こんばんは、カシミアノートです。5月11日に行われた文学フリマ東京、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。
今回の回は、それの振り返りをしていきたいと思います。僕一人でね、ちょっと喋ってみたんですけれども──なんとも盛り上がらなかったので──
話し相手を呼んでおります。のやぎさんです。どうも話し相手ののやぎでーす。全然よろしくお願いします。よろしくお願いします。
のやぎさん、ほんと急遽ね、お呼びして。今日の午前中?
今日ですね、今日の今日。
そうですね、あのー、これ夕方?まあ夜に撮ってるんですけど──
あの、ほんと急遽来てもらいました。という感じで、ちょっと一緒に振り返っていければなと思っています。
えっと、もどもとのやぎさんは、初めましてでしたよね、文学フリマとは。
はい、文振り行くのも出すのも全部初めまして。
で、その時に覚えてますか?4人の話した回の時に、陰な空気みたいな。
はい、陰か陽かで言えば陰だと。
実際どうでしたか?
いやー、暑かったですね。
あのね、人の熱気でね。
はい、陰とかじゃなくてもう、熱気でしたね、熱気。
いやほんとそうですよね。ちょうどね、僕とのやぎさんが朝10時ぐらいに駅に集合して──
まあそこからね、会場に向かったんですけど、まあ天気もね良かったんですよね。
そうですね、お天気良かったですね。
で、風もね気持ちよくてとても。まあそこからですよね、入っていきまして。
もうね、ほんと行列も行列みたいな感じで。
だから初めね、並ぶ並ばないみたいな話もしてたと思うんですけれども、がっつり並んでましたよね、皆さん。
並んでましたね。
そう。で、まあできるだけ早めにね、僕らは12時会場なんですけれど、
まあそれよりも前にブースセッティングして。
だいぶね、早めに入ったおかげでだいぶゆっくりできましたよね。
結構あの、バタバタするかなと思ったんですけど、ちょっと早めに入らさせていただいて。
うんうん。
まああのスタッフの方と、参加できなかったんですけどボランティアの方が、
あの机とか全部セッティングをいただいていて、すごかったですね。
そう。ちょっと圧巻でしたよね。
はい。
あんまり人のいないビッグサイトも見る機会ないから、
初め入ったときはね、まだちらほらね、
人がいるまばらにいるなあみたいな感じだったのも、
結構新鮮な風景だなっていう感じもしましたし。
で、そこからね、11時ほんと過ぎぐらいでブース出来上がって、
で、11時半ぐらいにもう結構こう周りの、
そのブース出展者の人たちがだいぶ集まってきて、
なんかちょっと騒がしいなというかなんかちょっとこう、
焦るというか急かすような空気になってきて、
あれ多分僕ら直前に入ってたら飲まれてた気がするんですよね。
そうですよね。なんか間に合わなかったというか、バタバタします。
本当にそう。
であってもう入場間際ぐらいにね、アナウンスとかも流れ始めて、
でそれでまあ僕もちょっとこう始まっちゃったらあんまり動けなくなっちゃうから、
見せ方、渡し方、色、全然違いましたもんね。
全然違ったね。
なんか印象に残ってるブースとかあります?
そうですね、まず挙げるとしたらデジタルサイネージ。
あれね。
買ってらっしゃったブースがあって。
すごいですね。個人で持ってこれるんだなっていう。
そうそうそうね。
もう本当電源供給どうしてんだろうみたいなね。
しかも。
なんかあの道案内みたいなのとか入れてたじゃないですか。
そうそうそうそう。
ああいう、何て言うんですかね、場に貢献する感じののもあって、なんかすごいなって。
常に目が行っちゃうよね、ああいうのあれ。
はい。
結構高さ勝負だなっていう感じもしたんですよね。
そうですね、会場がすごい広くて、遠くから見えるというか、そういうのも確かに大事ですよね。
だからもう戦国武将の旗みたいな感じですよ、各ブースが。
なんか。
のぼりのぼり。
掲げてるような感じが多かったですね。
会場がすごい広いし、人も多いので。
なんか結構人も多いし、かつ並びは一緒だからちょっと迷うというか。
あれどうだったっけみたいなのあるんですけど、ちゃんとブースの番号とかあるので、しっかり見れば分かるんですけど。
ちょうど私たちの近くにのぼりが立ってたりするブースさんがあって、帰ってきやすいみたいな。
ああ、確かにね。
見つけやすいし。
あそこ目指しにしようみたいなね。
確かに確かに、あとね。
あとね、なんかこう照明が焚いてあるブースとかね。
すっごかったですね。
そう。
なんか木材でちょっとこの骨組みでブースの上に屋根を、屋根っぽいのかな。
なんかこう作って、そこの真ん中からこう舞台でいう探察がさしてるみたいな感じで。
明らかにあそこの一角だけちょっと光量が違うみたいななんか感じで。
目立ちましたね。
そう。
世界観がちゃんとあるみたいなね、ブースって。
なんか、三者三様というよりかも、何でもありなんかっていう。
何でもありだなっていう感じもしてたかな。
結構その、先ほど最初に知り合いの方が聞いていただいて本当に助かったなって思ったんですよね。
やっぱ出展するまでに、どれだけちょっと本の内容をお伝えできてるかみたいなのは一つ。
売れることは全てじゃないとはいえ、私できる個数を増やすってことになるとやっぱりその辺大事なんだなって。
身に染みて思いました。
そうだね。
なんかあそこで、もちろんね、あそこで販売ブース設けてやる以上ね。
そこでどれだけね、やっぱ来た人に引っかかってくれるってのは大事かもしれないけど。
でも実際行ってみてわかったけど、人の数がほんとすごくて、人に酔っちゃうみたいななんか。
あとね、熱があったみたいな感じでね、ほんと徐々に空気が薄くなってくっていうのもね。
だからなんか初めからね、ピンを立ててもらうじゃないけど、目的地にちょっとしてもらうみたいなことをちょっと考えておかないといけないのかなっていう感じもしたかな。
事前にご案内をしていて、結構やっぱそのすぐ最初に入って来られる方はお目当てのブースがあるというか、会われてる印象だったので、
しばらくはそこに目がけてみなさんが落ちているようなイメージだったんですけど、
そしてプラグすると、それは落ち着いて散策モードになるというか。
みんなこのブースをバラバラーっと見ながら会っていくみたいな。
それが常に混在していくような形だったので、バラバラっと見ている人に目を引くっていうようなこともまず大事だし、
あれですよね、立ち止まった時のプレッシャーがすごいじゃないですか。
あーそうだね。
なんて言えばいいんですかね、ガンダムくらいプレッシャーありますよね。
分かる分かる、でも。
あの、大体の方がブースに書いた人、作者の人が座っていらっしゃることが多いので、
その人の目の前で本を手に取って、読んで、買わずに戻すことの、なんて言うんですかね、それができるかできないかっていうのは結構むずいなと思ってて。
そうだね、あれもあれだよね、アパレルの洋服屋さん行って試着して、買わずに買えるみたいな感じでしょ。
それがそのなんて言うんですかね、服作った人にやられるっていう。
あーそうだよね、販売員の人じゃなくて、もうデザイナーからもう本当にやった人ってことだよね。
全然気にしないんですけど、やっぱり買う側になると気にしちゃうので、立ち止まって手に取るハードルがまず一個でっかい。
うんうん。
なんで、結構その、あ、その文藤さんが用意されてる試し読みのブース?
見本紙をね、集めたコーナーがあるんですけど。
あそこがすごいいいなーって言うと、あそこ経由でやっぱ来られる方多いんだろうなと思う。
うんうん。あそこね、なんかもう一箇所にギュッて固められてるから、まあそれこそね本当にビッグサイトめちゃめちゃ広かったから、歩き回るだけでちょっと疲れちゃうんだけど、
だからそこである程度のね、なんか当てというか、なんか見つけられるのはすごい良かったなー。
見本紙コーナーに書く本が置いてあって、ブース番号とお値段とか書いてあって、そこ立ち読みして気に入ったらそのブースに行って買えるみたいな。
うんうんうん。
これいい仕組みだなー、うまい仕組みだなーと思う。
そうだね。
あとはあれですね、フリーペーパー?試し読み?
うんうん、試し読みね。
あのやっぱ配られてる方が多くて。
多かったね。
知り合いで出されてるところに、やっぱその試し読みに配って、やっぱ疲れたときにそれ読んで、気に入ったら買いに来るみたいな。
なるほどね、確かに確かに。
その辺は何ですかね、もう作戦ですよね。
作戦かも。
どうやって届けるかっていう。
座れる場所は結構たくさんあったじゃないですか。
休める場所がたくさんある分、そこでなんかちょっと一息ついたときに、まあ片本読む人もむしろいるんだろうけど、
まあね、なんかこうもらったフリーペーパーとかをね、読んでもらったりするのもありなのかなって思ったりとかしたし、
あとこの接客のポイントの、なんていうの、ちょっと専門用語言っちゃうけど、あのコンバージョンポイントをいろいろ用意しておくと。
どこに持ってくるかってことですね。
あのコンバージョンは成果ってことなんですけど、あの成果ポイントっていうのを細かく言わ分けとくみたいな。
だから一番は多分、本を購入してくれるっていうポイントが一番でかいんですけど、その一個手前にフリーペーパーを渡すっていうコンバージョンポイントが設定できるのかどうかとか、
なんかそういうことも、何より我々の前のブースの人の接客がめっちゃうまかったなっていうのもあって。
すごいうまい方いましたね。
うまい人いましたね。
足引きがうまいっていうか。
さっき言ったコンバージョンで言うと、この人は買うから買う方に遠く、この人は多分買わないからフリーペーパーに向けて遠くみたいな。
瞬時の判断と声のかけ方と身の引き方というかなんかね、それがすごく上手だなって思いながら、
対してね、我々はもう目の前にお客さんが来たらもう、ポケモンバトル申し込まれたみたいな感じになっちゃうから。
バトルしようぜ。
あってね、こっちはもうどうしようみたいな感じになってたし。
一応ね、僕が当日向けにフリーペーパー1個作ってたんですよ。
ちょっとこれでも面白かったなやってみて、本当に急遽ジャストアイディアでやってみて面白かったんですけど、
ジンだと中身の話って結構読み込まないとできないじゃないですか。
だけどフリーペーパーだと本当にすぐ終わるっていうかなんか、
あともうタイトルで結構引きのあるというか、結構強い言葉を使っちゃってもそんなにこう本編とは関係がないから、
なんか本当になんかこう、なんていうの、飛び道具として、なんか一個こう話のネタになるというか、
盛り上がる一個のツールとして、すごい活用できたなっていう実感はありましたね、なんか。
本当に思いましたね。なんか本はやっぱりすぐ読めないっていうことを改めて思って、
中身を届ける努力って別のものなので、いざ立ち読みして読んでもらうっていうハードルが高い以上、
ちょっと切り出して、届けて、中身をちら見せして、
で、あの機に行ったときにもう一段踏み込んでもらってっていうのは、
売れる売れないみたいな話ではなくて、親切な気がしますね。
そうだね。本当にそうだ。なんかやっぱり、僕が舞台やったりとかしてることもそうなんだけど、
舞台を見に行くまでのハードルも高ければ、何の話なのかも説明しようがないしって。
映画館も基本的にやっぱりそうで、映画見るまでやっぱ内容がわからなくて、
でも結局映画館でのなんかこうすごくランキング出たりするのは結局、
満足度よりも入場者数とかで出ちゃうっていうことだから、
なんかちょっとそこのね、なんか親切設計をするために一個ね、
何か短めのね、自己紹介がてらじゃないですけれど、
ものを用意しておくといいなーってのは今回めちゃめちゃ思ったなーと思いました。
新しいものが作るのが難しかったり、要約が大変だとすると、
頭いいなーって思ったのが、最初の10ページだけ別で切り出してる書冊とか。
あーなるほどね。
応募料で配ってるとか、ああいうのが続き気になるじゃん、回って。
確かに。
うまいなーって思っていて。
でも結構みなさんは何ですかね、これ気にしないというか、
本当に印刷してきたんだなっていうことも全然ありありな感じだったので、
できる範囲のクリエイティブで渡されるっていうのも全然ありだと思って。
そう、だから本当ね、僕もコンビニ印刷なんですけど、実際用意したやつは。
でも全然それぐらいでも、多分もらった側はね、あんま気にはしないかなって思いましたね、僕も。もらいながら。
普段インターネットで書いてるので、読んでもらうハードルはおそらく紙よりもかなり低いというか。
お手元のスマートフォンでまず読めるので、そういうところにすごい助けられてるんだなーって思いつつ。
それはそれとしてやっぱ中身を届ける努力っていうのが別の話なんだなーという。
あとね、同じ創作仲間の人たちと会えたりね、つながれたりするっていうのもでかいですね。
場があるっていいですね。会いに行けて挨拶できて。
本当にそうですよね。だからあそこで本当に名前を覚えてもらう、ブース名とかもそうだし、自分の名前を覚えてもらったら、
もうなんか友達にどんどんなっていくなっていう感覚もあって。
で、もちろん書いたりするのって一人の作業だけど、こうやって一緒に売るときは横並びで一緒に売れるっていうのは、
本当にお祭りみたいな感じとか文化祭みたいな感じで楽しいなーっていうのは純粋に思いましたね、その時。
当たり前だけど一人でできない場所というか。いっぱい書いてる人がいるからできるあの熱気。
そうですね。本当に。
だから来場者1万人ぐらいいたんでしたっけ?
過去最高です。
あっちで受けしますみたいなことを事務局の方がアナウンスされてますね。すごいですね。
あとなんか全然違う、なんか文学フリーマーでYouTubeとかで検索してみると、
今年の映像を出してくれてる人もいるんですけど、全然知らないブースばっかりなんですよ。
つまりそれだけ回れてないんですよね、こっちも。
もう、だからね、1日は回りきれないから、ある程度やっぱりご縁みたいなものもありつつっていうのがね、感じること多かったなと思います、それは。
意外と大事だなって思ったのが終わった後。
終わった後。
SNSとかやってらっしゃる方多いと思うんですけど、文振りさんの公式のタグで買った本みたいな。
文振りで買った本タグとかを本当に皆さんいっぱい投稿されていて、
書類をまとめて書いてたりとか書いたりとか、
あとフォローみたいなことをいっぱいしてくれてらっしゃる方がいっぱいいるので、
そういうところをちょっと探しに行くとか。
確かに。
あとの交流みたいなのも大事かなと思いました。
単純に嬉しいですし。
あまり考えたことがなくて。
あ、そうなんだね。
今回も誘いいただいてっていうのはちょっとなんですかね、後乗りみたいな感じで。
でもね、今回はね、みんなでやったほうが楽しいし安心するしってのもあって、
それはなんとなく結果みんなでやっぱりやれてよかったなっていう感じもあるからさっていう。
でもまあ一人でね、ブース構えるってやってる人も結構多かったじゃないですか、それで。
逆に言うと僕らのほうが珍しいタイプなんですよね、多分。
なんか人が集まってやるっていうタイプがどうなのかな。
いやでもそうっすね、落ち着いて考えると本当に職業もバラバラで。
あ、そうそうそうそう。
珍しいサークルだなって感じですね。
なんかね、そうそうそう、なんだろうねっていう。
そうそう、でしかもブース定員2名しかいないから、
のやぎさんいますかって入ってきたら、
あ、ごめんなさい、今ちょっと休憩になってみたいな。
そういう話になっちゃって。
でもあれ一人でやってたら休憩取りようがないし、
書き置き置いて、すいません、何時に戻りますっていう。
戻ります。
下町定食屋スタイルみたいな感じになるってことでしょ。
一人店主のやつですね。
そうそうそうそう。
それはまた大変だなっていうのもあって。
なかしばらくまた書く方に入ろうかなと思うんですけど。
いやでも。
ご縁があればぜひ。
そうですね。
本当に健全な振る舞いですよ、それは。
もうなんか出るにしても出ないにしてもっていう感じな気がする。
こちとるはもう本当文振りに出るから書き始めたっていう超不純タイプだからね。
全然でもいいと思いますよ。
とりあえず申し込んじゃえば書くしかないっていうのもある。
試験勉強するために申し込もうみたいな、そういう感じのもあるから。
ある意味一つのやる気を出す、あれかもしれないですね。
ちなみに最後に今回実を言うと衣装を、衣装っていうか服装を全員青で統一してたんですよ。
はい、プロカー。
そうそうそうそう。
これおふれ話じゃないんですけど。
のやぎさんと僕を見たことない人はどっちがのやぎさんだろうって迷わせてしまいましたね。
背格好がだいたい同じ。
そう、背格好が同じで、今僕が前までちょっと赤髪だったんですけど、今黒い髪をしてて、のやぎさんも黒い髪なんですよ。
で、だいたい背丈も二重も高くて、衣装コーデを青で統一しましょうって言ったら、青い服でブースにいますっていう。
なんか触れ込みをしたら、いやどっちやねんっていう。
っていうのはちょっとあったので。
色で統一するのは今後やめようかなと、もしなかったら。
どっちがどっちですよっていうのが分かるほうが良かった。
分かるほうが良かったなっていうのは結果思いました、なんかそれは。
それで言うとあれですね、名札つけてる人が多かったですね。
そうそうそうそう。
自分の名前、ペンネームとかを胸に。
大事ですね、それ。
それはそうだって思いました、後から。
俺もそうだなと思いましたけど。
だって明らかに苗木さん目当てで来たお客さんが俺に話しかけてる瞬間があって、いや俺じゃないっすっていう感じ。
俺じゃないです。
普段顔を出してるわけじゃないから。
そうだよね。
だからね、名札いりますね。
名札大事です。
そうだね、なんかそんな風に思ったな。
あとペンネームかな、あとペンネームが必要ですね。
本名を名乗るにはちょっと恥ずいっすよねってなってくると、やっぱペンネームがいるなっていうのがあるんで、それも用意しておくといいかもしれないですね。
ちょっとなりきりじゃないですけど、やっぱモード変えられますしね。
そうそうそうそう、もうそうだし。
あと、それこそね、その文振り前に届けることに関しても、なんかやっぱ本名だと人格がすごく分けられないから、やっぱペンネームがあるといいんだろうな、なんか活動しやすいんだろうなっていうのはめっちゃ思いましたね。
本当です。
なのでね、すいません、ちょっと青コーデにしようって言ったのは僕なんで、すいませんでした。