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おっすおっす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂、開店でございます。
僕の名前はモーチャリと申します。薬善師をしたり、森林インストラクターとして活動しております。本日もよろしくお願い致します。
今日もライブ配信でお届けする、この地球元気食堂。地球元気食堂では、プラネタリーヘルス、つまり地球の健康という側面から
僕たちの健康を考えていく、そんなテーマでお送りをしております。 地球を元気づけることは、自分自身を元気づけることなんだ、ということですね。
僕たちの健康と地球の健康というものは繋がっております。 元気も繋がっています。僕たちは自分たちの元気だけを考えるのではなく、地球全体の元気、健康というものを考えていくことで、
豊かに生きることができるんですよ、というのがこのラジオのテーマであり、使命であり、役割、題目でございます。
さあ、今日はですね、人の生理の変化は食文化の変化に追いついていないよ、というお話をさせていただきたいと思っております。
もしよろしければ、ゆるりと楽しんで聴いていただければと思います。
僕はある時、朝起きたら体中が痛くて痛くて痛くて痛くて、もう動けないっていうぐらいになったことがありました。
それは全然思い当たる節がないんですけれども、仕事を頑張りすぎたのかなぁっていう感じで、全身が筋肉痛とも言えるような、ちょっと動かすとピキッと痛むような、そんなような痛みに襲われることがしばしばありました。
しばしばというのは、本当に毎日のように毎朝毎朝、そういったものに襲われることがあったんですね。
いや、寝てる間に体が固まってしまったのか、関節痛なのか、関節炎なのか、そのように僕は思っておりました。
しかしながらですね、しかしながら、実はそうではなかったのだということが、自分が学びを深めていくときに分かってきたんです。
それはですね、小麦のよるものだったのではないかと今僕は思います。
今僕は一日を通して小麦を自分の体の中に取り入れるっていうことはほぼしておりません。
週に1回か2回パンを1つか2ついただくかなというくらいでございまして、またお菓子の中にクッキーなどにどうしても入っている小麦をいただく程度でございまして、
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僕自身がですね、進んで、その小麦というものを主食としていただくことはありません。
ともすればですね、そのスーパーに行くとですね、小麦のない製品というものはほとんどありません。
見渡してみたらですね、裏の成分表示を見てみたら、ほとんどのものに小麦という文字がね、小麦粉という文字が使われているのでございます。
この小麦粉を取ると体にどんな影響があるのかと言いますと、要はですね、腸の壁、細胞と細胞でくっついて出来上がっているわけではございますが、
その腸の壁と壁の隙間に、その細かい小麦の粒子が入り込み、そして腸のですね、壁が少し漏れ入れるということなんですね。
腸というものは食べ物がですね、消化されて、その毒素だとか、それから食べかすですかね、消化しきれなかったものなどなど吸収しきれなかったものか、
そういったものがですね、溜まっているところでありますけれども、そういったところからですね、少し隙間が空いて、全身にその食べ物の毒素というものが、不要なものがですね、周りじゃないかというふうに研究では言われているということです。
リークというのを漏らすとか漏れるという意味がありますよね。情報を漏らすとき、リークするなんていうことを言いますけれども、
これをリーキーガットと言います。腸が漏れ出るという意味ですね。こういった現象が起こるんだそうです。すると何が起こるかというと、全身がだるかったり重かったり、また筋肉痛に似たような関節炎のような、そんな痛みに襲われるということがあるんだそうです。
僕は本当に起き上がるのも辛かったし、体をねじることも寝返りを打つことも辛かった、そういった経験がありました。小麦というもの、僕はどれぐらい取っていたのかと言いますと、本当にですね、コンビニがあるたんびに菓子パンを食べていたんですね。
コンビニを見つけるたんびに、自分家の冷蔵庫だと言わんばかりにそこに駆け入って行って、パンを買い食べ、また出て行って、そしてまたパンを買い食べ、また出て行くというような、そういった毎日を送っておりました。それだけパンが大好きであった。
そしてパンを食べること、それはですね、ストレスを軽減してくれると僕は思い込んでいたのです。しかしですね、やり続けていると自分の体が悲鳴を上げていることに気がついたということになりますね。
さあ、そんなふうにですね、僕たちはこういった小麦にあふれた生活をしているんですけれども、他にもですね、僕たちの食生活でおやっと思うことは僕にはありました。それはですね、どこに行っても野菜だけを食べさせてくれる飲食店がないということです。
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どこに行ってもというのは語弊がありますけれども、ほぼほぼの食事屋さんは何かしらのお肉料理というものをメインディッシュにやっている。お肉料理が10のうち8あったとしたら、あとには魚料理といった感じではありますでしょうかね。
ですから、ほとんどがそのほとんどがですね、お肉料理で構成をされたメニュー構成になっている。すなわち僕たちは必然的にそのお肉料理をいただいていくような、そんなような感じになっているんですよね。
しかしですね、よくよく考えてみたいのは本当にそれは僕たちの生理、つまり体の構造上、それは正しいものなのであろうかということを今日はちょっと考えてみたいなと思うわけでございます。
そもそも人の歯、人間の歯というものは何本あるか、そういったことを考えてみたいと思うんですね。人間の歯、それはですね、一つ一つ一本一本に役割がございまして、例えばですね、野菜を噛み切る、野菜を削って食べていく。
そういった働きのある歯、門歯と言われている歯、そしてお肉を噛み切るためにある剣歯と言われている歯、そして何か野菜や穀物をすりつぶすためにある給歯と言われている歯、この3種類に分類されるのでしょうかね。
その3種類に分類されたうち、最も多いものが給歯と言われている歯になりますでしょうか。つまり穀物や野菜をすりつぶすために作られている、そういった歯になります。
もう剣歯と言われている先が尖っている歯なんていうのは本当に少ないわけですね。そんなようなところにあって、僕たちはですね、なぜお肉ばっかり食べているのかということです。
実は食事の面で見てもですね、この歯の本数の割合というものは非常に理にかなっていると言われているんですね。ちょっと調べてみたいと思いますので、少々お待ちいただけたらと思います。
人間の歯は何本あって、何が何本、何が何本というものが決まっているのでございます。間違えないように伝えなくてはならないのでね、これはですね、やってみたいと思いますけれども、はい、いきますね。
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はい、先ほど申し上げた一番多い何かをすりつぶす歯、これ9歯と言われます。それはですね、20本あると言われています。そして門歯、四角い紙切るための歯、これは口の中のね、前面のところにありますけども8本なんですね。
そして剣歯、引き裂くためにある歯は4本なんですね。人の歯は全部で32本です。つまりですね、これ32本のうち20対8対4ということで作られておりまして、つまり人の本来の食べ物は穀物が62.5%、野菜が25%、硬いものや肉、魚は12.5%、5対2対1との割合で、
なるということになりますよね。はい、つまり僕たちはですね、その割合がちょっとおかしなことになっていたりとか、自分の文化とか自分の生理に合わないものを食べていると病気になったりしてしまうということがありそうですよね。
僕たちはこの野生動物たちの生き方にも学ばなければならないと思うんですけれども、野生動物たちが何かこう深刻な病気に侵されているシーンっていうものを僕たちは見たことがないんですよね。
それからその野生動物たちが自立神経を失調しているとか、うつ病で困っているとかっていうところには見たことがないんですよね。それは一体なぜなのかというと、おそらく毎日の食生活にも関係をしているかなとも僕は思っております。
だからその食生活っていうものを本当にこの人間の生理、人間の体の構造というものと同じようにですね、これに即しながらやっていくっていうことが非常に大事なのではないかと思うわけでございます。
そもそも日本人というものはですね、その昔、昔々縄文時代、その時はですね、1万年2万年単位で続いたというふうに言われておりますけれども、その縄文時代は野生動物を狩りながら生活をしていたなんていうイメージが僕たちにはあります。
ありますよね。あの槍を持って弓を持ってウホウホウホって言って、その野生動物たちを追いかけていた。そんなようなイメージがあるんですけれども、それはイメージは本当でしょうか。それはあまりにも僕たちのイメージが先行してしまっているがゆえ、そして僕たちの現代の食生活を考えながらですね、考えて、それを通して見ているものに過ぎないのではないかと思うのです。
そんなに簡単に獲物を取ることなんてできませんよ。そんなに簡単にできませんし、そのたくさん取ってしまえばたくさん取ってしまうほど次の獲物がなくなってしまうということも、縄文時代の人たちは自然と共に生きた人たちは分かっているはずなんですね。
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であるならば、何を食べていたのか。縄文時代の人たちは何を召し上がっていたのか。僕たちのご先祖様は何を中心に食べていたのかということに容易に思いを馳せることができるわけでございます。それはその場辺にあった木の実だとか、その辺にある生えている草だとか、そういったものをよく食べていたのではないかと思うんです。
決してたくさんの食物があるわけではありません。だから食べすぎるなんてことはなかったんです。たまに取れる獲物、それが取れた時にはこれは贅沢だね豪華だねなんていうことはあったかもしれませんけれども、それが日常茶飯事で続いていくこともなかったのではないかと思うんですね。
それよりもそれよりもやはりそこに生えているものを植物を中心としたものを召し上がっていたのではないかと思うんです。そして紀元前3世紀とか4世紀ですかね、それぐらいになってくるとようやく米作りが始まっていき、それから弥生時代というものが始まっていくわけですね。
だからお米が食べられるようになって、たかだかまだ2千数百年ぐらいの時代しか経ってないということでもあると僕は思っております。
でもこのさすがに数千年、2千年単位とか千年単位変わってくると人のDNAの中にはやっぱりこう変わってきて、お米を食べるっていうものが大事なんだねとか、それが普通なんだねっていうことで僕たちの歯も急使がこれだけ発達をしているように先に挙げたように歯の並びがそうであるようにですね。
この穀物だとか、それからお米というものをよく食べていたのではないかと思います。そしてその進化に体の方も追いついてきているよというのが今の現代人の現状ではないかと思うんですね。
じゃあどのようにして今のような食生活、つまり飲食店どこに行ってもお肉料理がメインであるとかパンがいっぱいあるとかそういったことが始まっていったのかというと、それは戦後になってからなんですよ。もうたかだか数十年のことなんですよね。
この数十年の間に僕たちの生活習慣というものがガラッと変わりました。外で仕事をすることもなくなればパソコンに向かうことを機械に向かって生活をすることが非常に多くなっていった。
僕たちの住む家とかもですね、どんどん閉鎖的になっていった。昔の家は外と中の境目というものが非常に曖昧で縁側なんていうものが設けられていて、家の中にいても家の外の空気というものを感じることができた。
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しかし今この時代はそうではない。外と中の区別をしっかりとする。そして自然からどんどんどんどん離れていく生活になっていく。気持ちもどんどんめいっていく。食生活も変わっていく。こういったところで僕たちの体は肥源を上げて病気というものが始まっているのではないかと思うのでございます。
ですから、僕たちの食生活っていうものをもう一度改めて見直してみて、じゃあ何を食べることが大事なのかということを自分自身で考えて選択をしていくということがとても大事になってきている時代ではないかと思うのですね。
それは僕たちが外国の方々のようにパンをいっぱい食べられるような体をまだしてないからですね。お肉をいっぱい食べられるような体をしてないからですね。ですから日本人は日本人の食事っていうものを中心にいただいていくっていうことが大切なのではないかと思うわけです。
もちろん今、美味しいものがたくさんあってね。ハンバーグ、ステーキ、本当に美味しいものあります。パンもいっぱいあります。僕も大好きです。すべて大好きなんです。大好きなんですが、僕たちの舌は満足したとしても、美味しい舌は満足したとしても、体が本当にそれを欲しているかどうかというものはちょっと違うかもしれないということを考えてみたいのです。
ですから、一つ一つのパンを作っている人たちも原材料とかそういったものを本当にこだわって作っていらっしゃる方もいらっしゃいます。体に良いものを作っていらっしゃる方もいらっしゃいますよね。僕は本当にそういうのを大切にしたいなと思う。そういった生産者の方を大事にしたいなと思っております。
さて、僕たちがどんなものを食べていけば良いのかというと、今この写真にあるようなお料理いかがだなと思って、今日はお話をさせていただこうと思いました。これは白菜のうま煮というものを作らせていただいたんですね。
白菜のうま煮というものは、うま煮って何なのかということですよね。うま煮っていうのは、野菜本来の旨味がぎゅっと凝縮されたもの、そしてそこにとろみをつけてその旨味を閉じ込めた、そんなお料理になります。
ですので、そのうま煮というものは、そのとろみと一緒に野菜の汁とかそういったものがどこか固まっているわけでございますので、それも一緒に全てご飯などにかけて召し上がっていただけるというような、そんなお料理になっております。
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白菜はどんな役割があるかと言いますと、やはりこの冬に摂れる野菜の代表例ですよね。冬のデトックスといえば、この白菜を置いて他ないんですね。あと大根とかありますけども、この白菜は非常に優秀なものでございます。
やっぱり、体がだるくなる季節でもあります。冬はどちらかというと、ため込む季節なんですね。ため込むっていうのは、冬の寒さに僕たちは立ち向かっていくために脂肪を蓄えようとかする季節であるわけでございます。
どちらかというと、何かをため込むような季節です。逆に夏といえば、何か発散をして、汗もいっぱいかきますよね。そういう季節なんですけれども、冬はその反対のことが起こっております。そんな時に、例えば飲み会が多くなってくる、忘年会、年末、そして新年会と言われているところで、たくさんガブガブお酒を飲んだりとかしていると、脂っこいものを食べたりとかしていると、胃の中に熱が溜まります。
胃熱という状態が起こってきます。体が疲弊してくるんですね。美味しいんですけどね。だから、そんな時に白菜を一緒に召し上がっていただくことで、その清熱作用といって、体の熱、ホテリを取ってくることができる。それから、体の中のものを出してくれるという効果もありますので、ぜひ白菜というものを中心に一つ考えてみるっていうのも良いのかなと思います。
ご覧いただいている写真のお料理、白菜の旨煮は、人参、これも全部皮付きでございますし、白菜も芯まで丸ごと使っておりますね。白菜は本当に捨てるところがない食材でありますね。
それから、この椎茸は干し椎茸を使わせていただいたんですけれども、とろみをつける時に、その時に片栗粉を混ぜますよね。一般的には片栗粉なんですけれども、僕はくず粉を使っております。
くず粉は、体の中の整えてくれる働きがあるそういったものになりますので、こだわって使わせていただいております。
そのくず粉を水で溶かして入れていくわけですけれども、この水を椎茸の戻し汁、干し椎茸の戻したお汁をそこに溶いていくんですね。
そして、この椎茸も使うし、椎茸を戻した椎茸のエキスが流れ出たそのスープも使っていくということで、本当に昨日も生ゴミが少ないそういったお料理になりました。
野菜本来の力を得ようと思ったら、そうです。それは足し算ではないんですね。すべて丸ごと食べていく、いただいていくということがとても大切になっていきます。
それすることによって、足し算ではない食材全体の命というものをいただくことができるという考え方ですね。
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ぜひですね、やってみていただけたらなと思っております。
味付けはですね、醤油とそれからみりんを使っているんですけれども、そこにちょっと隠し味でオイスターソースをひと回しさせていただきました。
昨日、動物性のものを使ったのはこれ一点のみです。オイスター、つまり牡蠣ですね。牡蠣が入っている、ただそこだけ、そこだけにちょっと動物性のものを入れさせていただきました。
牡蠣というのはですね、本当にこの次陽競争に良いと言われておりまして、冬とかこの寒いときにね、いただくのはとてもいいんですよね。
なので、このオイスターソース、牡蠣のエキスの詰まったものをひと回しさせていただくとですね、中華風味の味がグッと深まって味が決まるんですよね。
そのように使わせていただきました。さあ、いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。ありがとうございました。
今日はですね、人の生理の変化は食文化の変化についていけてないよっていう話をさせていただきました。いや、まさにそうですよね。
人の生理っていうのは早くても数百年かかるんですよ。人の進化っていうのはね、体が変わろうとするにはです。
でも、その現代の生活とか食生活というものが変化に急速すぎてですね、体がついていけてない。だから僕たちは病気をしてしまうことが多いのではないかと僕なんかは思うんです。
それは何より自分が自分の中の自然から離れていってしまっているからに他なりません。改めて自分自身の体の中の自分の中にある自然を感じてみていただけたらと思うわけです。
お時間が来たので今日はこの辺でお相手は薬膳師であり森林インストラクターであるもうちゃりがお送りいたしました。またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。