2024-01-04 19:14

風の料理

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オスオス、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂、開店でございます。
僕の名前は、もおちゃりと申します。薬善師をしたり、森林インストラクターをしております。本日もよろしくお願い致します。
さあ、2024年になりました。皆様、新年明けましておめでとうございます。
そして今年もよろしくお願い致します。 新年早々ではございますが、
1月1日、元日に石川県を襲った大地震、 また
1月2日、その石川県へ物資を供給しに行こうとした飛行機が
炎上してしまったことなどなど数々の事故が、そして災害が
立て続いてはおりますけれども、本当に
そこに思いを馳せつつですね、配信をしていかなくてはと思う次第でございます。
というのはですね、僕はかつて阪神淡路大震災、そして東日本大震災と2度の震災をその現場で経験をしているものでございます。
そしてこの東日本大震災の時は、僕は大学4年生だったわけなんですけれども、
3月11日でしたっけね、その時に起こったものですから、一斉に自粛ムードというものが起こりました。
僕も大学の卒業式、非常に楽しみにしていたんですけれども、仲間とその喜びを分かち合いたいと思っていたんですけれども、
大学の卒業式というものは終始になってしまいました。 だからこそ素敵な思いがあったといえば、少し語弊があるかもしれませんが、
語弊を恐れずに言うならば、それはそれでまた一つ貴重な経験になったかなと思いました。
あの時、あらゆるものが、あらゆるお店が自粛、自粛、自粛とかそういったことがありまして、
経済活動はストップをしたし、それから様々なお祝い事、つまり僕たちに元気、希望、勇気、そういったものを与えてもくれるものをことごとく排除しなくてはならなかった、
あの自粛ムードというものがありました。 その自粛ムードに流されて流されて流されて、それで僕たちはですね、
一つの経験というものができなかった、他の経験をすることになったということがあったわけでございます。
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僕たちが日頃やっている活動というものは、その人にしかできないもの、あなたにしかできないもの、自分にしかできないものでございます。
ですからその活動を止めてしまったとしたならば、 それが誰かのためになるものであったり、それから誰かに希望を与えるものであるのであれば、
それを止めてしまっては、まさに体の中の血流を止めてしまうことに他ならないと思うのです。
僕たちのその誰かが喜ぶ顔を見る、誰かが喜ぶ顔を作る、それから誰かに希望を与える、そういった活動というものはですね、
止めてはならない、そのように僕は考えております。 なのでこういった配信もですね、思いを馳せつつも、思いを馳せつつも、でもなお僕たちはそれでも普段の活動以上のことをですね、
やっていく必要がありますよね。 思いを馳せることで普段の活動以上のことができるのではないかと思っております。
一刻も早い復興とそれから平穏の日々がまた訪れることを祈りつつ、それからまたこのラジオを心を込めて放送をしていかなければならないという思いでございます。
よろしくお願いいたします。 さて、
今日はですね、 今回自然災害が起こったということでですね、
一つ僕たちが自然とどのように関わっていくかという契機でもあると思うんですね。 良いきっかけにしていくほかならないと思うんです。
本当に心悔やまれることもたくさんありますが、僕たちが自然とどのように関わっていくかということを考えていく。
それは何かというと、自然の解釈の仕方で、自然目線でいけばですね、
全く違うことが行われているかもしれない。でも人がそれを自然というものを解釈した時にですね、その解釈以下によって
テクノロジーやこれまで積み上げられてきた技術や研鑽や未来の方向性というものが決定されてしまうということがあるんですね。
例えばですね、今回地震が起こったことによってですね、何が考えられるか、東日本大震災の時にこのようなことがありました。
それはですね、人々を守るために大きな大きなコンクリートによる堤防を作り上げた。
その堤防はとてもじゃないけれども、人がそこを登っていくことができないぐらいの高さである。
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そしてその堤防は本当に長い長い長い長い距離を囲うものであって、人が海を望むことはもうできない。
そのようなぐらいの高さの堤防を築いた地域がありましたよね。
その堤防を築くことによって人はその場所に住み続けることはできるのであるが、海の景色というものを手放さなくてはならなくなった。
まあ命よりも大切なものはないとするならば、それは大切なことなのかもしれませんが、
僕たちは何か自然災害が起こった時に足し算をしてそれをなお防ごうとする。
しかし少し歴史をひも解いてみると、昔の人たちはこうだった。
ここより下には住むことはないぞと、ここより下には家を作ることなかれと石碑を立てて後世に語り継いでいったそのようなことがあったはずなんです。
これは有名な話ですよね。
そうやってここより下には家を作らない、ここからここは崖崩れが起こるよ、ここまでは波が来るよ、そのような言い伝えをですね、どんどん後世に残していっていった。
だからこそ生き残っている集落もあるということなんですよ。
というふうに考えるとですね、自然をどのように解釈をするか。
自然の脅威は抑えることはできない、でも工夫次第で逃れることができると考えれば、その自然とですね、共に生きていく方を選択した昔の方と、また自然に立ち向かっていくんだというふうに選択をする今の暮らしと今の考え方といろいろ思うところがたくさんあるわけですね。
こういったことっていうのは、実は僕たちのその日常から考えていくことができるというか、感じ入っていくことができるのではないかと思うのです。
何が正解かはわからないですし、一人一人の幸せというものはありますので、何を選択をしてもそれが間違いということはないと僕は思うんです。
やはり解釈の幅というものは柔軟であって弾力のあるものであることがすごく大切かなとも思いますので、日々どのようにやっていくことが良いのかということをねちょっと考えてみたのです。
僕はですね、この新年始まるちょっと前、2023年やり残したことを何だったかなと思った時にですね、自分の料理の動画をインスタグラムだとかリールだとかYouTubeだとかそういったところにアップロードするということをですね、やりたいと思ったんですね。
それは僕の料理への哲学、自然への哲学というものが深まってきたので、これは人に伝えていきたいと思ったのです。
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僕は自然ガイドとして普段活動をさせていただいております。子どもたちの遊び場、自然の遊び場を作るとか、それから大人のお客様、子どものお客様を自然に森にガイドするとか、川遊びにご案内するとか、そういったことをさせていただいている一人の身として。
そしてまた、菜食薬膳研究家、野菜を中心に使った薬膳の研究をしている一人の人としてですね、僕がですね、考えていることを今日はお伝えしたいなと思っております。もしよろしければゆるいと楽しんで聞いていただけたら嬉しいです。
僕はですね、その動画を発表することにしたんですね。動画を発表したらですね、ありがたいことにですね、たくさんの方々がその動画を覗いてみていただいているように思います。一番多いものではですね、人参を解剖するなんていう動画を上げさせていただきました。
人参の解剖というものは何かというとですね、人参にどんな栄養が含まれているから、自分の中に取り入れるといいとか、そういうことじゃなくてですね、そもそも僕たちはその栄養学で、栄養というものが紐解かれる前からですね、その生き物の、その自然の命っていうものを自分の体の中にそのまま丸ごと取り入れることっていうものを、
大切にしてきたはずなんですよ。それが現代の科学発展とともに栄養学が進んでいき、人参にはどんな栄養素が含まれているのか、何で構成されているのかということがわかってきたということなんです。しかし、この人参というもののその栄養だけを取り入れようとすると、それはまた話が変わってきます。
命をそのまま丸ごと取り入れるということが一つ大切なことであって、人参の中の例えば、オレンジ色の部分、カロテンでしたっけね、カロチンですよね。そこだけを取っていく、摂取していくなんていうことをしたところでですね、それは栄養を取り入れているだけであってですね、命を取り入れていることにはならない。そこには命が吹き込まれていないから、それをいくら取ったとしても、
人参を丸ごといただくことにはかなわないよ、というような願いを込めてですね、40秒で人参を解剖してですね、どこに栄養が含まれているのかということをですね、やる動画を上げさせていただきました。その動画はページの概要欄にですね、貼り付けておきますので、よろしければ見ていただけたらと思うんですけども、これが瞬く間にですね、7000再生、8000再生ぐらいですかね、いっておりまして、僕も驚いている次第でございますが、
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こういった視点がですね、僕ならではの料理の視点なんだということに気がつき始めたところでございまして、そしてそれを一人でも多くの方に伝えていくにはどうそのように活動していけば良いかということをですね、今ですね、まさに準備をしながらですね、進めているところでございます。
さて、それをですね、思いました。で、僕たちはもっと自然に寄り添うには、お料理を自分でするということが一つの手段なのではないかと思うんです。遊びももちろんそうだし、それから植物とかそういったものを育てて自分で手入れをしていくということもそうだし、それからもう一つはお料理、このお料理というものがですね、人が自然と振り、触れ合うそんな瞬間であれば、
チャンスであるということで、いかにですね、そこに食材に思いを馳せるかということが大事なということを思うわけです。そして人参を通して、大根を通して、目の前の野菜を通して、その奥深くまで、その先までどんな景色が広がっているかということまでですね、想像をして調理に当たるということがとても大切なように僕には感じたんですね。
僕はですね、今日アップロードした動画はですね、何だったかと言いますと、大根とレタスのあったか中華風サラダですね。大根とレタスのあったか中華風あったかサラダですね。これをですね、揚げさせていただきました。
これは何を持ってね、やったかと言うと、包丁を使うところが本当に最小限なんですよ。固いところのみ包丁を使って柔らかくて煮けるところはですね、自分の手でちぎるとか、あとピーラーを使うことによって、ピーラーってね、まっすぐバッと切るわけじゃなくって、
例えば大根をですね、ピーラーで線にシューシューシューシューってやっていくんですけれども、強弱が生まれますよね。薄い中に強弱が生まれていきます。包丁で切ってしまうと直線にバッと切れてしまうものなんですけれども、そうではなくて、できる限りこう自分の手を使って強弱をつけられるような道具、それがピーラーであって、そして自分の手でレタスをちぎるという行為だったんですよね。
そこまで思いを馳せて調理というものができるかどうかっていうことは、非常にね、この自然というものの考え方をどのように自分の中にインストールしているかということになると、僕は感じるようになりました。
もちろんですね、それがすべてできるような食材ばかりではありません。でも刃物ぐらいはですね、そのようにしていきたいし、それから人参とかね、そういったものはそういったことができるのであればピーラーで剥くとか、大根もそうですね、ピーラーで剥くとか、そういったことができるのかなぁなんていうことも思った次第でございます。
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このように手で触って強弱をつけながらやっていくことで、自然がそのお皿一つに表現をされるわけです。レタスもですね、ちぎってみると分かるように固くてちぎりにくいところと柔らかくてちぎりやすいところがあります。これは何を表現しているかというと風ですね。風も実はですね、
お掃除をしてくれるっていう働きがあります。もうその植物で弱ってしまって枯れてしまいそうなところとか、そういうところはですね、弱いところはバッとですね、風が通ることによってポキッと折れて切れていくんですね。そこで僕たちはカットしてあげれば、次にまた新しい命が芽生えてくるということなんです。
根こそぎ全部を抜こうとしなくても大丈夫で、草刈りをする時にもその風を表現をして草を刈っていけば、それで柔らかい草になっていくよということがあります。この自然の節理、風のように料理をしていく風の料理ですね。まさに風の料理ですね。話していてハッとしました。風の料理というものをですね、これからですね、僕は考えていきたいと思う次第でございます。
どのようにね、風が自然を撫でていって、その風景というものを作っていくのが、その一つのですね、表現というものを一つのお皿の上にしていくということが一つ大切なことなのかなと思います。寛容なことかなと思います。
野菜を一個丸々使う、もしくは手で強弱をつけながらですね、自然の風景を醸し出していく。一つのものを丸々食べるということ、例えば玉ねぎを調理をしてですね、焼いてこんがりオーブンで焼いて中まで焼いてそれをポンと出てくる。それはですね、自分が咀嚼をすることによって自然の形で粉砕されていきますよね。
また、そうですね、できる限りそのランダム性というものも大切なような気がしておりまして、例えば人参、半月切りとかさ、イチョウ切りとか、そういった規則正しい形で切っていくこともあるんですけれども、できればその皮付きのまま乱切りという形が一番こう自然にかなっているのではないかなとか、そのようにも思いを馳せるわけです。
僕はこれからですね、さらにそのようなことで自然のそのまんまの恵み、命というものをどのようにしたらですね、自分の中に取り入れることができるのかということをコンセプトにしながらやっていきたいと思います。
やっぱりスタンドFMいいですね。しゃべっているといろんなことが舞い降りてくるような気がします。そしてそれを聞いてくださっているあなたがいらっしゃってそれは成り立つものですので、よろしければいいねやフォローで足跡を残していただけると嬉しいです。
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では本当にありがとうございました。今新年一発目の放送をさせていただいております。最初はですね、その地震とかそういった災害のことから始まっていったわけでございますけれども、やっぱりこう思いを馳せながらですね、自然に思いを馳せながら自分の活動に紐づけてみるとですね、自分なりのその表現というものがまた見えてきたように感じる次第でございます。
今日もですね、また一日希望と光を忘れず持ち、そして生きていけたらと思います。ご静聴いただきありがとうございました。それではお時間が来たので今日はこの辺でお相手は薬前師であり、森林インストラクターであるももちゃりがお送りいたしました。またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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