オープニングと本日のテーマ紹介
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、ピアノは鍵盤楽器じゃない、実は打弦楽器なんです。というタイトルでお話をさせていただきます。
ピアノってね、皆さんよくご存知、鍵盤楽器なんですよね。でもでも、実は楽器の分類っていうのがまた別にありまして、
その分類上はですね、打弦楽器という分類に入るんですよね。 今日はちょっとそんな、へーみたいな音楽のまみ知識のお話をしてみたいなというふうに思います。
はい、このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししています。
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はい、というわけであたりましておはようございます。
楽器の分類:音の出し方と演奏方法
3月4日水曜日の朝ですね。
水曜日は音楽ミニまみ知識ということで、ちょっとしたまみ知識をお話しする日なんですけれども、楽器の分類のお話をさせていただきたいなというふうに思います。
ピアノって何楽器ですかと聞かれたら
多分ほとんどの人が鍵盤楽器ですと答えられると思います。
もちろん全然間違いじゃないです。鍵盤が付いているので鍵盤楽器です。
でもですね、実は分類上はですね、打弦楽器、弦を打つ楽器と書いて打弦楽器という分類になるんですよね。
実はですね、楽器っていうのはですね、音の出し方で分類されるんですよ。
例えばバイオリンという楽器、あれ弦楽器ですよね。
でもバイオリンはですね、弦を擦って出す、弓で擦って音を出すので、殺弦楽器。
弦を擦る、擦るっていう難しい手編にお祭りみたいな、殺っていう字があるんですけども、擦る楽器で殺弦楽器というふうに言います。分類上はね。
ギターは弦を弾くので発弦楽器。これも手編にね、発っていう字、麻雀の発ですね。発弦楽器というふうに言います。
ピアノは弦を叩くので打弦楽器と、打つ弦の楽器で打弦楽器という分類になっています。
ピアノはね、中見ていただいたらわかるんですけども、鍵盤を押したらハンマーが動いて、ハンマーが弦を叩いて音を出せるんですね。
だから打弦楽器。叩いてるんですよね、弦をね。
じゃあね、いわゆる鍵盤楽器と呼ばれている、この鍵盤楽器って何ぞやという話なんですけども、この鍵盤楽器っていうのは演奏方法の分類なんです。
全然間違ってはないんですけども、演奏方法の分類です。
同じ鍵盤楽器はオルガン、チェンバロ、エレクトもそうですね、ピアノ。このあたりは全部鍵盤を押して操作しますよね。
でも中身は全部違うんです。オルガンはリード楽器ですし、チェンバロは引っ掻いて出しますし、エレクトなんか電子楽器ですからね。
全然違うんですけども、鍵盤楽器っていうのは操作の仕方の分類。
で、打弦楽器っていうのは音の出し方の分類。見ているところが違うんですよね。
で、さっきありましたチェンバロ。チェンバロっていうのはですね、どうなっているかっていうと、弦が張ってあってね、ピアノと同じように弦が張ってあって、そこをですね、
前言ったギターのピックみたいな、プレクトラムっていうのがあってね、そこで弦を上下してピックみたいなんですが、それが弦を弾くんです。ピーンって。
だからどんだけ強く弾いても弱く弾いても音量が変わらないっていうのはそこの仕組みの違いなんですけども。
チェンバロは鍵盤楽器ではあるんですけれども、音の出し方っていう分類上では発弦楽器なんですよ。ギターと同じ種類になるんです。
でもパッと見やっぱり鍵盤楽器なんですよね。同じ鍵盤楽器であっても中で起きているところが全く違うんですよね。これが面白いところなんですよ。
打弦楽器の具体例とピアノのハイブリッド性
ピアノっていう楽器はパッと見鍵盤楽器なんですけども打弦楽器、弦を叩く要素があります。
じゃあ同じこの弦を叩く打弦楽器っていうのは一体どんな楽器があるのかっていう話なんですけども。
皆さん打弦楽器、ピアノみたいに弦を何かが叩いて音を出している楽器って他何があるのって話なんですよね。
あんまりなくないですか。実際の話として。ピアノ以外にあんな風に弦を何かが叩いて音を出している楽器ね。パッと考えたらないんですよね。
アルノンとしたらハンマーダルシマーという楽器があってね。これ民族楽器なんですけどね。
弦が横に張ってあって、ひし形?台形?台形の楽器?台形の楽器って言うんかな。台形の楽器で横に弦が張ってあって、木琴の鉢みたいなので叩いて音を出すダルシマーという楽器があるんですけども。
あれが打弦楽器です。実際その楽器に似たものがいくつかあるんですけども、それとピアノぐらいしか打弦楽器ってないんですよ。
分類上そこに分ける意味があるんかなっていうのはあるんですけども、そこが打弦楽器、弦を叩く楽器なんです。
しかもですね、鍵盤楽器である要素もありますし、もちろん弦が張っているので弦楽器っていう要素もあるんですよ。
ピアノっていうのは実は結構ハイブリッドなんですよね。
タッチ、鍵盤を叩いて出す楽器なんで、叩く楽器ではありながら、実際の演奏では叩くイメージでは絶対うまくはならないんです。
ピアノってここが面白いなと思うんですけども。
調律師の視点から見たピアノの構造と演奏
調律師の目線で少しだけお話しさせてもらうと、調律とかね、成長っていう調整の作業をしているとですね、
ピアノっていうのはやっぱりそのハンマーの動きっていうのをやっぱり意識しないといけない楽器なんですよね。
ハンマーがどういう角度で弦に当たっているのか、その弦との距離が一体どれくらいなのか、叩いてから戻るスピードは一体どうなのか。
この辺りで音色っていうのが決まるんです。
だから調律はもちろん大事なんですけども、成長っていう、いわゆる調整作業ですね、これがほんまに大事なんですよね。
叩く楽器だからこそ、やっぱりその動きの速度、動きの精度っていうのがやっぱり音に直結していきます。
先ほど言いましたハンマーダルシマー、木琴みたいなバチを持って弦を叩く楽器であれば、自分が手の角度とか速さとか強さとか調整できるんですけども、
この部分をピアノは機械の中のアクションでやっちゃってるんで、自分は鍵盤を叩くだけなんですけども、
その弦を叩くイメージでやっぱりやらないといけない部分もあったりするんです。
このハイブリッド感がピアノが特殊な理由なんですよね。
まとめと今後の演奏へのヒント
はい、というわけで今日はちょっといろんな分類のお話をさせていただきましたけども、
ピアノっていうのは鍵盤楽器でもあり、打弦楽器でもあるっていうちょっと分類のお話でした。
分類の軸が違うとですね、各楽器の見方が変わってきます。
これを知るとですね、ピアノだけじゃなくて他の楽器の見方もやっぱりちょっと変わってくると思うんですよね。
今日はピアノの話をメインにさせていただいたので、ピアノで終始させていただきますと、
これからピアノを弾く時に、これは弦を叩いて音を出してるんやなと思っていただくと、
ちょっといろいろイメージが変わってくるかもしれません。
鍵盤を叩けば音が出るっていうもんではないと。
もっと言うとエレクトーンとかみたいにセンサーで鳴ってる楽器とはまだ違うんだぞと。
ジンバルみたいに弦を引っ掻いて出してる楽器とは違うんだぞと。
そういうのを少し考えてやっていただくと、また上達のヒントになるかもしれないですね。
ちょっと思い出していただくといいかなと思います。
エンディングとSNS告知
今日はそんな音楽ミニマメ知識をお話しさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。
平瀬楽器の平瀬智樹でした。