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2025-02-13 35:33

第20回「文学フリマの思い出」

『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―』特設サイト | 早川書房

https://www.hayakawa-online.co.jp/special/fourthwing/


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サマリー

このエピソードでは、文学不倫魔という同人誌即売会に参加した経験とその準備過程が語られています。参加者としての思い出やイベントの概要、作品の出品内容が詳しく紹介され、文学不倫魔の魅力が伝わります。第20回「文学フリマの思い出」では、文学フリマでの出品準備や当日の体験について述べられています。本やポスターのデザイン、告知の重要性、出席者同士の交流の楽しさが印象的です。また、文学フリマの福岡10に参加した思い出を振り返り、出展者や一般参加者の体験が語られています。事前チェックの重要性や自己PRの効果も強調され、参加の楽しさが伝わる内容です。

ポッドキャストの紹介と近況
こんにちは、今日もお疲れ様です。このポッドキャストは、自分の意見を言うのがすごく苦手な私が、言いたいことを言うための練習帳と題しまして、日頃考えていることとか、見聞きしたものや本、映画などなどの感想をこねくり回しながら、自分の言葉にしていくプログラムとなっております。
前回の配信から3週間が経ちまして、近況としてはひたすら寒くてなかなかテンションが上がらないっていうぐらいしかないんですけど、一応そんな中でも本を読んだり買ったりはしているので、軽く紹介しておこうかなと思います。
前回紹介した、「人の期待に縛られないレッスン」っていう本なんですけど、これは図書館で借りてたんだけど、貸出期間の2週間以内に読み終わることができなくて、途中で返却しちゃいました。
でもすごい面白かったので、ちょっと手元に置いておきたくなって注文しております。なので届いたらまた読み直したいなと思っております。
で、その返却した本の代わりに今何を読んでるかという話なんですけど、早川書房から出ているフォースウィングっていうファンタジー小説を読んでまして、これヤバいんですよ。まだ全然最初の方しか読んでないんですけど、これはガチでヤバいなっていう気がしているので、ちょっと紹介しておきたくて。
私は早川書房の公式サイトを開いているので、そこを引用して読み上げる形で紹介していきますね。
これはアメリカで発売されたレベッカ・ヤロスという方が書いた小説です。
で、ざっくり言うとファンタジーなんですけど、ちょっとあらすじを読み上げます。
竜の騎手たちが魔法の力で国防を担う国ナバール。初期館を目指していた20歳のバイオレットは、軍の司令官である母親の命令でバスギアス軍事大学に入学して、騎手を目指すことに。
だがそこは入学者の大半が命を落とす、死と隣り合わせの場所だった。
そんな中、第4機竜団フォースウィングの団長ゼイデンにバイオレットは強く惹かれていく。何重にも絡み合った因縁の宿敵である彼に。
彼女を待ち受ける極限状態での恋、友情、そして命がけの戦いの行方は。
っていうストーリーで、これねー
マジで面白い。いや私その、まだ本当に最初にしか読んでないって言ったんですけど、私今、このバスギアス軍事大学にバイオレットが入学した初っ端ぐらいしかまだたどり着いてないんですよ。上下官のうちの上の3分の1か、ちょっと過ぎたぐらいかな、そのぐらいしか読んでないんですけど、この時点ですでにめちゃくちゃ面白い。
すごいハマるだろうなって予感がしてます。で、私がさっきファンタジー小説っていうふうに言ったんですけど、それは性格ではなくて、公式ではロマンタジー小説っていうふうに言われています。
で、このロマンタジーっていう言葉の説明も公式に載ってるので読み上げますが、えっとですね
最春ジャンル、最も春ですね。最春ジャンルロマンタジーとは、アメリカで今最も注目を集めているジャンルでロマンスとファンタジーを組み合わせた造語。
ロマンタジーというジャンルが本格的に普及したのは2023年。新型コロナウイルスの流行で自宅待機を余儀なくされた人たちに本を読む習慣が生まれ、
TikTok上でおすすめの本を紹介するコミュニティ、BookTokが流行。そのユーザーの多くは女性でロマンタジーが多く取り上げられた。
ハッシュタグロマンタジー付きの投稿が41万以上アップされ、本書、ハッシュタグフォースウィング付きの投稿数も31万を超えている。
これが2024年8月現在のデータだそうです。
読者投稿型書評サイト、Goodreadsの年間ベスト投票では、2023年からロマンタジー部門が新設され、フォースウィングが2位以下に10倍以上の差をつけて受賞。
つまり、新ジャンルロマンタジーを代表する作品がフォースウィングなのだ、だそうです。
私がこの本を知ったのは、早川書房のツイートがきっかけでして、これ9月に、去年の9月に発売されたんですけど、その前にめちゃくちゃ面白い本出しますよ!みたいな激推しツイートをしてたんですよ、早川書房が。
で、魔法とか竜とか学校とかっていう要素を見て、ハリーポッターで育った私としては絶対これ好きやわーと思って、であとそのロマンタジーっていうロマンス要素が結構強いよっていう紹介も同時に見たので、へーと思って買ったんですけど、結構ねこれ大人向けな感じが私してます。
っていうのも、さっき読み上げた通り、主人公のバイオレットが20歳なんですよね、すでに大人なんですよ。
で、この世界ではその軍事大学の1年生は20歳なのかな?ちょっと私、まだ本当に最初の本しか読んでないのであれなんですけど、基本的に大人なんですよ、みんな。
で、そのロマンス要素を匂わせるセリフをすでにバイオレットが序盤で発しているんだけど、それがね結構なんていうのかな、大人向けなちょっとこうセクシーな要素を匂わせるセリフを発していて、
あーこれ、なんかハリボッター好きに刺さるけれども、ハリボッター2番戦士では全然ないなっていうか、大人向けだなーっていう感じがすごいしてます。
で、このバスギアス軍事大学が入学者の大半が命を落とす死と隣り合わせの場所っていうふうに紹介されてるんですけど、序盤から結構死と隣り合わせなんですよ。
まあまあやばい状況にバイオレットが置かれてて、そういう意味でも大人向けだなっていう感じはすごくしますね。
緊迫した状況の描写が読ませるというか、すごく手に汗握る感じで読ませてくるので、なんかページターナーって言いますけど、ページをめくる手が止まらない、すごく面白い読説だなっていう感じはしてます。
これはもちろん原作者のレベッカ・ヤロスの技量とともに、翻訳している役者の方の技量でもあると思うんですけど、めちゃくちゃ面白いですねこれ。
でね、私は結構小さい頃から空想好きで、少女漫画とかも読んでいたので、そういう目でも見るんですけど、主人公のバイオレットがまず活かしてるんですよ。応援したくなるし、好きになっちゃうみんな。好きになっちゃう20歳の女の子なんですよ。
で、さっき読み上げたあらすじのところにすでに出ていた、第4機竜団、フォースウィングの団長であるゼイデンが、一応登場しているんですけど、私が読んだところにはすでに。
このゼイデンがね、絶対ヤバいんだよな。私が一番好きになるタイプのフィクション作品における男。
マジで、これ絶対好きじゃんこんなんっていうキャラクター同型をしていて、ちょっと読むのが楽しみですね。
で、もう一人主要人物だろうなって思える男性キャラが一人いるんですけど、そのキャラクターもね、絶対人気ですねこれは。
絶対人気だとわかる。これもみんな好きじゃんっていうキャラ。
なので、そのヴァイオレットが、その活かした主人公が、死と隣り合わせの状況でどう生き抜いていくかっていう視点でも楽しめるし、
絶対好きじゃん的な活かした男とどういう関係性を築いていくのかっていう意味でももちろん楽しめる。
本当にロマンスとファンタジーが共存している、ロマンタジーっていうジャンルの顔であるっていうのがすごくうなずける話だなと思いますね。
とか言って、私本当に上下感の、上感の最初の方しか読んでないので、それでこのテンションかっていう感じなんですけど、このテンションになるぐらいすでに面白いから。
ちょっとね、私最初このフォースイングを読み始めたのが、翌日に仕事が控えている夜中だったんですよ。
なんでそんな時に読み始めたって感じなんですけど、寝る前に何か読みたいなと思って。
で、じゃあ楽しみで買ってたこれ、ちょっと2ページだけ読むみたいな感じでタイマーつけて、寝る前にちょっとだけだと思って読み始めたんだけど、もう気づいたら1時間経ってたよね、もう経ってた。
もうそんな立ちに決まってた。面白すぎて。さすがに、さすがに翌日の仕事これ遅刻するべと思って、もう泣く泣く本を閉じて寝たんですけど、翌日仕事中もちょっと折りに触れて、マジおもろいなフォースイングみたいな感じで考えるくらい面白いです。
これちょっと読むの楽しみですね。
休みの日に一気に読むか、翌日が休みっていう時だけ読んだ方がいいのかもしれないなぁって悩むぐらい面白いっていう近況報告になるのかな、これ。近況報告兼本の紹介でした。
文学フリマの概要と参加動機
それ以外にも、この前回からの3週間で買った本とか、読んだ漫画とかいろいろあって話したいこといっぱいあるんですけど、その話してると、ちょっとあの前回予告した文学不倫魔の話がどんどん後ろ倒しになって立ち消えちゃいそうなので、今日は一旦ここで切り上げて文学不倫魔の思い出話に移りたいと思います。
まず、文学不倫魔の概要をおさらいしておくと、文学不倫魔は全国各地で年1回ずつ行われている同人誌即売会でして、出品できるものの基準は自分が文学だと信じるものです。
なので、出品されるものの傾向としては、漫画とか絵とかよりは圧倒的に文字ものが多いかな。でも、イラスト系はダメって禁止されているわけじゃなくて、基準はあくまでも自分が文学と信じるものなので、いろんな形態で作品を発表している方が出品していらっしゃいます。
というのをね、ちょっと前回うまく説明できてなかったので補足として喋っておきました。
というわけで、私はその文学不倫魔の福岡で開催された10回目、2024年10月27だったかな、に開催された会に出展者として参加してきました。
その10回目の参加の動機から話しておこうかなと思うんですけど、私はそのさらに1年前の文学不倫魔福岡9に出展者ではなくて購入する側の一般参加者として行ってまして、めちゃくちゃ楽しかったんですよ、本当に。
手に取ったものを入れようと思って持ってきたトートバッグがもうパンパンになって、重くて帰り道やばかったぐらいめちゃくちゃテンション上がっちゃって楽しくって。
で、会場を回るうちに、来年は出展する側で出てみたいなーってぼんやり思い始めて、
で当日一緒に参加してくれた夫と私の母親にそれをぼんやり伝えたんですよ。なんか出る側楽しそうみたいな感じで、小声で出てみたいかもなーみたいな感じで言ってみたら2人ともすっごい喜んでくれて、
いいじゃん、いいじゃん、出なよ出なよって応援するよって、手伝うことがあったら言ってよって言ってくれたので、覚悟を決めて申し込みしました。
で当日は母親も去年と同じく一般参加者として来て、うちのサークルで本を手に取ってくれましたし、夫は出展者側の連れとして売り子で参加してくれまして、本の半分などを手伝ってくれました。本当に助かりましたね。
イベント当日が2024年の10月の終わりで、申し込みをしたのが1月とかだったかな?多分そんなでした。
で実制作してたのは、えーとね、7月ぐらいから一応始めたんですけど、本腰入れてやばいって腰を上げたのが8月の終わりか9月の始むくらい。なので実質的には2、3ヶ月、2ヶ月半ぐらいで準備した形になりますね。
すごい大変だった。私本当にスケジュールを立てることとか、そのスケジュール通りに物事をコツコツと進めることとかが本当に苦手だし、そもそも時間の見積もりっていうのをうまくできないので、
すんごいざっくりで、希望的観測で、もうそんなにいけるわけないやろみたいな無理なスケジュール立てちゃうんですよ、元々が。なのですごい苦労しました。仕事も立て込んでた時期があったので、結構苦労しましたね。
作品の出品準備と苦労
私は出品物として、日記を可筆修正したエッセイ本を出そうっていうのは早い段階から決めてたんですよね。なので、毎日コツコツ日記を書くことをまずは始めて、本格的に本文作業に入った時に、その日記をエディターのマックのソフトにガッてコピペして、
もっとここ書きたいな、書き足したいなっていうところに可筆していったりとか、ここはわかりにくいから修正だなとか、正直エピソード丸ごと削ったところももちろんたくさんありますし、そんな感じで本文は書いていきました。
全くの創作ではなくて、日記を膨らますっていう形だったので、とりあえず書くことゼロじゃない、全く書けないことはないっていうものだったのは救いだったかなと思ってます。
ただね、本文以外の作業が結構大変だったかな。本文も大変だったんですけど、本文以外の作業っていうのは何かっていうと、本として読みやすい形にするために紙面をレイアウトしたりとか、表紙を準備したりとか、私はカバー付きの本を作ったので、カバーのデザインをしたりとか、その辺が結構大変でした。
私はもうデザイン素人なので、一応デザイン本みたいなのを読んだりしながら手探りで、クリップスタジオとかもサブスクに入って、一時的にマックにダウンロードしてポチポチやってましたね。
本当に私先延ばしぶせがひどくって、結局結構本文入稿したのがギリギリになっちゃったので、イベント前の告知とか、設営のためのものものグッズの準備とかが全然追いつかなくって、前日まで誇張抜きで火じゃなくてガチで泣いてました。
これは本当に感謝&謝罪案件なんですけど、そもそもが私、メインで販布する予定だった日記本、エッセイ本ですね。
エッセイ本を入稿したのが、当日の2週間前ぐらいか。そこはまあまあ予定どおりに間に合ったんですけど、その後に、もしかしてこれもう一冊出せんじゃね?ってなっちゃって、
小説の、今書いている小説の冒頭部分をまとめた小冊子を作り始めまして、それも何とかできたんですよ。文庫本サイズで24ページの薄い半年の冊子なんですけど、それも何とか間に合って、
で、そこからツイッターで告知して、ポスター作って、お品書き作ってっていう流れでやったんですね。なのでツイッターに告知できたのが前々日だったかな、当日の。
このツイートには、表紙の画像と本文の冒頭部分3ページ4ページぐらいの画像化したものをくっつけて、こんな本が出ます、よかったら当日はスペースでお待ちしてます、みたいなことを書いたんですね。
私、サークル活動のメインで運用しているツイッターのアカウントって、全然フォロー数とかフォロワー数とかを増やすみたいなのをやってなくって、ぶっちゃけ告知ツイートしても誰か見てくれるんだろうか、みたいなことを考えたりもしたんですけど、しないよりは絶対やった方がいいよなぁと思ったので、文学フリマ福岡の公式のハッシュタグを添えて、
告知ツイートっていうやつをしてみました。
で、当日にブースを賑やかすものもやっぱりあった方がいいよねと思って、ブースの後ろに貼り出すポスターを慣れない手つきでクリスタでポチポチポチポチ作って、
あと、半分って少ないんですけど、一応お品書きもね、これとこれとこれ出します、それぞれいくらです、みたいなのを書いたやつも作って、
前日の夕方に、行ってくれって言って金工図さんに行って、金工図さんの窓口のスタッフさんに泣きついて、
すいません、初めてできたんですけど、どうしたらいいですか?みたいな感じで、1から教えてもらって印刷しました。
告知と来場者の反応
それが、もうしんどすぎて、私、夫にガチ泣きしながら電話して、もうわかんない、できない、無理かも、みたいなことを弱音吐きながらね、やったんですけど、
夫が励ましてくれまして、なんとかできたっていう感じですね。
それで、一応そのポスターとお品書きの画像もTwitterに投稿して、当日はこのポスターを目印にお越しください、みたいなことをね、
意味あんのかなとか思いながらツイートしたんですよ。
意味あんのかなっていうのは、もちろんその、告知することをどうこうっていうわけじゃなくて、
私はそのアカウントを日頃からめちゃくちゃ更新してるわけではないので、
更新したところで、私のアカウントはあまり拡散されないというか、見る方いらっしゃらないのでは?みたいな気持ちがちょっとだけありました。
まあ、やらないよりはやるほうがっていうのでやったっていう感じですね。
で、当日ですよ。
当日は頑張って早起きして、夫とともに会場へ行き、慣れない手付けでポスタースタンド立てて、前日に頑張って作ったポスターを貼り、
机に敷き布を敷いて、ちなみにその敷き布は母が作ってくれたんですけども、本当に私、周りの人に恵まれてるんですよ。
敷き布を母に作ってもらってね、かわいいやつ、マジでかわいいんですよ。
作ってもらって、本を並べて、写真撮って、おー、みたいな。
出品できた、みたいな考えにふけて、いざ会場と会いになりました。
で、当日はね、なんか私、目標は販布数っていうのかな、売り上げっていうとあれか、販布数一冊を目標としてたんですよね。
っていうのも、本当に何度も言うけど、私日頃からSNSでバンバン創作活動の宣伝とかやってるわけでもないし、交流をそんなにするタイプでもないので、このアカウントに関しては。
誰も私のことをまず知らんよなと思ってて、なので一冊でも手に取っていただけたらもう大勝利じゃねって思ってたんですよ。
一応ね、そのありがたいことにその目標を達成することができまして、本当に嬉しい限りなんですけど。
その当日すっごい印象に残ってるのが2つありまして。
1つ目がね、私がそのブースに座って、こんにちはこんにちはみたいな感じで通り過ぎていく人たちに挨拶したりとか声かけてみたりとかしてたら、
ちょっと離れたところから、私のブースに向かって一直線でさーっと歩き歩きして近づいてくる人がいたんですよ。
で、あ、なんかいらっしゃるなぁと思って見てたら、その方が私のブースの前にパッてついて、
見本で出しているサンプルとかも全く見ずに、これくださいって新刊を指さしてくれて、
は、かしこまりましたって言って準備しながら、見本誌コーナーとかで気にかけてくださったんですか?って聞いてみたんですよ。
というのも、文学フリマは会場に見本誌コーナーっていうのが設置されてまして、
希望するブースはそこのコーナーに、この自分の販布物、出品しているものを置いておくことができるんですね。
サンプル置き場みたいな感じになってて、
一般参加者として入場してきた人たちは、結構その見本誌コーナーにまず行って、
一通りどんな出品物があるのかっていうのを試し読みしたりして、
ここのこれ欲しいかもってなったら、そのブースをメモったりとかして、
各々手に取りに行くみたいな流れになってるんですね。
私もその見本誌コーナーにサンプル1個置いてたので、そこで読んでくれたのかなと思って聞いてみたんですよ。
見本誌コーナーで見てくださったんですか?みたいな感じで聞いてみたら、
その方が、ツイッターでサンプル読んですごい面白そうだったから、
今日は来るって決めてました!みたいなことを言ってくれたんですよ。
すっごいびっくりして。
さっきも言った通り、私はこの告知は意味があるのかね?みたいな。
誰も見てくれないんじゃないのかな?みたいな。
自虐じゃなくて、冷静な判断として、あんまりこのアカウント動いてないしなぁ、みたいな。
普段からそんなに見られてないしなぁって思いながら、淡々と投稿したものだったんですけど、
見てくれる人いたんだ!いるんだ!と思って、なんかこっちが感動しちゃって。
すごい、その後の会話、私はあんまり記憶にないんですけど、とにかく嬉しいですってことを伝えたことだけ覚えてます。
なんかね、見てくれる人いるんだ!っていうこの高揚感は他に変え難いものがありますね。
なんか、承認欲求とはまた違って、私の存在で見てくれる人いるんだなっていう、この確かな生きてる喜びみたいなのを、結構大げさじゃなく感じましたね。
それと同時に、現実的な戦略的な話として、やっぱ告知って効果あるなっていう、絶対やった方がいいなっていうのは冷静に感じました。
出展者同士の交流
あともう一つ印象に残ってるのが、出品者同士の交流っていうのがありまして、
さっき言った通り、私は売り子として夫に手伝いに来てもらっていて、私がブースに座っている間は夫が結構ちょっと他のブース見てくるみたいな感じで、
ふらっと出かけて行ったりしていたんですけど、その行った先で夫がどうやら他のブースの方に、
あそこで売り子してますみたいなことを言ってくれた、宣伝ってほどじゃないけど、話に出してくれたみたいで、
そしたらそのブースの方が後で、本当にうちのブースに来てくれたんですよ。
で、さっき聞きましたよーみたいな、なんか面白い本がありますって聞きましたーみたいな感じで来てくれて、手に取ってくれて、
以前から横のつながりとかがなかったとしても、当日生まれる交流ってあるんだなーと思って、すっごく嬉しかった。
なので私はもちろんそのブースに後で自分からも伺って、楽しくお話をさせていただいたんですけど、すごく面白かったですね。
で、私ももちろん他のブースにいたかったので、夫にブースにいてもらって、ほくほくしながら財布とトートバッグを持って会場を回ったんですけど、
その時に私、自分のブースの中で首から下げてた名札をそのままつけていったんですね。
その名札にはブースの番号と、私が著者ですみたいな意味を込めて書いた人って書いていたんですね。
というのも、ブースに複数の人がいるときに、来場者からはどっちがこの本を書いた人なのっていうのがわからないっていうのをネットで見かけたんですよ。
お手伝いさんなのか、書いた本人なのかがわからないから、お声掛けするときにちょっと迷ってしまうときがあるっていうのを見かけたので、確かに区別できた方がいいねと思って、
私が書いた人ですっていう意味で書いた人って書いて、首から下げてたんですけど、それを特に意味もなく下げたまま、首から下げたまま会場を回って、
あるブースに立ち寄って、本を手に取らせていただいたんですね。
ブースの方とちょっと話をしてたら、その方が私の名札を見て、
どこどこのブースで出展されてるんだって言って、後で行きますって言ってくれて、本当に来てくれたんですよ。
しかもその時に手を振りながら来てくれて、すっごい嬉しくて、友達みたいな感じで、わーって手を振りながら来てくれたんですよ。
なんてことないことなのかもしれないけど、私からするとそれは、すっごく嬉しいだけじゃなくて、
私は夫と二人で来たっていう意味では一人じゃないけど、会場内に知り合いがいるわけでもないっていう意味では、ちょっとほっつんみたいな気持ちで当日いたんですね。
でも、手を振りながら他の出展者の方が、わーって来ましたよーって、本見に来ましたよーって言ってくれた時に、
なんかこう、あ、知り合いできたと思って、それがなんかすごく温かい気持ちになったというか、
こんな風に人との繋がりって生まれていくんだなーみたいなのを感じて、
お互いに、こんなの書いてるんですねーとか、こんなの好きなんだーみたいな話もちょっとだけですけどしたし、
やっぱりそういうのって思い出になるし、今度も出たいなっていうモチベーションになるんですよ。
だから、実際出展してみてわかることとか、体験できる喜びみたいなのってあるんだなーってすごい思いました。
だから、絶対次も出たいんですよ、私。絶対次も出たいと思ってて。
まあね、もちろん体調とか仕事の都合とか、人生は何が起こるかわからないので、
文学フリマの参加体験
この次の文学フリマ11か、福岡11の時に私がどうなっているかわからないですけど、
出れるんだったら絶対出たいなって思ってます。本当に楽しかったんですよ。
なので、一回体験しただけで、急にわかってる側面を押し出す悪いところが出ちゃうんですけど、今から。
もし、文学フリマ出てみたいなとか、一般参加者として行ってみたいなって思ってる方がいるんだったら、心からお勧めします。
一度、一般参加者と出展者で体験している身として何か言えることがあるとすれば、
一般参加者向けとしては、事前にハッシュタグとかウェブカタログとかでブースをチェックしておくのが絶対おすすめですね。
当日だけだとブースが多すぎて、もうね、多分見切れないんですよ。ある程度当たりをつけておかないと。
当日、見本市コーナーとかで、あ、いいなって思ったとしても、いざ行ってみたら、予定の数半分終わってしまいましたとかあるかもしれないし、
何なら早めに出展者さんが撤収してしまっていて、もうブースが空っぽみたいなこともあるんですね。
私も実は正直会場を回った時に、ここ行きたいなって事前チェックしていたところがもうすでに撤収されていて、本を手に取ることができなかったので、
ちょっと、あーやっちゃったーみたいな気持ちになってて、なので事前チェックは絶対大事かも。できれば早めに入場するのがいいですかね、っていう感じ。
で、出展者側での参加を考えている人に、一回参加した人間から何か言えることがあるとすれば、スケジュールちゃんと組もうねっていうことと、
あとその本文を書くこと以外にも事務作業とか教師のデザインとかの作業とか、あとはその当日設営のために必要なものの準備とか結構やること多いので、
結構、見越しておく必要があるかなっていうのと、あとはもう事前の告知絶対やった方がいいっていうことですね。これは本当に身をもって快感したので、今後も私は気をつけていきたいなと思っています。
というわけで、一言でまとめると、文学不倫はめちゃくちゃ楽しかったですっていう話でした。
出展者としての挑戦
私はこれが好きっていうものを形にして並べて、それを通して交流するってすごく熱量のある行為だし、他にない面白さがあるなーって本当に感じましたね。
私の友達には同人活動をしている人が何人かいるんですけど、そりゃこんなに楽しかったら同人活動続けるわってすっごい思った。こんな楽しいじゃん、そりゃあねと思ってさ。
だから次回も私は絶対出たいなと思ってます。
で、今回というか、こないだの文学不倫は福岡10で出した新刊はちょっと多めにすったんですよ。
次回も出られるとしたらそこに機関として並べることができるし、通販もやっていますので、なんか宣伝みたいになっちゃったけど。
次回の文学不倫までも販布する予定なんですけど、一応今も通販サイトに並べておりますので、もしこれを聞いている方で、「ふーん、どんなのを書いたんだい?」って思ってくださる方がいたら、
キャプションに書いてあるリンクから見てみていただけたらすごく嬉しいです。
いうぐらいかな、今日いうこととしては。
というわけで、今回は開催からそろそろ4ヶ月が経とうとしている文学不倫は福岡10の思い出を今更ながら語ってみました。
ちょっとね、話したいと思ってたことをやっと話せた感じがあって、私は結構すっきりしております。
次回は、最近買った本とか、読んで面白かった漫画の話とか、あと読み進めることができていたらフォースウィングの話をマジでまだやりたい。まだまだ話したいですね。
こんな感じで、できるだけコンスタントに更新していけたらいいなぁとは思っていますが、無理のない感じで続けていきたいです。
ではここまで聞いてくださってありがとうございました。
この後もどうぞ皆様お元気でお過ごしください。
寒いので風邪気をつけてください。
ばいばーい。
35:33

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