タンクトップでの調律
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。今日は、タンクトップからタキシードまで!? 楽器業界のコスチューム という、ちょっと変わったタイトルでお話をさせていただきます。
クラシックの演奏家の方のイメージって、ステージだったらタキシードとか、ドレスとかでバシッと決めてるイメージあると思うんですよね。
でもまあ、人によりますけども結構普段はラフで、考えてみたら衣装一つで印象って大きく変わるなぁと思うんですよね。
今日は、そんなその楽器業界と衣装ですね、コスチュームの話をちょっとだけフリートークしてみたいと思います。
はい、このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
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はい、というわけで土曜日は、SATURDAY FREE TALKということで、フリートークの日なんですけども、ちょっと変わった切り口で楽器業界とコスチュームですね、衣装についてのお話をしてみたいなと思います。
なんで衣装なんやという話なんですけども、先月7月28日に開催しましたティーチャーズコンサートの時の話です。その頃まで遡るんですけども、その時はリハーサル室っていうちょっと大きめの部屋でやったんで、基本的に音響設備も何もかも全部自分ところで持ち込みしてやったんですね。
なのでまずその機材の搬入が朝一番にありまして、そこで大汗をかくわけなんですよ。それから僕はピアノの調律に移ったわけなんですけども、汗かきすぎて暑かったんでね、上着脱いでシャツも脱いでタンクトップの姿で調律をしてたんです。
ピアノの調律ね。そうならスタッフからですね、「社長っていつもそんなワイルドな格好で調律してるんですか?」って言われまして、「いやいや、なわけあるかいな。」みたいな話をしてたんですよね。調律士って普段は基本的にスーツなんです。
業界の格好の違い
そこらへんのことをよく考えると、店で調律してる時、店頭の備品とかを調律してる時は普段の制服なんでポロシャツなんですよね。コンサートの時は、今回は身内のコンサートやったんでタンクトップやったんですけども、外のコンサートの時は当然スーツですし、お客様のところにお伺いする時もスーツなんですよね。
僕らピアノの調律士って、昔からスーツが先頭服、制服っていう風に言われています。やっぱそのお客様のところに行くので、ある程度きちんとした見なりで、信頼感を持ってもらうというのが大事なんで、スーツですよっていう風に教わったんですよね。
最近はちょっと緩くなって、スーツじゃなくてもいいかなと。ジャケットでもいいかなみたいな雰囲気がなってきてますし、この時期やっぱ暑いんでネクタイも別にしなくてもいいかなって、ノーネクタイっていうのが割と定着してきていますが、バチッとスーツで行く調律士もまだまだ多いと思います。
なので基本的にはスーツと言わなくてもジャケット、シャツ、下はスラックス、血のパンみたいな感じが多いかなと思います。穴あきジーンズとかはあまりないと思いますね。ポロシャツも少ないかなと思いますね。
なんとなくある程度きっちりした格好で行くというのが調律士のスタイルです。とはいえ過去の配信でもお話しましたけれども、実際僕らは店頭でピアノの手入れとかしているときはジーンズで汚い格好でエプロンをして汚い格好で仕事をしています。お客様のところに行くときはスーツだよねっていう話ですね。
同じようにピアノの仕事をしているピアノの営業マンとか、そんなんもやっぱりスーツが多いかなというイメージです。やっぱり高い買い物だっていうこともあると思うんですけども、多分そのお家とか売ってらっしゃるハウスメーカーさんとかもスーツだと思うんですけども、それと一緒かなと思いますね。ピアノの営業さんはやっぱりスーツが基本かなと思います。スーツじゃなくてもジャケットっていう意味では調律士と一緒ですよね。
一方でLMと呼ばれるジャンル、ライトミュージックですね。ギターとかドラムとかベースとかああいう楽器を扱ってらっしゃる方、そういうメーカーの方とかそういう楽器の卸丼屋さんとかの方はどうかと言いますとジーンズなんですよね。ポロシャツTシャツみたいな感じがすごく多いです。そういう格好で普通に営業に来られます。
しかもね、ロンゲの人多いですよね。バンドやってる人が多いのかなっていうのがあるんですけども、ジーンズ、アナアキのジーンズでジャラジャラチェーンがついてる感じ、あとロンゲっていうのが多いようなイメージがあります。ジャンパーっていうのも多いですね。
このジャンルの違いが文化の違いなのかなと思いますね。うちなんかは楽器店って言っても鍵盤楽器専門店とかギター専門店ではないのでいろんなメーカーさんが出入りするんですよね。なのでさっきまでピアノの営業さんはスーツっぽい格好で来られてました。ギターの営業さんはもう本当にラフな格好で来てますみたいな感じで入り乱れてくるので面白いかなと思いますね。
演奏家はどうなんだろうかと言いますと、冒頭でもお話ししましたけども、クラシックの演奏家の方は基本的にはバチッとスーツとかタキシードとかドレスとかで舞台に出られますけども、普段は意外とラフだったりします。ジーンズ履いてる方もいらっしゃいますけども、基本的には品の良いカジュアルって感じですかね。
先ほど言いましたタキシードっていう衣装、最近はもう結婚式とかでもあまり着る人少ないんじゃないかなと思うんですけども、タキシードって言ったら本当にもうステージ衣装って感じですよね。ドレスもそうですけどね。
カクテルドレス、結婚式とかで着られるような、3列される方はもうちょっとドレスっぽい格好される、ドレスっぽいかドレス着られますけども、やっぱりそのステージ衣装のドレスはちょっと違いますよね。やっぱりステージ衣装っていうのは特別なのかなというふうに感じます。
衣装が与える印象
衣装って人の印象をやっぱり大きく変えますよね。スーツが絶対良いってわけではないですけども、スーツが信頼感とか誠実な感じっていうのを見られますし、ジーンズとかだとやっぱり親しみやすいとかフランクな感じ。穴空いてるジーンズとかだったらバンドやって貼る人なんかなって感じはしますけども、やっぱりその衣装から与えられる印象っていうのがいろいろあると思いますんでね。
やっぱり皆さんがピアニストのコンサートに行かれた時に穴空きジーンズで出てきたらビクしますよね。かといってこれがクラシックじゃないフュージョンとかソロのインストメンタルでピアノをやる方なんかのコンサート、それが大きなホールでやったとしてもそういう方は意外とスーツじゃなくてジーンズとかで演奏されたりするんですね。
これ多分クラシックだからっていう感じなんかな。ポピュラーだったらちょっとラフでもいいみたいなそんな感じになるのかなと思うんですけどね。
その楽器業界見渡してみるとその衣装の違いがその人のジャンルであったり役割であったり文化っていうのをすごい表しているなと思います。
これってね言われないと気づかないことで僕自身はやっぱりもともと今でも調律師ですけども調律師なんでやっぱり調律の時はある程度きっちりした格好で行かないといけないなというふうに思います。
衣装はもう戦闘服だと思ってますし、ネクタイこそしないですけどもやっぱりジャケット着てお客さんのところに行くとねやっぱり気合い入りますもんね。
現場なんかは別にどうでもいいんですけれどもそれでも実際に例えばイベントがスタートした時にはできる限り平瀬楽器のポロシャツみたいなの着て制服とか着てね平瀬楽器の人間であるっていうのはアピールしながらやりたいなというふうに思いますし
調律してるときはできる限りスーツとかジャケット着たりある程度きっちりした格好で信頼していただけるような姿で仕事できればなというふうに思います。
皆さんね普段どんな格好で仕事されてるかわかんないですけどもおそらくそういうこと意識されてると思うんですよね。楽器の業界音楽の業界も一緒ですよという今日はそんなお話でございました。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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音楽でこの街の笑顔を増やします平瀬楽器の平瀬智樹でした。ではでは。