、わざと留年をして。
なるほど。
5年生として受けてたって感じですね。
スピーカー 2
じゃあその最初に内定をもらったところも、入社の手前で仕事内容とか最初の配属とか確認して、ちょっと厳しいなっていう感じ?
スピーカー 1
そうですね。そこは大きい会社のグループ会社だったんで。
スピーカー 2
会社みたいな感じですかね。
スピーカー 1
そうですね。営業しかやってない会社だったんで、絶対営業って決まってたんです。
スピーカー 2
なるほどなるほど。じゃあちょっと改めて仕切り直して、戦略練り直していったって感じ?
スピーカー 1
戦略練り直して、自分の強みとターゲットのニーズを自分なりに当時考えてやったら、2回目は割とうまくいったって感じですね。
スピーカー 2
じゃあ2回目はNTTデータさんに入社されたんですけど、この時は業界としてSIRさんとかITの企業を中心して?
スピーカー 1
そうですね。ほぼSIRしか受けてなかったですね。あとはいわゆるシステム開発とかですね。
スピーカー 2
そこは当時も今もそうですけども、トップ企業に入られてですけど、そこでされた仕事っていうのは?
スピーカー 1
これは営業。営業に配属されて、運命なんじゃないですかね結局。
スピーカー 2
その時はSIRさんとかITの会社って、営業とあとはプログラマーSEさんの道だったりとか、あと管理部門もあるかもしれないですけど、いくつかあると思うんですけども、そこは希望を取られるとかそういうのも?
スピーカー 1
希望はもちろん聞いて、NTTデータの場合当時は新卒で500人くらい入るんですけど、9割がSEっていうぐらいほぼSEなんですよね。
スピーカー 2
自分もSE希望だし、絶対SEになると思って入ったので。
スピーカー 1
そのNTTの最初の事例見たら営業部って書いてあった。
本当に営業を避けるために就職老人したのに営業になっちゃったみたいな感じでした。
スピーカー 2
なるほど。それは結構ネガティブな感じでガーンって。
スピーカー 1
そうですね。結局ずっと本当は自分は営業したいわけじゃないって4年間思って働いてたんで。
ずっとそうでしたが、後になってですよね。本当に自分で起業したり、それこそデザイナーだけど営業を提案しなきゃいけない時に、あの時営業を経験してて良かったって思うようになったんで。
後から良かったって思ってるんですけど、いた頃はずっと他の事やってみたいって思っていましたね。
スピーカー 2
そこで営業が嫌だったけれども、続けられた4年間があって、ここで急にウェブデザイナーに転職っていうところ、あんまりそのキャリアは選ばないと思うんですけど。
ここは何かどんなきっかけがあったんですか?
スピーカー 1
当時2つあって大きいきっかけは、NTTってすごい大きい会社なんで、イントラネットがものすごい発達してた。
すでに90年の後半の時点で。とはいえ、エース社員がイントラネット作ったりしないんで、やっぱり新入社員に作ってよって言われて作らされる。
自分の部署の。
それが面白くて、そこで初めてウェブのデザインに触れたって感じですね。
会社にフォトショップとかも買ってもらって、イラストレーターとかも。
仕事時間中にずっとホームページを作ってたんですけど、これは楽しいみたいになったのが。
なるほど。
スピーカー 2
一つですね。
営業の仕事の片手間で、若手だからちょっとこれやっといてって言われたのが、こっちの仕事の方が面白いじゃんっていう感じになったと。
スピーカー 1
即戦力じゃないんで。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
コア業務、ノンコアな仕事をお願いされて。
あともう一つ、パワーポイントは当時からあって、営業の仕事の中は全部つまんないと思ってなくて、資料作りはすごい楽しいと思ってたんですね。
スピーカー 2
お客さん向けの提案、資料とか。
スピーカー 1
そうですね。
先輩から紙とかで、これちょっと資料にしたいんだけどって依頼されて、それを資料化するっていうのはすごい好きだったんで。
これとウェブは楽しいで、やっぱり自分はデザインを仕事にしたいってやっぱり2年目ぐらいからすごい思い出してたっていうのがありましたね。
スピーカー 2
2年目ぐらいからデザインっていうイメージが湧いて、その後2年間。
スピーカー 1
そうです。会社を通いながら土日とか夜行けるスクールに2年間通って、自分の作品とか作って、転職の準備をずっとして、2年後に転職活動してって感じでしたね。
スピーカー 2
すごいっすね。
スピーカー 1
そうですか。
スピーカー 2
社会人で、いつの時代もそうだと思うんですけど、若手って仕事をめっちゃしないといけない感じはあるじゃないですか。
週末もクタクタになっていたように、そこでも学校行って勉強されてたんですね。
スピーカー 1
ダメな社員でしたよ、僕は。それこそ残業もしない。
すごく幸いなことに、NTTデータというか、ああいう大きいグループって進んでるし、パラスメントみたいなのも極めて少ない会社だったし、先輩たちもすごい良い人で、若手を潰しちゃいけないとか個性を削っちゃいけないって考えがすごい浸透してる会社だったんで、
僕がちょっとわがままでも、いいよいいよ、そきちゃんはみたいな、めちゃくちゃフォローしてもらってたと思うんですよ、今は。
今思えば、本当にあんな人、自分の会社だったら入れないっていうような社員だったんだけど、
あの会社だったから自分はやっぱやれたなーって気はしますよね、自分みたいなわがままでも。
スピーカー 2
JTC行くもんですね。
スピーカー 1
JTCはJTCのすごさは本当に。
スピーカー 2
ありますよね。
スピーカー 1
逆にそこでずっと勤め上げてる人って、本当に素直にすごいなって思うところありますよね。
スピーカー 2
これは私もちょっと感じるところがありますね。
じゃあそこでウェブデザインの仕事をやろうということで準備して勉強もされて、2001年にいよいよ転職っていうところだったんですけど、そこは転職でどっかの会社に初めて隆起として入られるって感じ?
スピーカー 1
はい、10人ぐらいの会社に入られました。
スピーカー 2
そこはいかがですか?その初めての業界で思い描いていた仕事像とかってのもあったと思うんですけど。
スピーカー 1
そういう意味では、まず給料は半分ぐらいになって、なりました。
で、働き方もほとんど残業しない主義だったのが、もう会社に4日間連続で泊まり込むとか、土日もずっと仕事って感じで、労働環境最悪。
めちゃくちゃ楽しかったんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
で、かつやっぱり大衆的に自分の会社を作りたいとかいう夢があって働いたから、理不尽な仕事とか、理不尽な業務とか、顧客の要望も全部糧になると思ってやれたんで。
なるほど。
ストレスはもちろんあったんですけど、なんかすごいポジティブでしたね。だからやっぱり目的を持つってすごい大事だなって、今になって思いますよね。
スピーカー 2
最初のデザイン事務所に転職された時って、その時点から独立しようって思われて。
スピーカー 1
そうです。どっちかというと僕は世の中の会社が自分に合う気がしてなかったので、自分で作りたい、作るんだったら何がいいかな、じゃあデザインの会社っていう、なんか後からデザインっていうところもちょっとありました。
スピーカー 2
じゃあそのデータ時代に勉強をされて準備されてた時も、どっかこの職業に転職しようっていうよりも、独立のための、自分で会社をやるためにまずはこの技術に乗っけようって感じだったんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
いきなりやっぱり独立はちょっと分かんないし、自分も仕事の取り方も分からないんで、2社ぐらいやっぱり経験して、それから独立しようって計画を立ててたって感じですね。
なるほど。
スピーカー 2
ちなみにそれは独立していつか起業されようと思ったのは、学生時代にも考えられたことあったんですか?
スピーカー 1
いやいや、全然そんなことは想像もしてなかったですね。働きたくないっていうだけで、ただひたすら思ってたって感じです。
スピーカー 2
じゃあこれはやっぱ最初の会社で就職されて仕事してるうちに、なんか普通の会社は俺に向かないんじゃないかっていうところ。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
じゃあそこで給料も半分に減っちゃって、めちゃくちゃ仕事しなきゃいけない、でも楽しい、身になるっていうところを経て、6年間くらいですかね。
そうですね。2社6年間働いて。
スピーカー 2
そこでようやく独立。
スピーカー 1
その時にはフリーランスと企業ってあると思うんですけど、まずはそのウェブデザイナーとして。
そうですね。やっぱりなんか自分じゃない別の人のお給料まで稼いでくる自信がなかったっていうのがあったんで。
僕だからやっぱり世の中のベンチャーとか社長さんすごいなって思うのは、
やっぱり僕見ててもめちゃくちゃ石橋叩いて企業する感じなんですよね。
2年間学校通うし、まず辞めるまでに。会社も2社経験するし、立ち上げる前に1回フリーランスやるしで、
めちゃくちゃ予防線張りながら会社作ってるって感じ。
スピーカー 2
予防線とは思わないんですけど、しっかりと目的に向かって経験を積み上げてるっていう感じがしますよね。
スピーカー 1
そうですね。遅いっちゃ遅いんですけどね。
スピーカー 2
リスクはめちゃくちゃ取られてると思うんですけども、しっかりとしてるんですよね。
なんかここの歩み方が。勢いでやってることなんかほとんど感じられなくて。
スピーカー 1
そうですね。勢いでやるのが怖いっていうのがありますよね。
スピーカー 2
最初は他の人の面倒というよりも、自分の食い口っていう観点でやられたけれども、
そこから3年経って明治立ち上げるって感じだったんですけど、そこはもうフリーランスでやってきて、
ちょっと稼げるようになって余裕も出てきたので会社かなっていう。
スピーカー 1
そうなんですけど、フリーランス結構楽しくて実は自由だし、自分の休みたいときに休んで、
稼ぎも自分だけだったらいいし、当時やっぱり2000万ぐらい稼いでたんですよね。
スピーカー 2
それはすごい。
スピーカー 1
全然困らないじゃないですか。
スピーカー 2
困らないですね。
スピーカー 1
だからこのままでいいかなみたいな気持ちでのんのんなってたんですけど、
ある社長さんに飲みに行ったときに、そぎたけさんって会社作るつもりでフリーランスになったんですよねって言われて、
でもいつ作るんですかってすごい詰められて。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
今のままだったらずっと作らなくないですかって。
人を採用したら給料とか、そんなことにビビってたらずっと作れないと思いますよってめちゃくちゃ言われて、
その通りだなと思って、すぐ翌週ぐらいにもうやっぱ作ろうと思って、
1年放棄して、だからその社長のお尻叩きがなかったら僕はまだフリーランスやってた可能性ありますよね。
スピーカー 2
フリーランスのところももうちょっと興味あるんでお聞きしたいんですけど、
またちょっと今回も時間になってしまったので、一旦ここで第2課目区切らせていただいて、
次回最終回に続くという感じでさせていただければと思います。
2番KNo.2のひっこもごも、ここまでお聞きいただきありがとうございました。
気に入っていただけましたら番組フォローをお願いします。
Xやお便りサイトの感想もお待ちしております。
ここまでのお相手はオーツーパートナーズ、勝宮すいでと、
スピーカー 1
ベイジーそぎたいんすとむでした。
スピーカー 2
ありがとうございました。