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2023-12-26 26:14

もう健康情報に左右されないお料理とは?/ぼくが薬膳研究家である理由

#料理
#自然
#プラネタリーヘルス
#ホールフード
#薬膳
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おすおす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂、開店でございます。
ぼくの名前は、もうちゃりと申します。薬膳師をしたり、森林インストラクターとして活動をしております。
本日もよろしくお願いいたします。
インスタグラムやTikTokで、ぼくは料理の動画をアップし始めました。
これまでほぼしてこなかったことではあるんですけれども、今回やってみようと思った経緯について、今日は語ってみたいと思います。
ぼくはなぜか料理が好きでね。料理をしてみると、なんだか自分で一つのことをやり遂げたような気がする。
料理というものは、まあ基本的には最初から最後まで自分でやり遂げるということなんですよね。
だからぼくは、自分の力でやり遂げたって思える料理がすごく好き。
そして結果がすぐわかる。
あ、美味しいなとか、うまくできたなとか、前よりも改善ができたなとか。
ただ最近になって、その自分の料理をしていることをもっともっと俯瞰して見てみることにしたんですね。
そしたらね、あ、思い上がっていたなって思うわけです。
もちろん、料理、食材に手を加えているのは、ぼく自身なんですけれども、
その食材はどうやって作られた?その食材は何が生み出した?
そう考えると、食材がぼくの手元にやってくるまでに、実にいろんな力が働いていることに気がつきました。
これを運んでくれた人、これを育ててくれた方などなど、たくさんたくさん、それは人の手が加わっておりますが、
もっともっと、もっともっと、奥深くを考えてみるとですね、
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この作物、例えば一本の人参ができる。人参というものは、土に埋まってできるんですね。
土の中で大きくなるものなんですね。その人参ができあがる、その土はどのようにしてそこにあるのか。いつからあるのか。
その土はどのようにして、土自身に栄養を蓄えていったのか。
そこまで思いを馳せると、この地球の栄知が一本の人参の中に蓄えられているような気がするのです。
人参の形っていうのは、まあ不思議な形をしていますよね。
あの細長くて、ともすれば三角っぽい形。
そして、人参の葉っぱ。人参の葉っぱご覧になったことありますでしょうか。
なんだかパセリみたいな、そんな細かい葉っぱがワシャーって付くんですよね。
人参の葉っぱも、僕たちはいただくことができるんですよ。
今申し上げたように、パセリのような役割でですね、それを使うことができるんですね。
そして、その人参、なんてビビッドなカラフルな色をしているんでしょうかね。
この自然界になかなかない色ですよね。あのオレンジ色って。
またそんなところもね、実は大地の栄地がこの人参一本に入っているんだと思うと、
僕一人が料理をやり遂げた。やった!
そんなところではない。この大地の栄地が詰まった一本の食材を調理させていただいているんだ。
そんなありがたいな感謝だなという思いが、僕に芽生えてくるのを感じたんです。
僕はもともとお料理が全くできませんでした。全くです。
なんだかワンピースのサンジというキャラクターに憧れて、彼は船の上でコックさんをしているんですけどね。
そのサンジのように料理を作ることができて、人が笑顔になって、そんな僕を、サンジに僕を重ね合わせていたんですね。
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すごい大好きでね、大好きなキャラクターで。だからいつか僕は料理ができるようになりたいって思ってた。
包丁の握り方すらも正しい握り方を知らなかった僕が、数年前に料理教室に通いました。
先生たちに料理の楽しさを徹底的に教えていただきました。
自分が作ったお料理なんだろうか、そう思ってしまうほどびっくりするぐらい素敵な美味しい味に仕上がっている。
その感動を何度も何度も何度も何度も味わいました。
だからお料理、僕は続けていきたいなって思ったんですね。
それからおそらく100回近く料理教室に通うことになり、僕は一つ料理で志したいものが見つかりました。
それは薬膳という道です。薬膳というのは古来中国で始まった考え方です。
衣食道元、医療も食事も源は同じところですよ。
病院に行ったらお薬をいただきますよね。
薬は口から服用しますよね。
食事も同じで、普段何を食べるかで体の調子は良くなったりも悪くなったりもする。
そういった意味で体を癒すことができる食事、衣食道元、衣食道元という言葉があります。
さあ、僕はこの道を進むと決めました。
ある映画がきっかけでした。
世界で一番幸せな食道、そういった映画があったんですね。
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その映画の中に薬膳師が出てきて、薬膳料理を作っている方に僕は憧れました。
それからというもの、僕はすぐに料理を始め、薬膳を買ってから薬膳のレシピを紐解き、最初に作ったのが薬膳生春巻でした。
まあ、そうして僕の薬膳家としての、薬膳師としての料理人の活動が始まったんです。
料理研究家としての活動が始まったんですね。
なので、僕は決して時間短縮をするようなお料理ではないんです。
ただ、目の前にやってきた食材を大切に大切に調理をさせていただくことによって、自分たちの健康もまた良くなるといいよね。
そんな思いで、毎回集合に立たせていただいております。
様々な健康法が日本に、この世界に溢れておりますよね。
新しい健康法が出るたびに、僕たちはその情報に振り回されるかのようにして、様々な料理を、食事をいただいています。
例えば、つい数年前まで、料理教室でもですね、このように食材のことを伝えていたんですね。
食材の、例えば野菜の皮とかヘタと言われている部分、また根っこに当たる部分は硬いし、食べにくいし、美味しくないので捨ててしまって構わない。
切り取って捨ててしまいましょう。
そのような指導があったかのように思います。
今もレシピを見ていると、野菜の皮を剥く、ヘタを取る、そういったことが書かれているものが非常に多いんですね。
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ただ、数年前を境にして、実はこの葉っぱの部分、ヘタの部分、皮の部分、根っこの部分って、ものすごくその食材にとっての生命力がぐっと含まれているんじゃないかということがわかってきました。
例えば、先ほどの例をもう一度挙げますけれども、人参。人参はどのように調理をされていらっしゃいますか。
実は人参は皮にこそ栄養があります。
そして人参はヘタにこそ栄養があります。
もしかしたら見たことがある人は少ないかもしれませんが、人参には葉っぱがついているんですね。
その葉っぱにこそ栄養があると言われています。
人参の葉っぱはパセリのようにいただくことができるのですが、その人参の葉っぱは人参にとってどういう器官なんでしょうか。
それは根っこである人参の本体、実の部分に栄養を送り込む、そのための栄養を作り出しているのが実はその葉っぱであるんですね。
人参のヘタの部分、実はこのヘタにこそ人参の成長の原点があるんですね。
人参が大きくなるのは実はこのヘタの部分であって、このヘタの部分で細胞分裂が活発に行われることにより人参が膨らんでいくんですね。
また、皮の部分ですね。
一言で土と言っても、いろんなものが含まれております。
もうこのような話題が始まって久しいですが、土にも様々な汚染物質などが含まれている可能性があります。
土を伝って病気がやってくる可能性もあります。
ですから人参は皮を被っているんですね。
その皮で体をコーティングすることによって外敵から自分の身を守っている。
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それはちょうど僕たちが全身が皮膚で覆われているのと同じようなことです。
野菜はその皮にこそファイトケミカル、つまり抗酸化物質、酸化と戦うための、自分が衰えたり老化する、それから身を守るための化学物質がそこに含まれていると言われています。
ですから人参は捨てる場所が本当にないんだよということを伝えておきたいなと思うんですね。
このようにして世間で言われている健康法によって調理の仕方が変わったり、食事は変わっていくものですよね。
僕たちはその情報に左右されて、自分たちの食事が決まってしまう側面があります。
それはやはり経済社会の中で僕たちは生きているので、スーパーなどに置かれるものが決まるからですね。
スーパーに行って、もし前日とか先週に玄米の食事がいいんですよなんていうことが言われたとしたら、スーパーには玄米がダダダダダと置かれますよね。
一方で玄米も白米も全然関係ないよって、白米おいしいじゃん、白米食べようみたいなことが言われたら、スーパーには白米がダダダダダと置かれるわけですね。
こんなふうに僕たちの食材を手に入れる場所は経済市場主義でもあるためですね、それをいっぱい売る。
僕たちはそれを買うしかない。食事が自分たちでコントロール完全にはできていないんですよね。
その状態を、その状況を僕たちは知っておかなくてはならないんです。
じゃあ僕たちがどんな食事をしていけば、情報に振り回されず、まず間違いはないと言えるのかどうか、これを知っておきたいんですよね。
これはまず、一人一人違います。体質が違うから、生まれた場所が違うからです。
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本来であれば、その自分が生まれた場所で取れたものをいただくということが一番良いのです。
例えば、北海道で生まれた人は北海道で取れたものをいただく。
沖縄で生まれた人は沖縄で取れたものをいただく。
北海道で言うと、大きな農場が至るところにあり、野菜中心になりますでしょうかね。
沖縄もまた南国で取れたお野菜などがあり、漁業も盛ん、魚もとても有名だと思います。
そういったその土地で取れたものをいただくこと、深度不二と言います。
それは自分の体、自分の育った、生まれた土地、これは二つに分けることはできない、二つとしてない、そういったオリジナリティのあふれるものなんだと。
だからその場所で取れたものをいただきましょうということなんですけれども、
とはいえ、やはりもっと栄養バランスよく食べたいなってなりますよね。
できる限りその土地で取れたものを召し上がっていただくことが一番です。
でもそれだけではということであるならばですね、野菜をとにかくたくさん召し上がってください。
しかもその野菜はできる限りそのままの形で召し上がっていただくことをお勧めします。
生で食べてくださいと言っているわけでは決してないのですけれども、
人参であればさっきも申し上げたように全てですね、葉っぱもヘタもそれから皮も全て料理に使ってあげてください。
僕たちはそれぞれの部分をそれぞれの機能として考えてしまいがちです。
例えばヘタにはこんな機能があって、細胞分裂が活発で、だから成長点と言われていてこれを食べることはとてもいいことなんだよね。
葉っぱは抗合性を行うところだから栄養を作る器官だよね、だから食べるの大事だよね、とか。
皮は外的から身を守るための化学物質がそこに含まれているから食べるのはいいよね、とか。
そんな風に分けて考えがちなんですよね。
ただ知っておいていただきたいこと、それは僕たちの体と同じだってことです。野菜も。
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分かりやすくするためにここではロボットとしたいと思いますけれども、
ロボットの足のパーツ、腕のパーツ、体のパーツ、様々にそれがありますけれども、
そのロボットは全パーツが揃って初めて動けるものだったとします。
そんなロボットが、例えば首だけが、顔だけがそこにパーツが落ちていたとして、
そのロボットは動くことができますでしょうか。
もしその頭の部分にすごく高性能なコンピューターが仕込まれていたとしてもです。
ロボットは動かすパーツがなければ、まあ意味がない。
またそこに足のパーツだけが転がっている。
でも足のパーツというものは何かを運ぶためにあるもので、体がなければそれを使いこなすことができませんよね。
全てのパーツが揃って、全ての機能の足し算以上の効果を発揮することができる。
それは実は野菜にも同じことが言えるんですよね。
人参も全てのパーツが揃って、足し算の相和以上の効果を発揮するのです。
だから一部の集まりが全体ではないんだよということですね。
全体は全体の力がある。
だからそれをそのまま、そのままの形でできる限り捨てるところなく使っていきましょうねということがあります。
どんなにこれから先、健康の情報が変わろうとも、この生き物の真理、自然の説理というものは変わることがないです。
だから僕たちは、生き物の説理、自然の説理、真理を学ぶことが大切なんです。
どこか外でご飯を食べに行ったら、もう食べやすい状態になって、切り刻まれて、切り分けられて出てくるお料理がほとんどだと思います。
だからこそ、自分でお料理をすること、そして自分自身で食材を触ること、その食材がどのように座っていたかということにも思いを馳せること、これがとても大切なんですね。
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僕は自然ガイドとして、森林インストラクターとしても、そして薬膳師としても、このどのようにして作物が育っているのか、そしてそれをどのように調理すれば、どのように自分の体に影響をしていくのか、
そんなことを伝えていくということが僕の今の使命なんだろうなと深く感じているところでございます。いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
僕は今、料理とか自然とか、そういったことで、皆様のお役に何か立てないかどうかと考えているところでございます。一言で言うならば、薬膳だとか、それからホールフードという考え方、それから環境のフードロスを減らすとか、そういったことももちろんつながってくるような考え方です。
食事だけではない、食事というところが自然との関わる窓口であって、そこからですね、ライフスタイル、自分の暮らしというものを整えていっていく、そのような心地よさを伝えたくて、僕は活動をしております。
ぜひ、よろしければ、レターやコメントなどで、どのようなことがあれば、どのようなコンテンツがあれば嬉しいかな、見たいかな、ありがたいかなということを教えていただけたら嬉しいです。
お時間が来たので、今日はこの辺でお会いでは、薬膳師であり森林インストラクターであるもうちゃりがお送りいたしました。またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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