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  2. #25 文学フリマってどんな場所..
2025-05-01 23:12

#25 文学フリマってどんな場所?現役書店員さんと話す初心者のためのおしゃべり会

📣5月11日、東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ」に出展します!
今回はその予習として、初めて文フリに参加する人も楽しめるように、
現役書店員をお招きし、文フリ初心者・野やぎさん、上級者のまーちんさんと一緒におしゃべりしました。
イメージは陰?熱気は?持ち物は?
ベテランと初心者の視点が交差する、準備のヒントが詰まった回です。
遠足前の作戦会議のように、ゆるく楽しくお届けします。

📍index
文学フリマのお知らせ/現役書店員さん登場/「文フリのイメージ」/
準備のポイントは水・靴・小銭/書店営業スタイルとは/午前中の来場が吉/
現金文化と支払いのマナー/買い物の動線を考える/装丁に惹かれる読者心理/
知られざる出展者目線/リトルプレスの可能性

📖event info
【文学フリマ東京40】
開催日:2025年5月11日(日)
会場:東京ビッグサイト 南3・4ホール
ブース番号:し-74(カシミアノート)
詳細:https://bunfree.net/event/tokyo40/

📚new release
新刊『たぶん、忘れたふり』
– 「行けなくなった場所」をキーワードにした私たちの小さな本。
– 書き手は朗読会の仲間たち。言葉でたどる、もうひとつの旅。

✉️ご感想、エピソードの感想も募集中!
https://forms.gle/hfw4NxAVR6DXPdVw8

Summary

このエピソードでは、現役書店員の青木さんと共に文学フリマについて語ります。参加者たちは文学フリマの雰囲気や特徴、参加時のアドバイスを共有し、特にビッグサイトでの開催に伴う変化についても話します。文学フリマでは出展者が魅力的な本を販売するための準備について詳しく語り、ボランティアが運営を手伝う様子が紹介されます。また、出展者とお客さんのコミュニケーションの仕方や、リトルプレスの重要性についても触れられています。

文学フリマの紹介
こんばんは、カシミアノートです。お知らせなんですが、5月11日日曜日、東京ビッグサイトで行われる文学フリマに出展することになりました。
それに伴いまして、本日、この人たちをお呼びしております。
どうも野柳です。
マーチンです。
はい、前回に引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回ですね、文学フリマっていうイベントについて、ちょっとだらだら話していきたいなと思ってるんですけど、もう一人ゲストをお呼びしております。
僕のお友達で書店員の青木さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
めちゃめちゃお久しぶりです。
お久しぶりです。
って言っても、これ収録前でさっき話してたんですけどね。
この4人で今回、文学フリマについてちょっと話していきたいなと思ってるんですけれども、野柳さんは行ったことがないんですよね。
行ったことがないです。
行ったことないですよね。
マーチンさんは出展したことがあるんですよね。
はい、あります。
行ったことも、もちろんあるってことですよね。
あります。
で、青木さんは行ったことございますよね。
はい、あります。
昔、僕と一緒にちょっとぐるっと回らせてもらったことがあったので、野柳さんは今、現時点で文学フリマっていうのはどんなイメージですか。
文学フリマ、文フリマ、ちょっとこれイメージをトークすると難しいんですけど、なんとなくコミケとかデザフェスよりインなイメージ。
インなイメージ。
インと用で言うと若干のインなイメージ。
なるほど。あれ、コミケには行ったことある?
コミケもないです。
ないの?
完全にイメージと空想上の生き物として今話してるんですけど、なんかちょっとインなイメージあります。
コスプレしないから。
そうですよね。
なるほどね。そういうちょっとこうドヨーンとしてるって感じ。
そうですね、紙を感じるというか。
紙を感じる?
紙の匂いを感じるというか。
なるほど、なるほど。
若干の湿度を感じるというか、そんなイメージが。
なんか古本市みたいなイメージ?
古本市みたいなイメージです。
そうです。
そんなイメージ。
なるほどですね。
それを受けて、マーチンさんどうですか?
そうかもしれない。
あってた。
なんか踊ってる人とかいないのと、撮影会とかはないので、そうですね。ただ熱気がすごいんですよ。
熱気。
はい、なんか文学に熱い思いを持っている人たちがこぞって現れるので、会場めっちゃ熱いです。
これ、あおきさん今二人の今話を聞いてどうですか?
私でも、コミケも結構私インの、インかよ、でもなんか難しいですね。インの気を感じるときもありますし。
はいはいはい。
なんかジャンルの違いかもしれないですけど、なんかコミケの方が、その瞬間に向けたファンの熱い思いっていうのは、私結構それがインなんじゃないかと思ってて。
なるほど。
インに近い人ほど、作家さんのことが大好きだから、結構めがけていく感じ。
はいはいはい。
ぶんふりは今結構、でもどうなんですかね。ぶんふり今どんどん規模が大きくなってるから、前は結構流し見て、これ買ってみようみたいなのが多かったんですけど、今出展ブースとかが増えてるから。
そうですね。前まで流通センターでやってたところが、今はビッグサイトになりましたので。
そうなんですよね。
規模が格段に大きく。
そう、ビッグサイトでしかも今回2回目になるから。
うん。
マーティンさんはでもそっちでは出展してないんですかね。
そうですね。
ぶんふり、そうですね。流通センターの方で出展はしたことがあったんですけど、ビッグサイトで出展するのは今回が初めてです。
参加者の体験と準備
初めてってことになりますよね。
じゃあそのインの気というのですね。
ぜひ確かめに来てもらおうということでございまして、これからぶんふりに行ったことない人もぜひちょっと来て、当日ね、僕らに会いに来ていただきたいなと思っているんですが、どういう準備していけばいいんだろうっていうふうに思ってるんですけど、現時点でのやぎさんは、自分がね、今回出展するんだけど、いわばぶんふり俺が来てよって言ったら、どういう準備してきます?
これすごい勝手なイメージなんですけど、なんとなくペットボトルの水を持って行った方がいいんじゃないかなと。
おー。
はいはいはい。
ビッグサイトだし。
熱中症にもね。
はい。なかなか自販機が見つからないみたいな。
あるかもしれないですね、それは。
暗いですね。
水。
水。
やってることは登山と同じくらい。動きやすい靴と水。
はいはいはいはい。
でも大切かもしれない。
常備。
大切かも。保健所もね。
保健所も大事ですね。
なるほど。
入場時になんかこうIDチェックみたいな。
はいはいはいはい。
ある感じですか?SPみたいな人が。
こうやってこうやって。
爆弾をチェックするみたいな。
肩ポンポンとかこう足っぽ持って。
金属探知機みたいな。
あ、えー、たぶんないと思う。
そこまでじゃない。
たぶんないと思います。
あの、たぶん協賛してくれてるスポンサーの人が用意したなんかトートバッグみたいなのがありますよね、簡易的な。
で、それと、たぶんその地図というかそのブースのマップみたいなものがあって、
それでたぶんいっぱいこれで買ってきてねって言ってトートバッグをこう要は。
いっぱいにしてきてねみたいな。
そうそうそうそうみたいな。
ちなみに入場は、入場券をその場で買う?
えっとそう、入場券をその場でも買えるんだけど、これも事前に買えるんですよね。
あーなるほど。
そうそうそう。
ウェブ入場券的な。
そうそうそうそう。
で、今までは、あのー、まあたぶん3個前ぐらいは無料で入れたんですよね、確かね、分売。
でも今は会場の規模とか、それこそ運営の関係で入場料が1000円ぐらいですかね、取ってるんですけど、
当日その場で買おうとすると、やっぱちょっとそれも並んじゃうんで、
あのもう事前にたぶん予約しておいた方がいいかな。
めちゃくちゃ並ぶイメージあるんですけど、めちゃくちゃ並ぶんですか?
いや、これね、あおきさんあの一回僕ら午前中に行きましたけど、午前中というかもう会場?
会場前かな、もうちょっと会場前、5分10分くらい前に着いたかもしれないですね。
そう、いたんすけどね、めっちゃ並びましたよね。
めっちゃ並んでた。
並びました。
完全にすって入れるテンションで話されてるのかと思ったら、めっちゃ並ぶんですね。
あのそうそう、めっちゃ並ぶと思う。
30分くらい入るまで並んでましたよね。
そう、並んでた。
うん。
なるほどですね、じゃあしりとりの訓練とかしてたほうがいいですね。
しりとりの訓練はしてたほうがいいかもしれない。
すごい並ぶんですね。
そうそうそうそう。
ただその時にすごく俺が思ったのは、当日入場の列と入る列があって、チケット持ってる人たちが並んでる列から当日買う人の列が見れたんだけどその時に、この人たちもう一回こっちに並ぶってことだから、すっごい並ぶなって思って。
だから予約はマストかなっていう感じはしてる、もう来るなら。
直前でも予約できる?
全然予約できると思います。
なのでちょっと調べて、ぜひ予約してほしいなと思います。
っていう感じ。
で、えーと、あおきさんとかあとマーティンさんは行ったことあるっていう感じなんですけれども、行くってなったら、なんかどんなことして行ったりしてましたか?
さっきのやぎさんがおっしゃってた、歩きやすい靴。
うん。
結構広いので。
広いよね。
北と南にブースが今回あるので、相当広い。
入場方法と注意点
広い。
だから座る場所がないんですよね。
そうですね、ないですね。
今回飲食ブースが出るのかどうかまだ確認してないんですけど、たまにあのコーヒー屋さんとかお菓子屋さんとかが出店されてたりとかはしているんですが、
でも来場者の方全員まかない分が出てるかっていうとそうじゃないので。
そうだね。
はい、なのでさっきおっしゃってた水と、あと何かしら食べるものは持ってたほうがいいかもしれないですね。
会場が12時からなんですよ。終わるのが17時。
そうですね。
感じなので、お昼は食べてから来たほうがいい。
いいかもしれないですね。
おやつがあったほうがいいみたいな感じ。
すごいな、なんか。
遠足だね。
遠足。
あおきさんはどうですか?
私はゆうすけさんと何回も行ったじゃないですか。
会を重ねるうちにベストな格好っていうか、
おー、そんなのあるんですね。
ツールっていうか、その絵を見つけて、書店営業スタイルがやっぱ一番いいってことに気づいて、
ごめんね、書店営業スタイルってどんな?
書店員として、営業さんが自社の本を紹介しにお店によく来てくれるんですけど、
その人たちって決まってリュックに、肩に、リュック背負ってるけど、肩にもうトートバッグがかけてあって、
そこからいろんな資料とかをワーって出して、いろいろ勧めてもくれてたりしてるんですね。
で、私は気づいたんですけど、そのリュックは買ったものを入れるんですけど、
一旦そのトートバッグのところにお財布とか、なんかそういうちょっとすぐ出せるもの、
iPhoneとかその支払いにできるものをそこにあった方が買うときにスムーズにお金を出せるし、
買った後も一旦そこにサッてトートバッグにしまって、ちょっと混んでるからスーッて混んでないところの道に行ってからリュックに入れるっていう、
このトートバッグがあるだけでこんなにスムーズに邪魔にならず、お店の人とやりとりできるんだってことを前回に気づいて、
私は書店営業スタイルって感じなんですけど。
広めていきましょう、書店営業スタイル。
あの形でみんな来るのってやっぱこういうメリットがあるんだって思って。
なるほど。
最適化されている。
最適化をやりがいを。
めちゃくちゃリニーカルになってる感じしますね。
確かにね。
そうなんですよね。
紙の資料をいっぱい持ち歩く外回りの方がたどり着いた境地。
トートバッグだけだとやっぱ重くなっちゃうから、やっぱりリュックが必須なんですよね。
確かに。あとね、ブースの前もね、広いとは限らないですもんね。
だからそこでなんかこう。
もたもたするとちょっと気使うし、焦るから。
そうですよね。
小銭いっぱい持って、すぐ出せるようにしてっていうのが最近私のスタイルになりました。
いやでもすごい。
ちなみに小銭どれくらい持っていきますか?
小銭は2000円分の100円玉崩してって、あとはもう1000円札で持ってきます。
あの釣り船をね、各ブースの出展者が用意するから、1万円出すのちょっとこっち気が引けるっていうか、
ほんとごめんなさいっていう感じの気分になるんで。
今更ですけどニコニコ現金払いが基本みたいな感じでしょうか?
ペイペイみたいな。
ペイペイやってる人もいらっしゃる。
企業ブースとかは多分そういう電子マネー結構いけるんですけど、
やっぱなんか一人で個人で出展されてる方は基本現金かもしれないです。
小銭がマストってことですね。
そうですね。
あるといいかもしれないです。
ちなみに時間帯ですよね、あとね、とはちょっと思ってて。
私と青木さんが行ったときは結構午前中というか早い時間帯にも行ったんですけど、
それより後ろに倒れてくると入るのに入場制限がかかってたりとかしましたもんね。
ちょっと狭い会場のときだったんであれなんですけれども。
なんでできたら早めに来た方がいいかなって感じは。
売り切れもある?
売り切れも全然普通にあると思います。
しかも夕方ぐらいにやるともうブースの出展者側が店を畳むというか。
確かに売り切れたところとかも結構帰るのも早かったりしますもんね。
早いからもう畳んじゃってたりするんで。
本当にちょっと楽しみたいなって思うんだったらちょっと早めの方に来てもらったらいいかなと思いますね。
早起きをしてお水を手に小銭たくさん歩きやすい靴でトートバッグを持ち
ドキドキしたら最初に私たちのブースに来ていただければ初心者対応ができると。
大丈夫だと思います。
お待ちしております。
出展者の準備
マーチさん出展したことがあるってことなんですけど、出展者側としては何か準備していくみたいなことはあったんですか?
そうですね、出展者側はまず売るものを用意します。
そうだね。
大事。
お店としての要件として。
あと先ほどお話にもありましたけどお釣り。
お釣りね。
あとはテーブルに重機を置いたりするので、販売するものを手に取ってもらいやすいようなレイアウトができるような本を立てるやつとか棚とか看板とか。
面でね、斜めに立って見せられるみたいなね。
あと値札とかは用意をしていきます。
確かにね。これいくらなのかわからないって時ちょっとためらうよね。
ためらいますよね。
せめてマステとかでいくらって書いてみてほしい。
確かに。
1点もので2万とか言われたら嫌です。
でもね、そういうのもあるんですよ。
本当ですか。
そう、手作りで想定、すごいこだわってやってらっしゃる方とかいます。
ぶんぶりの高額賞金って最高どのくらいなんだろう。
確かにね。
あんま意識したことないかも。
なんかね、データ出てた気がします。文学フリマーの運営さんがデータで見る文学フリマーみたいな投稿されてたので、どっかで多分見れるかなと思います。
文学フリマーって運営されてる方々が結構熱い方々が多くて、ほぼボランティアで回してるんですね。
なので皆さんが入場する12時までの間に出展者は入って設定とかするんですけど、朝一でボランティアの人たち、有志で来れる人はぜひ来てくださいという形で入って、
長机と椅子を予約をした方、出展者さん分、畳んで置いてあるやつを運んで、ブースの地図があるんですけれど、そこに置くっていう作業をやったり、
ブースの番号を並べたりみたいなのもやってくださってて、すごいみんなで作ってる感じがします。
なるほどね。だから出展する側もできれば気持ちよく使って気持ちよく買えるみたいなことはちょっと心がけたらいい感じですね。
そんな感じです。
ブースの様子
実際にどんな感じだったんですか?
どんな感じ?
要は僕らお客さんとして行った時にはさ、並んでるというかブースがこうあるからどれ買おうかなとか、ないしはどういうものを扱っているのかなってあるけどさ、ブースから見える景色ってどんなのだったんだろうみたいな。
そうですね。ブースの前を通られる方が大体知らない人なので。
そうだよね。
こんなのやってますとか、声はおかけするんですけど、八百屋さんみたいにいらっしゃい、いらっしゃいみたいにやってると聞く人が多い。
そうなんだ。
インな空気が。
そこにも。
本当本屋さんで本を選ぶのと多分似ていて、その想定が気になったからとかタイトルが気になったから立ち止まってくださって手に取ってくださった方をみっこり見てる感じですね。
話しかけても大丈夫そうな空気の方でしたら、お声掛けして、これこんな経緯で作ったんですよとか、このタイトル実はこんな意味がありましてとか、裏見るとこんななんですねとかお伝えして買ってくださったり、あ、そうですかありがとうございますって言っていかれたりとかする感じですね。
話しかけはしないけど、もうオープンマインドね。
いつでも。
話しかけても全然いいと思います。
お客さんの中でもめっちゃ目を合わせてくださって近寄ってくれる人とかもいるので。
そうなんだ。
人にやっぱ寄る。
人に寄る。
でも基本的に出展者の顔を見るっていうよりかは本を見てるので目線が自分の方には向かないから。
そうなんだね。
こっち向いてくれみたいな感じだと結構引いちゃう人多いだろうなって思うし、私もお客さんでブース見てるときは本を見てるからお店の方にめっちゃ顔見られてるとちょっとドキドキしたりはします。
これ個人的なやつなんですけど。
青木さんは本をやっぱ見ます?顔を見ます?
確かに言われてみると結構下ばっか見ててやっぱ知り合いの人だったらいるかなって思って売り子の一貫の人の顔を見てるかもしれないけど本当に知らない誰も知らないブースだったら本当に机の上のものしか見てないかもしれない。
お会計のときに初めてお店の人の顔を見る感じがします。
確かに。開いてるかなみたいな。手開いてるかしらみたいな感じで見るかも。
そうかもしれない。でも確かに俺一個だけとんでもない恥ずかしい経験があって、名前出していいか分からないけどドモン・ランさんっていらっしゃるじゃないですか。死ぬまで生きる日記とか書かれてる方で。
文振りのブースのテーブルの上にドモンさんの本があったんですよ。
これ読んだことあるわと思って手に取ってどうですかってお店の人に言われてこれ読んだことあって言ったらありがとうございますドモンですって言われたんですよね。
ご本人。
言われたときに大変失礼しましたっていう気分になって。って思うと俺も顔は見てないかもしれないですね。
ブースの名前すらもちゃんと見てないときあるかもしれない。
結構本しか見てないしどっちかっていうとタイトルもあんま見てなくて想定私すごい見ててデザインとか紙とかなんか綺麗とかかわいいとかそういうの見ちゃう。
確かにね。タイトルとか読んじゃうわよく。やっぱりタイトルとか想定だね入りは。
受験者の気持ちで言うとお客さんとコンタクトいっぱい取りたい気持ちはあるけど買いに来る側の視点だと本はやっぱり見てるからむやみやたらに話しかけたりとか顔が見してると圧力感じちゃうだろうなとはすごく思ったりはします。
確かにね今の面白かったですね。そっち側から思う景色とこっち側から見える景色はだいぶ違ったかもしれませんね。
リトルプレスの重要性
ちょっと最後ぐらいに我が店の文芸担当の本棚ってやってます?
今いないいなくなっちゃってるんですよ。
いなくなっちゃいました?
でも戻そうと思えばいつでも戻せるんですけど。
青木さんのお店だと本棚があって、その本棚に青木さんが選書した、選書って言っていいのかな?
選書です。
選書した本が並んでる棚の一角があって、青木さんってこういう本読むんだみたいなのが顔知ってたりするとすごいわかるみたいな。
だからお店に行くともう今この本読んだんだなとかってのがわかるこのコーナーがある。
たぶん私見たことある。
でもその時にちょっと思ってたのが、結構流通してる本よりもリトルプレスっていうか個人が作ってて裏面にあんまバーコードがない本結構多いなと思ったんですけど、
青木さんはやっぱりそっちの本が好きってことなんですか?
お店で今使ってるリトルプレスの本たちって商業出版もまだしてない作家さんたちも結構多くて、
うちのお店は結構編集の人とかデザイナーさんとかが結構多く来てるんで、
話聞いてるとうちのお店で買った人が良かったから次の文芸師の読み切りのエッセイとか書いてもらう、
なんか依頼につながりましたみたいな話をちょくちょく聞くので、
なんか私は応援、なんかすごいなんか上からみたいな感じになっちゃうかもしれないですけど、
応援したいみたいな、見つけてほしいみたいな気持ちも込めてあそこに置いてました。
そうなんだ、なんかすごい良い話でしたね。
すごい良いサイクルがそこで生まれ始めて、起点になってるってことですよね。
なんか嫌な声も入ってきちゃう時があるんですよ。
なんか心弱くなっちゃうみたいな、10部とか20部吸って、
変な話、すごい時間かかるじゃないですか、書くのも編むのも。
だけど10部20部とかやっても何もならないんじゃないかっていう気にもなったけど、
なんかちゃんと届くとこには届いてて、なんか見つけてもらえるっていうのはすごく嬉しいなって思ってて。
ちょうどのやぎさんもネットで書いてる人だけど、
年末にちょっと朗読会でご一緒した時に、その時初めてね。
そうですね、作ってみましたという。
そうそう。
あって今回ね、ファミフリーでも売るから、そういう縁が繋がっていくといいかもね。
そうですね、読んでくれる人がいるっていうのが一つでも見えると。
縁が繋がるかは何ですかね、タイミングとか面白さとか次第だと思うんですけど、
読まれるなと思ったら一番嬉しい気がする。
そうね、なんか最後いい話が聞けてよかったなと思いました。
というわけでちょっと前半の方は、この辺でちょっとお時間が来たので終了したいと思います。
後半はですね、Webカタログを見ながらだらだらちょっと話していきたいと思いますので、
どうぞ皆さんお付き合いください。
23:12

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