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この時間はZoom Up。木曜日は科学です。日本勢の活躍が連日伝えられています。ミラノコルティナオリンピック。寝不足の方もいると思いますが、そんな冬のオリンピックの開催に適している場所が、IOC国際オリンピック委員会の調査で、2040年までに冬季オリンピックパラリンピックの雪上競技を開催できるのは10カ国だけに限定されるという結果が出ているということなんです。
地球温暖化も大きく関係しているという話題にZoom Upしていきます。毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんです。本村さん、おはようございます。おはようございます。
今日、ちなみにリスナー投票で資格いくつ持ってますか?ってうかがってるんですが、本村さん、資格ってお持ちですか?
一つは教員免許ね。資格ですかね。
資格いいですよ、もちろん。
教員免許。
科学記者なのに国語の教員免許も。
文系も理系も。
どっちもいけるってことですね。
どっちもいけるってことですね。
あと、皆さんがあまりご存じない資格も一つ。国家資格持ってて。
何ですか?
無線十字写。
無線十字写。
これ、総務省からもらうやつなんですけど。
持ってると?
無線が使える。今、無線ってどこで使えるかわからないですけど。
ラジオ局としては欲しいかもしれないですね、人材。
ラジオ局、開設できるんですよ。
開設できるってすごいですね。
昔、携帯電話がなかったときは、事件現場とか行って無線でやってたんですよ。
なるほど。
それで無線の資格取りましたよ。
記者になってから?
記者になって、入社前の1週間集中講義を受けて取らされるようになった。
なるほど。それが必須だったんですかね。
更新してないから、もうダメかも。
永久的に取ったら、もうずっとOKじゃないんだ。
ちょっと分かりません。調べてみます。
だいぶその資格、埃かぶってそうですね。
相当かぶってますね。
1週間の集中。
それで取れるところが、さすがですね、本村さんね。
さあ、オリンピックの方は夢中になってますか?
気にしてますよ。
私はいつも夜更かししないので、朝気持ちよくニュースを見てますが、
やっぱり先ほどお聞きしたように、冬季五輪の開催がだんだん危うくなっているそうですね。
今回開催されているこのミラノコルティナオリンピックの会場、コルティナダンペッツというところなんですけど、
前回、1956年にもオリンピック開かれてるんですね。
前回から今回の70年間で、2月の気温が3.6度上昇していて、
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実際、今ほとんどの会場で人工雪を使っているんですね。
イタリア全土で、この5年間にスキー場が265カ所閉鎖されているそうです。
そんなに。
だから、画面で見てるだけではわからない危機っていうのは、現地ではすごい話題になっていて。
このIOC、国際オリンピック委員会も危機感を募らせておりまして、
例えば開催時期を、今は2月に開催してますけど、これを1月、雪が解けないうちにやるということですね。
それから、例えば夏のオリンピックの競技を冬にやるとか。
そういう案も出されてますよね。
出されているそうです。
もっと深刻だなと私が思ったのは、雪不足により選手が練習ができなくなるという事態なんですよ。
確かに。
これも調査がありまして、冬季五輪に出場するようなトップアスリート400人を対象にした調査があって、
ここでは95%以上が同意したという質問があるんですけども、
気候変動が自身の競技や次世代のトレーニング機会を減少させ、冬季スポーツ文化に悪影響を及ぼす。
この意見に95%が賛同しているそうです。
こうした危機感を集めて、トップアスリートたち500人以上が連名で公開書簡を出していまして、
書簡の相手先は国際スキースノーボード連盟なんですけれども、
世界が変わっていっていると、私たちのウィンタースポーツへの影響がとても心配である。
気候変動に対する取り組みを率先して、私たちも行いますというような決意表明なんですね。
その一人がですね、ノルディックスキー複合の渡辺昭人選手。
今期で引退というような選手が引退ということですけれども、
すでにですね、2022年から一人で、一人運動を始めておられまして、
ヘルメットにね、カーボンニュートラル、つまり脱炭素に取り組む企業スポンサーを集めて、
ヘルメットにその企業名を掲出するというエコパートナー運動を始めているんだそうです。
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ちょっと注目したいですね、そこはね。
そうなんです。やっぱりご自身がクロスカントリーみたいな、室内競技じゃないやつ、
外が練習場であり、自分の実力発揮の場なんですけれども、
メインで練習場にしているオーストリア、ここも氷河の雪が減っていて、
練習しようにもコースが開かないという危機感を体で感じていると、
これ、産経新聞のインタビューに答えています。
気候変動はね、ずっと進行中の話として、ちょっと耳が慣れちゃっているところもあるんですけれども、
私たちこういうオリンピックとかで注目が集まるときに、
選手のメダルの色とか数だけじゃなくて、
オリンピックが開かれていることの幸せというか、
それにやっぱり思いを致すというのはすごく重要だと思うんですね。
今回調べて気がついたんですけど、
東京オリンピックって1924年から開かれていて、100年以上になるんですが、
オリンピックの開催地って全部北半球なんですね。
確かにそうですね。
雪が少ないんだったら南半球にもアンデス山脈とかあるよねと思って調べたら、
今までずっと開催地北半球の15カ国なんですよ。
なんで南半球で開かれないんですかって思いません?
素朴に思いますね。
南半球だって雪降るところあるじゃないですか。
そうですね。
調べてみたら、やっぱりウィンタースポーツをできるっていう選手はほとんど先進国。
だから北半球の国々に集中していて、
彼らのコンディションの整え方がやっぱり夏に大会あったら困るじゃないですか。
北半球の夏に。
時期が1月2月じゃなくて7月8月とかになっちゃいますもんね冬。
そういう都合とか、
それから南半球は雪は降るけど施設を作れない、経済的に作る財力がないとか、
それからこれもどうかと思うけど、
北半球の主要放送局、主要ネットワークの都合で
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やっぱりウィンタースポーツを冬に見たいよねみたいな。
北半球の思惑って感じですね。
北半球の都合と思惑っていうのがやっぱり今までずっと
それが主流というか当たり前になっている。
北半球で雪が降らない、北半球で開催できないみたいな話になってるんですけど、
でもオリンピズムっていうのはね、
スポーツを通じて国際理解とか、
平和な社会の構築を目指すっていう思想なので、
やっぱりいろんな意味でオリンピックの開催、
今まで当たり前とされていた開催のルールっていうのをちょっと広めに見るとか、
あるいは開催の危機に瀕している背景に温暖化とかがあるならやっぱりここでちゃんと強調して、
北半球の代表的なアメリカなんかもそうですけど、
このまま石油を使い続けていいのかっていうことを、
ちゃんと国民運動として共有するぐらいの責任をね、
やっぱり北半球の先進国が卒業してやらないといけないということを私自身が今回思いました。
おっしゃる通りですね。
そうですね。
北半球の都合だったっていう。
今まであまりその辺に疑問もいらなかった。
思いを馳せたことなかったなあ。
けれど改めて考えたらそうですよね。
2030年はまたフランスのアルプス地域とかね、
2034年はアメリカのソルトレイクシティって決まってるので、
まずここの続けられるか、持続可能性をまず懸念するっていうのが先ですけれども。
そうですね。
そういうことを考えさせられた今回のオリンピックです。
新たな視点の築きがありました。
本村さんありがとうございます。
この時間は毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんでした。
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