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2025-11-05 15:49

#32 文学フリマ東京41、出店決定!——日記ZINEと“手放す”エッセイたち

📝11月23日(日)文学フリマ東京41に「カシミアノート」が出店決定。
今回のブースは南3・4ホール「ソの21」──。

新刊『となりの誰かの日記を読んだ』では、11人が参加した日記企画「となりの日記もやい荘」を収録。
さらに「手放す」をテーマにした5人のエッセイ集、
そして個人エッセイ集『あの声をまだ覚えている』など、
これまでとこれからの“書くこと”をめぐる作品を紹介します。

トーク相手はおなじみ、フクモトさん。
文学フリマ前の準備室からお届けする、近況と創作の裏側。

📍INDEX
文学フリマ東京41出店決定/新刊『となりの誰かの日記を読んだ』と日記企画「もやい荘」/
Googleドキュメントでつくる“日記”の試み/テラスハウスのような文字だけの共同生活/
「手放す」をテーマにした5人のエッセイ集制作中/個人ZINE『あの声をまだ覚えている』の裏話/
平成カルチャーと通話の記憶/既刊ZINE『日記が手紙に変わるそのとき』『たぶん、忘れたふり』ほか紹介/
野やぎさんの作品と当日の出店情報

サマリー

リスナーに向けて、文学フリマ東京41への出店が決定したことを報告し、新刊の内容やエッセイ集の制作状況について詳しく説明しています。特に隣の誰かの日記を読むプロジェクトや、手放すことをテーマにしたエッセイ集が紹介されています。このエピソードでは、文学フリマ東京41への出店について論じ、手放すことの重要性に焦点を当てています。また、様々なエッセイ集や日記ZINEの内容についても触れています。

文学フリマ東京41への出店
こんばんは、カシミアノートです。11月23日日曜日、文学フリマ東京41に出店することが決まりました。
すっかり文フリチャンネルになりつつあるんですけれども、ちょっといろいろありましてですね、なかなかカシミアノート更新できていなかったんですけれども、
ちょっとそのいろいろあったということは、後日ちょっと落ち着いてからお話しするとしてですね、
今日はですね、ちょっと話し相手に来てもらっています。お友達の福本さんです。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。福本さんはね、2回目ですかね、カシミアノートに来ていただいて。
そうですね。
前回も文フリに出るときですね、前回の文フリに出るときもちょっと来ていただいて、ちょっと話し相手になっていただいたという感じでございます。
よろしくお願いします。
カシミアノートですね、文学フリマ東京41南34ホールのソノ21におります。
ソニーですね。非常に覚えやすいですね。カレーライスの女の。
この世代じゃないとわかんないネタですけどね。
ソニーですね、しかもそれはね。ソノ21でお持ちしておりますので、ぜひお越しください。
日記プロジェクトの紹介
今回は結構新刊を揃えている予定です。
ちょっとその話をさせていただきたいと思います。
まず1つ目なんですけれども、今回は新刊の1つ目で、隣の誰かの日記を読んだというですね、日記人を1つ持っていきます。
これは福本さんもですね、協力していただいているんですけれども。
これは日記人がですね、どういう内容なのかというのを少しお話しさせていただきたいんですが。
実はですね、我々知人、友人、いろんなコミュニティの人間に声をかけましてですね。
2025年の夏にですね、ちょっと実験的な日記企画をやっておりました。
その名もですね、隣の日記もやいそうというですね、名前をつけましてですね。
11人の男女はですね、なんと海の日から8月31日までの6週間ですね。
日記をですね、書いてですね、それを読みに行ったりですね。
実際ね、Googleドキュメントをですね、1人ずつ1人1個用意してですね。
そこに日記をですね、毎日書いてもいいし、書きたくなったら書いてもいいということをしていまして。
本当にちっちゃいSNSみたいなのをちょっと作ったみたいな感じですよね。
なんかそんな感じでしたよね。
なんかネットの海に漂流させるには、なかなかちょっと勇気がいるなっていうことも。
11人の影響力というのがですね、見える、可視化できる範囲の中だったら書いてもいいかなって思えることを書いてみたいとか。
本当に大後悔する日記と自分だけしか見ない日記のちょうど間ぐらいでですね。
なんか日記を皆さん書いていただいて、それを本当特定の人間だけが読めるというですね、ものをやっておりました。
実際のこの体験した人がどういうことを思っていたりとか。
実際に日記をね、やっぱり書くの難しいとか、どういうふうに書いていたのかっていうのも掲載されていますし。
実は今回のこのフレーム作りというかシステム作りというのも再現できるように。
できるだけちょっと細かく、なんでそもそもGoogleドキュメントを選んだのかとかを書かせていただいています。
これを選んだ理由っていうのもあるんですかね?
そうですね。結構詳細に書かせてもらっています。
あと、おまけで日記書きたいけど、やっぱり書けないっていう人結構多いんですよ。
僕の周りも結構いて。
で、その人のためにこういうことちょっとなんか目を向けたらどうかなっていうのもちょっと数ページおまけで付けてますんで。
ぜひこれは日記の入り口というかですね、始めてみようかなっていう方もそうですし。
誰かの日記ちょっと読んでみたいけど、オムニバスってないじゃないですか。
なので読んでみたいなっていう方もちょっと点取っていただけたらなと思っています。
レクチャー的なものもあったんですね。あるんですよね?
そうなんですよ。まだね、くもさんご覧になってないですもんね、これはね。
はい。いやでもそれがあるんだったら僕も始める前に見てみたかったですね。
いや、くもさんありましたよ。
ありましたっけ?あれ?
ありましたよ。
やばいやばいね。
トップページにリンク貼ってあったんですよ、実はね。
そうだったんだ。
日記が書けなくなった時に見てねっていうお守りみたいなものがあったんですけど。
これね、でもね、僕あんまり主催者なんで、僕あんまり感想を今まで言ってなかったんですけど、
テラスハウスって覚えてますか?
覚えてます、もちろん。
恋愛リアリティーショーじゃないんですけど、
本当に台本はなくて用意されたのは綺麗なお家と車だけみたいな、そういう感じ。
筋書きのないストーリーの筋書きみたいな。
そうそう、そのテラスハウスの日記版だなって僕はちょっと思ってるんですよ。
なんかわかりますかね。
確かに確かに。
なんか各々の生活というか。
そう、なんかGoogleドキュメントが一つのお部屋だとして、
なんかそこにノックして、今日どういうことあったのっていうのを聞きに行ってるっていうか、
なんかそういう感じなんですよね。
テラスハウスもやっぱりリビングに降りてきて、
今日どこ行ったの?とか、明日どこ行く?みたいなそういう会話があったように、
なんかそういうものがなんかここにあったような気がしていて、
なんか面白いなって思ったんですよ。
最後、薄味の感想になっちゃった。
薄っていうこの生活を持ってくるっていうスタイルが、
確かにこうリビングで集まってみんなどうなったみたいな。
日常のね、しかも延長線上にあって、
しかも参加してる側は結構リアルタイムに見てるじゃないですか。
だから本当に昨日ここ行ったんだなとか、
なんかこういうことあったんだなって思うことが、
すごく地続きというか、
すぐ隣で見えないけど起こってるんだなって思うと、
いや、これは本当に共同生活を送ってるような気分になるなと思って。
僕はなんかこれどこかテレビとかの企画でもやってほしいなって思うんですけど。
話し手1はそういうことですよね。
小説家とミュージシャンと、作詞家とみたいな、
なんかそういう言葉に制度の厚い人たちを8人ぐらい集めて、
なんかやったらすごい面白そうだなっていう感覚。
っていうのが今回一つ、日記陣。
隣の誰かの日記を読んだというものを一つ持っていきます。
手放すことをテーマにしたエッセイ集
続いてですね、これは現在制作中なんですけれども、
エッセイ集ですね。
エッセイ集。
はい、エッセイ集、タイトル未定でございまして、
5人の書き手による陣をですね、今現在制作中でございます。
名前を言うとですね、前回のエッセイ陣、エッセイの陣ですね。
にも参加していただいた野薙さん、経輪キャスターの池田優子さんと、
文筆業の是々悠美さんと、私、ゆうすけが参加していて、
今回もう一人、書籍編集者の橋本里奈さんが参加されて、
5人でエッセイを作っている真っ最中でございます。
本当裏話なんですけれども、まだ原稿が上がってきておりません。
まだ、なんか気づけるのもあるんですけど、まだ。
これ撮ってるのが文化の日の次の日ですね。
そうですね、ということは時間軸も分かるような感じですけれども。
やばいですね、本当に。
もう初めての経験です、私。
伝説でもないのに原稿落とすっていう。
どうなんでしょう。
でも一応、文学フリーマー、東京は当日に製本できてればいいので。
そうですね、確かに。
今回テーマは決まってまして、手放すということをテーマにですね、
皆さんエッセイを書いていただいているということです。
なんか、久保さんあります?
手放すとかって何か聞いて。
逆に手放せないタッチなんで。
ああ、そうなんですね。
いろんなものが。
でも、コレクションするの好きですもんね。
好きですね。
逆になんかスペースで置けなくなったらどうするんですか。
なんとかスペースを作るで逃げて、それでもできなくなったら、ちょっと諦めるというか。
プレイングゲームなんで、フィギュア系にドハマりして。
はいはいはい。
で、今ここに座っている部屋がどえらいことになってるんですけれども。
あ、そうなんですか。
はい、実のところ。
まさにそろそろ落ちスペースがなくなるみたいなのがあるんですけれども。
え、でもそれどうするんですか。
持ってるやつを。
いや、そうなんですよ。
そのまま落ちてあるんで別に箱から出すわけでもなく、出れるわけでもなく。
それからは処分しろ、売れと言われ。
そうですよね。
つまりですね、手放すって大人になればなるほどむずいんですよね。
文学フリマ東京41の出店
で、人間って亡くなる瞬間までは持ってますけど、天国には持っていけないじゃないですか。
ねえ。
となってくるとですね、どのタイミングで手放すのか、ないしは抱えたまま生きていくのか。
大人になると、子供の頃は絶対考えなかったじゃないですか。
そうなんですよね。
私はもう一部原稿を読ませていただいてるんですけれども、結構いいと思います。
楽しみが増しますね。
でもね、本当に人って何かを手放す瞬間ってドラマがあるんだなっていうのは感じますね。
副題として僕は大人のための手放し入門みたいなことを考えています。
エッセイ集まだタイトル未定ではあるんですけれども、ぜひウォッチしていただければなと思います。
そして次3冊目になるんですけれども、これは前回作った多分忘れたフリ、透明な待ち方を毎日そう歩くという陣もですね、数冊残っておりますのでこちらも持ってきます。
次なんですけれども、私個人の陣です。
タイトルがあの声をまだ覚えているというですね、個人の陣を持っていきます。
これはですね、ノンフィクションエッセイなんですけれども、声だけで繋がった、会ったことない人に会いに行ったという話をですね、詰め込みました。
これ実を言うと、福本さんにもお渡ししたんですが、前回の文学フリマの販売した時に、実はおまけでA4一枚の紙をですね、持って行ってたんですよ。
誰にも言えなかった話というですね、タイトルをつけて6000文字ぐらいですかね、のエッセイをですね、ちょっと試しに配ってみたんですけれども。
効果不効果ですね。多分忘れたフリの感想よりも、その誰にも言えなかった話の感想が僕にめちゃめちゃ届くっていうですね。
そんなことが起きましてですね。
効果不効果。
なんかでもそういう話、みんななんか気になるというか印象に残るみたいな感じがあって。
その話をちょっとベースと言いますか、大体ですね、10ペンのエッセイをですね、収録したものになります。
ただ一応その関係各所にですね、一応お話ししてこれ書きますと。
あーはいはい。
お話をさせていただいて許可もいただいて、ただやっぱりお名前そのまま出すとか。
なんかそれできないことっていろいろあったりとか。
職業だったりとか。
当時のいろいろな描写というのはありますので。
多少のフィクションじゃないですけれども、ちょっと改編を加えつつも。
まあそれはもう。
そう、根幹自体はでも本当にあった話になりますので。
プラスですね、平成のカルチャーの話にちょっと書いてるんですね。
10ペン中5編が平成の話になるんですけれども。
はい。
その中での結構携帯電話だったりとか、今はないスカイプだったりとかですね。
なんか今となったら懐かしいですね。
そうですね、もうないんですよスカイプも。
なんかそういうとこ。
ないんですか。
もうないです。サービス終了してますねスカイプは。
サービスできた当初はめっちゃ助かりましたよね。
やっぱり僕らの世代って電話じゃないですか。
そうですね。
通話料がかかるじゃないですか。
そうするとかけた側が請求くるじゃない。
そうですよね、正直一方的なもんですよねあれ。
そうなんですよ。
考えてみれば。
だから今福本さんとこれ話してるけど、もし電話だったら僕からかけてたとしたなら
僕に請求がきますよねっていう。
そうなんですよね。
しかも本当に長ければ結構な金額請求されてます。
そうなんですよ。
そうすると、どっちからかけるっていう駆け引きになりますね。
もうなんか途中で気づかれて、ちょっとかけ直そうかみたいな。
分かりますかね。
これ多分ね、今の子たち分かんないと思うんですよこの感覚。
そっかそうっすよね。
だって今通信料なんてオノオノかかりますし。
通信料っていうかもう、通信も別にもう固定なんで。
そうそうそうそう。ほぼねインターネットができてから、
今なんてWi-Fi2はみたいなのもあるし。
で、そう考えると本当、まだしかも僕は携帯電話出始めみたいな感じだったんで。
なんかそうすると携帯料金も高いじゃないですか。
そうすると固定電話の方が安いっていう風になってくると、固定電話の方でかけたりとかね。
でもそうすると、家全体にワンコールとかが響き渡るとか。
いろいろありましたよね。
いろいろありましたよね本当に。
ちょっと平成の香りもギュギュッと詰め込んだちょっとのオプションエッセイっていうのを今回ちょっと用意しております。
そしてですね、私個人の日記集ですね。
日記が手紙に変わるその時というものの、これは再版になりますね。
復刻と言っていいかもしれません、これは。
3ヶ月分の日記と8本のエッセイを収録しています。
そしてですね、最後にのやぎさんですね。
インターネットで書いてる人ののやぎさんのショートショーというお知らせになりました。
こちらも前回と引き続き販売しておりますし、
当日のやぎさんと私ブースにおりますので、ぜひ来ていただけたらご挨拶させていただければなと思いますので、ぜひぜひお越しください。
結構ボリュームたっぷりですよね今回。
結構ボリュームたっぷりですね本当に。
11月23日日曜日東京ビッグサイト南34ホールのソの21、ソニーですね。
ソニーですね。
思いやすい。
次回はですね、実際のエッセイを寄稿してくれた方々をお呼びして、またポッドキャストを撮っていきたいと思いますので、そちらもお楽しみに。よろしくお願いします。
というわけで終わりとは、ゆうすけと熊本隆です。
15:49

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