1. 二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜
  2. 特別編#06:オウンドメディア..
2025-07-02 32:46

特別編#06:オウンドメディアの達人が語る”発信”の本質【株式会社ベイジ 代表取締役 枌谷 力さん ゲスト回①】

▼今回のトーク内容

◆コンサル型ウェブ制作会社 株式会社ベイジ 代表取締役 枌谷 力(そぎたに つとむ)さんインタビュー回

・B2Bマーケティング、採用、ブランディングの現場で20年以上にわたる実績を持ち、自らSNSフォロワー約10万人というビジネスインフルエンサー、“言語化する経営者”として多くの支持を集める枌谷さんにお話を伺う特別編



▼ゲストご紹介

株式会社ベイジ 代表取締役 枌谷 力(そぎたに つとむ)

大阪出身。1997年にNTTデータ入社。2001年にウェブデザイナーに転職。2007年にフリーランスとして独立した後、2010年に株式会社ベイジ設立。2021年にクラスメソッド株式会社のCDO(Chief Design Officer)にも就任。20年以上東京在住だったが、2022年4月から福岡に移住。Xフォロワー数9.8万人、noteフォロワー1万人、のインフルエンサー

株式会社ベイジ

https://baigie.me/

枌谷さんXアカウント

https://x.com/sogitani_baigie



▼番組概要:

なかなか表に出ない組織の「二番=No.2」。その仕事をテーマに、トップのビジョンの実現の仕方や、仕事の面白さ・大変さなど「No.2の悲喜こもごも」を語っていく番組。製造業に特化したコンサルティング企業、オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英と、幻冬舎「あたらしい経済」編集長の設楽悠介がMCを務める。毎週水曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#二番経営

▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIAssluiJoSAgI6li4Vj1r8mZcoSc3LgdVuNptDV4kkJ5Atg/viewform

▼過去配信回をシリーズ別でプレイリスト化しております:

⁠https://t.co/TvbyZaezDD⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


▼MC:

勝見 靖英(株式会社オーツー・パートナーズ 取締役)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.o2-inc.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

1971年生。慶應義塾大学文学部卒。ジャパンエナジー(現ENEOS株式会社)、PwC、デロイトトーマツコンサルティング、日本IBMなどを経て、2015年7月よりオーツー・パートナーズに参画、2018年4月より取締役。製造業を対象とした戦略策定、業務改革、ERP/PLM等大規模システム導入等のプロジェクトを多数経験。プロジェクトマネジメント、チェンジマネジメントを得意とし、現在は経営企画/会計/人事総務/組織開発/IT/マーケティング広報等を管掌。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

勝見Xアカウント

⁠https://x.com/KatsumiYasuhide⁠

サマリー

株式会社ベイジの杉谷利人さんをゲストに迎え、二番経営の視点から組織やマーケティング、採用サイトの重要性について議論しています。特に、杉谷さんの経験や発信方法が組織の成長にどのように寄与しているかに焦点を当てています。オウンドメディアの重要性とその発信方法について、株式会社ベイジの代表取締役である枌谷力さんのインタビューを通じて深い洞察が語られています。コストとリターンのバランスや、さまざまなフォーマットの活用が今後の発信活動において鍵となることが強調されています。ポッドキャストでは、リスナーとの感情的なつながりや親密さの重要性が強調されています。また、SNS活用におけるプライベートとビジネスのバランスについても語られています。

二番経営の重要性
スピーカー 1
二番経営、No.2の悲喜こもごも。この番組では、なかなか表に出ない組織の二番、No.2をテーマに、トップのビジョンの実現の仕方や、この仕事の面白さ、大変さなど、No.2の悲喜こもごもを、リスナーの皆さんにお届けします。
こんにちは、株式会社オウツー・パートナーズ取締役の勝宮すいでです。本日の二番経営も特別編で、ゲストトークの配信をさせていただきます。
今回、ゲストの方と勝宮で配信を続けていきたいと思います。
スピーカー 2
それでは早速、ゲストの方をお呼びしたいと思います。コンサル型ウェブ制作会社株式会社ベイジ代表取締役、杉谷利人さんです。どうぞよろしくお願いします。
スピーカー 1
杉谷さんですが、勝宮の方から簡単にご紹介申し上げます。杉谷利人さんは大阪出身、1997年にNTTデータ入社、2001年にウェブデザイナーに転職、2007年にフリーランスとして独立した後、2010年に株式会社ベイジ設立。
2021年にクラスメソッド株式会社のCDO、こちらはチーフデザインオフィサーにも御就任され、20年以上東京在住だったが、2022年4月から大阪に移住。会社の経営者を杉谷さんはされていらっしゃるんですけども、それだけにとどまらず、Xのフォロワーが9.8万人、ノートのフォロワーも1万人のビジネスインフルエンサーとなっております。
スピーカー 2
マイクロかもしれないですが。
スピーカー 1
すごいですね。
スピーカー 2
そんな杉谷さんをゲストにお呼びしました。どうぞよろしくお願いします。
スピーカー 1
全然杉谷さんの声が聞こえないぐらい、かずみがずっと冒頭から喋っているんですけども、2番系なんですけども、前回の杉谷さんという杉谷さんという経営のトップをお呼びしているんですけども、
なんでこの2番系を中心にしたゲストで出ていただきたいなと思ったかというと、今日いろいろお話しいただけると思うんですけども、杉谷さんが発信されているブログですとか、Xの内容って、会社の経営全般に関わることだったり、マーケティングもそうですし、組織開発、人事評価、提案の仕方、営業、なんでも扱われてると思うんですね。
スピーカー 2
会社のイメージって、経営トップの方って、けっこう尖った何かみたいなので、ドーンと行く人が多い中で、杉谷さんってオールラウンドプレイヤーな方だなってすごく思ったんですよ。
スピーカー 1
会社をゼロからちゃんと分かって作り上げていってる。その中で足りないものとかっていうのを、いろいろ目配り気配りしながら組み上げられて、今のベイジーさんですとか、杉谷さんっていうブランドが出来上がってるっていうのをすごく感じるような話をされていて、そういうトップの方って意外と少ない気がしててですね。
もうちょっとメンバー、他の人に任せるみたいな人たちがいるところで、これは極めて二番手不要のトップというか、オールラウンド型のトップの方だなと思って、共通するところもひょっとしたらあるんじゃないかなと思って今回お越しいただきました。
ありがとうございます。
どうです?そんな印象でお声掛けしたんですけど。
スピーカー 2
そうですね。多分外からは確かに僕は元々NTTデータ自体は営業やって、その一番長いのはデザイナーなんですけれども、結局自分で起業してるし、ちっちゃいウェブ製作会社だってやっぱりトップセールスやらなきゃいけないので、セールスマンもやります、マーケターもやります、広報もやります、人事もやります。
全部やってるうちに必然的にオールラウンダーっぽくなってったっていうのがあるので、かつ会社員も結構10年ぐらい経験してるってところもあって、いわゆる本当に才能でグッと一気に会社を大きくした経営者と比べると、ある種着実に石橋を叩きながら組み上げていくみたいな経営をやってきたので、外から見ると確かにそう見える側面はあるかなと思ってはいますね。
ただ、ポンコツなところもいっぱいあるんで、やっぱり2番手の方は非常に重要だなと、特に組織がそれなりの規模になってからやっぱり痛感はしてますけどね。
スピーカー 1
今ポンコツっておっしゃったんですけど、そぎ谷さんのブログとかXの発信を拝見すると、とてもそういうのはみじむ感じさせなくて、
ウェブ製作会社ベイジの取り組み
スピーカー 1
ちょっとこの世界のグルというか、このブログに書いてあるこの通りにやったらうまくいくなって感じの内容が、本当にすごく素晴らしいビジネス賞、一冊読むぐらいの毒量感を感じるブログがすごく多くて、
実際に弊社でも、弊社はコンサルティング会社ですけども、うちのメンバーにこれ見て提案書を作ろうとか、営業の時こうやろうとかっていうのを展開したことも一度や二度じゃないっていう感じなんですね。
そこはやっぱり最初の会社で4年ぐらいですかね。そこで培われたものっていうのがある。
スピーカー 2
僕、割とあるあるかもしれないですけど、社会人にあんまりなりたくなかった人間で、就職活動を2回やってるんですけど、評価規定のもあるし、1年目は全然うまくいかなかったんで、
なんとか会社、最初の会社入ったんですけど、ずっと本当は働きたくないとか、こんな大人とか人間になりたくないっていう気持ちで4年間いたので、何も学ばなかったわけじゃないんですが、すごいモチベーションの低い社員で、残業もしないし飲み会も行かないしで、
だからあんまりその時代そのものは学びには直接的にはなってないなって自分では思ってて。
スピーカー 1
ちょっと面白いですね。
はい。
そこのキャリアのところをお聞きしたいところはあるんですけど、まずキャリアの前に今のソニタニさんですとか、今のベージーさんっていうのがどういう会社さん、ソニタニさんがどんな事業をされてるのかっていうお話をまず伺いしたいなと思うんですけども、
スピーカー 2
ベージーさんは今コンサル型ウェブ製作会社ということでやられてらっしゃると思うんですけど、主にどんな事業をされてるんですか。
そうですね、ベースはウェブ製作なんでホームページを作る仕事ですとね、企業のホームページになるんですけども、ホームページって割と何でしょうね、数ページとかLPのような1ページのものから巨大な企業の上場企業さんの大企業のサイトまでいろいろあると思うんですけど、
中堅企業さんだったり、上場してるしてないぐらい売り上げで言うと14億から1000億ぐらいの企業さんのサイトが多いという感じですね。
なので比較的大規模から中規模ぐらいのサイトが多いですね。金額も割と2、300万で作れるサイトって言えばやっぱり1000万とかかかるような、結構そういうサイトをやっております。
やっぱりウェブ製作としては結構高額っていうところもあるので、セグメントとか得意分野は明確にしないとやっぱり売れないなというところで、長らく強みにしてたのはB2Bですね。
法人というか企業間取引のためのウェブサイトですね。顧客獲得ですね。
最近ちょっと方針を変えつつあって、それはそれでやるんですが、採用のためのサイトっていうところを結構強く打ち出してきてるところがあって、この2つが今二軸という感じですね。
コンサル型ってつけてるところは、いわゆる製作だけでやっぱりなかなか厳しいだろうなっていうところもあって、ゆくゆくは製作会社っていうのはやめようとしてるんですが、
今その移行期間としてコンサルテーションを比較的強みとするウェブ製作会社って立ち位置でやらせていただいてるみたいな、そんな感じです。
スピーカー 1
なるほどとお聞きしながら、弊社のホームページも作っていただいて、よく存じ上げてるところはあるんですけれども、
B2Bマーケティングとか、あとはその採用のところもあるんですけども、そういうところに特化してるウェブ製作会社さんってそんなにいらっしゃらない感じなんですかね。
スピーカー 2
そうですね。B2Bのサイトを作ったことがあるとか、採用を作ったことがあるって会社はいらっしゃるんですが、
スピーカー 1
そこに特化してますとか、得意ですって言ってる会社は少ないは少ないですね、やっぱり。
オンドメディア戦略
スピーカー 1
B2Bも、あと採用、特に今は採用ですかね、どの会社さんも皆さん関心が高いのは。
ベイさんにお願いすると採用のホームページとかってどんな特徴があるとか。
スピーカー 2
そうですね、一般的にというか世の中的にウェブ製作会社に採用サイトをお願いすると、会社らしいさをビジュアルとかで表現するみたいな方向に行きがち。
演出できらびやかにより魅力的に見せるみたいなご提案をされるってケースが多いんですが、私自身はもちろん就職も転職もしてるし、面接もしてるって立場からすると、
そんなサイト見たいかなみたいな気持ちがあって、転職って商品を買う以上に真剣な購買というか選択行動なので、
一番見たいのはコンテンツだし情報だし、自分が人生がより良くなるかを確認するために見に来てるので、
お茶を濁すようなアニメーションとかではなくちゃんとコンテンツを載せなきゃいけない、作んなきゃいけないと思ってて、
コンテンツに非常に重要視したようなサイト制作をやってるってのが、他の採用サイトをやるって言ってる会社さんとの大きな一つ違いかなってところありますね。
スピーカー 1
これはあれなんですよね。そのコンテンツっていうのは、通常ですとその会社さんでどんな授業をやってる、どんなサービスでどんな人がいるとか、
そういう状況のイメージなんですけれども、そこの中身っていうのは、こういうところまで触れたらその候補者の金銭とかっていうのってなんかあるんですか?
スピーカー 2
はい、あります。やっぱり結局突き詰めると文章の作り方の話にどんどんなっていくんですけれども、
例えばですね、何でしょうね、例えば会社の魅力みたいなところで、それこそうちの会社だったらB2Bのサービス事業をやっていますっていうのを紹介したところで、
だからって感じだと思うんですよね。だからあなたのキャリアにとって何が身につくのかとか、何の得になるかっていわゆる便益まで触れないと、
特に求職者、知ってる会社ならいいんですけど、知らない会社を何十社もバーって見ていって、良さそうなところから深く見ていくって行動をとってるので、
こういう部分があるからだからあなたとって得ですよってオファーをちゃんと書かなきゃいけないっていうのがまず一つ目ですね。
もう一つが、さっきも例に出した福利構成だと、例えば社員を支援する支援制度があります以上だと、そんなの他にもあるよねとか、だから何なんだろうになるんですけど、
なぜその支援制度ができたのかとか、その支援をする背景には会社としてはどんな価値観があるとか、
人っていうものをこう育たなきゃいけないとか、実は過去にこんな失敗があったからこういう制度ができてるとか、そこにその会社の独自性っていうのがあると思うので、
そのファクトの裏側にあるストーリーをちゃんと言語化して載せてあげるっていうのですね。
その2つで、その2つをしっかりやることで、その会社の魅力っていうのが浮き彫りにしやすいなっていうのがありますね。
スピーカー 1
見せるための何かじゃなくて、その裏側のどうやって作ってるかとか、どういうプロセスでこうなってるのかっていうところでちゃんと伝えてあげる。
スピーカー 2
そうですね。どういう価値観とか哲学を持ってるのかってところですね。ほとんどの企業さん、やっぱり何だろう、うちの会社って他の会社そんな変わんないし、独自性って言われても働く人にとっての独自性ってそんなあるわけじゃないしっておっしゃるんですけど、
そのファクトだけでやろうとすると確かにもっとすごい会社いるし、同じようなことやってる会社いるしってなるんですが、やっぱりその背景のストーリーまで行くとやっぱりその会社ならではって必ず埋まってたりするので、
そこをうまく掘り起こしてあげるっていうのがやっぱり我々大事かなと思ってますね。
スピーカー 1
ちょっと我々名社もいろいろ相談をさせていただいてるんで、すごく腑に落ちるところが多いんですけども。
あとベージュさんの特徴として、先ほどB2Bマーケティングと採用のってあったんですけど、他に何か御社ならではというか、こういう活動というと。
スピーカー 2
そうですね、なんかこう顧客サービスだけじゃないんですが、いわゆるオンドメディアの発信みたいなのはやっぱり制作会社としてはかなり特殊なやり方をしていますので、
例えば年間のリード、見込み顧客のリードでも広告とかそんなにはやってなくてですね、ほとんどが自然のウェブサイトからの問い合わせ、これで年間500件近く来てたりですね。
採用も年間で言うと、やっぱり200人ぐらい自然と勝手に来るっていう感じなんですね。
スピーカー 1
それは何か採用広告を載せずに。
スピーカー 2
何もせずですね。
はい。
なんで今、うち社員の獲得コストみたいなのを平均化して計算したんですが、だいたい1人当たり6万円っていう感じで。
ちょっとね、桁が違いすぎてドン引きですね。
もちろんウェブ制作であるとか、いろんな業界特性もあるなと思ってはいるんですが、一応そういう情報発信で採用にしろ、顧客獲得にしろうまくやるみたいなところは、うちの取り組みの一つの独自性になっているところかなと思いますね。
スピーカー 1
弊社がベイジーさんにお願いしようと思ったのも、やっぱり杉谷さんのブログの記事を拝見して、ずっと読みながら勉強してて。
勉強しないで直接頼んだ方が早いだろうっていうのでお願いしたのが最初だったので、そこはすごくわかりますし、それが採用にもつながっているしっていう、もう実績を伴った話ができますよね。
オウンドメディアの意義
スピーカー 2
お客様にウェブサイトとかオンラインメディアを充実させましょうっていうのを我々自身が体験してないと説得力がないので、そこは医者の無用状にならないような運営の仕方をしてるって感じですね。
スピーカー 1
ちょっと本当にすごい情報発信量と、量だけじゃなくてクオリティも素晴らしいので、今系聞かれてる方、絶対に見たほうがタダですしね。
スピーカー 2
そうですね、タダなんで。
スピーカー 1
でも本当に勉強になります。私もしょっちゅう拝見させていただいてるんでめちゃくちゃおすすめなんですけども。
一方でこれだけのクオリティのコンテンツを発信するっていうのは相当コストのかかることはあるっていうふうに思うんですけども、そのあたりはどうやって超えて。
スピーカー 2
今48人ぐらいなので、さすがにこの規模になるとコストとリターンっていうのをちゃんと考えながらやらないといけないなってすごい思ってはいるんですが、当時やりだした頃はそれこそ10人とか10何人っていう段階なので、なんかもうほぼ熱量で書いてたって感じですね。
なんで当然、何時間かかってるなんて管理してないですし、ただこういうのをみんな求めてるから書こうとか、自分はこういうものを知ってて、こういうのを知っていてくれてる方がきっと嬉しいっていう人がいるから書こうとか、なんか何か書くと何かの反応が得るっていうのはなんとなく人生経験としては持っていたので、
直接それがウェブ制作のものでなかったとしても、たぶん役に立つものを出せば、どこかで誰かがそれを見てて、心に刺さってくれて、あの会社いいよとか、あの会社で働きたいと思うっていうのがなんとなくは思ってたので、そこはあまり疑わずにとにかく伝えたいことを伝えたいようにっていう。
よく田下さんには、そぎたりさんのやり方再現性ないですよねって言われるんですが、そういう勢いでやってきた側面あるいはありますね。
スピーカー 1
この後ちょっとお伺いしたいと思っている、そのSNSでの発信っていうのは、いいねのボタンがあってシェアをするとかっていう、不承認欲求を満たすようなデジタルデータが可視化されているので、ちょっとまた投稿しようかなっていう気になるような気もするので、なんとなくそこは皆さんがハマられるのもわかるところは一部あるんですけども、
たぶんベジさんの場合って普通のブログ記事だと思うんですよ。そこの読まれた数とかっていうのは多少出るかもしれないですけど、読まれてもたぶん最初は問い合わせそんなに来るとか採用もどんどんっていう感じじゃなかったと思うんですけども、それってどれくらいかけてようやくリターンが来てるっていう。
そうですね。情報発信自体は本当にずっと創業からブログっていうのは持ってたんであれなんですが、本格的にやり始めてから、聞いてる人がいるな、見てる人がいるなって実感しだしたのが2年ぐらいしてからって感じですかね。
スピーカー 2
2年間は信じて発信し続けるってところですね。
むしろ身近な人があのコンテンツ良かったねって言ったり、それこそ当時グノシーとかハテナブックマークで跳ねるみたいなので、ある種ゲーム性を楽しむ期間っていうのがあって、でもコンバージョンにはつながってるような気はしないみたいなところで、ゲーム性をまず楽しみながらやってるうちにだんだんコンバージョンとか採用にもつながってくるっていうのが後からやってくるっていう感じがしますね、あの手のものは。
スピーカー 1
そこの曲線が見に浮かびますよね、グッと。
スピーカー 2
たぶんあの手のものって長く続けてやっと成果が出る種類のものなので、その成果が出るまでの間のモチベーション管理が結構大変な気がする。
書き手もそうだし、チームであるならチームもそうなんですけど、そこである種短絡的にPVとかバズみたいなの追いかけるのは私はまんざら無意味でもないなと思ってて、なんか本当の成果が得るまでのちょっと何でしょうね、ドロップ的な。
そういうエナジードリンク的なものとして短絡的指標を追うっていうのは意外とあの手の取り組みでは大事かなと思ったりしますね。
スピーカー 1
それをこう積み重ねると最後本質的なところまで届くっていう感じですかね。
いや本当にそのコンテンツ量っていうのは終わりがないという感じもしたので、ページさんに手伝っていただいてるときに、我々の場合だとコンテンツって、例えば他社さんのコンサルティングの支援実績だったり事例だったりとか、
情報発信の手法
スピーカー 1
それも当然会社の事業活動としてはいっぱいやってるんですけど、記事にまとめるとかお客さんのインタビューを取るとかっていうところまでやってないんですけど、どこまでやったらいいでしょうって言ったらもう即座に20本書いたらそっからは質問になりますっていうのをすぐ言っていただいたんで、
ここまでやればいいんだっていう最初の第一歩を明確におっしゃっていただいたので、ようやく我々も進めたっていうのがすごくあったんですね。
おかげさまでそれを見ていただいて、ご予約いただくお客さんもだいぶ増えてきたので、どんどん増やしていくっていうモチベーションに今つながってるんで、本当にありがたいですね。
いやなんかもっともっと重要になっていく感じがしますよね、オウンドメディアというかその企業自体の発信。
スピーカー 2
なんかでもこうちょうど今私今、なんだろうな、ああいうブログってもちろん皆さんに読んでもらうもあるんですけど、自分のなんかぼやっとしてるものを整理するために書いてることも結構あるんですけど、
今ちょっと書いてるのが、やっぱテキストコンテンツっていうものの勢いが落ちてるなっていうのはずっと感じてて、
10年ぐらい前に比べると50%ぐらいになってるなって気がしてですね、そのPVであるとかUGCみたいな反応の出方がですね。
もちろんこれは僕らが出すコンテンツ自体が時代に合わなくなってきてるとかいうのもあるのかもしれないが、やっぱりこういう音声メディア、
それから動画っていうのが以前と比べると動画とか音声のビジネスコンテンツがすごい増えてきている中で、
例えば電車で行き帰りに読むのは昔はブログしかなかったけど、今ってポートキャスト聞いたり、YouTube見たりっていうのができるようになってきてて、
必然的にやっぱりテキストコンテンツに必ずしても集まらなくなってきてるって考えると、そのブログのような、
音のメディアっていうのは今後も大事だと思うんですが、ブログのようなコンテンツがいつも最適解かとは言い切れなくなってきてるなっていうのはやっぱり感じているところはありますね。
スピーカー 1
すると、じゃあテキストが主戦場だったところで、これから違うところっていうので、
ベイさん、YouTube。
スピーカー 2
最近はYouTubeですね。
スピーカー 1
やっぱり発信活動としてはYouTubeが多くなってきてるんです?
スピーカー 2
どちらかというと、マルチって言葉がやっぱりキーワードかなと思ってて、
SAIだと今マルチモーダル化といって、テキストだけじゃなく動画も音声も画像もみたいにどんどんなっていって、
そういう意味ではマルチですね。
あとは、人の行動ってやっぱりコントロールできないっていうのが原則あるんで、
音声で情報収集した人はやっぱり音声に行くし、動画で情報収集した人は動画に行くし、
でもテキストが好きな人って言っているってあるときに、いろんなフォーマットで提供してる会社の方がやっぱり強いなっていうのがあるので、
基本はどっかに張るというよりはなるべく広くやる。
ただ、全部にやるなら流石にリソース上の限界があるので、その中で広くやること前提にどうすれば優先順位をつけて、
特に注力するのはここ。
だけど、副産物的に音声も作れるよねとか、テキストも作れるよねみたいなのをAIを使ってやっぱり広げていくっていうのが、
これからのオンドメディアの発信のやり方かなっていうのはちょっとうっすら感じているところですね。
感情の影響とコンテンツの受容
スピーカー 1
その時に中心にあるのは、コンテンツを作るっていうところでは、
YouTubeを起点にしてそれを音声に変える、書き起こしのテキストにしてみるとか、そんな感じだったでしょうね。
スピーカー 2
YouTubeはやっぱり映像が一番やりやすいと思いますね。映像からテキストはやれますよね。
あとは映像の音だけ抜けば当然音声メディアになるので、
映像で作っておくっていうのは確かに一番効率いいとか転用はしやすいって気がしますが、
映像コンテンツってテキストになると急にしょぼいというか案外情報が少ないじゃないですか。
ってなると実はテキストコンテンツがベースにあって、それを人が喋るっていう映像にした上で、
あとそれをミックスするっていう方が質っていう意味では高いのかなって気がしてるので、
ちょっとテーマによってはそこを使い分けるのがいいのかなっていうのはうっすら感じてますけどね。
スピーカー 1
確かに情報の密度っていうとテキストのギュッとした感の濃さってありますもんね。
スピーカー 2
そうですね。音声とか映像もそうなんですけど意外とロジカルじゃなくても聞けちゃうけど、
テキストってロジックとかあと結構精緻に作ってないとすぐ腹が気が付いちゃうから、
すごく作り込まれてますよね。
あの密度とやっぱり映像をテキスト化したときに、
あの密度との差をすごい感じちゃうところもあるっちゃありますよね。
スピーカー 1
これはちょっと分かります。
今ポッドキャストを撮ってるんで、その感じで言うと、
今日は対談なんで本当にノーダイフォーでやらせていただいてるんですけど、
通常2番Kって番組で多いのは企業の創業誌みたいなのをずっとストーリー自体でお話しするってことが多いんですけど、
台本をかなり作り込むんですね。
密度結構濃いめにするんですけど、
ただそれをそのまま喋ると本読み上げてるみたいな感じになるんで、
間を抜きながらお話しするんですね。
相方がしだらさんという方なのでしだらさんにこう説明するような感じでやっていて、
そのポッドキャストで話したものを書き起こしをするとすっかすかな感じなんですよね台本と比べると。
リスナーさんにちゃんと伝わるように情報は厳選してお話ししてるつもりなんですけども、
書き起こしたものを例えば生成AIに食べさせて、
じゃあ今度これを使ってノートの記事を作ろうとすると、
いやこういうこと言ってないよっていう結論に行っちゃうとか、
でもそこに台本の情報を入れると予約収まってくれるとかっていうのがあって、
これはなんか人がバーバルでコミュニケーションの中でやることの限界。
きっと画像とか間とか相手の反応とかで伝わる何かもあると思うんですけども、
そこはちょっとすごく不確定なもの。
スピーカー 2
そうですね。
じゃあ動画とか音声の方が劣ってるかってそうでもなく、
私テキストコンテンツの衰退っていうのの一つの要因は、
お役立ち情報量ボリュームコンテンツが驚かなくなってきてる気がして、
もうただでこんなの崩壊していいんですかって言われるのも時代遅れになってきてて、
今ってやっぱりなんとなくコンテンツの流れは感情によってる気がするんですよね。
共感もそうですし、
わりと強く喧嘩越しで議論するような動画が結構跳ねたりするじゃないですか。
良くも悪くもですけど、
どうしても感情に触れるものの方が流行りやすい、受け入れやすいってなった時に、
音声とか動画の情報量自体はちょっと薄いんだけど、
ちゃんとその感情が乗ってるものの方が聞いてて入ってきやすいし、
いかに情報が濃くても頭に残らなかったら結局意味ないので、
だったら少し余白はあるけど、感情的に受け入れやすいコンテンツの方がやっぱりためになるっていうのは、
今の時代やっぱあるかなと思ってるんで、
動画とか音声がそういうフォーマットで特性があることと、
今やっぱり流行ってきてるっていうのの、
なんか必然性のある流れだなっていうのは僕はちょっと見てたりしますけどね。
スピーカー 1
いわゆるバズる動画とかショートコンテンツもそうなんですけど、
圧倒的に多いのは争い。
多いじゃないですか。
それを究極のエンターテイメントにしたのが、
ブレイキングダウンかもしれないんですけれども、
そうじゃないビジネス系のコンテンツでも、
2人が言い合いをしてる。
最近だったら、某大学の先生と政治家の方が、
わーっと喧嘩してるみたいなのがものすごい数字になって、
見てる人たちは決して争いが好きな人たちじゃないと思うんですけど、
なんかそういう刺激をどんどんどんどん求めてってる感じがあって、
その感情の刺激は欲しいんだけれども、
別にそこに情報性とか本当に必要なものって別になくて、
感情としてのエンタメっていうところだけだと思うので、
そこにバズりを求めると行ってしまうっていうことの、
なんか危うさというか、
もあって、
じゃあ一方、もうちょっとトーンを落として、
正しいことというか、ためになることばっかり言ってると、
なんかそんなに跳ねないみたいな感じになってて、
それを考えると、
ポッドキャストっていうメディアはすごくいいなと思うけど、
ポッドキャストの特徴
スピーカー 1
ポッドキャストで人気な番組で喧嘩してるコンテンツってまあないんですよ。
スピーカー 2
たしかに、そうですね。音声であんまりああいうのないですね。
スピーカー 1
聞いてて、もう不快になるっていうところだけだと思いますし、
比較的寄り添い型っていうか、
話されてる方たちが寄り添うつもりがあるかどうかわからないんですけど、
聞かれてる人に近いメディアになってくると思うので、
そこの自分に話しかけてくれてる感も、
ひょっとしたら高いかもしれないですし、
感情の起伏がそんなになくてもというか、
ニュートラルに伝わるなというふうに思って、
僕はこのメディアがすごく好きで、
リスナーとしてずっと十何年も聞いているんですけども、
まあなんか心地よさみたいな感じですかね。
刺激的っていうよりも、
スピーカー 2
なんか心地よさを求めるところだなっていう感じはすごくしてますね。
スピーカー 1
会社のオウンドメディアっていう観点で、
いろいろお話を伺いしてるんですけども、
一方でそぎ谷さんも、個人としてもですね、
会社をどこまで入れるそぎ谷さんかどうかっていうのはあるんですけども、
Xでは9.8万人で、ノートも1万人で、
これはおそらくベージュでやってきたこととか、
別にプライベートもオフィシャルも、
同じ人間なんであんまり関係ないかもしれないですけども、
そこでやられているビジネス系インフルエンサーと申し上げてもいいと思うんですけども、
その活動と、
あともう一個、うらあか最近生まれて、
スピーカー 2
インスタのほうですか。
スピーカー 1
そうですね。もうDJもされていらっしゃいますし。
スピーカー 2
DJも実はYouTubeのアカウント準備して、
今持ってるんですけど、ちょっと再起動というか、
もう一回やり直して、自分がやってる様をずっと配信するっていうのはちょっとやろうかと思って、
いろいろ試そうとしてます。
スピーカー 1
音楽特化のXアカウントとかもありますし、
あとはお住まいも東京から福岡に移られているっていうところで、
なんかもういろいろ聞きたいところがいっぱいあるんですけども、
ちょっとどんな情報を発信されているか、皆さん、
ちょっとご覧いただければと思うんですけども、
SNSとビジネスパーソンとしてのそぎたにさんと、
そのプライベートを楽しむそぎたにさん、
ここらへんってどういうふうに住み分けしてるかとか、
なんかあります?
スピーカー 2
いや、ないですよね、住み分けは。もう全部地続きですよね。
だから、例えば温泉に行って、週末で温泉で、
あー気持ちいいなーと思って、上がってですね、体も拭いて、
休む休憩スペースで休憩してる時に、
何見てるかっていうと、仕事のスラックとか見てますよね。
スピーカー 1
なるほど、なるほど。
スピーカー 2
スラック見ながらリラックスしてるって感じなんで、
むちゃくちゃですよね、やっぱり。
そうかともやっぱり仕事中の合間に、
ちょっと最近気になってるアニメの情報が流れてきたら、
それポチって押して読んでたりするから、
なんか社員にはあんまり堂々と言えないですけども、
工事混同というか、どこで切っていいかわかんないような、
まあ創業者とか大体そんな感じです。
スピーカー 1
まあまあ、境目はないですよね、皆さんね。
例えばこうFacebookだと、結構食事のネタが多いのとか、
まあでも音楽もありますね。
スピーカー 2
Facebookでも音楽のことはたまにしか載せてないかもしれないですね。
スピーカー 1
あとは、最近だとご自宅の雑誌に載れたのが、
すごい素敵なお仕事だったんですけども、
異色種じゃないですけども、
プライドベート空間が比較的出てるのがFacebookの印象で、
それ以外のビジネス的な発信も含まれてるのが、
通常のXでみたいな感じで思ってるんですけど、
なんかこういうネタはここに上げようとか、
そういうので決まってたりとか。
スピーカー 2
じゃあどっちかというとプライベートがFacebookって感じですね。
で、そのなんて言うんだろうな、
Xって広がる、たくさんの人に見られる、
それから新しい人に知ってもらうっていうのは最高の舞台なんですけど、
どう受け取られるかわからないっていう怖さがありますよね。
で、Facebook私必ず公開範囲を限定してて、
フレンドに絞ってるんですよ。
なので、結構この年になって、
時々おいしいお店も行くじゃないですか、高いお店とか。
若い子ではちょっといけないようなお店も行くじゃないですか。
でもあれってXでやると、
なんかこいつ金持ち自慢かなみたいになってくるじゃないですか。
スピーカー 1
なるほど、確かに確かに。
スピーカー 2
どう思われるかわからないんで、
Facebookは比較的そこら辺をフラットに出してて、
Xは本当に自分の中の多くの人に見せても大丈夫そうな側面だけ見せてるって感じですね。
スピーカー 1
もうちょっとSNSのことをお伺いしたいところなんですけど、
ちょっと一旦今日のお時間はここまでということで、
SNSの使い分け
スピーカー 1
また続きは次回お伺いしたいと思います。
2番K、No.2の引きこもごも、
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
気に入っていただけましたら、番組フォローをお願いします。
Xやお便りサイトでの感想もお待ちしております。
ここまでのお相手は、
かつみやすひでと、
スピーカー 2
ベイジーそぎたいにつとむでした。
スピーカー 1
ありがとうございました。
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